白馬岳(猿倉駐車場からピストン)

2021年09月23日(木) [日帰り]

• GPS: 08:42
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,769m
• 下り: 1,815m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:09
• 休憩: 1:25
• 合計: 10:34

距離 15.5km 登り 1,849m 下り 1,843m

5:57 猿倉登山口駐車場
6:04 6:06 猿倉荘
6:58 6:59 白馬尻荘
7:02 白馬尻小屋
9:23 9:30 岩室跡
9:55 10:01 避難小屋
11:15 白馬岳頂上宿舎
11:35 11:37 白馬山荘
12:06 12:08 白馬岳
12:29 13:19 白馬山荘
13:31 13:32 白馬岳頂上宿舎
14:04 14:10 避難小屋
14:30 14:33 岩室跡
15:49 15:50 白馬尻小屋
15:53 白馬尻荘
16:26 16:30 猿倉荘
16:31 猿倉登山口駐車場

天候

天候　晴れ→ガス
気温　18℃（猿倉荘）→5℃（白馬岳山頂）
湿度　88％（白馬岳山頂）
風　強風（山頂付近，向かい風で前に進めないこと暫し．たぶん風速10〜20m/s）
眺望　良（山頂のガスが残念）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き
05：45　猿倉駐車場着（80台程度駐車可，無料，この時間で40台程度駐車，誘導員の方に親切に誘導していただきました）
帰り
16：40　猿倉駐車場発（この時間で30台程度駐車，誘導員は不在でした．）

コース状況／危険箇所等

コースは明瞭で道迷いの心配は無いと思います．
沢水が所々にあるのでリュックの重量を軽減したい方は利用したほうがいいかも．
大雪渓はこの時期なので200m程度になっています．登り下りともチェーンスパイクを装着しました．
大雪渓を通過するとガレ場の急登を山頂まで登ります．歩きにくくてうんざりします．
※信州の山のグレーティングによると白馬岳（猿倉コース）は体力度レベル4，難易度レベルC
・猿倉荘〜白馬尻荘：猿倉荘で登山届を提出してスタート．トイレがあります．登山道はよく整備されていて勾配が緩く歩きやすい．白馬尻荘は跡なのでトイレとかはありません．
・白馬尻荘〜避難小屋：この区間は大雪渓を歩きますがこの時期は200m程度です．軽アイゼンやストックが必要
・避難小屋〜白馬岳頂上宿舎：急登のガレ場を登ります．心が折れそうになります．白馬岳頂上宿舎と白馬山荘にはトイレがあります．
・白馬岳頂上宿舎〜白馬岳：本日は強風のため前に進むのが大変でした．風が泣ければビクトリーロードを気持ちよく歩くことが出来ると思います．
・白馬山荘〜白馬岳：ビクトリーロードを歩きますが風が強すぎて難儀しました．
・白馬岳〜白馬山荘：頂上でコンロを使おうと計画していましたが強風のため断念しました．白馬山荘レストランを利用しました．
・白馬山荘〜猿倉登山口駐車場：下りですがガレ場を下るので転倒に注意して歩きました．

その他周辺情報

飲食施設　レストランスカイプラザ白馬（白馬山荘　カレーライス🍛1200円）
入浴施設　八方の湯（モンベル会員証提示で700円）

写真

9/23 5:58

おはようございます．自宅を夜中の2時に出発して猿倉駐車場入口に到着しました．右が駐車場，左に行くと猿倉荘です．誘導員の方が親切に誘導してくれました．そのうえ駐車場は無料でした。ありがたいです。

9/23 5:51

駐車場から本日の目的地「白馬岳」が拝めました．モルゲンロートです。お天気は上々，ガスは出ないでほしいものですが.....
今回の山行目的は新田次郎著「強力伝」のモデルの小宮山正氏が一人で運んだ200kgほどある石製の山座同定盤をこの目で見ることです．

