霞沢岳(徳本峠で、やっと今年初のテント泊)
- GPS
- 13:47
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,367m
- 下り
- 2,362m
コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 4:08
- 合計
- 8:54
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 8:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
あかんだな⇄上高地のバスは往復2090円。今の時期の土日は始発が5:20、次発が6:20、その後30分おき。私は6:20に乗ることにしましたが(またちょっとハプニングあり?!)、乗る人は多く、たぶん2台目も出たと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
樹林帯歩きが多く、アップダウンも多いです。k1に近づいてくると急登のところやザレて滑りやすいところもあり、注意が必要です。急登のとろころにはロープもありました。 ※操作がうまくできず、「標高と距離のグラフ」は徳本峠がゴールになってしまい、帰りの徳本峠〜上高地バスターミナル間の標高・距離は入っていません。 |
写真
感想
この週末は、金曜からchiakiさんと栂海新道に行く予定だったのですが、天気や体力等の心配もあり、また来年に繰り越しにしてもらいました。その後天気予報は少しよくなったようで、chhakiさんには申し訳なかったです。
今年はまだ1度もテント泊してないので1度くらいしたいのですが、最近近場の日帰りが多く、テント荷物で長く歩くのは無理…といろいろ考え、徳本峠くらいなら行けるかな?と、前日ぎりぎり予約できたので、行ってきました。
徳本峠までなら、朝ゆっくりめの出発で大丈夫かなと思いましたが、とりあえず、あかんだな駐車場6:20発のバスに乗ることにして6時頃にはバス停へ。そこで、またちょっとおバカなハプニングでしたが…。
上高地はやはり人は多かったです。登山届を書くにも順番待ちでした。テント荷物の人もいっぱい。軽装の人もいっぱい。でも、徳本口から徳本峠へ向かう道に入ると急に人は少なくなります。今回、峠までで会った人は、登りの人は小屋泊のご夫婦だけ、下山の人も1人か2人でした。(時間が中途半端だったせいもあるかも)徳本峠でも1人休憩されていただけで、とても静かで、紅葉もそれなりにきれいで楽しめます。テントが2つほど残っていましたが、朝霞沢岳へ行かれた方のようで、この日のテントは私が1番乗り?のようでした。
小屋の方に「霞沢岳は、きょうか明日かいつ行かれます?」と聞かれ、「きょうでも行けそうですか?」と聞いたら「7時間見た方がいいからぎりぎりですね。午後は雲が出てくるから、朝の方がいいですよ」と言われ、即翌朝に決定。テント設営してからジャンクションピークだけ行ってみることにしました。結局雲がかかっていて、景色は全然だったので、翌朝行くことにしてよかったです。
ただ、時間が余りすぎています。午後から大滝槍見台も行ってみようかと思い、昼食後テントでごろごろしていたら、なんと寝てしまった。そして気が付いたら2時半、あらら…でした(笑)。でもまだ時間はあるので、槍見台は無理だけど明神見晴らしくらいまで行けないかなと出発。途中、朝会ったご夫婦とすれ違い。大滝槍見台まで行かれたけれど「見えませんでしたけど…」とのことでした。ずっと樹林帯歩きで、そろそろ引き返そうかと思った頃やっと少し景色が開ける場所があり、そこが明神見晴らしでした。明神岳がきれいに見え、よく見るとほんの少し槍の穂先も見ることができました。その後テントに戻ると、テントの数は全部で12張くらい。10張までと書いてありましたが、人数も見て少し多く入れてくださったようで、私も「ぎりぎりだけど」と予約できたようです。夜はテントから顔を出して星もいっぱい見られて、やっぱりテント泊いいですね。
翌朝は5時頃に出発。ジャンクションピークで日の出を待とうか迷いましたが、あと10分はかかるかなと思うと、つい先に進んでしまいました。でも先に進んでも樹林の中で下りになったり、景色が見えそうなところはなかなかなかったです。樹林の隙間から霞沢岳のモルゲンが見えた時には「もっと見やすい所へ行きたい」とちょっと速足になったりしましたが、樹林の中では景色は難しいです。
