西穂高岳

2021年10月01日(金) ~ 2021年10月02日(土)

• GPS: 23:28
• 距離: 9.5km
• 登り: 949m
• 下り: 951m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:58
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:58

12:12 西穂高口
12:33 12:33 旧ボッカ道分岐
13:10 西穂山荘

2日目

• 山行: 3:24
• 休憩: 1:56
• 合計: 5:20

6:14 西穂山荘
6:26 6:27 西穂丸山
7:03 7:17 西穂独標
7:24 7:36 ピラミッドピーク
7:42 7:51 チャンピオンピーク４峰
8:08 8:39 西穂高岳
8:56 9:03 チャンピオンピーク４峰
9:11 9:18 ピラミッドピーク
9:29 9:45 西穂独標
10:14 10:14 西穂丸山
10:23 10:42 西穂山荘
11:12 11:12 旧ボッカ道分岐
11:34 西穂高口

天候

10月1日晴れのち小雨　10月2日ガスガスのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行き
2021年10月1日（金）
自宅07：05発→しらかば平駅下の登山者用駐車場11：20着
帰り
しらかば平駅下の登山者用駐車場12：12発→中崎山荘奥飛騨の湯12：20着
中崎山荘奥飛騨の湯12：55発→みどのロッヂ13：57着
みどのロッヂ14：25発→自宅17：16着
総走行距離：535.9キロメートル

コース状況／危険箇所等

西穂独標から西穂高岳までは北アルプス一般的な岩稜帯
それなりに注意して進めば特に危険な箇所はありません。
必要に応じて数カ所鎖が張られていました。

その他周辺情報

〇日帰り温泉
中崎山荘奥飛騨の湯
https://www.okuhida.or.jp/archives/3311
西穂山荘に置かれている割引券利用で、900円が800円になります。
オーソドックスな硫黄臭のあるトロトロした温泉です。内湯は気持ちよく浸かれました。露天風呂は一寸ぬるかったなぁ。
〇ロープウェイ
https://shinhotaka-ropeway.jp/
しらかば平駅から第2ロープウェイのみ利用しました。
駐車場1日300円×2＝600円
ロープウェイ往復2,900円
荷物券200円×往復＝400円
荷物は6キロ以上で200円徴収されるので、登山者用ザックは超えます。私は計ったら10キロでした。
〇西穂山荘
http://www.nishiho.com/
テントも含めて予約制です。温かな小屋でした。
〇みどのロッヂ
https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20009754/
此処の手打ち蕎麦は本当に美味い！蕎麦湯もとろとろで最高です。私はいつも辛み大根をトッピングします。もりの大で1,100円ですが、値段以上の美味さです。

写真

10/1 11:27

第2ロープウェイの600メートル下にある登山者用駐車場に着きました。ガラガラで私の車を入れて3台しか駐車していません。

10/1 11:27

第2ロープウェイ直下の駐車場は観光客用で、駐車料金も高いです。少し歩いて登ります。

10/1 11:50

第2ロープウェイに乗って西穂高口へ向かいます。雲海で視界は殆どありませんが笠ヶ岳は見えていました。

10/1 11:51

西穂高口駅に到着、登山届を出して外に出ると笠ヶ岳の稜線だけは見えていました。

10/1 12:16

登山道に取り付きます。

10/1 12:17

西穂山荘は小屋泊だけではなくテント泊も要予約だそうです。

10/1 12:54

小屋までの一時間の登山道周辺は紅葉がポツポツ見頃です。

10/1 13:08

一時間も掛らずに西穂山荘に着きました。

10/1 13:11

ぐるっと回って西穂山荘の入口です。

10/1 13:22

今日割り当てられた大部屋です。でも此処で5人だけでした。私は左端の4番でした。

10/1 13:48

昼食として有名な西穂ラーメンを頂きました。醤油と味噌があり、醤油を頼みました。900円です。言われているほど・・・ではないかな。

10/1 17:57

ボリュームたっぷりの西穂山荘の夕食、6時からでした。味も標準以上で合格ですね。タルタルソース付きのあじフライが美味かったなぁ。

10/1 18:34

食道の雰囲気、ランプではないですが、そんな感じでした。

10/2 5:08

ここから10月2日です。朝食は食欲がなく朝5時から、寝起きだったので無理矢理掻き込みました。

10/2 6:27

6時過ぎにスタート、少し登ると直ぐに丸山です。漫画が有名、映画化もされた「岳」の撮影舞台です。冬山が舞台ですね。山荘には小栗旬や長澤まさみのサイン入りTシャツが飾られていました。小栗旬（三歩役）サイン入りと同じTシャツを買いました。

