苗場山〜赤倉山〜佐武流山 いい天気\(^o^)/
- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,170m
- 下り
- 2,106m
コースタイム
13日 5:40赤倉山山頂-6:55ナラズ山-7:35土舞台-8:45西赤沢源頭-10:05佐武流山山頂-11:55ワルサ峰-12:55物思平-13:45檜俣川-15:40ドノノキ平登山口着
天候 | 12日 曇り、13日 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下山時の栃川渡渉地点を過ぎ林道に出て100mほど進んだところに林道の左側が大規模に崩落していて、トラロープ手前1m位まで崩落していました。そして数十m過ぎたところには進入禁止の黄色テープが道を塞いていました。通過する場合は十分に気をつけて(自己責任で)下さい。 |
その他周辺情報 | 小赤沢の楽養館に入りました。茶色のお湯です。少しぬるかったな。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
今回は長年課題としていた苗場山の南の赤倉山から佐武流山への縦走だ。コロナ下なので県内を基本にしているものの、今回も長野県との県境を歩く山行である。しかも栃川温泉登山口から上がり、周回してドロノキ平登山口に下りると、歩いても40分弱で元に戻れる。
昨年・今年の記録を見ると登山道はそこそこ明瞭であることと、今年赤倉山山頂テン泊のレポートもあったので、是非とも行ってみたいと思っていた。テン泊地を土舞台・赤倉山山頂いずれにするかで、左回りか右回りになるわけだが熊の出る確率が低そうな赤倉山に決めた。
幕営地に水が無いことから、スポーツ飲料を含め6リットル準備したが、これを登山口から担ぎ上げるのはキツイので、栃川の渡渉口で3リットル汲んだ。それにしてもテン泊装備でこの水、考えてみるとコロナで昨年からテン泊はこれが初めてだったこともあり、流石に山頂台地に出るまでの急登は堪えた。なお渡渉点から峰に上がる4合目までは急だが、要所要所にロープが設置され安心して通過することができた。
また登山道のうち緩斜面は最近確り刈払されていました。地元の皆さんありがとうございました。
この平太郎尾根ルートは10年前にも登っていたが、あまりに前過ぎてよく覚えていなくて、山頂台地に出てから苗場神社分岐点まで1時間半もかかるなんて、予想外で焦ってしまった。山頂台地にはたくさんの登山者が居て大賑わいだった。
天気は曇りながら気を取り直して遠くを見ると、なんと北アルプスの白馬岳から槍穂まで見える!気分良く食事して、苗場山山頂へは何回も行っているし、混んでいるところに行く必要性もない(ホントは体力を温存したかった(笑い))のでパスして赤倉山へ向かう。
苗場神社を過ぎで、東側を見渡すと森林もない湿原帯が見渡す限り続いているのには感動した。苗場山から赤倉山の間は登山者がけっこう居るようで、登山道の足跡を見るとこの週末少なくとも3〜4人以上通っていたようだ。赤湯温泉から赤倉山を経て苗場山に行く人は極稀なので、周回コースかな。
赤倉山について見ると3時半頃でちょうどよい時間だった。テン泊地は2張り程度の広さ。2年ぶりのテント設営だが順調に終えることができた。数日間雨模様だったが、ここはほぼ乾いていて気持ち良い。普通なら設営後周りの景色を楽しんだり、隣の方と雑談したりするわけだが、今回はダメなので早々につまみを用意してワインで乾杯して・・・。
深夜から風の音が大きくなった。そうか山頂なので風が強いのは当然か。まあ、森林の中なのでテントにはほとんど吹き付けないが、うるさくて時々目が覚めた。4年前裏岩菅のテン泊時、朝方熊がバキバキ竹薮を倒す音で恐怖したので、今回はすっかり夜が明けた6時近くに出発した。せっかく6リットルの飲料・水を担いてきたが、朝2.5リットルをここで処分した。余った原因は曇だったせいか、それともゆっくり登ったせいか、思いの外水分を消費しなかったためかな。
ナラズ山への道は森林を抜け、尾根の左端を通るルートになったらガスガスで始まった。が、徐々にガスは晴れて東側の山々が見える様になってきた。ルートは不明瞭なところは無く、入山者の少ない登山道といった感じだ。
ナラズ山の名前の由来は知らないが、歩いてみると明瞭なピークがなく、標識がなければどこが山頂かわからない。それで山頂にナラズの山かと思った。
ガスが晴れてくると東側に、昨年歩いた三国から上ノ倉山・忠次郎山から白砂山へのルートが徐々に見えてきた。そうそう、こうやって見てみるとまた親しみが湧くね。残念ながら、右側(西側)は森で殆ど見えない。ナラズ山を越して佐武流山・赤土居山(2095P)方面が徐々に見えてくる。白砂山はその後ろなので見えない。西赤沢源頭への鞍部に高速でガスが通り過ぎるのが印象的だった。
土舞台は確かにテント2張り程度は張れそうだったが、かなり湿っていて雨天の後ではあまり気が進まない場所だった。ナラズ山から西赤沢源頭まで間も登山道の明瞭さはほぼ同じ程度だった。振り返るとナラズ山と苗場山が徐々に遠ざかるのが少し寂しい気がした。
西赤沢源頭でザックをデポし、お昼とか必要最小限のものをサブザックに詰めて佐武流山に向かった。左手には平標山・仙ノ倉山から谷川連邦、そのむこうに尾瀬の燧岳、日光白根山など、けっこう遠望の効いた。右側は相変わらず森林だがたまに奥岩菅方面が見える。北側は苗場山の山頂台地とその周りがすっかり見えた。
佐武流山山頂に着いてみると温かいいい天気で、東側は日光白根山が見える程度に景色は良かったが、越後三山方面は雲の中で残念ながら見えなかった。今日も昼食は○西食品のα米おにぎりだ。朝作っておいたが、もっちりとしているが美味しかった。
山頂を降りたら、直ぐにこの日唯一の登山者に会った。
ワルサ峰への尾根道は右手に苗場山・赤倉山への稜線、左手にときどき裏岩菅が見えて気持ち良い。その後物思い平までは木の根の尾根道の急降下で、テン泊装備だったので今回一番緊張した。
檜俣川の渡渉地点では潔く靴を脱いで渡ったが、つい少し前会った刈払いをして下さった方がもう戻ってきて、見ていると頼りなさそうな木の枝を持って少し上流側を飛び越えていた。さすがに地元の方は違うね。
林道に上がる少し前の所の大きな崩壊地があったが、林道に上がった後その崩壊地は林道にも達していて、トラロープの1m位手前まで崩壊していた。さらに数十m先には立入禁止と書かれた黄色の帯が道路の全幅に張られていた。今回の山行で最も危険なポイントだった。
コロナになってから初めてのテン泊登山はいい天気で、山歩きを満喫できてよかった。そしてテン泊装備での歩きも少し慣れてきた。
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