9/23 5:59

駐車場からすぐのところに猿倉バス停があります．その後ろに猿倉荘です．駐車場に到着する前に数台のタクシーとすれ違いました．タクシー利用の方もいらっしゃるようです．

9/23 5:59

猿倉荘隣接の公衆トイレです．

9/23 6:00

猿倉荘の登山相談所です．登山届を提出するときに危険個所や初心者などに丁寧に説明されていました・お二人が対応されていました．ありがとうございます．

9/23 6:04

猿倉荘脇の登山道入口です．頂上宿舎は予約がないと泊まれない旨が書いてあります．テン泊も同じです．

9/23 6:16

10分ほど歩いて登山道から見える白馬岳

9/23 6:19

もう少し進むとこのように見えます．

9/23 6:23

この風景が見られただけでここに来たかいがありました．🈵

9/23 6:23

コンデジで撮影した白馬岳．お天気がこのままであってほしいと切に思いました

9/23 6:28

何度見ても惚れ惚れする山容

9/23 6:28

まだ作業道を歩いています．ちょっと水量が多いですね．渡渉して進みます．

9/23 6:44

トリカブト

9/23 6:48

ヤマハハコ

9/23 6:58

猿倉荘から1時間弱で山道に入ります．ガレ場ではありません．石を組み合わせた階段を進みます．

9/23 7:00

おなじみのwelcome大雪渓

9/23 7:01

この辺りからガスが出てきました．天気予報は☀だったのにね

9/23 7:15

このポイントが猿倉から3km，白馬岳山頂まで4km地点です．

9/23 7:17

崖から石ころが転がり落ちてくる音がしたので，ヘルメットを装着しました．購入してから使ったのは3回目です．

9/23 7:18

大雪渓です．まだ左側のトラバースを進みます．

9/23 7:31

こんな感じの道を進みます．

9/23 7:33

雪渓に近づくとこんな感じです．

9/23 7:45

大雪渓です．

9/23 8:00

ここからチェーンスパイクを装着して雪渓を登ります．

9/23 8:02

大雪渓はこんな感じですよ．

9/23 8:13

約10分間，200m程度で大雪渓を通過したのでチェーンスパイクを外しました．

9/23 8:23

猿倉荘をスタートしてから2時間20分経ったので本日最初の休憩です．ここまで順調です．ホットコーヒー☕と草大福です．

9/23 8:31

標高2000mから大雪渓を見下ろしたところです．奥に妙高山，乙妻山，高麦山が見えます．

9/23 8:44

大迫力の杓子岳

9/23 8:44

横のアングルの杓子岳

9/23 8:55

ガレの先に水が流れています．水は豊富ですが生水に弱い方は注意して下さい．

9/23 8:59

雪渓の断面が良く見えます．

9/23 9:09

新しい橋が架かっています．ありがとございます．

9/23 9:26

標高2350mから見下ろした大雪渓．この辺りで西風が強くなってきました．🍃

9/23 9:26

標高2350mからの杓子岳．岩々の山

9/23 9:48

西風があまりにも強く体温を奪われるので，ヤッケの上着を出して対策しました．天気予報で風のチェックを怠りました．

9/23 9:59

標高2500にある避難小屋．先行のハイカーさんたちが防寒対策しています．ここで雨具のズボンを重ねばきしました。写真では伝わらないと思いますが本当に寒い‼️体温が奪われます。😥

9/23 9:59

なんか尖っている岩が見えますね．山頂までもう少しですかね．それにしても風が強い．風力で体がもっていかれそうになります．

9/23 10:32

一応，階段のようになっていますが歩きにくいです．それに風が邪魔して歩きにくいです．

9/23 10:56

ようやく村営白馬岳頂上宿舎が見えました．

9/23 11:10

村営白馬岳頂上宿舎に到着しました．標高2730mです．山頂まであと200mあります．ここでラーメンを作って昼飯にしようと思っていましたが風が強くて断念しました・昼ご飯は後回し．

9/23 11:11

頂上宿舎から東方面の眺望．

9/23 11:12

頂上宿舎から北方面の眺望．雪渓の奥に白馬山荘．ガスっているのが残念．

9/23 11:21

頂上宿舎から5分ほどで分岐に着きます．正面は朝日岳．白馬岳は右に進みます．写真では分かりませんが風が向かい風で吹き飛ばされそうになりながら白馬山荘に向かいました．

9/23 11:34

ビクトリーロードで本来なら短時間で着くところが強風のせいで頂上宿舎から20分もかかりようやく白馬山荘に到着しました．シャリバテですがとりあえず頂上まで行くことにしました．

