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Yamareco

記録ID: 3618875
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳・硫黄岳・横岳 (八ヶ岳)

2021年10月09日(土) ~ 2021年10月10日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:36
距離
21.7km
登り
1,843m
下り
2,100m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:20
休憩
0:33
合計
4:53
距離 8.2km 登り 923m 下り 583m
10:15
15
スタート地点
10:30
54
11:46
11:47
56
12:43
13:06
3
13:09
37
13:46
9
13:55
13:56
2
13:58
14:04
15
14:19
14:20
19
14:39
14:40
28
15:08
2日目
山行
6:26
休憩
0:54
合計
7:20
距離 13.5km 登り 935m 下り 1,534m
6:38
8
6:46
6:53
36
7:29
3
7:32
7:39
53
8:32
8:39
16
8:55
8:56
30
9:26
23
9:49
9:51
5
9:56
9:57
8
10:05
10:08
8
10:16
4
10:20
10:23
5
10:28
10:29
9
10:38
10:39
7
10:46
10:54
37
11:31
11:38
40
12:18
49
13:07
4
13:11
13:17
2
13:19
28
13:47
11
13:58
天候 初日は曇り、のちガス。2日目は朝から快晴。
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR特急あずさ1号 松本行で茅野駅下車
茅野駅1番バス乗り場9:20発〜渋の湯10:17着アルピコ交通諏訪・奥蓼科渋の湯線 渋の湯行1,200円。道が崩落しかけていて渋の湯の手前1.5kmくらいで降りて歩かなければならない。
コース状況/
危険箇所等
渋の湯の先、橋のたもとに「奥蓼科補導所」あり。そこに登山ポストがある。
横岳の取り付きから先は、クサリ場ハシゴだらけ。
その他周辺情報 アクアランド茅野: 茅野駅から徒歩20分。タクシーで1,140円、バスは月金しかなく、それも便数少ない。タクシーで行って歩いて茅野駅まで戻るのが正解。
茅野駅前に庄やと蕎麦屋あり。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
渋の湯線は、道が崩落しかけていて、1.5km手前まで。そこから車道を歩き。
渋の湯線は、道が崩落しかけていて、1.5km手前まで。そこから車道を歩き。
渋の湯の先橋のたもとに「奥蓼科補導所」あり。フザケた格好していたら誰かが見張っていて補導すんのか?
渋の湯の先橋のたもとに「奥蓼科補導所」あり。フザケた格好していたら誰かが見張っていて補導すんのか?
初日の写真はカット。
2日目の朝、本沢温泉より。紅葉というか、黄色い木々が美しい。
4
初日の写真はカット。
2日目の朝、本沢温泉より。紅葉というか、黄色い木々が美しい。
来てよかった。
首都圏沿岸部は雨だったらしい。八ヶ岳は快晴。
1
首都圏沿岸部は雨だったらしい。八ヶ岳は快晴。
大同心辺りからのなだらかな尾根筋に太陽の光が。
大同心辺りからのなだらかな尾根筋に太陽の光が。
美しい。あそこへ行ってみたいもの。
1
美しい。あそこへ行ってみたいもの。
硫黄岳から硫黄岳山荘。あの先が横岳か?
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硫黄岳から硫黄岳山荘。あの先が横岳か?
阿弥陀岳。たぶん。
阿弥陀岳。たぶん。
富士山が見えた。
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富士山が見えた。
頂上だけ。アップ。
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頂上だけ。アップ。
何やら、崖の上に人がいっぱい立ってる。
そこを目指して人が登ってる。
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何やら、崖の上に人がいっぱい立ってる。
そこを目指して人が登ってる。
あそこへ行くのか?あそこまで行くのか?
あそこへ行くのか?あそこまで行くのか?
で、来たよ。痺れた〜。息が荒い。
3
で、来たよ。痺れた〜。息が荒い。
赤岳と阿弥陀岳。
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赤岳と阿弥陀岳。
ここでも。
南牧村辺りか。
あそこから降りてきた、んだよなぁ。
1
あそこから降りてきた、んだよなぁ。
あそこを降りて来た、んだよなぁ。
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あそこを降りて来た、んだよなぁ。
行者小屋まで降りて来たら、山はガスりはじめました。
行者小屋まで降りて来たら、山はガスりはじめました。

