金峰山、瑞牆山_9歳2人を連れて
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- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,747m
- 下り
- 1,748m
コースタイム
- 山行
- 1:37
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:37
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 10:25
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 4:07
- 合計
- 9:35
天候 | 初日:雨、2日目:晴れ、3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨の翌日に、富士見平小屋から金峰山へ往復したが問題なかった。 さらにその翌日、瑞牆山への往復路も問題なし。こちらでは一応子供達にヘルメットをかぶらせたがそんな装備の子は一人も見なかった。杞憂だった。 |
その他周辺情報 | 瑞牆山荘そばに公衆トイレあり。登山ポストあり。 富士見平小屋のすぐそば(5分以内)に豊富な水場あり。 周辺情報とは言えないが、だいぶ離れたところにある「ほったらかし温泉」に行った(大人800円、小人400円)。押したら一定時間だけ水・お湯が出る蛇口からの水量・水が出る時間、温度はいまいちだったが、露天風呂から見える夜空や街の夜景は最高。その温泉から数分だけ車で走ったところにある「歩成」(フルーツライン店)のほうとうがとても美味しかった。 |
写真
感想
20年以上前に行って以来、久々の金峰・瑞牆。その時は文化の日の連休に登山をし、紅葉がとてもきれいだったことを覚えている。登山道に関してはほとんど覚えていないが金峰への道は全く難しくなく、瑞牆への道も金峰に比べればやや難易度が高いもののこちらも難しくはなかった印象がある。
<初日、登山前>
この日は雨ということもあり、瑞牆山荘から富士見平までの行程のみなので、登山前に山梨県立科学館へ寄り道した。小学4年生の子供達も私達夫婦も楽しめた。
<初日、登山開始>さて今回、雨が本格的に降っている中、テントなど全てを背負って瑞牆山荘から富士見平まで歩いた道のりが一番きつかったかも。子供達にも多少背負わせてはいるが共通装備&子供の装備の一部は夫婦2人で持っているので、せめて子供達も自分の荷物全てを自分で持てるようになってほしい。
テン場(幕営地)に着きまずは山小屋で受付をした。大人一人1000円、小学生は無料、料金を払うと支払い済みの印としてテープをテントに付けるルール。私たちは2泊するので2色のテープをもらう。テン場は自分達を除いて1組のテントしか張っておらず、雨も降る中でさっさと幕営したらクタクタ。
当初の予定では初日の夕食は焼き肉&ごはんだったが、そんな気力もなく、別の日用のはや茹でパスタを夕食で食べてさっさと寝た。
<2日目>翌朝、予報通り快晴。インスタントラーメン(日清ラ王のゆずしお味)を食べて出発。金峰山までやや長い行程ではあるものの、ランチ、雨具、ヘッドライトなど最低限の装備以外は全てテン場に置いてピストン(往復)のため、そして快晴にも関わらず行程の初め4分の3くらいは木々の陰でほとんど直射日光のつらさもなく涼しい天気の中、快適に歩くことができた。子供達を全くの荷物無しで歩かせたのは初めて。
金峰山に到着。山頂手前に数十グループがランチを取ることが出来るようなあんなにひらけた場所があったことも、山頂自体はほんの1、2分歩いた所にあることも、すっかり忘れていた。五丈石(五丈岩の方がしっくりくる)に昔は登れたのだが、今回は怖くて断念した。歳とったな〜。
昼食はホットドッグ、伸びきった朝残しラーメン(息子)、など。
富士見平への下りの後半に膝が痛み出した。初日に重い荷物を背負ったとはいえ、たったの1〜1.5時間登っただけなのに足に疲れがたまったのだろうか。日々の運動不足、ストレッチ不足、荷物の軽量化、そして身体の軽量化をする必要がありそうだ。
テン場についてからも晴れていたのでテント前で夕食。前日の予定だった焼き肉用の牛肉は、まだなんとか冷温を保っていた。私が用意したお米が多かった(子供は小食で、妻も私も普通の食の量なので、0.8合×4人分=3.2合を炊くつもりが間違って4合を1パックにして持ってきて炊いてしまった)ため、しかも入れた水の量がやや少なかったため、芯が若干あるようなないような硬さのごはんが大量に余ってしまった。
<3日目>翌朝、昨夜残したごはんに、水、肉を焼いたフライパンの残り油やタレ、インスタントラーメンのスープの素の粉末(まるちゃん正麺しょうゆ味)を加えて軽く煮込んで雑炊にした。が、まだご飯は若干硬いまま。その上、量がさらに増えてしまった。私と息子だけではやはり食べ切れなかった。
出発。天鳥川出合までは登りより下りの方が多かった。下りだけでなく登りでも膝の痛みで歩くのが少しつらい。ここでやや長い休憩を取り、妻と娘が雑炊を食べたがまだまだ食べ切れず。
ここから先は岩が増えてきて、ややきつい登りになり、たまに鎖場もある。子供達は「岩だー」、「鎖だー」と喜んでサクサク登って行った。念のためヘルメットを持って行ったが、登りでは必要ないと考えてかぶらせなかった。
いくつもの巨岩や鎖場を越えると、黒森分岐(不動沢への分岐)を過ぎると数分で山頂へ到着!
山頂はあまりくつろぐ場所がない(金峰の、山頂ちょい手前ではなく山頂そのものと同様)。昼食はおにぎりやパン。そばにいた若者4人組の1人がミルでコーヒー豆を挽いていて、コーヒー豆の袋にあるご当地の銘柄を見て、コーヒー好きの妻が反応。「〇〇県(私達と同じ県)の方ですか?」と尋ねるとビンゴ、しかも同じ市で同じ区で電車で二駅の距離であった!世間は狭い?ジモティーなコーヒー豆屋さんの話などで少し盛り上がる。その男性から「△△」というお店のクッキーを子供たちが貰った。
下山。やはり下りの方が膝が痛い。手を使うほど大きい段差よりもむしろ中程度の緩さの下りの方が痛い。子供達にはヘルメットをかぶらせたが、そうしている子は一人もいなかった。そこまでする必要はなかったのかもしれないが、これまでも何度かかぶって登山をしたことがあり、今回も特に邪魔がることもなく最後までかぶり続けてくれたので問題なかった。
コースタイムから大幅に遅れることなく富士見平に到着。休憩&パッキング&朽木壊し(子供の遊び)でだいぶ時間を使ったのち、駐車場に向かって下山。たった2日前に通ったはずなのだが覚えていない道もちらほら。雨の降る中で登った様相と晴れで下る様相はだいぶ異なることを実感した。
<3日目、下山後>
下山後は、少し遠いが「ほったらかし温泉」の露天風呂で甲府の夜景や夜空を満喫し、「歩成」(フルーツライン店)でほうとうを食べた。ほうとうの大会で3連覇を成し遂げたお店で、とても美味しかったのだが、注文後に子供たちは寝てしまい大人三人分をほぼ二人で間食。次の日の朝食は不要だった。
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