新しい靴の慣らし 茶臼岳〜聖岳
- GPS
- 21:09
- 距離
- 45.7km
- 登り
- 4,819m
- 下り
- 4,787m
コースタイム
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 10:55
天候 | 9/20 朝のうち☀️昼頃☁️午後☔️ 9/21 1日☀️ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料 50台程停められますが入口通路に一台停めている他県ナンバーのレンタカーが停まっていた為奥に入れず空いているのに引き返している人多数。 自分は裏技使って奥まで入って停めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<沼平〜茶臼岳> 登山指導所から林道を2Kmちょいで畑薙大吊橋 一般登山道ですのでよく整備され、ルートは明瞭。 ヤレヤレ峠〜ウソッコ沢小屋までは数年前の台風で吊り橋が流され以前のルートと少し変更されています。 樹林帯の尾根の登りは全体的に急登ですが要所要所に休憩ポイントがあります。 沢の音が聞こえ始め2400mで茶臼小屋が顔和出します。 茶臼小屋の水場は問題なく使用可。 トイレは旧トイレを開放してくれています。 小屋から茶臼岳山頂は30分程度 <茶臼岳〜上河内岳〜聖平> 稜線歩き。 ルート状況は特筆することはありませんが、亀甲状土、お花畑(今はさいてませんが)奇石竹内門など見どころはあります。 晴れていれば迫力ある上河内岳が目の前に聳え立ちます。 上河内の肩から山頂まではほんの10分程度の登り。 上河内の肩から南岳、ガレの淵を経由して樹林帯へ下り木道の敷かれた聖平、聖平小屋へ。 <聖平〜聖岳> 聖平分岐から樹林帯に入り、薊畑分岐少し登った後、若干くだってそこからは一気に標高をあげて行きます、小聖岳付近で森林限界を超え、そこから聖岳まではザレた足元の急登で山頂まで。 最後の登りはなかなかきついです。 山頂(前聖岳)から億聖岳までは稜線を歩いて10分程度。 <東尾根> 奥聖岳からまっすぐ伸びた東尾根が良く見えますの取り付きは最初南側へ下ります。 少し下ってから東に向かう尾根の方にトラバースしながら下降して行きます。 その後は細い尾根のトップを歩いて行くのでルーファイは不要。 ハイマツも切ってあるのでしっかり道はできてます。 森林限界上→ハイマツ帯→ダケカンバ→針葉樹、広葉樹の樹林帯に入ってからもテープはしっかりついているので小さな進路変更さえ慎重に行えばまず間違えることはないでしょう。 白蓬の頭から先はずっと眺望もなく深い樹林帯。 こちらもマークは多数。普通に歩いて間違うことはないでしょう。 2400mぐらいから下はずっと急傾斜です。最後の方は直線的だと急すぎるのでジグザグに下って行き、送電塔まで来たら巡視路を下れば林道に出ます。 林道は東尾根の取り付きから15.3辧沼平まで2時間半〜3時間程度 |
その他周辺情報 | もりのいずみ 川根温泉はやってます。 市営とか町営は休業中のとこ多いので注意 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
今月は近場のお散歩以外にはまともに山に行けてないので一回ぐらいは県内のどこか登りに行きたいなぁと思ってました。
少し前に靴やら合羽やらマットやらを新調したのでそれらを試したいってのもあるしね。
と言う訳で靴の慣らしとマットの使用も兼ねてテントで馴染みのある山に行く事にしました。
好きな南アルプスの山々だけどその中でも比較的多くの没てるのが茶臼岳。
昨年1年はこのエリアはお休みしたけどだいたい毎年登ってる山です。
駐車場に到着するとぎっしり車が停まってる。
よく見ると2列に停められるのに入り口をふさぐように停めてる車がいるので中に入れず前列のみになっちゃってる・・・・普通に停めればまだ10台以上は余裕で停められるのに。
何台か来てたけど皆引き返して行く・・・
いろいろ手を尽くして何とか駐車できたけどおかげで全然寝れなかったよ。
Day1
明るくなってきた5時半頃沼平を出発。
林道を歩いてウォーミングアップ。
畑薙大吊橋を渡りヤレヤレ峠で一息ついて先に進みます。
ヤレヤレ峠からウソッコ小屋までの道は数年前の台風で1,3,5,の吊り橋が流され、仮設の橋が掛けられています。道も付け変わってますね。
この辺はまだまだ序の口。
ウソッコ小屋を越えたら急登の始まり。
ここは何度登ってもキツイ。。
横窪沢小屋でちょっと長めの休憩。
その後は一気に茶臼小屋まで登り続けます。
急ぐたびでもないので前半戦はのんびりと。
ここもなかなかキツイのよね。
茶臼小屋で昼食を摂り、美味しい水場で水の補給をして稜線歩きへ。
茶臼小屋に近づくにつれて感じてたんだけど雲多くね?
