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Yamareco

記録ID: 3604429
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

川迫ダムからトサカ尾山、弥山まで行って鉄山から周回

2021年10月06日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:38
距離
15.7km
登り
1,458m
下り
1,453m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:03
休憩
0:36
合計
12:39
距離 15.7km 登り 1,460m 下り 1,457m
5:59
145
スタート地点
8:24
8:36
284
13:20
13:27
13
13:40
15
13:55
13:56
4
14:00
14:05
29
14:34
14:35
18
14:53
14:54
40
15:34
16
15:50
20
16:10
16:18
14
16:32
16:33
79
17:52
46
18:38
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
川迫ダム湖畔のトイレ脇に駐車。
季節によってキャンパーや釣り人の車を見かけるが、3〜4台駐めれるか。
但しここは場所柄雨が降ったりすると増水の危険もあるので要注意。
コース状況/
危険箇所等
写真説明にも詳しく書いたが、よく写真で見るキレット真ん中にかけてある古くからのロープの他にもう一本新しい物が端の方、キレットの切れ込みギリギリの所にかけてあったが、これが下りてみたはいいがそこから先にどうやって進むのか分からない、万が一ロープが切れたら谷に落ちてしまう危険がある場所。
弥山側から来た人にはおそらくロープは見えないし、そもそも崖側ですごく危険なところなのが分かるので使わないだろうが、トサカ尾山側から来ると下りたところが危険な場所なのは見えず、トラロープが新しいという罠のような事になっているので、かけてくれた人には申し訳ないが、僕が気が付かなかっただけで実は安全に通れる方法があったのかもしれないが、とりあえず使わない方が無難と思うのでこれから通る人は気が付いて欲しい。
川迫ダム湖畔のトイレ脇に駐車。
2021年10月06日 06:00撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 6:00
川迫ダム湖畔のトイレ脇に駐車。
ここから入溪してまず目の前の流れを1回目の徒渉。
2021年10月06日 06:00撮影 by  iPhone 12, Apple
1
10/6 6:00
ここから入溪してまず目の前の流れを1回目の徒渉。
駐車した車をふり返ると日も昇ってきた。
右奥に見えるのは帰りに通る予定の鉄山か。
2021年10月06日 06:06撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 6:06
駐車した車をふり返ると日も昇ってきた。
右奥に見えるのは帰りに通る予定の鉄山か。
ここは水量多いと渡れない可能性があるので出来るだけ晴天が続いた後に来たが、当然足はテン泊用クロックス。
2021年10月06日 06:07撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 6:07
ここは水量多いと渡れない可能性があるので出来るだけ晴天が続いた後に来たが、当然足はテン泊用クロックス。
2度目の徒渉も足首まででなんと言うこともなかったが、ここで二股になっていた流れが合流して水量多くなっていて不安になる。
2021年10月06日 06:12撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 6:12
2度目の徒渉も足首まででなんと言うこともなかったが、ここで二股になっていた流れが合流して水量多くなっていて不安になる。
最後3度目の徒渉地点では案の定結構な水量。
水がきれいで底が見えるので一見浅く見えるが、流れが静かで波立っていないほど深い。
一番浅そうな所うろうろ探し、勿論ズボンは腿まで捲り上げて意を決して突っ込むが、結局パンツまで浸かった。
もう少し水量多く、流れが速かったら諦めたかも。
このルートが寂れているのは、ダム上の通行が禁止されている中この徒渉が出来るかどうか、運任せになってしまっているからかも。
2021年10月06日 06:16撮影 by  iPhone 12, Apple
1
10/6 6:16
最後3度目の徒渉地点では案の定結構な水量。
水がきれいで底が見えるので一見浅く見えるが、流れが静かで波立っていないほど深い。
一番浅そうな所うろうろ探し、勿論ズボンは腿まで捲り上げて意を決して突っ込むが、結局パンツまで浸かった。
もう少し水量多く、流れが速かったら諦めたかも。
