奥穂高 パノラマコース→涸沢 、奥穂、前穂、岳沢

2013年10月07日(月) ~ 2013年10月08日(火)

• GPS: 18:38
• 距離: 27.8km
• 登り: 2,534m
• 下り: 2,519m

コースタイム

2013/10/7月曜日

6：15河童橋
8：00新村橋
9：30標高2000m
11：15屏風のコル分岐
12：25-1：20涸沢ヒュッテ
2：45ザイテングラード入り口
3：20後20分のペイント
3：45穂高山荘　テント泊

2013/10/8火曜日

5：10穂高山荘
5：30-6：00涸沢岳山頂
6：15-7:35穂高山荘撤収ご飯
8：20奥穂高山頂
10：10前穂高・岳沢分岐
10：50-11:00前穂高山頂
11：30前穂高・岳沢分岐
1：15岳沢小屋〜3：00河童橋

天候

快晴(*^^)v

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

安坊トンネルを通り沢渡に抜けて乗合いタクシーにて上高地入り
料金1000円ですが帰りは5人の乗合いだったので800円でした。
安坊トンネルは有料です・・・

コース状況／危険箇所等

登山歴一年未満のコースの感想としてお考え下さい。

パノラマコースは一般的には下山コースと知りました。
下山に使われるせいなのか足場は踏み固められているので
浮き石などは殆どありません。
屏風のコルから涸沢岳の下りも危険というほどの危険個所には
ザイル等の安全対策がしっかりしてますので気を引き締めてれば
落ちるような事も無いでしょう。
ただ、登山初心者は僕もですが、それ以上に簡素な形の人達も見受けますが
どちらが正しいのかは分かりません。
むしろ、この程度で重装備の僕の方が重さにやられちゃったりしてますので。

穂高山荘からの奥穂高も気を引き締めてれば、高所恐怖症の僕でも
安全だと感じました。
奥穂高から前穂高までの縦走路もしっかりとした道幅があります。
ただ、落ちたら死ぬ個所は多数ですが、誰もが落ちたくないので
落ちるような事態にならない様に気を引き締めてれば大丈夫です。
ただ、縦走路地帯も重太郎新道もそうですが雨の日のスリップには
未曾有の事態が起きかねますので十二分な注意が必要でしょう。

写真

関係無いけど登山以外でも、いつも立ち寄るひるがのSA

初めての上高地での朝ごはん(>_<)

ちょっと明るくなって沢山の登山者

梓川沿いマップ

河童橋までの林道、みな黙々と歩いてる(゜レ゜)

河童橋にて人の手を借りて出発記念写真を・・・

一つ目の分岐

新村橋。帰り道に使うらしくて人皆無で緊張してるオラ

ザイル事件のそれとは違うと判明した墓標？

カラサワ→　　非常に分かりやすい動かぬ道標

標高2000m地点で何となく写した一枚

目の前のこの子は明神岳でしょうか？？なにぶんにも初めてなので判り兼ねまするぅ(>_<)

カエデとナナカマドと光のコラボ　　何の事はない一枚ですみません。誰に誤ってんだか(・へ・)

