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Yamareco

記録ID: 356730
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

一ノ沢から大天井岳 ヤリホ展望の縦走路ピストン

2013年10月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:47
距離
24.6km
登り
2,136m
下り
2,102m

コースタイム

行程:11時間47分(含休憩1時間8分)
04:06駐車場 - 04:14一ノ沢登山口04:18 - 05:03大滝 - 05:25エボシ沢 - 05:57笠原沢 - 06:45最終水場 -
07:21常念乗越07:31 - 09:03東天井岳の肩 - 09:48大天荘 - 09:58大天井岳10:21 - 10:28大天荘10:43 -
11:28東天井岳の肩 - 13:00常念乗越13:16 - 13:45最終水場 - 14:23笠原沢 - 14:42エボシ沢 - 15:00大滝 -
15:43一ノ沢登山口 - 15:53駐車場
天候 晴れ
稜線は昼前まで冷たい強風が吹いてました
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・コンビニ
  安曇野ICからJR線周辺くらいまでに立ち寄るほうが良いです。
・一ノ沢ヒエ平までのアクセス
  カーナビで穂高カントリークラブを目指し、その先は道なりに進めばよいです。一ノ沢林道は登山口まで舗装路です。
  ほりでーゆ〜四季の郷・三股方面と間違えないよう注意。
・駐車場
  登山口に近い道路脇のスペースに数か所、合計10〜20台程度止められますが、早い時間に到着しないと
  止められないでしょう。一ノ沢登山口の手前1Kmくらいに数十台程度止められる駐車場あります。
  到着が遅れると、路上駐車になってしまいます。
・トイレ
  一ノ沢登山口にあります。
コース状況/
危険箇所等
一ノ沢登山口から常念乗越まで5.7Km。途中に何か所も道標があり、とても親切。
一つ先の目指して歩くと気分的に楽かも。

下記の距離は各道標に書かれている数値より。
・一ノ沢登山口 〜0.5Km〜 山ノ神 〜1.6Km〜 大滝 〜0.7Km〜 エボシ沢 〜0.7Km〜 笠原沢
  沢に沿って緩やかに登っていくとても歩きやすい登山道。危険個所はありません。
・笠原沢 〜0.8Km〜 胸突八丁
  沢に沿って登っていきます。やや傾斜がきつくなってきます。
  水が流れている場所もあるので滑らないよう注意。
・胸突八丁 〜0.4Km〜 最終水場 〜1Km〜 第一ベンチ 〜0.2Km〜 第二ベンチ 〜0.3Km〜 第三ベンチ 〜0.2Km〜 常念乗越
  沢を離れ、急斜面をつづら折れに登っていきます。基本的にずっと歩きやすい道ですが、片側が
  切れ落ちたところもあるので滑落注意。
・常念乗越〜横通岳
  やや急斜面でザレたところもあります。滑らないよう注意して歩けば問題ありません。
・横通岳〜大天井岳
  とても歩きやすい尾根道です。槍・穂高の景色が良すぎるので、よそ見歩き注意。