このルートが寂れているのは、ダム上の通行が禁止されている中この徒渉が出来るかどうか、運任せになってしまっているからかも。
渡ったところで水を拭いて靴履き替え。
見えているダムまでの左半分あたりにダム施設の登路があるはず。
2021年10月06日 06:46撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 6:46
渡ったところで水を拭いて靴履き替え。
見えているダムまでの左半分あたりにダム施設の登路があるはず。
まず出合ったのがこの苔むした坂道と右に土止め階段のある登路。
2021年10月06日 06:49撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 6:49
まず出合ったのがこの苔むした坂道と右に土止め階段のある登路。
建物を回り込むと施設用階段への入り口。
2021年10月06日 06:50撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 6:50
建物を回り込むと施設用階段への入り口。
少しうろうろ見た結果、まず土止め階段を少し上がり、すぐ小さく開けたところに右へ施設階段への踏み跡があったのでそこから階段に渡った。
2021年10月06日 06:56撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 6:56
少しうろうろ見た結果、まず土止め階段を少し上がり、すぐ小さく開けたところに右へ施設階段への踏み跡があったのでそこから階段に渡った。
相当な急傾斜を結構登ってきた最後の施設小屋前から見下ろすと、左が階段で右が土止め階段。
どっちを選ぶかは人それぞれ。
2021年10月06日 07:04撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 7:04
相当な急傾斜を結構登ってきた最後の施設小屋前から見下ろすと、左が階段で右が土止め階段。
どっちを選ぶかは人それぞれ。
階段を上り終わったところから左に登山道に入る。
2021年10月06日 07:04撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 7:04
階段を上り終わったところから左に登山道に入る。
トサカ尾根までは派生尾根上の岩を縫うように稲妻状に道が付いている。
少しわかりにくいところもあるが、基本は尾根通しで、テープも少しはある。
2021年10月06日 07:36撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 7:36
トサカ尾根までは派生尾根上の岩を縫うように稲妻状に道が付いている。
少しわかりにくいところもあるが、基本は尾根通しで、テープも少しはある。
トサカ尾山への登りはだんだん岩が多くなり、それらを巻くように道が付けられている。
2021年10月06日 08:03撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 8:03
トサカ尾山への登りはだんだん岩が多くなり、それらを巻くように道が付けられている。
展望のない頂上標識場所。
2021年10月06日 08:16撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 8:16
展望のない頂上標識場所。
ほんとはすぐ横に見える岩の上が一番高いらしいので行ってみる。
2021年10月06日 08:17撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 8:17
ほんとはすぐ横に見える岩の上が一番高いらしいので行ってみる。
岩の上に来ても眺望無し。
2021年10月06日 08:19撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 8:19
岩の上に来ても眺望無し。
トサカ尾山から戻って弥山までの縦走路に入ると早々に石段など出てきて最初はきれいな道。
このあたりまでは川迫ダム建設時に木を切り出したりするために道が整備され、当時は登山者もある程度入っていたのではと思わされる箇所があちこちにある。
2021年10月06日 09:01撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 9:01
トサカ尾山から戻って弥山までの縦走路に入ると早々に石段など出てきて最初はきれいな道。
このあたりまでは川迫ダム建設時に木を切り出したりするために道が整備され、当時は登山者もある程度入っていたのではと思わされる箇所があちこちにある。
有名なキレット。
写真真ん中のまだきれいなトラロープと、2〜3メートル先にもう一本、2カ所にロープがかけてある。
2021年10月06日 09:14撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 9:14
