荒沢岳 − 秋から冬へ
- GPS
- 06:15
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,299m
- 下り
- 1,291m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前瑤虜燭録本を除いて撤収されていますので、特に下山時気を付けて下さい。 |
写真
感想
前回の鳥甲山では紅葉がイマイチだった。それでGPV天気予報の広域オプションで172時間予報データを数日前から見て、仕事も無事調整して本日(月曜日)行ってきた。予報では関東まで快晴である。
少しレベルアップを目的に鎖場を鎖に頼らず登ることと、紅葉を楽しむことを思案し、荒沢岳に決めた。以前登った時に地元の人から、冬季には鎖が撤収されるとの話を聞いていたので、メット、自己確保のためのスリング・カラビナセット、10mの8亢盥筌蹇璽廖陛仍獲僂任呂覆い十分役に立つと思っている)を用意した。
登山口では既に2台の車があり、女性のソロの方が正に出発しようとしていた。軽く朝食を採り、いざ出発だ。寒いと思って、下半身はスポーツタイツではなく、防寒用タイツを着用していたので、ぬくぬくだ。
女性のソロの方に追いついた。荷物がテン泊風だったので「どちらまでですか?」と聞くと、兎岳―中ノ岳―駒ヶ岳ー銀山平の周回コースという。この寒さの中、大したもんだ。
前山に立つと目指す荒沢岳の山頂が見えるが、標高1700m付近から雪化粧していて、手前の紅葉とのコントラストが見事な景色だ。
前瑤泙任隆砲笋なアップダウンの道はときどき紅葉が朝日に照らされて、何とも言えない贅沢な気分だ。右手には木々の間から越後駒ヶ岳がもっと広範囲に白くてきれいだ。北の方に目をやると、北ノ又川沿いに霧がかかっている。今朝は天気が良くて放射冷却だったので、川の水が相対的に暖かいためだ。
前瑤料鞍召郎燭氾環子が続くが、梯子以外は人工物を使わず難なくいける。中間地点で先行者の方と会った。前中間点では前瑤隆瀛匹旅藩佞朝日に照らされ、背景の晴天に良く映えている。
最初の下りで鎖が撤収されていて、コースは合っているかと聞かれ、合っているが鎖が無いのでルートの右側を降りた方が良かったと話した。この後トラバースを経て、登りの核心部になるが数本だけ撤収されていない場所があって、下山時には助かるようになっていた。
前瑤両紊ら山頂方面をみると確りとした冬山の様で少し心配ではあった。雪面になるとさすがに寒く、薄手のダウンジャケットを着た。恐らく日陰の斜面は氷点下だろう。
東西に延びる尾根筋に出て山頂方向を見ると、けっこうな斜面が続いている。そういえばいままで無雪期には、この辺りはほとんど数m先しか見てなかったんだなあ。尾瀬方面を見ると燧ヶ岳と日光白根山が良く見える。天気予報通り快晴のようだ。
山頂の少し手前の北斜面で凍って手掛かりが見つからず、ブッシュを頼りに強引に登ったのは少しヒヤッとした。
山頂に着くと3人のパーティーと先行していた方がおられた。見事な快晴と雪化粧した周りの山々にみんな大はしゃぎだ。西側を見ると駒ヶ岳の左手には中ノ岳がどっしりと構えていて、兎岳・下津川山・巻機山と続いている。その向こうには谷川連峰だ。南東側は一番近くに平ヶ岳が大きく見える。ふと南側の遠くをみていると、なんと富士山が見える。いままで谷川連峰から見たことはあったが、ここから見たのは初めてだ。
朝日が当たって寒くはないが、温度計を見ると2℃だった。お昼には少し早いので、コーヒーゼリーで一服だ。
下りは気楽なものだ。時間もたっぷりあるし。
すぐに女性のソロの方に会う。「陽の水の水場は凍っていて、雪を融かすしかないかもしれませんね」というと、ガスは余計目に持ってきたという。どうやら心配無用のようだ。逆に前瑤硫爾蠅鮨看曚靴討い燭世い拭
そして前瑤両紊妊瓮奪函自己確保セットを身に着け、いざスタート!下の足場が良く見えないときや遠い時に一旦しゃがんでそれから足を延ばすといいことが、クライミングの本に書いてあったことをしばらく忘れていたが、この時やっと分かった。やっぱり頭で分かることと、実際に体で分かることは理解の程度が随分違うんだな。
2か所の鎖で自己確保セットを使ったが、実際にはお世話にならずに済んで何よりであった。
右下を見ると西本城沢の雪渓が見える。ということは万年雪に近いんだ。
前瑤鯡技通過したら、空腹感が襲ってきた。そういえば山頂では周りの景色に浮かれて大したものを食べていなかった。今日のお昼はラ王だ。トッピングはセブンのスライスハム(75円)、ミックス野菜100円は少しボリュームが多かったのでやめといたのだった。
あとは心行くまで紅葉の道を堪能しながら下山した。
きっとこの艶やかな山道と、雪化粧の山の透き通るような景色は何年たっても忘れないだろう。
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