東赤石山トレッキング(筏津in/out)
- GPS
- 04:31
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,288m
- 下り
- 1,273m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道中、「道の駅木の香」以外、1件も店がないため、入山前の飲食物はここで調達する必要あり。ま、こんな慌ただしい登山する人、あまりいなそうですが(苦笑)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
瀬場谷分岐までは緩やかに標高を上げていく。右側は崖、というトレイルをずっと進む。道中、朽ちた木橋が何箇所かあるが、いつ破損してもおかしくないため、足の置き場には細心の注意が必要。 瀬場谷分岐以降も、時に沢沿いのガレ場を越え、時折急登がありますが、基本しばらくは標高は緩やかにしか上がらない。道中、水晶のようなキラキラした白石が無数にあり、目を引きます。 2度目の渡渉点以降はガレた急登となり、一気に標高を上げていける。全体を通して、5,6回の渡渉があるが、雨天時や雨天直後でない限り、簡単に飛び石できるレベル。 「左:東赤石山、右:権現越」の看板が現れる標高1570m辺りのT字路まで来ると、ヨコヨコ歩きとなり、山頂は目前。更に100m近くガレ場を急登すると赤石越で、程なく山頂へ到着。山頂目前で、この日初めて瀬戸内海方面(北側)が見えます! 山頂碑のちょっと先に三角点があるようで、そこを経由せず、山頂碑で折り返すと、どうやらヤマレコの通過ポイントに東赤石山が表示されない模様。(二百名山としての東赤石山への登頂フラグは立つようですが・・・) |
写真
感想
(四国山地Day2-2)
今朝、石鎚山系の笹ヶ峰(二百名山)でご来光を見て下山後、2時間半のドライブを経て、本日2座目(ダブルヘッダー)となる東赤石山へ。
筏津登山口より瀬場谷分岐までは、急勾配あり、緩斜面ありで、変化に富んだ登山道が続きます。が、右側は切れ落ちた崖が続き、要所要所に架かる木橋は見るからに朽ち果てたものも散見され、足の置き場には十分な注意が必要。走ろうと思えば走れるトレイルですが、幅が狭く、片側は崖なので、足元に細心の注意を払う必要ありです。
ちなみに、麓〜山頂部まで、青〜紫のリンドウ、白いシロヨメナが随所に群落してます。時折、アキノキリンソウが交じる感じです。そうそう、最初の渡渉点〜二度目の渡渉点の間位でしょうか、道中、キラキラと光る水晶のような白石が大小問わず多数見かけます。鉱石なんですかねー。なんか癒やされながら登れます!
標高1250m辺り、第二の渡渉点(山と高原地図で水マークがあり「渡渉」と書かれた目標点)を越えると、ガチな急斜面のガレ場が始まります。T字路となる稜線(標高1570m辺り)まで、一気に300m程度、標高をガッツリ稼ぐことができます♪その間、涸れ沢を通過したり、ガレ場を通過したり、急斜面ですが、難易度は低く、安全に登っていけます。
T字路から3分ほどヨコヨコ歩きすると、赤石越までの100mのガレた急登の入口です。ここで振り返ると、高知県との県境を成す大座礼山などが見えます。まさに、笹ヶ峰から陸路で辿ってきた大田尾越の峠となります。
赤石越まで来ると、5分程度で東赤石山の頂に着きます。頂まで登って初めて、この日初めて瀬戸内海が見えます!筏津登山口からは南斜面を登っていくため、東赤石山の山頂まで登らないと、北側(瀬戸内海)は一度も見えません。最後にご褒美が待っている感じで、望外だったので嬉しかったです。
山頂で、地元の女性ソロハイカーと会話しました。その方は、三角点にあった(らしい)錆びた山頂碑を持ち帰り、ピカピカに磨いてまた設置する、とおっしゃっていました。おっしゃる通り、ザックには重そうな鉄製の山頂碑が入ってます。そう言えば、(愛媛県新居浜市の委託業者のようですが)道中で3名の草刈り機を持った方々とすれ違いました。こうした地元の方々が山を美しくして維持してくださるため、我々ハイカーは気持ちよく登山できるんですね。本当にありがたいし、感謝しかありません。
東赤石山をもって、実は中国・四国地方の二百名山5座(三瓶、蒜山、三嶺、笹ヶ峰、東赤石)をここ2ヶ月で、全山晴天時登頂を果たしたことになります!〔未踏の氷ノ山は近畿圏の扱いとして除外〕。二百名山は、現時点では完登を目指していませんが、昨夏にカムエクを踏破したあたりから、意図的に意識・選択して登山をしているのは事実です。北海道・九州の二百名山は半分以上踏破済みです。笈ヶ岳や安平路山が控え、中々完登を目指し難い山群ですが、50を超えたら完登も考えるかもしれません。
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