【北ア】北鎌尾根(地震で北鎌沢出合から撤退)
- GPS
- 17:41
- 距離
- 43.1km
- 登り
- 1,820m
- 下り
- 1,920m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 8:46
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 6:51
天候 | ●19日 晴れ ●20日 晴れ ●21日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・入ってすぐの第2駐車場ではなく、第3の方がなにかと便利。 ・バスは、始発5:20(7-8月は4時台のあり)、次発は1時間後。 ・トイレは24h使用可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・上高地から水俣乗越まで、特に危険個所なし。沢沿いは落石、増水時には注意するぐらい?水俣乗越手前が急坂。 ・水俣乗越からすぐの下り(20mほど?)かなり砂時で悪い。少し下ると、右手に巻き道らしき踏み跡あり。だいぶ歩きやすい。 ・天上沢に下りる直前も砂過ぎて、かなり悪い。 ・河原歩きは、とにかく歩きにくい。浮石に注意。ところどころにピンクテープあり。 ・北鎌沢出合は少し引き返すようになってるので、素通りしないよう注意。(沢越えて、左手側にケルンが一応あるが、しっかり積んでないから気にしてないと見逃すことも) ・北鎌沢出合で張れるテントは4張ぐらい?(1人用×2、2人用×2ほど) ・水場は、間ノ沢合流手前、北鎌沢右俣左俣分岐でとれる。(今回は出合すぐのところまで水は流れていた) |
その他周辺情報 | ・ひらゆの森 10時〜 @600 |
写真
感想
バリエーションの定番ルートの北鎌尾根に挑戦してきました。
が、皆さんご存じのとおり、地震に合いまして、北鎌沢出合からトンボ帰りしてきました。
地震の時は、夕食を食べる最中で、「なんかヌルヌル動くな・・・。」と思ったらドーンと大きな揺れに。
阪神大震災のトラウマか、とにかく怖くて、テントから夕食の鍋を持って飛び出る。
揺れの収まりを待っていると、周りを取り囲む斜面から「ガラガラガラー!パッカーン!」「ズザザザー」と落石が何度も起きていました。
そのあとも収まってきたかなーと油断したら不定期に「ドーン」と揺れたり、遠くでなったり、落石の音が鳴り響き、恐怖の一夜となりました。
で、今後の行動をどうするかを考えたけど、北鎌沢出合では携帯の電波が入らないのもあったので、考えられるパターンとしては、
〕縦蠶未蝓∨務尾根から槍ヶ岳に向かう
⇒茲親(水俣乗越へ)を引き返す
E鯔鷁浩(北)に向かい、高瀬ダムから帰る
ど亘蛎瑤ら大天井岳に向かう
の4つぐらいかと。
ちょっとシミュレーションしてみると、
、尾根に出れば電波入るかも→北鎌沢で落石合うかも(地震時、2回ほど大きな落石アリ)→登れても、尾根上は浮石だらけかも→もしそうなら行くもの地獄、戻るもの地獄になるかも→救助要請
□水俣乗越までの道が崩れて帰れないかも→ロープもギアもある→最短で帰れる(電波入る)→なんとかなりそう
→道全然知らん→そして遠い→却下
あ貧乏沢方面でも落石音が鳴り響く→怖い→中房に行くも、常念に向かうも遠い→却下
まず、自分の安否を知らせる必要性と、下界の様子を確認することが先決だと思い、今回は天気も申し分なかったけど、△遼務沢出合から引き返すことにしました。
幸い、水俣乗越までの道はほぼなにも変わりはなく、3hほどで水俣乗越に着きました。
ただ足場が悪いのでかなり神経使いました。
水俣乗越まで行くと多くの人がおり、そこまで大変状況じゃないことが確認出来て、一安心しました。
ただ北鎌出合までの往復になってしまい、さすがに連日20kmを歩くのはさすがしんどかったです。
あまり経験できることではないですが、二度と経験したくないですね。
また落ち着いた来年あたりに挑戦したいと思います。
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