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記録ID: 351679
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ハイキング
栗駒・早池峰

錦秋の栗駒山、須川高原温泉より

2013年09月29日(日) [日帰り]
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GPS
04:37
距離
8.3km
登り
557m
下り
553m

コースタイム

08:00 岩手県側登山口
08:04 おいらん風呂
08:24 名残ヶ原
08:29 苔花台
08:36 ゼッタ沢渡渉
08:38 地獄谷
08:53 昭和湖
09:33 天狗平
09:39 天狗岩
09:59〜10:11 栗駒山山頂
11:02 産沼
11:41 三途の川渡渉
12:00 ゼッタ沢渡渉
12:03 苔花台
12:09 名残ヶ原
12:15 賽の碩
12:37 秋田県側登山口

天候 ガス、晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口駐車場、ビジターセンター駐車場、須川高原温泉駐車場など広大な駐車場がある。朝、7:30には余裕があったが、下山時は満杯で、路駐もあり。
コース状況/
危険箇所等
おいらんコース、須川コースは非常に良く整備された道で歩きやすい。ゼッタ沢渡渉は一跨ぎ。
昭和湖を過ぎたところから急勾配の登りとなり汗を絞られるが、40分だけ。
天狗平から絶景の中、なだらかな稜線上を山頂へ。

復路に使った自然観察路(産沼コース)は最初の四分の一くらいは眺望あり、楽しく下れるが、残り四分の三は眺望なし。登山道も狭く、掘れているところ、段差もあり、雨の後などは滑りやすいと思われる。道にせり出した笹の中に石が隠れている箇所もあった。また、渡渉箇所が二箇所あり、この日は三途の川の方が水量が多かった。雨後などこのコースを使うと、渡渉できないこともあるのでは。

登山ポストは須川高原温泉にありましたが、秋田県側などにもあったのでしょうか。

下山後の温泉は、岩手県側に須川高原温泉。秋田県側に栗駒山荘。源泉は同じ、登山道沿いにある。
今回は、須川高原温泉の中浴場(霊泉の湯)に入らせていただきました。源泉投入量が多いためやや熱めですが、からだが溶けてしまいそうな酸性泉の感触と、湯口の甘い硫化水素の香りが絶品です。これはお勧めです。
岩手県側の駐車場にあるトイレ
岩手県側の駐車場にあるトイレ
ビジターセンターは9時から。
ビジターセンターは9時から。
須川高原温泉
正面玄関に登山ポストあり。
須川高原温泉
正面玄関に登山ポストあり。
大日岩を目指していくと湯気が見えてくる。
大日岩を目指していくと湯気が見えてくる。
バス停も真ん前に
バス停も真ん前に
露天風呂の脇の温泉の川を遡っていく。
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露天風呂の脇の温泉の川を遡っていく。
今日は、このように8の字のコースを歩く。
今日は、このように8の字のコースを歩く。
源泉がドバドバ捨てられている。
もったいないなあ。
源泉がドバドバ捨てられている。
もったいないなあ。
源泉の川の脇を登って行く。
源泉の川の脇を登って行く。
登り始めの登山道脇の野菊の一種
登り始めの登山道脇の野菊の一種
最初はこんな階段を登る。
最初はこんな階段を登る。
おいらん風呂という蒸し風呂の小屋がある。
おいらん風呂という蒸し風呂の小屋がある。
少し行くと、これから行く栗駒山が姿を現す。

登山道脇所々に湯気が噴出する穴が開いている。
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少し行くと、これから行く栗駒山が姿を現す。

登山道脇所々に湯気が噴出する穴が開いている。
湯気山というそうです。
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湯気山というそうです。
名残ヶ原