・登山ポスト
  一ノ沢登山口にあります。
まだ暗闇の中、ヘッデンを着けてスタート
まだ暗闇の中、ヘッデンを着けてスタート
5時20分、夜が明けてきました
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5時20分、夜が明けてきました
夜明け前のグラデーションがきれい
夜明け前のグラデーションがきれい
林の中で日の出を迎えました。
もうちょっと先まで行ってれば開けた所に出れたのに、残念!
林の中で日の出を迎えました。
もうちょっと先まで行ってれば開けた所に出れたのに、残念!
明るくなった登山道を黙々と進みます。
鞍部が常念乗越かな
明るくなった登山道を黙々と進みます。
鞍部が常念乗越かな
登山口から笠原沢までで1時間45分ほどでした
登山口から笠原沢までで1時間45分ほどでした
ここから日の出を拝みたかった!
ここから日の出を拝みたかった!
朝日に染まって、いい雰囲気。
でもこのあたりはめっちゃ寒かった。森が切れて、放射冷却の影響かな?
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朝日に染まって、いい雰囲気。
でもこのあたりはめっちゃ寒かった。森が切れて、放射冷却の影響かな?
笹の葉に霜が降りてました。しかも水滴は凍ってる
笹の葉に霜が降りてました。しかも水滴は凍ってる
ここまで左岸を歩いてきましたが、木橋を渡って右岸へ。
霜が降りてて、滑りそう!
ここまで左岸を歩いてきましたが、木橋を渡って右岸へ。
霜が降りてて、滑りそう!
落ち葉にも霜が
終わりかけの黄葉
ペンキマークに沿って沢沿いを進みます
ペンキマークに沿って沢沿いを進みます
またまた霜付きの木橋。
慎重に左岸に渡ります
またまた霜付きの木橋。
慎重に左岸に渡ります
この寒さの中、アザミが咲いてました
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この寒さの中、アザミが咲いてました
胸突八丁。ここまでの緩やかな登りから、急に高度を上げることになります。でも、急斜面は長くは続かないです
胸突八丁。ここまでの緩やかな登りから、急に高度を上げることになります。でも、急斜面は長くは続かないです
遠くに見えるのは浅間山(たぶん)
遠くに見えるのは浅間山(たぶん)
左側が切れ落ちてますが、比較的歩きやすいです
左側が切れ落ちてますが、比較的歩きやすいです
見上げると常念岳
ここの水場の水量はこれくらい
ここの水場の水量はこれくらい
水場を過ぎて、ラストスパート。
と思ったら、第一ベンチ、、、
水場を過ぎて、ラストスパート。
と思ったら、第一ベンチ、、、
続いて、第二ベンチ、、、
続いて、第二ベンチ、、、
第三ベンチと、次々に休憩ポイントが現れます。
思わず各ベンチで休憩したくなっちゃう。
第三ベンチと、次々に休憩ポイントが現れます。
思わず各ベンチで休憩したくなっちゃう。
常念乗越に到着!
槍ヶ岳がお出迎え。
快晴。でも、強風でめっちゃ寒い!!
槍ヶ岳がお出迎え。
快晴。でも、強風でめっちゃ寒い!!
常念岳目指して大勢登っています
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常念岳目指して大勢登っています
今日は逆方向。大天井岳を目指します。
今日は逆方向。大天井岳を目指します。
心配していた雪は日陰にほんのちょっと残っているくらいでした
心配していた雪は日陰にほんのちょっと残っているくらいでした
うっすら雪化粧の穂高
ここからは槍・穂高三昧の縦走路。絶景だー!
ここからは槍・穂高三昧の縦走路。絶景だー!
左奥に見えるのは乗鞍かな
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左奥に見えるのは乗鞍かな
横通岳の巻道。この縦走コース、気持ち良すぎます
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横通岳の巻道。この縦走コース、気持ち良すぎます
今日は南アルプス、富士山、八ヶ岳もばっちり見える
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今日は南アルプス、富士山、八ヶ岳もばっちり見える
足なげー!と思って撮ったら胴もなげー。
結局、胴長短足は変わらない。。。
足なげー!と思って撮ったら胴もなげー。
結局、胴長短足は変わらない。。。
横通岳の巻道からの槍・穂高
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横通岳の巻道からの槍・穂高
穂高アップ。涸沢はまだ日陰
穂高アップ。涸沢はまだ日陰
もしかして、中央のずっと奥に見えるピークが大天井岳?すげー遠い!!!
と思ってたら、実際はあのピークのさらに先でした。
もしかして、中央のずっと奥に見えるピークが大天井岳?すげー遠い!!!
と思ってたら、実際はあのピークのさらに先でした。
日陰に残る雪。寒くて解ける気配ありません。
日陰に残る雪。寒くて解ける気配ありません。
槍展望の登山道が続きます
槍展望の登山道が続きます
東天井岳が近づいてきました。
ここからしばらく槍ヶ岳とはお別れ。
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東天井岳が近づいてきました。
ここからしばらく槍ヶ岳とはお別れ。
横通岳と東天井岳間の鞍部。
ここからあの稜線、東天井岳の肩を超えていくことになります
横通岳と東天井岳間の鞍部。
ここからあの稜線、東天井岳の肩を超えていくことになります
東天井岳の肩まで登ってきました。
再び槍ヶ岳とご対面。
東天井岳の肩まで登ってきました。
