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Yamareco

記録ID: 358658
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

冬山序章/不帰ノ嶮

2013年10月12日(土) ~ 2013年10月14日(月)
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penguin その他1人
GPS
56:00
距離
20.3km
登り
1,987m
下り
2,561m

コースタイム

10月12日 
6時八方バス停
7時半ゴンドラ駅発
8時半八方池山荘出発
12時半唐松岳山荘到着 テント場にて幕営

10月13日
8時 唐松岳山荘出発
8時30分 唐松岳山頂
10時00分 不帰二峰
11時30分 一峰
13時45分 天狗岳山荘
15時20分 鑓ケ岳
17時25分 白馬岳頂上宿舎 テント場幕営


10月14日

7時 白馬岳ピストン
9時 下山開始
12時30分 猿倉



天候 12日は曇りのち雨 夜半に雪 13日は晴れども稜線強風 唐松岳周辺で積雪2センチ
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
往路:八方バスターミナルまで深夜バス
復路:猿倉よりバス
コース状況/
危険箇所等
今期初の本格的積雪で、不帰の鎖場は凍結していました。
コース上、とくに危険な箇所はありませんでしたが、
唐松岳山頂から不帰嶮への下りはじめがもっとも滑りやすかったと思います。
この時期、天狗岳山荘は営業終了しているため唐松から白馬まではロングコースとなり、
時間と天候の見極めが必要です。
10月13日朝、テント場からは剱岳が。
10月13日朝、テント場からは剱岳が。
とりあえず山頂まで行って様子を見た。
とりあえず山頂まで行って様子を見た。
山頂はガスっていたが思ったより険悪な天候ではなかったので、予定通り不帰嶮へ。こんな標識ありました。
山頂はガスっていたが思ったより険悪な天候ではなかったので、予定通り不帰嶮へ。こんな標識ありました。
二峰を振り返る。
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二峰を振り返る。
一峰から天狗の大下りを眺める。
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一峰から天狗の大下りを眺める。
天狗の稜線に出てからは強風に悩まされた。
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天狗の稜線に出てからは強風に悩まされた。
白馬はまだまだ先だった。
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白馬はまだまだ先だった。
すてきな稜線歩きのハズが、強風に煽られ、疲労困憊。
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すてきな稜線歩きのハズが、強風に煽られ、疲労困憊。
日没のころやっと白馬のテント場に到着。
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日没のころやっと白馬のテント場に到着。
最終日は大雪渓を下るだけ。あんぐりとスノーブリッジが。
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最終日は大雪渓を下るだけ。あんぐりとスノーブリッジが。
下部ではモレーンの上を下ります。歩きにくい。
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下部ではモレーンの上を下ります。歩きにくい。

感想

体育の日連休にパートナーと向かったのは不帰ノ嶮。

天候が崩れて雨か雪なることは織り込み済みだったとは言え、
二日目朝に唐松のテント場で目が覚めると、
テントはばりばりに凍ってるし、強風は吹きつけてるし、寒いし。

とりあえず山頂まで行って決めるか、とテントをたたんでパッキングして歩き出す。
山頂はガスって展望なし。時刻は8時。
行くなら迷っている時間はない。
ということで、少々不安げなパートナーを促して稜線を下り始めた。

三峰まで普段ならなんてことない場所だが、
まだ日も射さず気温も上がらず凍り付いた岩場は緊張する。
途中一カ所、練習を兼ねてロープを出した。

核心部はやはり二峰の鎖場。
登りより下りの方が危険なうえに鎖はしっかり凍り付いていてスベスベ。
簡易ハーネスにスリングとカラビナでビレイをとりながらの下降。

天狗の大下り手前あたりからは晴天になったものの風が強くなって、
天狗の頭から杓子岳までは、強い西風に終止悩まされた。

白馬のテント場に着いたのは17時過ぎ。
テント場も強風が吹き抜けて設営に一苦労。
村営の小屋は営業最終日前日で、ほとんど店じまい状態でしたが、
スタッフの方々には親切にしていただいた。

雪に氷に岩場に長い稜線歩きにと、詰まった行程でした。

大雪渓は雪渓を歩くこと無し、アイゼンは不要。

全行程でヘルメット着用しました。

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