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記録ID: 363351
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ハイキング
甲信越

荒沢岳 − 秋から冬へ

2013年10月28日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:15
距離
9.5km
登り
1,299m
下り
1,291m

コースタイム

06:15登山口-07:30前下-08:25前上-10:00荒沢岳山頂-10:25下山-11:30前上-12:40前下 昼食-13:55前山-14:30登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅から車で登山口へ
コース状況/
危険箇所等
前瑤虜燭録本を除いて撤収されていますので、特に下山時気を付けて下さい。
前山から。山頂方面が真っ白で紅葉と見事なコントラスト。
2013年10月28日 06:47撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 6:47
前山から。山頂方面が真っ白で紅葉と見事なコントラスト。
黄金の道?
2013年10月28日 06:58撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 6:58
黄金の道?
前瑤だんだん近づいてくる
2013年10月28日 07:17撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 7:17
前瑤だんだん近づいてくる
銀山湖方面
2013年10月28日 07:23撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 7:23
銀山湖方面
北側の未丈岳方面。霧の下は北ノ又川。
2013年10月28日 07:23撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 7:23
北側の未丈岳方面。霧の下は北ノ又川。
前目前、相変わらず紅葉がきれいだ
2013年10月28日 07:23撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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10/28 7:23
前目前、相変わらず紅葉がきれいだ
駒ヶ岳はもっと白い
2013年10月28日 07:26撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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10/28 7:26
駒ヶ岳はもっと白い
前瑤猟樵
2013年10月28日 07:30撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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前瑤猟樵
絶妙な赤と蒼
2013年10月28日 07:36撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 7:36
絶妙な赤と蒼
前瑤涼羇崔賄世ら
2013年10月28日 07:59撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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前瑤涼羇崔賄世ら
前瑤隆篳も紅葉でみごと
2013年10月28日 08:01撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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前瑤隆篳も紅葉でみごと
撤収した鎖はこんな感じ。てっきり取り外して下界へ下ろすのかと思っていた。
2013年10月28日 08:12撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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10/28 8:12
撤収した鎖はこんな感じ。てっきり取り外して下界へ下ろすのかと思っていた。
越後駒ヶ岳がまぶしい
2013年10月28日 08:27撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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10/28 8:27
越後駒ヶ岳がまぶしい
間もなく雪の世界へ
2013年10月28日 09:13撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 9:13
間もなく雪の世界へ
けっこう寒い、が見事な景色!
2013年10月28日 09:30撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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10/28 9:30
けっこう寒い、が見事な景色!
日がさして暖かくなってきた
2013年10月28日 09:30撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 9:30
日がさして暖かくなってきた
尾根筋に出ると、燧ヶ岳と日光白根山がくっきりと
2013年10月28日 09:37撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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尾根筋に出ると、燧ヶ岳と日光白根山がくっきりと
山頂方向がこんなに急だったとは。
2013年10月28日 09:39撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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10/28 9:39
山頂方向がこんなに急だったとは。
山頂に到着。さっそく景色を見渡すと…
南側は灰ノ又山から兎岳への稜線。その奥には巻機山、谷川岳。
2013年10月28日 09:53撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 9:53
山頂に到着。さっそく景色を見渡すと…
南側は灰ノ又山から兎岳への稜線。その奥には巻機山、谷川岳。
すぐ近くに平ヶ岳
2013年10月28日 09:53撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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すぐ近くに平ヶ岳
更に左側は
2013年10月28日 09:54撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 9:54
更に左側は
少し戻して遠くに富士山発見。
2013年10月29日 21:14撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/29 21:14
少し戻して遠くに富士山発見。
さらに右側にひときわ大きく見えるのが中ノ岳
2013年10月28日 09:59撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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さらに右側にひときわ大きく見えるのが中ノ岳
そして登る途中から見えていた越駒
2013年10月28日 09:59撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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そして登る途中から見えていた越駒
満面の笑み?
2013年10月28日 10:06撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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満面の笑み?
緑の葉と赤い実、そして白い雪
2013年10月28日 10:08撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 10:08
緑の葉と赤い実、そして白い雪
恐竜のような
2013年10月28日 10:42撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 10:42
恐竜のような
ナナカマドのフライ(既に空腹状態)
2013年10月28日 10:49撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 10:49
ナナカマドのフライ(既に空腹状態)
前核心部を降りて、一安心。
2013年10月28日 12:04撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 12:04
前核心部を降りて、一安心。
右下には西本城沢。万年雪ってこういうの?
2013年10月28日 12:19撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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10/28 12:19
右下には西本城沢。万年雪ってこういうの?
日陰で分かりずらいが、左の縦模様がルート
2013年10月28日 12:19撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 12:19
日陰で分かりずらいが、左の縦模様がルート
アップはひ・み・つ…ぢゃなくて、自己確保セットはこんなでした。
2013年10月28日 12:21撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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10/28 12:21
アップはひ・み・つ…ぢゃなくて、自己確保セットはこんなでした。
お昼はラ王で〜す
2013年10月28日 12:54撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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10/28 12:54
お昼はラ王で〜す
渋い色合いだ
2013年10月28日 13:12撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 13:12
渋い色合いだ
紅葉がきれい
2013年10月28日 13:13撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 13:13
紅葉がきれい
目に染みるような赤
2013年10月28日 13:15撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 13:15
目に染みるような赤
ツゲの仲間?
2013年10月28日 13:16撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 13:16
ツゲの仲間?
豪華な散歩道
2013年10月28日 13:25撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 13:25
豪華な散歩道
紅葉と未丈岳
2013年10月28日 13:28撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 13:28
紅葉と未丈岳
前山付近、これもいいね。
2013年10月28日 13:53撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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10/28 13:53
前山付近、これもいいね。
登山口近くのウルシ
2013年10月28日 14:22撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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10/28 14:22
登山口近くのウルシ
登山口間近で見つけた、青い実と赤い実のツーショット
2013年10月28日 14:30撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 14:30
登山口間近で見つけた、青い実と赤い実のツーショット
たわわに実った青い実。樹木の名前をどなたか教えて
2013年10月28日 14:31撮影 by  DSC-HX10V, SONY
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10/28 14:31
たわわに実った青い実。樹木の名前をどなたか教えて
赤い実 ニシキギの仲間?
2013年10月28日 14:32撮影 by  DSC-HX10V, SONY
10/28 14:32
赤い実 ニシキギの仲間?
撮影機器:

