須磨浦公園〜摩耶山(六甲全山縦走路)
- GPS
- 09:17
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 2,204m
- 下り
- 2,165m
コースタイム
6:57 旗振山山頂
7:13 おらが茶屋
7:36 栂尾山山頂
7:59 須磨アルプス馬の背
8:18 横尾住宅地
8:33 妙法寺小学校前交差点
9:00 荒熊神社(2分程度小休止)
9:25 高取山丸山登山口碑
9:50 鵯越駅
10:20 石井ダム
10:44 菊水山山頂〜休憩・軽食
10:59 出発
11:20 天王吊橋
11:42 鍋蓋山山頂
12:02 大竜寺駐車場
12:18 市が原(櫻茶屋)
12:41 稲妻坂
13:32 掬星台〜休憩・軽食
13:47 出発
14:10 杣谷峠
15:11 長峰霊園登山口
15:48 王子公園駅
天候 | はれ 最寄のアメダス観測点『神戸』当日の気温 朝の最低気温 16.5℃ (05:22) 日中最高気温 26.0℃ (16:19) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
■山陽『須磨浦公園』駅 http://www.sanyo-railway.co.jp/railway/station/sumaurakouen.html ■阪急神戸線『王子公園』駅 http://rail.hankyu.co.jp/station/ojikoen.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
須磨浦公園より杣谷峠までは六甲全山縦走路。杣谷峠よりの下山は徳川道(カスケードバレイ)を利用しました。共にハイキング道として多くの人が利用するルートですが、路面状況等は場所により大きく異なります。 概ね分岐には道標が設置されており、迷う心肺は少ないものの、コース中の市街地は見落とす可能性が高く、要注意。 ■須磨浦公園〜高倉台 スタートより旗振山へは階段整備された登りが続きます。山頂を経ておらが茶屋までは、歩き易いなだらかな尾根筋が続き、それより高倉台へは急且つすれ違いが困難なほど狭い階段を下ります。高倉台は団地街の遊歩道がコースとなっており、途中にスーパー、商店街があります。コース全般、特に危険箇所もなく解りやすいルートです。 須磨浦公園駅、鉢伏山頂駅、おらが茶屋にてトイレ利用可。当日通過時には旗振山茶屋、おらが茶屋は営業されており飲食可?。高倉台にはコース上唯一のスーパーはあるものの、午前9時から営業。通過時に喫茶店とパン屋は営業中。飲料水の自動販売機有。 ■須磨アルプス区間 栂尾山へは有名な400段?のコンクリート階段が続きます。標高差は約80m程度、途中に踊場もあるので無理に一気に登らずマイペースで登るのがお奨めです。 そののち岩混じりの登りを経て栂尾山山頂、同じく岩混じりの尾根が横尾山へと続きます。その後に控えるのが須磨アルプスの核心部、馬の背をメインとした風化の激しい区間。砂利が浮くような足元は滑りやすく要注意。高所恐怖症の方は覚悟が必要です。。 馬の背を経て東山へは軽く上りますが、横尾地区への下りは九十九折れの歩き易いコースが続きます。 この区間はコース上にトイレ、売店等はありません。 ■横尾〜妙法寺地区 横尾地区は住宅街の舗装路がコースに設定されており、まずは黄色地に赤文字で『六甲全縦』と書かれた電柱の巻き看板がコースを示します。その看板はこの地区のみ、その後は木製の横に長い白地に黒字の『六甲全山縦走路』と書かれた看板がルートを示し、阪神高速・地下鉄の上下を縫うような遊歩道を経て妙法寺地区に至ります。妙法寺地区より白地に黒字の『六甲全縦』と書かれた電柱の巻き看板と先の木製看板が併設されるようになります。 色や形は違えど、コースミスを起こさない程度に道標は設置されています。特に危険箇所もなく、安心して歩けるルートです。 市街地ですが、コース上には自動販売機が散見される程度。妙法寺小学校交差点より100mほどコースを外れればローソン有…おそらく、最も縦走路に近いコンビにです?トイレは見当たらず、地下鉄の高架下を通過した脇にある小さな公園に水道があり、当日確認した限りでは水道が利用できました。 ■高取山区間 住宅街の公園より登り始め山頂への標高差は約230m。登りは一部に階段整備がされていますが、岩場の点在するあまり手の加えられていない山道です。2足歩行で少々手の助けを借りる程度と難易度は高くありません。 三角点のある西側のピークに荒熊神社、東側のピークに高取神社があり、その間は起伏のない尾根道。