装備

個人装備
マスク 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ(軍手) 防寒着 ザック 帽子 昼ご飯 行動食 計画書 保険証 携帯 サングラス タオル トレッキングポール カメラ 携帯バッテリー サブバッグ 水1.5L 着替え(温泉後) 登山靴を入れる袋 ヘッドランプ 保温性カップ ヘルメット カメラ用充電ケーブル 心拍計
共同装備
クッカー・ストーブセット 非常食 コンパス 計画書 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 熊避け鉄砲 水(味噌汁・コーヒー・予備)

感想

 さて、今日は再び八ヶ岳。この間とは少しルートを変えて、本沢温泉泊横岳へ足を伸ばす計画。登山暦の長い先輩と同行。
 あずさ1号は満席、臨時列車のあずさ75号はまだ空席に余裕があるとアナウンスしてる。15分くらい後に出るらしい。あずさ1号が入線すると、デッキに立ってる人がいた。予約した席に近づくと人が座ってる。こちらを見て、あぁ、という表情をしたカップルが席を立つ。やっぱりダメかと思ったのか。ま、新宿八王子か立川八王子の間座れたのだからラッキーだと思わなきゃ。
 同じく八王子から乗ってきた隣の人も登山客らしくザックを棚に上げる。
 列車はゆっくりと走りだし、空が曇りから晴れへと変わっていく。いい日だ。
 うとうとしながら大月や甲府小淵沢駅を過ぎた。
 茅野駅で降りて先輩と合流。1番バス停へ。他のバス停に比べて客の列が短い。程なくバスが来た。このバスで渋の湯まで行くには、あずさ75号では間に合わなかろう。この間の麦草峠行きなら75号でも良いか。
 バスは2人席に1人掛けでほぼ埋まり。コロナ満席といったところ。
 途中1人だけバスを降りた人がいた。後は皆終点まで。
 と、終点で何やら運転手がこの先崩落でうんぬんと言っている。どうやら本来はこの先までバスがいくらしい。行かないんじゃしょうがない。歩かないと。
 1.5キロくらいか。渋の湯についた。硫黄の臭いがする。
 古そうな建物で、人気の無さそうな雰囲気。その先には、廃業したらしい宿も。朽ちかけている。
 橋の袂に登山届出ポストと小屋がある。奥蓼科補導所と書いてある。ふざけた格好をして登ろうとしている輩を補導しようというのだろうか。看板を掲げた時は大真面目だったのだろう。今となっては少しクスリと笑いを誘う。
 登山届出は夕べコンパスで提出済み。これも時代。
 いきなり急登。樹林帯で苔むしてる。岩も出てきて丸山中山と似ている。
 後ろから近づいた人に道を譲る。結構しんどい。心拍数150近く。よじ登るところもある。
 かなり歩いて稜線に出た。歩きやすい。
 少し降り、すぐに黒百合平に出るかと思いきや、下はすぐに終わって沢沿いというより枯れた沢を登る。増水時に巻く道が所々に付いている。1回は巻道を通ったが、2回目は沢の岩を飛ぶように登る。結構きつい。
 遠く上の方に赤ら類黄色いものが見えた。やった。黒百合平か?と思った。けれどそこへ着いたら、明るく黄色い草だった。
 さらに登っていき、道を譲ってくれた下りの人の顔を見て、あれ?どこかで…とお互い顔を見合わせ。昔の同僚だった。偶然。唐沢鉱泉に車を置いて天狗岳を周回してきたそう。
 少しばかり近況を伝え合い、彼は下り、ぼくらは登り。そこから黒百合平は割とすぐだった。
 黒百合平でお昼。無印のフリーズドライ味噌汁なかなか美味い。食後のモンカフェ。
 さて、天狗岳を目指す。
 天狗の奥庭でない方の道。これが結構きつい。天狗の奥庭もかなりきつかったけれど、こっちの道も負けてない。基本、岩だらけの山。左右に崖がある。
 天狗の奥庭からの道と合流。
 東天狗岳はほぼ計画通りの時刻。西天狗岳は今回も諦め、白砂新道から本沢温泉へ。山小屋を予約する時、急な下りだから気をつけろと言っていた。用心して降りる。確かに急でザレた下り坂。腰を低くして降りる。要所で腰を落として。
 急な箇所は続き、15時までに山小屋に着いてくれと言った予約時の約束を守れない可能性が高くなる。ピンクテープが要所につけてあり、わかり易くはあるのだが。