草紅葉の湿原を行く。
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名残ヶ原

草紅葉の湿原を行く。
正面が栗駒山
ゼッタ沢の渡渉は一跨ぎ
ゼッタ沢の渡渉は一跨ぎ
地獄谷沿いに登っていく
地獄谷沿いに登っていく
硫化水素ガスのせい?
立ち枯れた樹木
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硫化水素ガスのせい?
立ち枯れた樹木
昭和湖、離れた場所にトイレ有り。
ここから40分登る
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昭和湖、離れた場所にトイレ有り。
ここから40分登る
エゾオヤマリンドウ
咲き残っている株もあり
エゾオヤマリンドウ
咲き残っている株もあり
汗をかきかき、
栗駒山を仰ぎ見る。
紅葉が始まっている。
汗をかきかき、
栗駒山を仰ぎ見る。
紅葉が始まっている。
ガスの中、天狗平に到着。
ここからは天気が良ければ、快適な稜線歩き。
ガスの中、天狗平に到着。
ここからは天気が良ければ、快適な稜線歩き。
時折、ガスが晴れる。
天狗岩が見えた。
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時折、ガスが晴れる。
天狗岩が見えた。
山頂に向け緩やかに登っていく。
山頂に向け緩やかに登っていく。
ここにもあった。
どこにでもある
木の杭のハードル
ここにもあった。
どこにでもある
木の杭のハードル
天馬尾根コースとちょっとだけ秣岳
遥か遠くに鳥海山
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天馬尾根コースとちょっとだけ秣岳
遥か遠くに鳥海山
栗駒山山頂はもうすぐ
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栗駒山山頂はもうすぐ
天狗岩を振り返る
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天狗岩を振り返る
秣岳と遥か遠くの鳥海山
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秣岳と遥か遠くの鳥海山
宮城県は雲の下
何にも見えない。
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宮城県は雲の下
何にも見えない。
昭和湖が見えた。
昭和湖が見えた。
須川湖も見えた。こちらは澄んでいるが、酸性が強く魚は住んでいない。
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須川湖も見えた。こちらは澄んでいるが、酸性が強く魚は住んでいない。
栗駒山山頂に着きました。 1627.4m
栗駒山山頂に着きました。 1627.4m
自然観察路(産沼コース)を下る。
自然観察路(産沼コース)を下る。
雲上に見えたのは鳥海山に焼石連峰のみ
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雲上に見えたのは鳥海山に焼石連峰のみ
こちらを登ってくるグループもあり。
道が狭く、すれ違いに気を使う。
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こちらを登ってくるグループもあり。
道が狭く、すれ違いに気を使う。
赤く染まる錦秋の栗駒山を振り返る。
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赤く染まる錦秋の栗駒山を振り返る。
自然観察路は、こんな道もあり、雨後は滑りそう。
自然観察路は、こんな道もあり、雨後は滑りそう。
シラタマノキの実、別名シロモノですよね。
シラタマノキの実、別名シロモノですよね。
紅葉したサラサドウダン
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紅葉したサラサドウダン
ゴゼンタチバナの赤い実がひとつ
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ゴゼンタチバナの赤い実がひとつ
ナナカマド、葉も少し色づいてきている。
ナナカマド、葉も少し色づいてきている。
ガスがかかってきたとき、
産沼に到着。
ガスがかかってきたとき、
産沼に到着。
こんな感じ
アカミノイヌツゲでしょうか。
アカミノイヌツゲでしょうか。
オオカメノキ
地図にない沢?
三途の川の渡渉地点
三途の川の渡渉地点
この黒く太いパイプは何だろう?
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この黒く太いパイプは何だろう?
ノリウツギの咲き残り?
ノリウツギの咲き残り?
マムシグサの実?
マムシグサの実?
花と実が同居
名前はわかりませんでした。
花と実が同居
名前はわかりませんでした。
ナナカマドロード
ナナカマドロード
ミヤマアキノキリンソウの咲き残り
ミヤマアキノキリンソウの咲き残り
シロバナトウウチソウも少しだけ
シロバナトウウチソウも少しだけ
水の音や人の話し声が聞こえてくると・・・
水の音や人の話し声が聞こえてくると・・・
湿原に出た。
ゼッタ沢の渡渉、朝に渡った箇所の下流になる。
ゼッタ沢の渡渉、朝に渡った箇所の下流になる。
名残ヶ原
朝のルートとクロスする。
名残ヶ原
朝のルートとクロスする。
何という虫だろう?
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何という虫だろう?
何故か緑色の石?
何故か緑色の石?
温泉施設が見えてきた。
温泉施設が見えてきた。
秋田県側の駐車場に出た。
秋田県側の駐車場に出た。
下山すると晴れるの法則
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下山すると晴れるの法則
須川高原温泉 「霊泉の湯」、絶品です!
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須川高原温泉 「霊泉の湯」、絶品です!
今度、広間休憩でゆっくりしたいな。
今度、広間休憩でゆっくりしたいな。
今日は運転があるのでこれ。
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今日は運転があるのでこれ。
須川高原温泉売店でバッジを購入
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須川高原温泉売店でバッジを購入

感想

 日本一との呼び声もある栗駒山の紅葉を見に行ってきました。山では朝晩の冷え込みが厳しくなっており、昨年よりはだいぶ早いですが、紅葉は充分期待できそうでした。

 下界は晴れ、雲の中に突入する感じで須川高原温泉に着いた時はガスガスでしたが、準備をしていたらガスが晴れてきました。気温は12度くらいと、暑くもなく寒くもない好条件。そのうち栗駒山頂まで姿を現しました。温泉の湯けむりに歓迎され、子供から年配の方々まで、いろんな年齢層のグループが次々と湯の川の脇を登っていきます。
 岩手県側からの最もメジャーなコースである須川コースは、登山道がよく整備されており、眺望も望め、温泉、噴気孔、湿原、地獄谷、噴火口湖などバラエティーに富んだ楽しいコースでした。昭和湖から天狗平までは急登となりますが、40分頑張れば、山頂までの快適な稜線歩きが待っています。自分たちが歩いた時は、遠くに見える山は鳥海山と焼石連峰だけでしたが、雲の上の錦秋の栗駒山頂付近は充分満喫することができました。
 
 下山は自然観察路?(産沼コース)を使いましたが、登山道の状況により途中からは下を見ることのほうが多く、皮肉にも実際自然観察が主となってしまいました。

 今年中にチャンスがあればもう一度、今度は宮城県側の表掛けコースから登ってみたいと思いました。

 

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