憧れの大キレットと畏怖のジャンダルム

2024年09月16日(月) ~ 2024年09月18日(水)

• GPS: 29:45
• 距離: 31.8km
• 登り: 3,297m
• 下り: 3,285m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:41
• 休憩: 2:48
• 合計: 11:29

距離 14.1km 登り 2,122m 下り 120m

3:32 新穂高温泉バス停
3:37 3:38 新穂高温泉駅
3:53 小鍋谷ゲート
4:25 4:28 穂高平小屋
5:03 5:04 白出沢出合
6:23 6:24 滝谷避難小屋
6:32 6:37 藤木レリーフ
7:27 7:38 槍平小屋
10:00 10:28 飛騨沢千丈乗越分岐
11:05 11:22 千丈乗越
12:39 14:11 槍ヶ岳山荘
14:43 14:54 槍ヶ岳
15:04 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 9:20
• 休憩: 2:05
• 合計: 11:25

距離 6.9km 登り 902m 下り 1,000m

15:04 槍ヶ岳山荘
3:50 3:51 飛騨乗越
4:11 4:12 大喰岳
5:00 5:06 中岳
6:03 6:04 天狗原分岐
6:23 6:23 南岳
6:31 6:53 南岳小屋
8:26 9:04 長谷川ピーク
11:16 北穂高小屋
11:24 北穂高岳
11:32 11:51 北穂高小屋
11:53 12:00 北穂高岳
12:02 12:15 北穂高岳南峰
12:32 12:40 ドームの頭
14:39 14:51 涸沢岳
15:06 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 7:28
• 休憩: 1:08
• 合計: 8:36

距離 10.8km 登り 273m 下り 2,165m

15:06 穂高岳山荘
6:03 6:33 穂高岳
7:31 7:36 穂高岳山荘
9:46 9:48 荷継小屋跡
10:28 10:29 白出大滝
10:48 10:53 重太郎橋
12:02 12:02 白出沢出合
12:44 13:08 穂高平小屋
13:44 13:45 小鍋谷ゲート
14:00 14:00 新穂高温泉駅
14:05 14:07 新穂高登山指導センター
14:08 ゴール地点

天候

9/16 晴れ後霧時々雨
9/17 霧雨後晴れ
9/18 霧雨後晴れ、雷雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高登山者用無料駐車場🅿️P5(仮設トイレ2基有り)に前日15時到着　その時は20～30台は空いていた感じでした。翌朝3時でも空きは有りました。

コース状況／危険箇所等

新穂高温泉から槍平小屋・西鎌尾根経由で槍ヶ岳
→危険箇所は有りません。
槍ヶ岳から南岳・大キレットコルまでは
→それ程危険とは思いませんでした。
大キレットコルから長谷川ピーク・飛騨泣き・北穂高岳登りは
→雨で岩が濡れていると非常に気を使い危険⚠️です。
北穂高岳から奥穂高岳までは
→涸沢岳の登りも急激な登りで危険⚠️です。
穂高岳山荘から奥穂高岳は
→小屋付近がちょっと気を使います。
奥穂高岳から白出沢出合については
→小屋から荷継小屋跡急激にガレ場を下るので印を見失わない様に、
→荷継小屋跡から重太郎橋は崖際にルートが切られ鎖と長い梯子が有り今回の山行で1-2の危険箇所⚠️と感じました。

その他周辺情報

深山山荘の露天風呂は石鹸使えません！500円
ホテル穂高の日帰り入浴は大きなホテルでアメニティ豊富浴場も広々ゆっくり出来ます。1,000円
近隣の日帰り入浴は900円の様ですが下山者の混雑を考えると安いと思いました。