どちらのピークも縦走路より外れており、踏まずに通過することも可能ですが、眺望は良好です。 高取神社より丸山地区へは石畳、石段の整備された参道に数件の茶屋があります。縦走路は公衆トイレの広場より参道を離れ、再び山道を下り丸山地区に至ります。 公衆トイレは水道も利用可能。当日は月見茶屋と安井茶屋?は営業しており、常連客の方が利用されているようでした。 ■丸山〜鵯越地区 起伏の激しい市街地を、地図上で説明するにも難しい複雑なルートが続く、縦走路最長の舗装路区間です。妙法寺地区に続いて、白地に黒字の『六甲全縦』と書かれた電柱の巻き看板が要所に設置されています。看板は全て目線に掛かりやすい高さに設置されており、複雑な分岐点には必ず設置されています。落着いて案内看板を辿れば迷う心配はありませんが、複雑な街路につき、一度下見されるのが無難です。 街路だけに自動販売機は結構見掛け、食料は閉店したコンビニの東側にある細川商店にて入手できるようです。鵯越駅近くの道路高架通過地点に私設のトイレが開放されています。 ■鵯越〜菊水山 鵯越駅より鈴蘭台処理場を経て石井ダムに至るまでは舗装路区間の混じるなだらかなルートが続きます。要所に道標が設置されており特に迷う心配はありません。 石井ダムより菊水山山頂への標高差は300m足らず。しばらく登り、休憩所の『あと900m』看板より山頂までは大半が階段整備された急坂が続きます。特に危険箇所はありませんが全コース中、最も急で長い登りでしょうか? 山頂エリアは広場となっており、休憩に適しています。 コースより100m程離れますが、鈴蘭台処理場内のトイレが9:00〜17:00の間、開放されています。飲料水と表示された水道も利用可能。同じく処理場北側に、マスターに囲碁・将棋で勝てば飲食半額となる喫茶店がありますが…営業状況は未調査! ■菊水山〜鍋蓋山〜市ヶ原 菊水山山頂より北東方向へ伸びる尾根を辿り、天王吊橋への急な下り、そして鍋蓋山への急登と続くコース、菊水山で一旦息を整えて挑むのがお奨めです。 天王吊橋〜鍋蓋山の標高差は約200m程度。最初の100m強は菊水山への登り同等の急な上り坂ですが、後はなだらかな山頂への尾根が続きます。天王吊橋を除くコース全般が山道、菊水山区間は鈴蘭台方面への分岐が見られるものの道標も設置されており特に迷う心配はありません。 鍋蓋山より市ヶ原へは歩き易いなだらかに下る尾根筋が続きます。途中、大龍寺よりしばらくは舗装路。特に危険箇所はありません。 鈴蘭台方面にコースより300m?程度外れればトイレがあるようですが、未確認。同じく再度山方面にもトイレがあるようですが、未確認。市ヶ原にトイレがあり、水道も利用可能。大龍寺、市ヶ原に自動販売機有、市ヶ原には桜茶屋もあります。 ■市ヶ原〜掬星台〜杣谷峠 須磨から歩き続けて最後の難所とも呼ばれる登り区間です。この登りに立向かう気力と体力が残っていることが、全山縦走完走の絶対条件! 掬星台に水道の使えるトイレ、自動販売機、カフェ有、杣谷峠に水道の使えるトイレ有。 ※コース詳細は、2013年09月18日の記録を参照。 ■杣谷峠〜王子公園駅 徳川道(カスケードバレー)を下りましたが、デジカメの電池残量が尽きほとんど写真が取れませんでした。詳細はまたの機会に。。 よく耳にするルートなので特に下調べもせずに初めて歩きましたが、結構急な歩き難い区間や足元の悪い徒渉箇所もあり…変化に富んだルートですが、エスケープルートとして利用するには向かないようです。 【主な過去の記録】 ■三ノ宮〜摩耶山〜最高峰〜宝塚 2013年09月18日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-345742.html ■六甲全山縦走 須磨→宝塚 2013年05月07日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-295512.html ■須磨〜縦走路〜市ヶ原 2012年07月04日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-204165.html |
写真
感想
縦走大会出場に向けてのトレーニング☆
六甲東部に比べて歩く機会の少ないスタートよりコースの西側を歩きました。須磨浦公園スタート地点より歩き始めるのは今回が3度目。地図無しでも十分歩ける程度の土地勘はありますが、コースの厳しさも理解しているつもりです。
自信を持って本番に臨むために、スタートより摩耶山を登りきるまでの体力と気力、そして登り切った後に僅かでも余力を残せているのか確かめるのが一番の目的でしょうか?