朝は雲一つない青空で晴れた稜線歩きを期待してたんだけど茶臼小屋を出る頃は雲が広がってる茶臼岳に着く頃にはガッスガス・・・。
まぁ晴れ予報でも山の上はこんなこともあるよね。
茶臼岳から上河内岳の間は景色がすっごくいい場所なんだけどガスガスで何も見えず、上河内岳が近づくにつれてガスが濃くなって湿っぽくなってくる。
肩に荷物をデポし山頂へ。
小雨が降って来たのですぐに下り、荷レインを着込みザックにカバー路かけて出発。
新しいレインパンツはもちろん効果抜群。しっかり雨から守ってくれました。
聖平小屋に着いてからはテントを張り、湿ったウエアを干してる間に食事を摂ってテントに戻ってすぐに寝ちゃいました。
Day2
早く寝たぶん目が覚めるのも早く暗いうちからのんびりテントの撤収作業を開始。
早い方はもう出発して行きますね。
荷物を整え出発。
この日は中秋の名月で満月。月明りで歩けちゃうぐらい明るい。
聖平から薊畑に向かい小聖岳へ。
少しずつ標高があがって行くと富士山のシルエットが見えてきます。
小聖岳に着いた時に着きが沈み太陽が昇ってきました。
こればっかりは山で泊まらないと味わえないよなぁ。
小聖から聖岳の登りはこれでもかっていうぐらい急登。
殆どの方が小屋から軽身でピストンの中デカいザック担いでる人は少数派。
何度か歩いてはいるけどやっぱきつかった。
山頂は暗いうちに出発していった先行者がちょうどい亡くなったタイミングだったので貸し切り状態。
風は強くてちょっと寒かったけど360°の展望を満喫しました。
昨日雨で眺望が楽しめなかったけどその分今日は満喫できました。
その後は奥聖岳へちょうど友人が今日聖に登ってくるって言ってたけどさすがにまだ早いかなぁ??コーヒー淹れてのんびり。
で、東尾根を下ります。
冬季ルートとして使われる尾根ですが最近は多くの人が歩くようになって藪漕ぎもなければ道もしっかりしています。
前半はうねるように伸びる尾根のトップを歩き徐々に標高を落として樹林帯へ。
白蓬の頭を過ぎたあたりからは深い森の中へ。そして激下り・・・
2400mぐらいから1500mぐらいまではホントうんざりするぐらいのキツイ下りです。しかし新しい靴は傷むところもなく、グリップも抜群で快適に下ることができました。
送電塔を過ぎ道がしっかりしてくると最後の一下りで林道へ。
15キロの林道は長いけど何度も歩くと慣れちゃいますね。
だいたい思ってた通りの時間に沼平のゲートに到着。下山届を出して荷物を降ろし今回の山行は終了。
慣れ親しんだ南アルプスの山を楽しく歩けました。
靴は履きやすく安心感もあり、合羽も活躍、マットも濡れて寒かったけど地面からの冷たさもシャットダウンしてくれて快適でした。
道具の進化はすごいな。
慣らしは終わったので次からはガッツリ歩けるぞ〜
コメント
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東尾根は今はもう一般ルートと大差ないと思います。
歩いておけば冬季のイメージもわきますし、山頂までは最短で登れるので(林道は別として)良いルートですね。
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