三方岩岳・野谷荘司山・妙法山
- GPS
- 09:15
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,854m
- 下り
- 1,848m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に整備された登山道です。鶴平新道を降りで使いましたが、赤頭山辺りはザレていて滑りやすく、両側が崩れ落ちているのでちょっと恐い、慎重に歩きました。三方岩岳から妙法山の間の登山道はほぼシングルトレールで腰を下ろして休憩しにくいです(通過する登山者を気にしながらの休憩になる)。唯一の休憩場所はもうせん平、神庭池の池塘付近です。傷んでますが木のベンチもあります。 |
写真
感想
今回、三方岩岳から野谷荘司山方面を歩こうと思い立ったのは、一つは紅葉を楽しもうという事、二つ目は2021年1月10日に発生した白谷の大雪崩の跡を見ておきたいという2点の目的からでした。ルートとしては馬狩の登山口から三方岩岳を経て野谷荘司山、妙法山へと縦走、折り返して鶴平新道で下山という計画です。
三方岩岳は飛騨岩と加賀岩という二つの頂上があり、ホワイトロードからの登山者で賑わっていました。ここからの白山、日本アルプスなど360度の展望は誠に素晴らしいです。そして野谷荘司山へと向かうと少し登山者は減り、妙法山まで行く登山者はさらに少なくなり割と静かな稜線歩きが楽しめます。稜線は小刻みにアップダウンがあり少々キツいですが、妙法山からの白山連峰は素晴らしい景色で念仏尾根まで足を伸ばしたくなります(思うだけだけど・・・)。ただ、妙法山までの登山道はほぼシングルトレールで腰を下ろして休憩するところが途中のもうせん平、神庭池の池塘付近しかありません(ここには木のベンチもある)。ここ以外は通過する登山者を気にしながら休憩となります。また、下山で使った鶴平新道の赤頭山付近は両側が崩れていて、ザレて滑りやすいので慎重に降りる必要があると思います。
紅葉に関しては言えば色づき初めという印象で、来週位には鮮やかな紅葉が見られるのではないでしょうか。
大雪崩現場ですが、料金所前の橋が流されていたり、施設の一部が破壊されていたり、木がなぎ倒されていたりの傷跡が残っていました。現状は仮設の橋が出来ていて通行に支障は無くなっていますし、登山道への影響はなかったです。しかし、このエリアは冬になると山スキーで何度も訪れている場所であり、この規模の雪崩に遭遇すれば一巻の終わりで遺体も発見できないでしょう。厳冬期に白谷を山スキーで登行することはないですが、雪が安定していればスキー滑降の対象になりますし、自分も12月の終わりにスキーで白谷を滑っています。雪崩の発生は1月10日の午前2時から3時で白谷内の何箇所からか面発生的に雪崩れたようです。原因としては1月7日から9日の大量降雪ではないかとのことです。詳しくこちらのレポートを参照して下さい。
https://snow.nadare.jp/magazines/2021/000031.html
結論としては特別な雪崩ではなく、自然発生的に起こりえる雪崩とのことのようで、いつ発生しても不思議ではないのでしょう。自分としても現場を再確認して、白谷滑降は十分検討しなくてはならないと強く思いました。皆さんもどうぞお気を付けて・・・。しかしながら、一日でも早い降雪を待っている自分がいます・・・
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