そして穂高が見え始め、急登等も続いた後、k1ピーク着。360度見渡せて気持ちのよいピークです。k2と霞沢岳も見えています。
少し休んだ後、霞沢岳へ。k1ピークから30分程度でしょうか。山頂からは360度。k1ピークでは見えなかった乗鞍岳方面も見えています。何より正面に穂高がドーンと迫力ありますね。風が結構あったので、展望を楽しみながらおやつタイムにした後、下山。下山途中、急に雲が上がってきて「え?あんなに快晴だったのに」と思ったら山頂でお会いした方が「雲が上がってくるかなと思っていたらやっぱり」と言われていました。k1ピークへ戻ると途中で追い越した男性が「早く出たのにみんなに追い越されました」と話され、「黄色のテントの人ですか?」と。なんと、隣のテントの方だったようです。
この山、実は26年前のGWに山岳部の合宿で徳本峠テント泊してます。4〜5人で1つのテントでしたが、朝方息が苦しくて目が覚め、外に出たら雪が積もっていて、テントにも雪が積もって酸欠状態になっていたようです。雪の中、霞沢方面へ向かったけれど、途中で「どうする?」となり「もうここでいい」と、一部の男性陣以外は引き返した記憶。あの引き返した場所はどのあたりだったのか?まったく記憶にありません。そして26年ぶりに歩いて…記憶にあるのはテント場くらいで(笑)、まったく初めて歩く山と同じ感覚でした。こんなにアップダウンもあったんだ、とか思いながら歩いてました。いつか行けるといいなと思ってましたが、快晴の日にやっと行けてよかったです。
テントに戻ると近くのテントで女性一人がシュラフ干し。ついていけないからと留守番になったようです。その後戻ってみえた男性は山頂で会った方で、もう一人山頂で会った方も戻ってみえたら隣の隣のテントの方で…なんと山頂付近でお会いした方はテント場のご近所さん?ばかりだったのですね。
ということで、気持ちのいい景色も見られて行けてよかったのですが、帰り道、荷物の入れ方が悪かったか腰にあたって痛くて、上高地までの歩きが辛く、疲れました〜。荷物の軽量化、入れ方その他今後も工夫が必要です。
※書くのを迷ったハプニングですが、こんなこともあるので(え?私だけ?)気をつけましょうということで。
バス乗り場で並んでいたら少し早く切符を渡して荷物をバスに積んでバスに乗れました。6時20分発のはずなのにまだ6時7分くらい。近くの人が「20分発だからトイレに行ってくる」と席を立たれたので、迷ったけれど時間あるなら私も…と、バスの入り口にいた係の人に「トイレに行っても大丈夫ですか」と聞いたら「はい、どうぞ」と言われました。で、トイレに行き早く出てきたはずなのに、なんとバスが発車。うそでしょ〜!!と思わず「まって〜」と手を振りながらバスを追いかけたけれど止まってくれません。係の人が気づいてバスに連絡してくれて、上の道に上がった料金所付近で待ってくれたので急いで駆け上がり、乗れましたが、息も絶え絶え?でした。
たぶん、人数が多くてもう1台バスを出すことになり、先のバスは早めの出発になったと思われます。でも、確認したのに〜〜。
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自分もテン泊1年以上していないので「どこか緩めのところで少しずつ慣らしていきたいな…」と思っていたんですよ。
そんなタイミングでこちらのレコ見させていただいて参考になりました。
ちょうど霞沢岳も未踏だったので、自分もここでテン泊復帰しようかと思います(でも、もぅ時期的に無理かも?)
2日目は最高の景色でしたね。同じ日に景色ゼロでヒルにやられてたワタクシ…もう何やってんだか。。。(笑)
バスの件はちょっとした災難(ヒヤリハット?)でしたね。でも大事に至らずでよかったです
lifterさんも1年以上テン泊されてないのですか?
本当にコロナ禍以来、小屋もテント場も予約になったり、いろいろ制約があって、今までのような山行ができてないことが多いですよね。私の場合は、年齢的にもこのまま体力落ちたらテント泊は難しくなるかも、という焦り?もありました💦
久々テントは、テント荷物で歩く距離が短めの所でのベースキャンプ式が楽ですね。私は3〜4時間以内がよかったのですが、lifterさんなら余裕だし、歩き足りないくらいかも でも、霞沢岳もよかったですよ
ヒル被害、大変でしたね。お疲れさまでした。私も1度やられたことがあり、すごいショックで、その後は行く時と場所を考えたり、ヒル除けスプレーなども使ったりしています
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