9/23 11:36

白馬山荘から頂上までのビクトリーロード．風が強すぎて人があまりいません．強風で足が進みません．ヘロヘロで心が折れそうです．途中で引き返そうかとも思いました．

9/23 11:57

山頂標識とあの山座同定盤発見．

9/23 11:58

白馬岳標高2932mに到着しました．本来なら10分もあれば十分なのに強風のため白馬山荘から25分もかかりました．

9/23 11:58

この山座同定盤が見たかったんです．故小見山正氏（昭和15年ころ富士山の剛力を生業としていた）が麓からお一人で運んだなんて凄すぎます．

9/23 11:58

山名は年月が経ちすぎて良く読めないですね．今日はガスなのでなおさらよく分かりませんね．

9/23 11:59

柱の側面に昭和十五年と刻まれています．ひびが入っていますが補修されています．残念なのは小見山さんのこの偉業をたたえる説明板がありません．

9/23 12:04

山頂から小蓮華山．去年行きました．

9/23 12:04

一瞬ガスが取れたので小蓮華山アップ．

9/23 12:04

こちらは唐松岳．

9/23 12:09

下山開始．登ってきた道を見下ろしたところ．良く登って来たもんだなー

9/23 12:30

強風のため自分で昼飯をつくれないのでレストランスカイプラザ白馬（白馬山荘）で昼飯にします．ハラ減ったな〜

9/23 12:43

レストランの中の雰囲気．なかなかいい

9/23 12:50

カレーライス🍛　1200円でした．ようやくお腹が満たされました．ついでにバッジも購入しました．

9/23 13:12

お手洗いは利用料100円です．

9/23 13:13

山荘100年史がありました．強力伝が年表にありましたが．小宮山氏については詳しい説明はありませんでした．またまた残念．

9/23 13:23

さて，お腹も満たされたので下山します．

9/23 13:31

村営頂上宿舎からの眺め

9/23 13:31

振返って見た白馬岳

9/23 13:31

中央が離山，右が丸山

9/23 13:31

白馬山荘．大きい施設ですね．

9/23 13:32

白馬岳山頂

9/23 14:03

避難小屋まで下ってきました．まだこの時間でも登ってくるハイカーがいます．

9/23 14:52

沢水で喉を潤します．いろはすとか不要かも．

9/23 15:02

花の名前知らず．→アキノキリンソウらしい （秋の麒麟草）

9/23 15:14

再びチェーンスパイクを履いて大雪渓を下ります．

9/23 15:48

振返って見たところ

9/23 16:12

作業道を下っているとカモシカさんこんにちわ．なかなかどいてくれませんでした．

9/23 16:23

ようやく猿倉荘への戻り口です．

9/23 16:29

猿倉荘に到着しました．13：00に下り始めたので下りは約3時間半かかりました．

9/23 16:30

バスの時刻表．15：45が最終です．この時間は過ぎています．バスのほかにタクシーも利用できるようです．

9/23 16:32

無事に駐車場に到着しました．お疲れさんでした．

9/23 16:59

猿倉駐車場からの帰り道に八方の湯で汗を流しました．超気持ち良かったです．

撮影機器：

DSC-RX100M5 SONY

SH-01K SHARP

装備

個人装備

🧤グローブ ☔️ 雨具 🍬 行動食 🧴 飲料 📱GPS 🏥 ファーストエイドキット 🧻ロールペーパー 🕶️ サングラス 💦 タオル ストック 📷カメラ 📻ラジオ 😷 マスク ☕️ コップ 🔋予備バッテリー 🐻撃退スプレー 🔔熊鈴 🐛ヤマビルファイター 🌡️温湿度計 ⛽️コンロ 🍳フライパン 🍲鍋 🔥ライター ひもロープ ヘルメット 手袋（指だし）

感想

shabo

ご訪問ありがとうございます．
今日は秋分の日で猿倉の駐車場に入れるかどうか一抹の不安がありましたが大事に至らず5時45分でしたが無事に駐車できました．これから秋が深まって紅葉シーズンが本格的になるとまた混むんでしょうね．
白馬岳は以前から登りたい山でしたが自宅からか250km程度あるため二の足を踏んでいました．新田次郎著「強力伝」を読んでますます白馬岳に登りたくなり天気予報を確認しながら機会を探っていました．
白馬岳に登って実際に山座同定盤を見ることが出来ました．小見山正氏が一人で麓から持ちあげた同定盤です．感動しました．ネットで小宮山さんの写真を見ることが出来るのでその苦労が伝わってきました．白馬岳に登って良かったです．小見山正氏のご子息が金時山の売店にいらっしゃるとのことなので機会をつくって行こうと思います。
それにしても今日の山頂付近の風はすごかった．台風でもないのに体が吹き飛ばされそうになりましたが事故なく済んだので良かったです．自然の力は侮れないですね．
兎に角，白馬岳の山容よろしく満足満足の山行でした．

コメント

鷲尾健

早朝2時の車の運転から始まったの大雪渓&白馬岳登山お疲れ様でした
風は大敵ですね、どんなに天気が良くても怖いです

強風にめげずに白馬岳往復されて凄い体力です

八方の湯は私も行きました、とても綺麗で良いところですね

shabo

今までの登山の中で一番の強風でした．
麓から秋支度で山に入ったものの標高が上がるにつれて風が強くなり雨具の上下を身に付けました．
風の威力で体温が下がり体力がどんどん削られてくるのを実感しました．
白馬山荘から山頂はすぐそこなのに引き返そうか？と思ったほどです．
これからは風のチェックを忘れずに行動しようと反省しています．
それでも，白馬岳に登れて山座同定盤をこの目で見れて満足でした．