再び槍ヶ岳とご対面。
三角錐の山容が美しい
燕岳から続く表銀座コースが見えてきた
燕岳から続く表銀座コースが見えてきた
槍もかなり近づいてきた感じ
槍もかなり近づいてきた感じ
まだまだ続く稜線道
槍・穂高を見ながら頑張ります
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槍・穂高を見ながら頑張ります
ようやく大天荘が見えた。ということは、あれが大天井岳山頂だ!
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ようやく大天荘が見えた。ということは、あれが大天井岳山頂だ!
おしゃれな外観の大天荘。新しいトイレを増築中でした
おしゃれな外観の大天荘。新しいトイレを増築中でした
そして目的地、大天井岳に到着!!
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そして目的地、大天井岳に到着!!
大天井岳三角点と槍ヶ岳
大天井岳三角点と槍ヶ岳
水晶岳・薬師岳方面は馴染が薄いので、どれがどの山か分かりません。
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水晶岳・薬師岳方面は馴染が薄いので、どれがどの山か分かりません。
北側は結構分かります。
立山・剣や鹿島槍・五竜方面は雲がかかってます。雪雲かな。
北側は結構分かります。
立山・剣や鹿島槍・五竜方面は雲がかかってます。雪雲かな。
燕岳から続く表銀座コース。
いつか歩いてみたいなぁ。今度は泊まりで。。。
燕岳から続く表銀座コース。
いつか歩いてみたいなぁ。今度は泊まりで。。。
左手前の台形っぽい山が有明山
左手前の台形っぽい山が有明山
穂高がずいぶん遠くなりました
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穂高がずいぶん遠くなりました
二ノ俣谷の奥深さが良くわかります
二ノ俣谷の奥深さが良くわかります
まさに槍の展望台
名残惜しいですが、頂上を後にします
名残惜しいですが、頂上を後にします
冷えた身体には魅力的な大天荘の昼食メニュー
冷えた身体には魅力的な大天荘の昼食メニュー
帰りも槍を眺めながら。ゼイタク〜
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帰りも槍を眺めながら。ゼイタク〜
気持ちのいい稜線歩き
緩やかに下っていくんで、楽チン
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緩やかに下っていくんで、楽チン
帰りも槍・穂高三昧
行きと光の当たり方が変わって、見え方も違って見えます
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行きと光の当たり方が変わって、見え方も違って見えます
東天井岳の肩から見た横通岳と常念岳。
遠くに八ヶ岳、富士山、南アルプスもまだ見えてます
東天井岳の肩から見た横通岳と常念岳。
遠くに八ヶ岳、富士山、南アルプスもまだ見えてます
横通岳巻道への登り返し。緩やかだけど疲れた足腰には結構堪える
横通岳巻道への登り返し。緩やかだけど疲れた足腰には結構堪える
でも、こんな景色や、、、
でも、こんな景色や、、、
こんな景色に励まされながら頑張ります
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こんな景色に励まされながら頑張ります
ようやく常念小屋が見えてきました
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ようやく常念小屋が見えてきました
槍・穂高の眺めも見納め。ありがとう!!
槍・穂高の眺めも見納め。ありがとう!!
常念小屋前で長い下りに備えて、しばし休憩。
常念小屋前で長い下りに備えて、しばし休憩。
黄葉はほとんど終わってましたが、色づきのいい葉っぱが目に留まったんで、パチリ
黄葉はほとんど終わってましたが、色づきのいい葉っぱが目に留まったんで、パチリ
山ノ神まで一気に下りてきました。疲れていることもあって、笠原沢からここまでひじょ〜に長く感じました
山ノ神まで一気に下りてきました。疲れていることもあって、笠原沢からここまでひじょ〜に長く感じました
一ノ沢登山口に到着!
一ノ沢登山口に到着!

感想

3連休の中日、一ノ沢から大天井岳までピストンしてきました。

本当は泊りでゆっくりと歩きたいコースですが、1日しか山に行けないので仕方ありません。距離は長いですが、比較的歩きやすい登山道のようなので、夜明け前からスタートしました。

実際、一ノ沢から常念乗越までのコースは非常に歩き易かった。去年、三股から常念岳に登りましたが、その時より断然楽チン。みんながオススメする理由も分かります。

常念乗越から大天井岳までの稜線縦走コースも非常に歩き易い。しかも、槍・穂高をずっと見ながら歩ける贅沢コースです。もうおなか一杯くらいに絶景を堪能できました。

今回のコース、歩行距離が24Kmオーバー、標高差1600m以上と1日でピストンするにはかなりハードでした。前回の焼岳が軽めだったんで、ついついハードな山行にしてしまった。

時期も時期だけに、今シーズンの長時間山行は今回で最後にして、あとは近場で紅葉狙いにしようかな。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳(一ノ沢ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
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