有名なキレット。
写真真ん中のまだきれいなトラロープと、2〜3メートル先にもう一本、2カ所にロープがかけてある。
最初は当然まだロープが新しい手前を下りてみたが、なんと右足下は岩が切れ落ち、左は手がかりも無さそうな岩がかぶってきてその下を這って平地に出るしかなく、もしザックが当たったりしたらと思うととても潜る勇気が出ずに登り返した。
2021年10月06日 09:14撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 9:14
最初は当然まだロープが新しい手前を下りてみたが、なんと右足下は岩が切れ落ち、左は手がかりも無さそうな岩がかぶってきてその下を這って平地に出るしかなく、もしザックが当たったりしたらと思うととても潜る勇気が出ずに登り返した。
2〜3メートル先のよく写真にも出てくる古いロープは問題無く平地ど真ん中に降りれる。
2021年10月06日 09:15撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 9:15
2〜3メートル先のよく写真にも出てくる古いロープは問題無く平地ど真ん中に降りれる。
対岸から見たところ。
2度目に下りたロープが右端に少し見えているが、最初に下りたのは真ん中に写ってる岩の割れ目の中。
こうして見ても左は岩がストンと切れ落ち、落ちたらおそらく10メートル以上止まらなそうで、この写真で見て割れ目右の少し外傾した岩の下の狭いバンドをたった1〜2メートルだが這って通るのではと思うが、もしザックが当たってバランス崩したらなどと考えると自分には勇気が無かった。
逆に弥山側から来るとこの割れ目のロープは見えず、右のキレットど真ん中の古くからのロープを登ると思うので問題無いが、トサカ尾山側から来た場合は要注意。
万が一ロープが切れたらキレットに転がり落ちる可能性が高い。
ここは実際どうやって通るのか知っている人に教えてもらいたい。
2021年10月06日 09:20撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 9:20
対岸から見たところ。
2度目に下りたロープが右端に少し見えているが、最初に下りたのは真ん中に写ってる岩の割れ目の中。
こうして見ても左は岩がストンと切れ落ち、落ちたらおそらく10メートル以上止まらなそうで、この写真で見て割れ目右の少し外傾した岩の下の狭いバンドをたった1〜2メートルだが這って通るのではと思うが、もしザックが当たってバランス崩したらなどと考えると自分には勇気が無かった。
逆に弥山側から来るとこの割れ目のロープは見えず、右のキレットど真ん中の古くからのロープを登ると思うので問題無いが、トサカ尾山側から来た場合は要注意。
万が一ロープが切れたらキレットに転がり落ちる可能性が高い。
ここは実際どうやって通るのか知っている人に教えてもらいたい。
弥山側への登り返しはロープ無しでも登れそうな土の坂で一安心。
2021年10月06日 09:20撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 9:20
弥山側への登り返しはロープ無しでも登れそうな土の坂で一安心。
迷ヶ岳への長い尾根途中で見つけたこれも有名なワイヤー巻き上げ機の一部。
2021年10月06日 11:09撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 11:09
迷ヶ岳への長い尾根途中で見つけたこれも有名なワイヤー巻き上げ機の一部。
このへんで靄に包まれてしまって苔むした森が雰囲気良い。
2021年10月06日 11:43撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 11:43
このへんで靄に包まれてしまって苔むした森が雰囲気良い。
迷ヶ岳山頂は山というより森の中。
2021年10月06日 11:45撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 11:45
迷ヶ岳山頂は山というより森の中。
修覆山への途中でまた今度は小さい滑車発見。
2021年10月06日 12:15撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 12:15
修覆山への途中でまた今度は小さい滑車発見。
このあたりの紅葉がどうなってるのか分からないが、靄の中に1本きれいなのを発見。
2021年10月06日 12:17撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 12:17
このあたりの紅葉がどうなってるのか分からないが、靄の中に1本きれいなのを発見。
思った以上に長い尾根で結構時間かかって修覆山到着。
2021年10月06日 12:59撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 12:59