10/2 6:29

ガスガスで西穂高方面は見上げても何も見えません。

10/2 6:34

仕方が無いと登っていくと、次第に周囲が明るくなってきてガスが薄くなってきました。

10/2 6:38

やった！青空まで見えてきました。

10/2 6:48

西穂高岳へ続く独票やピラミッドピークが見えてきました。

10/2 6:57

笠ヶ岳の山腹には影西穂高岳

10/2 6:57

焼岳方面も含めて周りは雲海で埋め尽くされています。でも次第に雲海が薄くなりつつあります。

10/2 6:57

見上げると、独票やピラミッドピークが見えてきました。

10/2 6:59

右の平らなピークが独票、左の尖ったピークがピラミッドピーク

10/2 7:09

独票とピラミッドピークが重なって見えるところまで登ってきました。

10/2 7:11

各ピークに〇〇峰と書かれています。西穂高岳山頂が1峰なので段々数字が少なくなります。

10/2 7:11

独票に着きました。居合わせた方にお願いして写真を撮っていただきました。これでヤマレコ30選コンプリートです。

10/2 7:12

初心者の方々は独票で引き返していました。独票から先に進みます。まずは此処を下ります。

10/2 7:12

ピラミッドピークから右手はガスが纏わり付いています。時折北穂高岳山頂が見えるようになりました。

10/2 7:21

ピラミッドピークへ向けて花崗岩の間の道を登ったり降りたりして進みます。

10/2 7:26

振り返ると独票が見えています。雲海に浮かんでいる山は乗鞍岳です。

10/2 7:33

8峰

10/2 7:33

ピラミッドピークに着きました。行きは誰も居なかったので、写真は自撮りはせずにそのまま進みます。

10/2 7:41

6峰

10/2 7:41

後は西穂高岳本峰へ登るだけです。

10/2 7:51

4峰

10/2 7:53

3峰

10/2 8:02

山頂は何処かな・・・と思って登ります。

10/2 8:03

振り返ると越えてきた各小ピークが連なって見えています。

10/2 8:09

此処が核心部かなと思いました。鎖や足場はありません。でも途中から左手にトラバースして登れました。ただ、下りは此処が一番要注意箇所でした。クライムダウンで下ります。