写真

9/16 3:39

いよいよここからスタート

9/16 4:25

空には星🌟が瞬いてました。
オリオン座かなぁ？

9/16 5:03

概略図どのルートも大変そうです。

9/16 5:59

遭難者捜査協力の表示が沢の前後に有りました。

9/16 6:28

こんな沢を歩きますが多くの登山者が歩いていて明瞭です。

9/16 6:28

見上げると険しい山陵が見えます。

9/16 6:31

今の所晴れています☀️

9/16 6:31

険しい山陵と折り重なる山裾そこに集められた水💦が滝となってました。

9/16 6:32

沢の岩に小さな表示が

9/16 6:35

偉人のレリーフ

9/16 6:41

コレはマユミかなぁ？

9/16 6:42

朝露に濡れるゴゼンタチバナ

9/16 7:09

何処を観ても険しいなぁ

9/16 7:26

槍平小屋のテント利用者への表示

9/16 7:27

槍平小屋

9/16 7:29

常時放水され美味しいお水でした😋

9/16 7:37

空には飛行機✈️がこの辺上空は航路でしょうか？
ピーチ航空の様なカラーに見えます。

9/16 8:54

ダケ樺が見えると何故か嬉しい

9/16 8:55

ナナカマドの赤い実
そろそろ紅葉ですね🍁

9/16 8:56

雲が出て来ました。

9/16 9:06

分かりにくいですが真ん中に色の薄れたアザミの花が咲いてます。

9/16 9:33

西鎌尾根でしょうか？

9/16 9:33

ナナカマドが沢山有りこれから綺麗な時期を迎えるんでしょうね！

9/16 9:53

登山者3人が西鎌尾根稜線を歩いてました。
気持ち良さそうです。
この後この3人とすれ違い写真共有しました。☺️

9/16 10:00

分岐点で一休み
この後霧と雲に巻かれました。

9/16 10:28

道標

9/16 10:31

竜胆　秋なので当然ですが余り草花は見かけませんでした。

9/16 10:39

トリカブト

9/16 10:52

うーん！雲☁️が早くも纏い付き始めました。

9/16 11:06

西鎌尾根稜線にでました。
ココで裏銀座縦走の女性4人と出会いました。
皆さんパワフルです。

9/16 11:13

うーん🧐な感じ

9/16 11:23

木もこんなになっても未だ生きているんですよね！

9/16 11:47

もう少し

9/16 12:23

険しい断崖

9/16 12:23

落ちたら見つかり難いです。

9/16 12:30

お⁉️槍ヶ岳‼️
頂上に人の姿と声が聞こえる

9/16 12:38

到着
チェックインして少ししてから登りますか？

9/16 12:55

今日の寝床

9/16 14:11

さっきまで強い雨が降っていたけれど青空が見えてきた。
では登りますか？

9/16 14:32

初槍　登頂

9/16 14:36

頂上は狭いし高所に不慣れだと腰が引けます。
この三角点柱置いてあるだけですから掴まっても身体は支えられません！

9/16 14:42

ニコパチ撮っていただきました。

9/16 15:13

暫くいましたが満足して下山
これから登る人には青空が！

9/16 15:38

テラスで眺める槍ヶ岳
空が綺麗でした。

9/16 15:38

そして喉を潤す

9/16 15:49

遠くの雲がとても綺麗でした。

9/16 17:04

夕食はこんな感じ

9/17 3:41

さあ　今回の目的大キレットへスタートします。
9.0kmですがとても時間がかかります。

9/17 4:59

朝焼けが綺麗でした。

9/17 5:13

蝶ヶ岳でしょうか？

9/17 5:32

石楠花が未だ有りました。

9/17 5:55

道標はしっかり有ります。

9/17 6:21

南岳

9/17 6:24

晴れていれば最高な稜線でしょうね😀

9/17 6:32

ココで朝食の弁当を食べました。

9/17 6:55

ではスタート

9/17 7:02

こんな岩峰があちこちに有る

9/17 7:09

霧や横殴りの霧雨に何処だか良く分かりません。

9/17 7:29

お⁉️こんな所にテント⛺️

9/17 7:40

こんな岩が重なったルートでした。

9/17 7:42

ここも

9/17 7:44

ここも

9/17 8:01

まだまだ

9/17 8:07

で意外とあっさり鞍部到着

9/17 8:43

ここからが緊張しました。
岩の上に長谷川ピークの看板

9/17 8:51

ココ歩くの？

9/17 9:01

高度感が無いです

9/17 9:04

ココを登る

9/17 9:21

一息できる。😮‍💨

9/17 9:59

なんなんこの岩地震で落ちないの？

9/17 10:04

基部へ行って見ると飛騨泣きでした。
しゃがんで写真撮れません！

9/17 11:28

しばらく緊張するルートで写真撮れませんでした。
北穂高山荘のカレー🍛をいただきました。
この場所で900円は安いです。

9/17 11:30

そんな緊張するルートをまたもや軽装の外国人登山者カップル
ヘルメット持っているけれど自転車用😅

9/17 11:38

あ！涸沢が見えて来た。

9/17 11:38

初めて涸沢を見ました。

9/17 11:53

小屋のすぐ上が頂上

9/17 12:00

前穂高岳が見えそう！

9/17 12:03

段々と雲が取れて来た。

9/17 12:11