本番を意識して宝塚の自宅より始発2本目の電車にて出発。おそらく出発手続きの混雑が解消しつつある?と予想している6時30分頃に須磨浦公園着。7時の受付終了にはあと1本遅い電車でも間に合いそうです。
春に全山縦走路完走をした際には、細かくポイント通過時間を設定し、それを目安として歩きましたが、今回は本番の渋滞を意識してあまり時間を気にせず、菊水山にチェックポイント受付終了約1時間前の11時30分、摩耶山は同じく約2時間前の14時程度の大まかな目安のみの設定に留めました。
結局、設定時間のそれぞれ30分程前に到着、ほぼ前回と変わらないペースで歩く結果となりました。個人的には好タイムですが、足、特に太股の筋肉は痙攣気味となっており、この先歩き続けるのが心配な疲れ具合。
この感想を書いている2日後でも少々足の疲れが残っておりますが、幸い膝などの関節の痛みもなく、大きなダメージではなかったようです。
疲れの原因の一部は靴にもあるようで、悪天候の場合に備え、30劼魃曚┐訥控離に使用経験のないゴア仕様のミドルカットシューズを試したのが影響したようで、市ヶ原あたりより足首等に痛みが発生。私の場合は足首が固定気味となるミドルカットシューズより足首の自由なローカットシューズが長距離を歩く際には適しているようです。
雨天時、当日より遅いペースなら、ゴールまで歩き続けることも出来そうですが、なるべく避けたいところです。。
代休が取れ、急遽決めた山行。色々仕事が重なり疲れも溜まり気味と体調はイマイチですが、大会前後も同じような状況が予想されます。万全ではない状況でどれだけ歩けるのか試すにはいい機会でした。
本番では狭い区間や登りで渋滞の発生が予想されるので、今回歩いたペースよりある程度遅れると思われます。だとすればもう少し疲労感は和らぐでしょうか?チェックポイントの時間に間に合うペースで歩くことには自信が持てたので、渋滞を楽しむゆとりを持って本番に臨むつもりです♪
…当初の予定通り無事掬星台まで辿りついたものの、下山路は特に決めておらず、歩いたことのない徳川道を選択。旧街道の趣きでも感じながらのんびり下山とのイメージとは掛け離れた、疲れた足にはかなり厳しいルート!下りにはあまり向かないルートのようです。
しかも、掬星台までに約300枚の写真を撮った都合、デジカメの電池切れ間近につき写真もほとんど撮れず仕舞!近い将来、登りにてレポート予定。デジカメの電池残量に比例して、体力が減るように感じるのは私だけでしょうか!?
長距離・長時間の山行に備え、予備電池購入を検討する必要がありそうです。そもそも写真の撮りすぎのような。。計算上、2分に1枚程度のペースで撮っていることになっています。。
兎も角、阪急六甲駅を目指して下山したつもりが、適当に線路へ向い、駅らしき建物(間違いでした)の方向に歩いてたどり着いたのが王子公園駅!結局、先日手に入れた縦走マップと山と高原地図を持ってはいたものの、一度も見ることなく下山。市街地で迷っても危険がないものの、杜撰なルート選択は考えものです…^^;
トレーニングお疲れ様でした。
須磨アルプスも大丈夫っぽいですね。
摩耶のNHK塔ってホントにホっとしますよねぇ。
お疲れ様でした。
本番会えるといいなぁ〜。
jinflipjinさんコメントありがとうございます。
前日夜に急遽代休…準備諸々、睡眠時間も4時間とかなり慌しい山行でした
須磨アルプスは…馬の背手前の岩場より、脈拍や血圧が上がって倒れそうになりました 後続者のお陰ですね…何時になったら慣れるやら
本番は順調に行けば…jinflipjinさんが『鬼ごっこ』されるなら何処かで追い越す事になるはず?
絶対気付く筈なので、何処でも遠慮なくご挨拶させていただきます
縦走練習おつかれさまでした。
馬の背滑りやすいですよね。
馬の背に降りる階段で前回の試走も、本番も
見事にコケました(笑)
足首固定されているとキツイと思いますので
思い切ってトレランシューズでトライはどうでしょうか
ランニングシューズと同じ感覚でいけます。
上りには足首の柔軟性はかかせないと思っています。
もう少しで本番ですね。怪我なく楽しくいってきてください
あーコムレケア持って行くといいと思います
bbggさんコメントありがとうございます。
春に全コース歩いた歩いた際は安物のトレランシューズだったのですが、舗装路の水溜りすら浸水の恐れがある代物に付き、雨の日は辛すぎまして。。
ローカットのトレイルウォーキング(NB製のゴア仕様)を使おうかと思いつつ、悩み中です
…晴れるといいのですが
コムレケア …全く知りませんでした!
小林製薬ですか〜歩く助け(靴下)と同じく結構"歩く"に関する事に深くかかわっているようですね〜?
取り急ぎ入手します
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