紅葉には少し早かったが尾瀬を堪能
- GPS
- 30:03
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 1,308m
- 下り
- 1,290m
コースタイム
- 山行
- 13:40
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 14:07
天候 | 初日 曇り時々雨、2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木道は濡れていると意外に滑ります |
写真
感想
緊急事態宣言が解除になった週末に学生時代の先輩3名とともに尾瀬ヶ原に出かけた。解禁を狙って日程を設定したわけではなく、以前から決めていたことだが、運よく解除になった。今年6月にも同じメンバーで計画したが、その時は緊急事態宣言が出されており、取りやめる人もいたので今回は決行できて良かった。
初日は鳩待峠からアヤメ平経由で尾瀬ヶ原に入る。今年6月のアヤメ平は、池塘が大きく広がる気持ちいいところだったので、今回も大いに期待したのだが、雨模様で展望もなくほとんど素通りとなった。晴れていたら草紅葉に逆さ燧なども見られてきっと素晴らしかったろうに残念だ。
見晴らし十字路に着くころには天気も回復し青空ものぞいている。幕営場にはカラフルなテントが一杯だがまだ余裕があり皆思い思いに寛いでいる。こういうのも見るとテントもいいなあと思うが自分たちは竜宮小屋を予約してありそちらを目指す。尾瀬ヶ原での展望は良く、燧や至仏の写真を何枚も撮る。やっぱり絵になる。
小屋に入ると荷物の整理をした後は小屋の前でお酒を飲みつつ談笑。暑くもなく寒くもなく心地よい気候でこんな時に山にいられるのは幸せだ。ひとしきり飲んだ後は夕方の風景を撮りにフラフラと木道の上を歩き回る。酔っていたのか足を踏み外し転んだ拍子にカメラを落とし、レンズのフィルターが割れてしまった。幸いレンズは無傷だったがやばかった。
翌朝も快晴。朝もやの中の景色もなかなか良い。山の鼻までの道沿いでも見どころはたくさんだ。あちこちで写真を撮りながら進む。至仏も燧もほんと絵になる。山の鼻に着くと至仏山へ登る組とそのまま鳩待峠に進む組に分かれる。早く帰らなければならないようだ。別れの盃ではないが、ここでコーヒーを入れてしばし談笑後二手に分かれる。
至仏は通行規制がなされており、山の鼻からは登ることはできても、至仏からは下ることはできない。従ってすれ違うことのない中を登っていくとちょっとした休憩地に出て、そこで振り返ると尾瀬ヶ原と燧が一望のもととなる。うーん、これはここまで登ってきた人だけが見える景色だ。直接鳩待峠に向かった二人には申し訳ないが、この景色は見るだけの価値があると思った。ここまでは自分が先に歩いていたがこの後は先輩が先を行く。ただこの人はやたら速い。ぐんぐん歩いていく。普段それほど山に行っていないはずなのになぜこんなスピードで歩けるのだろうと思うほど。結局山の鼻から2時間少々で頂上に着いてしまった。
頂上は鳩待峠から直接来た人たちもたくさんいるようで、すごく混んでいる。でも快晴の頂上からは遮るもののない360度の展望が楽しめる。北には今年登ったばかりの越後駒に中ノ岳、八海山、西には巻機山や谷川岳、南の武尊、白根山、皇海山、西の燧に会津駒。地図を見ながらあれこれ山を同定していく。やっぱり秋の空だ。良く見える。
十分に楽しんだ後は尾瀬ヶ原の景色に名残を惜しみつつゆっくりと下山した。
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