ダイヤモンド岩手山in裏岩手縦走路
- GPS
- 18:27
- 距離
- 42.5km
- 登り
- 2,996m
- 下り
- 2,073m
コースタイム
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 10:11
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 8:10
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・道はしっかりしていて迷うことはないと思います ・網張〜大松沢山と大深山付近、前諸桧〜もっこ岳の区間はぬかるみっぽいのとゴロタのミックスで滑りやすく歩きづらいです ・水場が犬倉山の下と三ツ石湿原、大深山から源太山に向かって400mほど歩いたところの3箇所しかありません 三ツ石湿原の水場は枯れやすいので、私は犬倉で汲んでいきました(前日の台風のおかげか三ツ石の水場は出ていたようです) |
その他周辺情報 | いこいの村岩手;550円(水風呂でリセット) |
写真
装備
個人装備 |
スパークリングウォーター500mm×1
VARM500mm×2
折り畳み水筒
カレーメシ×2
おにぎり
カップラ(リフィル)
トレイルミックス×3
スティック羊羹×2
バームクーヘン
チタンカップ(600mm&350mm)
スタンドコジー
バーナー
ガス
箸・スプーン
ビール350mm
ワンカップ焼酎
つまみ(鮭とば)
キャップ
レッグアーム
半袖シャツ(夏用)
長袖シャツ(夏用)
雨具(上下)
長パンツ
コンプレッションタイツ
着替え(長パン/肌着/パンツ/靴下)
オープンシュラフ
枕
スリーピングマット
靴(スポルティバ)
ゲイター
靴下
ザック(グレゴリー;ズール35L)
タオル×2
ストック
マスク
熊鈴
時計
iPhone
モバイルバッテリー×3
ヘッドランプ
予備眼鏡
サングラス
GoPro_HERO9
ドローン_DJI・Mini2
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感想
↑ダイヤモンド岩手山;ドローン撮影
↑岩手山、嶮岨森(けんそもり)、もっこ山;ドローン撮影
今年の5月だったか残雪の岩手山を登った際,山頂にいた方に教えてもらった「9月に三ツ石山と岩手山が日の出の光で一直線に繋がる日がある この日に三ツ石山から見る岩手山は山頂が朝日に重なりダイヤモンド岩手山となる」現象
今回,天気も期待できそうなので,満を持して登ってきました 朝4時前に自宅を出て,6時過ぎに七滝登山口に到着 登山口前の7台ほどの駐車場はちょうど私の車で埋まるタイミング
結構冷える中でしたが,そそくさと支度を整え6時半に出発 林道っぽい道を淡々と登っていきます
2時間ほどで硫黄の香りとともに大地獄へ ようやく稜線も確認できましたが,この辺の高度では紅葉は2割ほど
ザレ場の急坂を上り,猪苗代湖方面へ向かいます。途中,向かう先に遠く大きな岩の固まりが出現 あれが鬼ヶ城かぁ と見定めていると,このコースは,鬼ヶ城の根元まで行くと地元の方が教えてくれました
まずは猪苗代湖に到着 透明度が高くきれいな湖です しばし,ドローンで遊んで,鬼ヶ城へ 直下の急坂がキツかった ただ,道中は仮払いもされ,歩きやすかったです
鬼ヶ城まで上ってくると,岩手山もかなり大きくなります 向こうには,稜線の鬼ヶ城,そしてそこから伸びる裏岩手縦走路 遠く三ツ石山らしき岩が見えます まだまだ先は長いなと思いながら,平笠避難小屋を経由して岩手山山頂へ
お鉢に乗ると多くの登山客が山頂を目指しています 三連休で天気もいいとなると地元の方を中心にたくさん訪れるのでしょう そう言えば,先ほど鬼ヶ城へのルートを教えていただいた地元の方も先週も来たと言っていました 5月の時も感じましたが,どうも地元の方が毎週のように上るらしい(ほかに登る山がないのかと思わず突っ込みたくなる) みんなに愛される岩手山です
お鉢は風が強いのと,多くの登山客で密になりそうなので,さっさと回って,稜線の鬼ヶ城へ
稜線への登りで,珍しく右足がつる始末 どうも,先日の右足首のねんざの影響で,岩場などでふんばると少し痛みがあり,庇うような形でバランスの悪い歩き方になっているようです
昼食を取るなど休憩しながら,どうにか鬼ヶ城の急坂をだましだまし通過 ここからたおやかな稜線歩き ゆるゆると進んで,やがて姥倉山との分岐へ
ここで,写真を撮っている集団に目が行ってしまい犬倉山方面に行くつもりが,そのまま姥倉山へ どうも変に下りはじめたなと思い,地図を確認すると見事に道を間違えていました 慌てて分岐に戻り30分のロス
そろそろ水も切れてきたなぁ三ツ石湿原の水場も期待できないようだし,水を確保しなければと気をつけながら進み,犬倉冷水到着 道中で唯一の水場らしい水場 思わずがぶ飲みし,しっかり水筒に汲んで,さらに先を進みます
最後の大松倉山への登りは150mほどとは言え,結構バテバテ でも,眺望よく秋田駒ヶ岳が岩手山よりも近くに見えて,感慨深げに三ツ石避難小屋へ
小屋はある程度の人が入っていましたが,ゆったりしたスペースを確保できたので,のびのび晩酌して,8時前には就寝
翌朝、4時に起きるとほとんどの人はすでに出発しています
負けずに朝ごはんを食べずに4時半過ぎに出発
外は既に明るくなりはじめていて、三ツ石山に着く頃にはヘッデンはいらなくなってました
山頂は既に多くのカメラマンがセットアップしています
恐らく小屋に泊まった大半の方が、いち早く準備したのだと思います
さて、今回のメイン いよいよダイヤモンド岩手山の出現を待ちます
風が強く吹いていたので、ドローンは難しかったですが、朝日が岩手山と重なり、空がじわじわと群青に広がっていくのを茫然と眺めていました
振り返ると、秋田駒ケ岳が朝日に染まって際立っています
三ツ石山山頂付近は紅葉も見頃で、本当にきれいでした
小一時間ほど堪能して、小もっこ山へ 紅葉の中、緩やかな道を進み、とても気持ちのいい山歩き 改めて穏やかでスケールの大きい東北ならではのコースだなぁと感じました
小もっこ山からは一旦下って大深山への登り返し 再び稜線に乗ると岩手山や歩いてきた道のりが一望できました
大深山を過ぎ、源太山との分岐を曲がって、ここからは八幡平の領域
なだらかではありますが、長いアップダウンを繰り返し、縦走路最後の山もっこ山へ
途中、嶮岨森や諸桧岳も見事に紅葉していました
もっこ山では、多くの登山客が八幡平方面から登ってきていて、山行の終わりが近いことを感じ、少し寂しさを感じました
と言うことで無事、縦走満了
帰りのバスの待つ八幡平への車道を歩きます
八幡平へ到着し、バスまで1時間以上時間があったので、そう言えば八幡平って百名山だけどまだ行ったことなかったなぁと思い、せっかくなので、寄ってみることに
多くの観光客が散策している中、一回り大きめのリュックでウロウロして、一応山頂到着 正直、ここがどうして百名山なのかよく分からない かつての火山活動で空いた複数の穴に水が溜まり、とにかく池は多い印象
淡々と八幡沼へ 周囲は池塘を含めた湿原となっていて、草紅葉も進みいい雰囲気です
1時間ほどでぐるっと回り、バス停到着
42km、高低差3,500mほどの山行となりました
天候に恵まれ、これまでの山行の中でもひと際思い出に残る二日間となりました
来年も登ろう
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