10/2 8:11

西穂高岳山頂標識が見えました。重ったより早く着きました。二時間掛っていないかな。

10/2 8:22

西穂高岳山頂です。誰も居なかったので、途中で追い抜いた方が登ってくるのを待って撮っていただきました。後は笠ヶ岳の稜線です。

10/2 8:28

笠ヶ岳や抜戸岳の稜線

10/2 8:28

ジャンダルム、涸沢岳、槍ヶ岳の稜線

10/2 8:28

ジャンダルムの後に隠れて奥穂高岳のピークは見えていないのかなぁ。

10/2 8:30

槍ヶ岳の左手には水晶岳・祖父岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳が見えていました。

10/2 8:41

暫く山頂で四辺の絶景を堪能した後、下ります。少し下って見上げた西穂高岳です。

10/2 8:41

三俣蓮華岳・黒部五郎岳そして笠ヶ岳

10/2 8:55

これから下っていく各ピークがツンツンと見えています。遠方には焼岳が見えています。

10/2 9:00

看板の文字が擦れて判読不能でしたが、西尾根への分岐かなぁ。

10/2 9:07

梓川が見えています。

10/2 9:07

下ってから撮りました。此処の鎖は確りと設置されていて安心して通れます。

10/2 9:07

イワヒバリが暫く私を見守ってくれていました。

10/2 9:08

西穂高岳山頂に人が居るのが見えます。

10/2 9:12

ピラミッドピーク標柱と記念写真です。帰りは人が居たのでお願いして撮っていただきました。

10/2 9:36

ピラミッドピークと西穂高岳山頂、そして右端にはジャンダルム」

10/2 9:37

天候が回復してきて山がくっきりと見えてきたので何枚も同じ様な写真を撮ってしまいました。独標から見たピラミッドピークと西穂高岳、ジャンダルムです。

10/2 9:37

その右手には吊り尾根と前穂高岳

10/2 9:40

梓川が銀色に輝く蛇のように見えていました。

10/2 9:40

丸山へ向けて下ります。今日は天気が良い予報でかつ土曜日なので続々と登山者が登ってきます。

10/2 10:08

丸山の上部は黄葉が盛りです。

10/2 10:10

手前の紅葉はナナカマドですが、真っ赤になっていません。

10/2 10:11

這松の先に岳樺の黄葉、いいね。

10/2 10:15

明神岳背景に丸山の山腹は綺麗な黄葉の絨毯が広がっていました。これまた見とれてしまいますね。

10/2 10:23

西穂山荘に戻りました。デポさせてもらったに荷物をパッキングして、ゆっくりと小休憩後、ロープウェイ西穂高口へ向けて下ります。

10/2 11:55

しらかば平駅に下りました。右手に見える重量計でザックの重さを量るのです。私のザックは約10キロでした。

10/2 12:06

登山者用駐車場に着きました。殆ど満車に誓い状態、沢山の車にビックリしました。

10/2 12:23

日帰り温泉奥飛騨の湯に着きました。後には笠ヶ岳の稜線が見えています。

10/2 13:56

日帰り温泉で汗を流した後、お気に入りの蕎麦屋、みどのロッヂに向かいました。

10/2 13:58

食堂にはライダー達の写真や色紙が沢山飾られていましたが、登山者用にも雑誌「山と渓谷」が置かれていました。右の2021年3月号には私の読者紀行文が掲載されています。

10/2 14:08

盛りそば、大盛を食べました。相変わらず美味い！蕎麦湯もとろとろで最高、3杯飲みました。この後一路休憩無しで自宅まで車を走らせました。渋滞もなく良かったです。お疲れ様でした。

10/2 18:55

西穂高岳の山バッジ　ロープウェイ西穂高口売店で購入　440円

10/2 18:56

西穂独票の山バッジ　ロープウェイ西穂高口売店で購入　440円

10/2 19:00

西穂高岳の山バッジ　西穂山荘店で購入　500円
沢山種類が有り迷いましたが、一番渋く目立たないシルバーのこれを選びました。

10/2 19:02

西穂独票の山バッジ　西穂山荘店で購入　500円

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

MYアイテム

24c

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ ハードシェル ズボン 靴下 レイングローブ ポリゴン防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 携帯 時計 タオル 手拭い ストック ヘルメット カメラ GPX（ガーミンeTrex30xJ） チェーンスパイク

備考

チェーンスパイクはまだ不要でした。

感想

24c

〇西穂高岳
穂高連峰の内、未踏峰だった西穂高岳へ登ってきました。朝早く自宅を出れば日帰り登山が可能ですが、朝の眠い運転が嫌だったので山荘へ前夜泊して登ってきました。
今年大キレットを登った後だからかも知れませんが、岩稜帯が短く危ない箇所も少なく、快適に登り降りすることが出来ました。山頂直下の壁の降りが少し要注意です。
またヤマレコ30選に西穂独票が入っていたことも、今回登ろうかなと思ったひとつの理由です。
西穂高岳山頂に立ったとき、今日の天気ならばジャンダルム経由奥穂高まで行きたいなと強く思いました。失敗したなと後悔しました。

〇岩稜帯
樹林帯の急登とは全く別世界の楽しさがあります。心配していた強風もそれ程ではなく、快適な岩稜帯歩きを楽しめました。穂高連峰の入門の山としては最適な山だと感じました。

山荘で相部屋となった和歌山の方（大変お疲れのようでした）、大阪から来られた三人連れの方々と少しお話が出来て良かったです。今回山荘で出会った方々は無口な方々ばかりでした。身体も疲れていなく一日目の夜はなかなか寝付かれずに苦労しました。

山荘の方々、登山道整備の方々、行き会って会話をした方々、そしていつもながら山の神様と家族に感謝の山行でした。
ありがとうございました。

コメント

amsy10t

ヤマレコ30選達成、おめでとうございます。
私も2年前に行きましたが、西穂までは快適に岩稜登りができました。絶景も堪能できてよかったですね！西穂からは確かに険しくなりますが、大キレットやジャンダルム周辺よりも個人的には涸沢岳から北穂高岳までの方が厳しく感じます。
私も週末、天気も最高に良いということで、どこかの山に行く予定でしたが、急遽、仕事と家庭の事情により、残念ながら行けなくなりました。その代わりに24cさんの山行を見させていただき、楽しむことができました。
ありがとうございました😊

24c

amsy10tさん、こんにちは。
コメントいただきありがとうございます。
改めてamsy10tさんが上高地から西穂高岳、ジャンダルム、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、そして大キレットを縦走されたことを、凄いなーと実感しています。
簡単な西穂高岳ピストンですが、下りは少し気を付けて歩きました。岩場は登る方が安心ですよね。
天気に恵まれてジャンダルムを眺められて満足です。雪が降るのが少しでも遅くなるのを祈っています。来週は剱御前や奥大日岳を周回する予定です。10月22日の小太郎山はチェーンアイゼンかなと心配しています。再来週は仕事が忙しくなるので山は休みます。