感想

前回の鳥甲山では紅葉がイマイチだった。それでGPV天気予報の広域オプションで172時間予報データを数日前から見て、仕事も無事調整して本日(月曜日)行ってきた。予報では関東まで快晴である。
少しレベルアップを目的に鎖場を鎖に頼らず登ることと、紅葉を楽しむことを思案し、荒沢岳に決めた。以前登った時に地元の人から、冬季には鎖が撤収されるとの話を聞いていたので、メット、自己確保のためのスリング・カラビナセット、10mの8亢盥筌蹇璽廖陛仍獲僂任呂覆い十分役に立つと思っている)を用意した。
 登山口では既に2台の車があり、女性のソロの方が正に出発しようとしていた。軽く朝食を採り、いざ出発だ。寒いと思って、下半身はスポーツタイツではなく、防寒用タイツを着用していたので、ぬくぬくだ。
女性のソロの方に追いついた。荷物がテン泊風だったので「どちらまでですか?」と聞くと、兎岳―中ノ岳―駒ヶ岳ー銀山平の周回コースという。この寒さの中、大したもんだ。
 前山に立つと目指す荒沢岳の山頂が見えるが、標高1700m付近から雪化粧していて、手前の紅葉とのコントラストが見事な景色だ。
 前瑤泙任隆砲笋なアップダウンの道はときどき紅葉が朝日に照らされて、何とも言えない贅沢な気分だ。右手には木々の間から越後駒ヶ岳がもっと広範囲に白くてきれいだ。北の方に目をやると、北ノ又川沿いに霧がかかっている。今朝は天気が良くて放射冷却だったので、川の水が相対的に暖かいためだ。
 前瑤料鞍召郎燭氾環子が続くが、梯子以外は人工物を使わず難なくいける。中間地点で先行者の方と会った。前中間点では前瑤隆瀛匹旅藩佞朝日に照らされ、背景の晴天に良く映えている。
最初の下りで鎖が撤収されていて、コースは合っているかと聞かれ、合っているが鎖が無いのでルートの右側を降りた方が良かったと話した。この後トラバースを経て、登りの核心部になるが数本だけ撤収されていない場所があって、下山時には助かるようになっていた。
 前瑤両紊ら山頂方面をみると確りとした冬山の様で少し心配ではあった。雪面になるとさすがに寒く、薄手のダウンジャケットを着た。恐らく日陰の斜面は氷点下だろう。
 東西に延びる尾根筋に出て山頂方向を見ると、けっこうな斜面が続いている。そういえばいままで無雪期には、この辺りはほとんど数m先しか見てなかったんだなあ。尾瀬方面を見ると燧ヶ岳と日光白根山が良く見える。天気予報通り快晴のようだ。
 山頂の少し手前の北斜面で凍って手掛かりが見つからず、ブッシュを頼りに強引に登ったのは少しヒヤッとした。
 山頂に着くと3人のパーティーと先行していた方がおられた。見事な快晴と雪化粧した周りの山々にみんな大はしゃぎだ。西側を見ると駒ヶ岳の左手には中ノ岳がどっしりと構えていて、兎岳・下津川山・巻機山と続いている。その向こうには谷川連峰だ。南東側は一番近くに平ヶ岳が大きく見える。ふと南側の遠くをみていると、なんと富士山が見える。いままで谷川連峰から見たことはあったが、ここから見たのは初めてだ。
 朝日が当たって寒くはないが、温度計を見ると2℃だった。お昼には少し早いので、コーヒーゼリーで一服だ。
 下りは気楽なものだ。時間もたっぷりあるし。
 すぐに女性のソロの方に会う。「陽の水の水場は凍っていて、雪を融かすしかないかもしれませんね」というと、ガスは余計目に持ってきたという。どうやら心配無用のようだ。逆に前瑤硫爾蠅鮨看曚靴討い燭世い拭
そして前瑤両紊妊瓮奪函自己確保セットを身に着け、いざスタート!下の足場が良く見えないときや遠い時に一旦しゃがんでそれから足を延ばすといいことが、クライミングの本に書いてあったことをしばらく忘れていたが、この時やっと分かった。やっぱり頭で分かることと、実際に体で分かることは理解の程度が随分違うんだな。
 2か所の鎖で自己確保セットを使ったが、実際にはお世話にならずに済んで何よりであった。
右下を見ると西本城沢の雪渓が見える。ということは万年雪に近いんだ。
 前瑤鯡技通過したら、空腹感が襲ってきた。そういえば山頂では周りの景色に浮かれて大したものを食べていなかった。今日のお昼はラ王だ。トッピングはセブンのスライスハム(75円)、ミックス野菜100円は少しボリュームが多かったのでやめといたのだった。
 あとは心行くまで紅葉の道を堪能しながら下山した。
きっとこの艶やかな山道と、雪化粧の山の透き通るような景色は何年たっても忘れないだろう。

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