でも直ぐに雲が立ち込める。

9/17 12:14

涸沢岳かなぁ？

9/17 12:24

岩は乾いて来た。

9/17 12:24

でも気をつけないと⚠️

9/17 12:31

滝谷ドーム

9/17 12:41

ここで先に行ってもらう外国人男性二人
足取り軽く軽装が気になります。

9/17 12:46

大学生かなぁ？
ペアで装備しっかりですがスタコラ早い

9/17 13:01

白出沢出合はあんな下です。
昨日はココを見上げてました。

9/17 13:01

多分そうですよね？

9/17 13:09

晴れていれば絶景ですよね！

9/17 13:19

北穂高と奥穂高間の最低コル

9/17 13:24

ココで一日遅いお月見🌕団子🍡

9/17 13:47

桔梗が咲いてました。

9/17 13:53

こんな梯子幾つ上り下りした事か？

9/17 14:05

遠くに常念岳

9/17 15:07

長い道のりで11時間半かかり到着しました。

9/17 15:57

今日の一杯

9/17 15:58

荷揚げが暫く出来ていない様で様子見に来た様です。

9/18 6:03

最終日、夜半にかなり強い雨が降り☔ココを最終目的地としました。
天気が良くないので閑散とした山頂祠にお賽銭
三千百九十円が良いのでしょうが319円入れました。

9/18 6:11

すると急に晴れだしジャンダルムの勇姿が見えて来ました。
感激です。

9/18 6:11

近い気がします。
感激の青空

9/18 6:12

縦構図ばかりですが何枚も撮りました。

9/18 6:12

急変します

9/18 6:19

バリエーションルートの看板
簡単に足を踏み入れてはいけません⚠️

9/18 6:27

多くの人が山頂に来ました。

9/18 7:52

穂高岳山荘に戻り白出沢方面に下ります。

9/18 7:53

急激な下りです。

9/18 7:53

まだまだずっと

9/18 9:34

ナナカマド元気無いです

9/18 9:46

荷継沢小屋跡
ここからが核心部です。

9/18 10:02

少し癒される

9/18 10:07

でも濡れた木の根に注意⚠️

9/18 10:19

これ下るんです。

9/18 10:21

で少し癒される。

9/18 10:28

ココ下って来ました。

9/18 10:45

まだまだ緊張

9/18 10:51

で癒される

9/18 10:55

山に入れば
一瞬一瞬が全て意味を
持ってきます。
だから街で何となく過ごす
一日よりはるかに生きていると
いう実感が湧くのです。
追悼のレリーフは感慨深いですね！

9/18 12:04

それなりに使ってきましたが
鎖や岩、木の根や草を掴んだ手袋は急激に傷みました。

9/18 12:11

林道をゆっくり到着下山してます。

9/18 12:50

穂高平避難小屋で休憩
コーラが沁み渡りました。300円

9/18 13:08

静かな良い場所です。

9/18 13:37

カケスが羽を干してました。

9/18 17:46

今夜の夕飯はここ

9/18 17:52

塩尻峠の岡谷側の「縁結」ジンギスカンと

9/18 17:58

ラーメン🍜

9/18 19:39

帰りは20号線を走りながら月を愛でました。

撮影機器：

iPhone 15 Pro Apple

感想

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日本三大キレット後立山連峰の八峰キレットと不帰の剣は歩き残すのは穂高の大キレット
年齢的にもそろそろギリギリ、
7-8月に計画していたけれど天気は最高でしたが体調が良くなくて延期
その後、天気予報と睨めっこしながら決行の時が来ました。
新穂高温泉から槍ヶ岳～大キレット～穂高岳～ジャンダルム～西穂高岳の縦走を2泊3日で目論んでました。
しかし最終日は昼過ぎから雷雨⛈️が予想されている為、朝の濡れた岩場で慎重になり長時間行動が心配でジャンダルムは断念しました。
でも初めての槍ヶ岳～大キレット～北穂高岳～涸沢岳～奥穂高岳の険しく厳しいルートを満喫して来ました。
予定ルート変更となり、穂高岳山荘から白出沢の下りの緊張するルートで穂高の険しく困難な奥深さを感じて来ました。
ジャンダルムに行く事が出来ず残念でしたが奥穂高岳から一瞬でしたがジャンダルムを眺める事が出来てとても満足しました。
林道はゆっくり歩きながら昨年亡くなった先輩と剱岳や仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳を登った記憶を蘇らせつつ、あ～あれから1年が経つのを考える山行でした。
これからは厳しいルートでなくのんびりルートを歩きたくなりました。
新穂高登山センターに到着してトイレから出たら豪雨🌩️に驚きギリギリセーフで到着出来た事が判断に間違いなかったと思いました。(数分後には何人かの到着した登山者はずぶ濡れでした。)
さて次は何処の山に登ろうか⛰️？
※槍ヶ岳山頂祠裏に何方かの遺骨が散骨されていました。きっと山が好きだった個人や関係者の皆様の気持ちは分かりますが目に見える形(大きさ)は北鎌尾根を登って来る方や多くの登山者には見てもらいたくない光景でした。😰

コメント

121makimaki

非常に厳しいルートを縦走されててビックリした方ですよね😊最終日、少しお話してずっとジャンを眺めておられた姿が記憶に残っています。
お互いギリギリ雨にあたらず無事下山できてよかったです💕