思った以上に長い尾根で結構時間かかって修覆山到着。
靄の中歩きながら時間も結構かかってるし弥山は諦めて時間に余裕持って鉄山に下るかと考えてたが、ここできれいに晴れてきてしまったので急遽元の計画通り弥山まで行くことに。
2021年10月06日 12:59撮影 by  iPhone 12, Apple
1
10/6 12:59
靄の中歩きながら時間も結構かかってるし弥山は諦めて時間に余裕持って鉄山に下るかと考えてたが、ここできれいに晴れてきてしまったので急遽元の計画通り弥山まで行くことに。
時間も無い中迷いやすい倒木帯通るのは不安だったがここまではあまり問題無く到着。
2021年10月06日 13:59撮影 by  iPhone 12, Apple
1
10/6 13:59
時間も無い中迷いやすい倒木帯通るのは不安だったがここまではあまり問題無く到着。
ここまで来たら小屋でUターンではなく山頂神社まで。
2021年10月06日 14:02撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 14:02
ここまで来たら小屋でUターンではなく山頂神社まで。
人気の無い弥山小屋。
等とまだ余裕で写真撮ってたが、帰りは焦りからかだいぶ迷って時間かかってしまって大失敗。
2021年10月06日 14:05撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 14:05
人気の無い弥山小屋。
等とまだ余裕で写真撮ってたが、帰りは焦りからかだいぶ迷って時間かかってしまって大失敗。
鉄山平から夕日に映える鉄山と、その向こうに右から行者還、七曜、大普賢から山上ヶ岳への奥駆け道の稜線が素晴らしい。
しかしこの時点で時間はもう15時半。
この道で最後がヘッ電下山かと思うと不安も大きくなってくる。
2021年10月06日 15:33撮影 by  iPhone 12, Apple
1
10/6 15:33
鉄山平から夕日に映える鉄山と、その向こうに右から行者還、七曜、大普賢から山上ヶ岳への奥駆け道の稜線が素晴らしい。
しかしこの時点で時間はもう15時半。
この道で最後がヘッ電下山かと思うと不安も大きくなってくる。
すでに途中写真撮る余裕もなくなってきたが一応鉄山頂上。
2021年10月06日 16:11撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/6 16:11
すでに途中写真撮る余裕もなくなってきたが一応鉄山頂上。
もう山の影は暗くなった中にこれから下るダム湖が綺麗に光ってたので1枚撮ったが、もうストック使う余裕もなく両手両足総動員で飛ばしてる間にレンズ汚してしまったのかボケボケ。
2021年10月06日 16:33撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 16:33
もう山の影は暗くなった中にこれから下るダム湖が綺麗に光ってたので1枚撮ったが、もうストック使う余裕もなく両手両足総動員で飛ばしてる間にレンズ汚してしまったのかボケボケ。
最後は覚悟決めてヘッドライトも点けたが、それではやはりテープの色も分からず遠くのテープは見えずで最後の残照の中ギリギリで下山。
標識があるわけでもないバリエーションでテープと踏み跡だけの中をヘッドライトだけでというのはほんと危険。
やはり弥山は諦めるのが正しかったと思う。
このあとは真っ暗な渓谷沿いの林道を40分ほど残った食料食べながら車まで。
2021年10月06日 17:52撮影 by  iPhone 12, Apple
10/6 17:52
最後は覚悟決めてヘッドライトも点けたが、それではやはりテープの色も分からず遠くのテープは見えずで最後の残照の中ギリギリで下山。
標識があるわけでもないバリエーションでテープと踏み跡だけの中をヘッドライトだけでというのはほんと危険。
やはり弥山は諦めるのが正しかったと思う。
このあとは真っ暗な渓谷沿いの林道を40分ほど残った食料食べながら車まで。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ヘルメット
備考 もう秋で風が吹くと微妙に寒いので長袖のソフトシェルではなくベストがあるとよかった。

感想

今回の登山口はなんとかしてダム湖を渡らなければたどり着けないので出来るだけ晴天続きの後を狙ったがそれでも股までの水深。
ダム上は通行禁止でライブカメラがあるわけでもないので泳ぐのでなければ渡れるかどうかは運次第というのがあまり通る人がいない理由か。
昔はちゃんと整備された道があったのがそこここに見て取れる気持ちいい場所だったのはキレットまで。
最初に下りた場所が先に進めなかったのには焦った。
足場が無いので腕力で登り返したが、これはいったいどういうことになってるのか、僕の勘違いなら勘違いでいいので、通り方を知ってる人がいれば是非教えてもらいたいところ。

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