記録ID: 3522741
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無雪期ピークハント/縦走
日高山脈
日高山脈(チロロ川→ヌカビラ岳→北戸蔦別岳→戸蔦別岳→幌尻岳)
2021年09月15日(水) ~
2021年09月16日(木)
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体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 16:07
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,537m
- 下り
- 2,551m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 5:13
距離 10.2km
登り 1,479m
下り 197m
2日目
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 10:29
距離 17.7km
登り 1,075m
下り 2,354m
16:27
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
チロロの巨石をナビにセットし、チロロの巨石を通り越してチロロ林道を10kmほど進んだところに登山口駐車場がある。林道起点で入林届を記載。林道はおおむねフラットだがところどころややロッキー。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
二股沢は幾度も渡渉があるが、増水していなければ、ストックを使うことでほぼ靴を濡らさずに攻略可能である。渡渉点はややわかりにくいところもあり、高巻きなのか渡渉なのか、ピンクテープを見極めて進む。下山時、高巻きと間違えた踏み跡もあったので、怪しいと思ったら突き進まずに戻って、対岸にピンクテープが見えないか目を凝らして確認。 新型コロナの影響で額平川コースが使えず、こちらが事実上メインルートになっているためか、ハイマツの枝刈りをしてくださっているようで、思っていたよりは歩きやすかった。ハイマツが少々やっかいだったのは北戸蔦別〜1881峰のみで、そのほかは枝に押し返されずに歩くことができた。 テントを張れそうな場所は、ヌカビラ岳の少し上、北戸蔦別岳のコル、北戸蔦別岳山頂、北戸蔦別岳山頂から1881峰に向かってわずかに下ったところにある。眺望はないが、風を防げ、かつスペースの広いヌカビラ岳上部が一番快適だったろうと思う。 |
その他周辺情報 | 沙流川温泉ひだか高原荘で日帰り入浴可(現時点で平日19:30まで。休日は早期終了。連休中などは休止。新型コロナのため人数制限あり。) |
写真
幌尻湖を眼下に望む
幌尻岳新冠陽希コースに名を刻んだ田中陽希さんは、60km以上の林道を歩いた末にここまで登ってきたのか。
現在、新冠林道は崩落のため途中で車は通れなくなっているため、陽希さんのみならず誰でも新冠ポロシリ山荘まで54km以上の林道歩きを強いられる。ヒグマが出没する林道をその距離歩くのは尋常ではない。
幌尻岳新冠陽希コースに名を刻んだ田中陽希さんは、60km以上の林道を歩いた末にここまで登ってきたのか。
現在、新冠林道は崩落のため途中で車は通れなくなっているため、陽希さんのみならず誰でも新冠ポロシリ山荘まで54km以上の林道歩きを強いられる。ヒグマが出没する林道をその距離歩くのは尋常ではない。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
---|
感想
百名山最難関の呼び声も高い幌尻岳。加えて昨年からは、新型コロナの影響で額平川コースのシャトルバス、幌尻山荘ともに営業していないため、チロロ川コースが事実上メインルートとなり、さらに難易度が上がっている感がある。額平川のような深い渡渉はない代わりに、北戸蔦別岳から幌尻岳までアップダウンの激しいロングルートでコースタイムが長い。おまけに山荘はなく、普通は野営することになる。日帰りで登る人もいたが、相当の健脚者で、早朝暗い時間からヘッデンで登らないと幌尻岳到達は不可能だろう。スライドした方の中には、北戸蔦別岳で下山の判断をされた方もいた。また、今の時期は深夜早朝氷点下まで冷え込み、テントが凍るレベルなので、寒さ対策を万全にする必要がある。
色々困難な点はあるが、七つ沼カールをはじめ紅葉の美しさは筆舌に尽くしがたいものがあり、縦走路はどこを見ても美しく、本当に良い山行だった。新型コロナが落ち着いて額平川コースが復活したら、今度は北カールの壁上を歩いてまた登ってみたいと思う。
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