アマビエと行く仙丈ヶ岳

2021年10月03日(日) [日帰り]

• GPS: 04:51
• 距離: 10.4km
• 登り: 1,186m
• 下り: 1,195m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:50
• 合計: 4:49

6:52 北沢峠
7:39 7:42 薮沢大滝ノ頭
8:16 8:20 小仙丈ヶ岳
8:42 8:42 仙丈小屋分岐
8:59 9:31 仙丈ヶ岳
9:40 9:41 地蔵尾根合流
9:44 9:44 仙丈小屋
10:05 10:06 丹渓新道合流
10:16 10:21 馬の背ヒュッテ
10:24 10:28 藪沢小屋分岐
11:06 11:06 藪沢徒渉点
11:10 11:10 薮沢大滝
11:30 11:30 大平山荘
11:41 11:41 北沢峠 こもれび山荘
11:41 北沢峠

◆過去の仙丈ヶ岳
・2019年8月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1970059.html
・2018年10月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1608947.html
・2018年7月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1533813.html
・2017年8月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1238287.html
・2016年10月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-984627.html
・2016年8月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-934040.html
・2015年7月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-685864.html
・2014年9月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-608527.html
・2013年10月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-951225.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

◆林道バス利用者駐車場を利用
◆伊那市営南アルプス林道バス（仙流荘〜北沢峠・往復2740円（手廻り品料金込み））

その他周辺情報

信州高遠温泉さくらの湯（伊那市高遠町西高遠旭町：500円）

写真

10/3 6:38

災害復旧工事の進捗に伴い、10/2から直通運転が開始された南アルプス林道バスに乗り込み、北沢峠へ。標高2000m超。さすがにひんやりとしています。

10/3 7:32

小仙丈尾根に取り付き、どんどん登っていくと、ダケカンバの黄葉やナナカマドの紅葉がちらほら。

10/3 7:42

五合目の大滝の頭の手前では、色づく木々が朝の光を受けて輝いて見えます。

10/3 7:56

六合目で視界が開けると、ダケカンバの黄葉で彩られる馬の背の山肌が目の前に迫ります。

10/3 8:04

甲斐駒ヶ岳を背にしてハイマツの間を登り、

10/3 8:19

小仙丈ヶ岳の頂上に達すると、小仙丈沢カールを伴った仙丈ヶ岳が迫り、手招きしてくれるかのようです。

10/3 8:19

ここで早くもアマビエが登場。アマビエ28号とアマビエ33号のコンビで疫病退散を祈願します。

10/3 8:28

ウラシマツツジの草紅葉を横目に稜線歩き。

10/3 8:45

岩場を越えて、ジグザグを切りながら急登を続けます。ハイマツ越しに富士山と北岳がチラリ。

10/3 8:47

藪沢カールを見下ろしながら、仙丈ヶ岳の頂上に近づいていきます。

10/3 8:56

仙丈ヶ岳の頂上に到着しました。

10/3 9:04

北側には、藪沢カール越しに鋸岳と甲斐駒ヶ岳と対峙し、彼方には八ヶ岳連峰、浅間山が折り重なるように続きます。

10/3 9:04

東側から南側にかけては、鳳凰三山から白峰三山を経て南部の山々まで、南アルプスの山々が一望の下です。

10/3 9:06

西側に目を向けると、伊那谷を隔てて前列に中央アルプス、後列に御嶽山、乗鞍岳、北アルプスの稜線を見渡します。

10/3 9:09

日本の標高トップ3の富士山、北岳、間ノ岳を同時に眺める絶景に、

10/3 9:12

両アマビエも目を見張ります。

10/3 9:30

藪沢カールを見下ろしながら下り始めます。

10/3 9:44

仙丈小屋から先ほど滞在した仙丈ヶ岳の頂上を振り返り、

10/3 9:55

ダケカンバの黄、ナナカマドの赤とハイマツの緑が織り成す光景に目を細めます。

10/3 10:17

馬の背ヒュッテの周囲のダケカンバはピークを過ぎたようですが、それでも橙色のナナカマドと相俟って、青空と描くコントラストは強烈です。

10/3 10:21

マルバダケブキのドライフラワーを横目に先に進み、

10/3 10:24

藪沢の源頭部に向かうと、山肌一面が色づく木々に覆われ、何とも見事。

10/3 10:24

ナナカマドは煉瓦色に染まったかと思えば、

10/3 10:25

真っ赤に燃え上がるといったように変幻自在。藪沢小屋に向かう道を見送り、

10/3 10:45

甲斐駒ヶ岳を眺めながら藪沢を下ります。

10/3 10:48

お花といえば残り少なくなりましたが、キオンを見かけます。

10/3 10:52

頭上では、ダケカンバやナナカマドが見事で、

10/3 10:53

絶妙なグラデーションで山肌を装飾する様子は、溜息をつくほどの美しさ。

10/3 11:03

木橋で対岸に渡り、沢沿いを離れます。

10/3 11:19

樹林帯の急坂をしばらく下ると、やがてカツラの黄葉越しに、鋸岳の峻厳な稜線を眺め、大平小屋に向かいます。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

ぶらさげリラックマ

感想

anappleaday

　2年ぶりの南アルプスのお山は仙丈ヶ岳へ。前日の10/2から直通運転が開始された南アルプス林道バスに乗り込み北沢峠に向かい、小仙丈尾根を上がって藪沢を下る周回コースとします。しばらく低山が続いていたため、久しぶりの高峰は勝手が違いましたが、雲一つない快晴の下、目にするものはすべて眩しく感じます。頂上からは遮るものなく、眺めはすこぶる良好。アマビエで疫病退散を祈願し、藪沢ではダケカンバやナナカマドなど色づく木々が見事な眺めでした。