【那須】姥ヶ平〜朝日岳(沼原湿原駐車場から周回)
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- GPS
- 07:19
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,025m
- 下り
- 1,019m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:18
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されています。 |
写真
感想
地元紙で「那須岳の紅葉が見頃」と報じられていたので、今年も姥ヶ平へ紅葉狩りに行って来ました。朝6時に起床し、宇都宮から塩谷、矢板、那須塩原へとクルマを走らせ、8時半に沼原湿原の駐車場に到着。途中、矢板市内を走っているとき、辺り一面に朝靄がかかっていて「これは那須の方もダメかも」と不安になりましたが、幸い登山口に着いた頃には青空も見えるようになっていました。
一昨日の女峰山では抜かされてばかりでしたが、那須岳では特に急がなくても自分の方が抜かす立場です。先行するパーティを何組か追い越しならがら、姥ヶ平までの道を軽快に進みました。たどりついた姥ヶ平は大勢のハイカーで賑わい、特にひょうたん池の周辺では撮影の順番待ちができるほどの盛況ぶりでしたが、池に映る逆さ茶臼の見事さを見て その理由に納得しました。
姥ヶ平の紅葉だけでも充分満足できそうでしたが、せっかくだからと牛ヶ首方面へと前進したところ、高度を上げるにつれて段々と息が上がってきました。やはり先日の女峰山での疲れが抜けきっていなかったようです。足を引きずるように硫黄鉱山跡にたどり着くと、倒れ込むようにベンチに腰を降ろしました。ここで昼食のカレー麺を啜りつつ、靴を脱いでふくらはぎをマッサージしていると、いくらか足の具合も回復してきたようです。目の前には青空の下に映える朝日岳……。その先の峰の茶屋跡避難小屋の分岐で、このまま延命水方面に下山しようかとも思ったのですが、足は自然に朝日岳の方へ向かっていました。
岩場のガレ気味な道を慎重に進み、朝日の肩にザックをデポすると、いよいよ朝日岳の山頂へ。ひとしきり展望を楽しむと、ふたたび朝日の肩まで戻りベンチに倒れ込むようにして休息。先程と同じように靴を脱ぎ、しばらく虚脱していると、また気力が戻ってきたので 峰の茶屋跡避難小屋の分岐まで戻り、予定通りに延命水方面への下山に取りかかりました。
そこから先は急に登山者の姿も減り、静かな雰囲気となりました。自然林の紅葉……というより黄葉という印象が美しい道を気持ちよく歩いていきました。途中、那須連峰では貴重な水場のひとつである延命水で喉を潤し、疲れたので立ち寄るつもりだった沼原湿原をカットし、駐車場に着いたときには4時になっていました。
疲労時の身体の使い方について、学ぶところの多い山行になったような気がします。
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