 結局のところ、15時を少し回っただけで到着した。山の東側だし、日が暮れるのは早い。手続きをして、温泉に入る。洗い場がない。湯が黄土色。山の土が溶けている感じ。けど、体を流して入ると、疲れた体に心地よい。
 温泉で体を癒した後は、生ビール。800円。ストーブが使える小部屋で。と、鴨鍋の材料と思しき物を持ち込んで準備し始める登山客が。あれを持ってくるのは重たかったろう。小部屋を引き上げるときに挨拶がてら尋ねると、これがやりたくて持って来てるのだから苦ではないとか。確かに。
 夕食を終え、部屋で黒霧島をやりながら登山談義。この日はぐっすり眠った。
 朝食もご飯を2膳。支度を整えて山小屋を出ると、辺り一面黄色く。あぁ、いいところに逗留した。
 明治期にここを開所したのと同時に開通したのだろう夏沢峠への道を登る。急登を覚悟していたのだが、割と歩きやすい。人馬を通した道だからか。それに比べて昨日の白砂新道は急だった。新道というのがハッキリ分かる。道を作るのは容易いことではない。一旦道を付けても大雨があれば崩れ、整備しなくてはならない。ここ八ヶ岳も今年8月の大雨で道が結構荒れたと聞く。山小屋の人たちが復旧や整備に人工を出してくれているのだろう。そのおかげで山行を楽しめる。ありがたいことだ。
 夏沢峠から硫黄岳まではこの間通った道。若干のaheadで登ることができた。
 ヤマレコ標準タイムx0.9倍で計画し、ほぼオンタイムでここまで来たのだが、この先がいけない。硫黄岳山荘から先の登りで顎が出た。途中休憩を挟み、チョコレートと飴で糖分を補い、トレッキングポールを出して登りの推進力を補う。ザックの腰ベルトもしっかり絞め、腰で支えるように。
 それからは割と軽快に登って行った。横岳の取り付きまでは。
 ここから先は、岩場をよじ登るような箇所に来て、トレッキングポールをザックに仕舞う。胸にセットしたTG5を動画モードで撮影を始め、岩場に挑戦する。チェーンあり、ハシゴあり。行き交う人たちが皆ヘルメットを被っているのが肯ける。
 痺れる登りをなんとかこなし、横岳山頂。息が上がってる。360度景色がいい。
 これで終わりと思いきや、地蔵の頭までもクサリ場やハシゴの連続。気が抜けない。ようやっと行者小屋へ降りる分岐にまで来た。ザックを下ろして休憩すると、20分のbehindだという。わずかな貯金を使い果たし、借金ができてしまった。でもまぁあの上り下りでは致し方ない。
 栄養と水を補給し、いざ行者小屋へ。で、いきなりチェーンだし。ま、そうだよね。そんなに容易いはずがない。でも、森林限界を超えると、歩きやすくなり。石を踏むように降りると歩きやすいことに気付き。テンポが上がる。
 でも、行者小屋に着いたところで、昼にカレーでも食べようと思っていた30分を過ごすことも叶わず。小休止で降りることにした。
 ここからはトレッキングポールを取り出し、スピード上げて行くぞ!と割と速く降りたつもりなのだけれども。結構追いついて先に道を譲ってもらって降りたはずなのだけれども。美濃戸山荘に着いたところであまり時間を稼いでいないことが判明。トイレ休憩くらいで先を急ぐことに。茅野駅へのバスには間に合うよう美濃戸口には降りたいし。
 で、バスまでは45分くらい余裕をみていたこともあり、美濃戸口には予定時刻くらいに到着。疲れたー。
 臨時バスも出て、2台で茅野駅へ。
 茅野駅で別れ、アクアランド茅野へタクシーを利用。1,140円の距離。茅野の公共施設とみた。風呂上りにビール、とはいかず。帰りのバスもなく。とぼとぼ歩いて茅野駅まで20分。茅野駅前の庄やでようやく生ビールに出会えた。
 で、呑みながら食べながら帰りのあずさを見るのだけれど、油断した。満員になって予約もできない。デッキで100均座布団に座って帰ることを覚悟して座席指定なしの特急券を駅で購入。で、諦め悪くえきねっとで検索をしていると、誰かがキャンセルを出したのか、座席指定チケットが買えそうに。座席を選択せずを選ぶ。先のチケットはキャンセルし、首尾よく八王子までの座席をチケットレスで購入できた。安くなった上に指定席に座って帰ることができ、コンセントでiPhoneを充電しながら時折うつらうつらしながら。
 今回もいい山行だった。

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