これは？綺麗なので一枚ですぅ

屏風のコルに到着。20kgの荷物がオラをコルから遠ざける。次回くるかしら？？？

後ろを振り返り上高地を懐かしむってか、あそこまで明日戻るのが嫌です(*^^)v

おお、ここで初めて槍ヶ岳が・・・しかも周りの紅葉がなんとも。けど槍君、オラはまだ登ってあげないよ〜〜っと吠えてもこだましないかな・・・

ちょっと尾根を歩いたと思ったら涸沢まで急坂、落ちたら危ない下り連続。それが嫌なんじゃなくて下がったらまた上がるでしょ(>_<)それがいや(｀´）

紅葉のアーチに思わずうっとり・・・でも汗べっとり・・・何でこんなに暑いの？？

とうとう夢にまで見た涸沢 ですぅ・・・やぁ)^o^(

どっちかが涸沢小屋でどっちかが涸沢 ヒュッテ？
気にしちゃいけない、とても小さな事(*^^)v

赤が綺麗です。薄情な美人程度ならこちらをとります。一生独身で・・・

エクセレント、ビューティフル。知ってる英語全部使いましたが足りません。

こっちから来たからわかっとるっつ〜の(^^ゞ

おお、こちらが涸沢ヒュッテ君でしたか。今後もよろしく・・・

展望デッキって注文しなくても座っていいのか分からんから立ったままで休憩(｀´）

何処の本にも載ってる場所からの写真ですが、オラが写すと別物です。あ、上じゃなく不出来の方ね(^^ゞ

商売間違えました。ヘリコプターのパイロットになりたかった。学校の先生教えてくれなかった(｀´）

テント場はソロの女子も沢山いますね・・・めっちゃ後ろ髪引かれますがオラの意思とは別に足が登って行きます。これを足癖が悪いと言うのでしょうか？？

雪渓です。あそこでスキーやっても怒られないのでしょうか？

では穂高山荘に向けてひとっ走りと行きたい所ですが、遠い？のでしょうか？

振り返ると戻る事は出来ないと悟ります。それにしても天気も良くて紅葉が綺麗です。

平坦に見えるのに平坦ではありません。急登です。そう書かないと格好がつかないので・・・

いよいよザイテングラードに取り付きます。思ったより〇〇です(*^^)v

振り返るとって振り返り過ぎて何がなんだかわかりません。

この場合のこれはうそです。ココでテント泊で荷物ないならこの時間で行けるでしょうが無理です。恐らくタイムを計った人の見栄でしょう。それとも相当のやせ我慢かな・・・

やっとちゅきました(>_<)でも、この地点で最後の休憩に入ります・・・

本日のゴールにご満悦なオラ、ちょっとニヤ付いてますが、ヤラシイ事を考えてる訳ではありません。

ここで落石で死んだら墓標立ててくれるでしょうか？それだけが心配ですね。永久欠番にしてもらえるとか、何かしらの特典が欲しいです。

う〜〜ん　かっこいい　オラが生まれる前からそこに立ち動かぬ事、山と同じごとし

呑みたいくないけど買った500ml800円のビール。寒くて味覚えてないよ。

この熱燗にはマジでやられた。ちょっといいのを買ったらまずくて。普段は鬼殺しなのでお口にあいませんでした。

塩ラーメンは上手かった。塩分補給

テントの中で寝袋とか使って夜景を作ってみた。

朝日を見るために涸沢岳に登ってきたよ

だから顔洗ってないけどゆるしてね(^^ゞ
涸沢岳

神々しいとまではいかないけど日の出きました。見れるだけでだいまんぞくですぅ・・・

槍様〜〜〜そっちはいかないよ〜〜

さて、あそこまで降りてあっち側に行かないと(^<^)

エビピラフとトン汁で朝ごはん(*^^)v

オラのテント場

気が付けば、心の中でまたね！っと叫ぶ。もう来ないよじゃないのが、どれだけ辛くとも山が好きな証拠じゃないかな・・・

落ちてくると困るので間隔を空けて登る

ホントにまたねぇ〜〜

あれが山頂な感じ・・・

すれ違いざまに、やれそうな女子にジャンダル？と聞かれ、いや行かないですと答えると何だ、行かないのかみたいな顔してた。ホームセンターで買ったヘルメット被った人にそんな事聞かないの〜〜(｀´）あ、やれそうなってのはそっちの意味で無く熟練者って意味です(>_<)あ、熟練者ってあっちの意味ではなく登山のね。あ、まぁいいか

奥穂高山頂です。感無量(@^^)/~~~

現場はココですか？的な顔してるオラ　　　オラオラオラ〜〜

御嶽、乗鞍をバックに県警のヘリが流してる。今日は寒いですなぁなんて言ってるのか？？暖房入ってるって？？そうなの？

前穂に行くかなやんだ分岐、悩んだおかげで30分損したよ。

お陰で女子と下山出来たので良しとして)^o^(

まだ、あんにゃに遠くなの？の質問にも優しく答えてくれたベテラン女子。ちなみに同業者。あま〜ん

長い梯子、オイラが落ちて迷惑を掛けるといけないので無事降りきるまで待ってます。

岳沢に着きました。ここで女子とはサヨナラしてソロになりました。またね〜〜〜

河童橋にて、LIVEカメラを意識してしばし立ち止まる。

去年は登山者としてではなく新穂高ロープーウェイの観光客として入ったひらゆの森のお風呂。
やっとこっち側の人間になりました〜〜〜ヽ(^。^)ノ

平湯温泉の中にある酒屋さんの温泉卵。これで50円で5個食べました。ちなみに、ひらゆの森と共に3年毎年来てます。来年も来るよ、あ、もう食べたくなってきたら明日行こ)^o^(ごめんなさい嘘つきました(>_<)

後日、他の人のレコから自分のテント撤収の画像があったので貰ってきました。無断でね。客観的に見て我が子を見るような眼でみました。けなげですぅ(>_<)

感想

piroron

今回の山行は一つの壁でした。登山を始めて一年未満でどんなに書庫を読み漁ろうとも、拭いきれない不安だらけの登山をし続けて1年弱。すこしずつこの山に向けての努力だったのですが、やはりここにきて一番の不安を背負ったままの出発でした。運良く天気も良く、登山日和だったものの、天候不順で雨だったり雪だったりしたら、とても完歩出来なかったでしょう。決してこれで自信を付けるのではなくあの新穂高ロープーウェイの登山口に書いてあった、山に慣れなしをこれからも実行しなければ単独行はダメだと再確認しました。ほんと、尾根を歩いている間中、ああ、落ちたら死ぬな落ちたら死ぬなと念仏の様に唱えるありさまでした。実際には落ちないけど、雨だったり雪だったり降ったら足元が滑り、手元さえも狂い危険な山である事に違いありません。ただ、誰しも死にたくないので落ちないでしょうが。またいつか北アルプスにきます。いつ？今でしょとはいかないですが・・・