伯母子岳・護摩壇山 / 絶景稜線散歩


- GPS
- 05:47
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 769m
- 下り
- 771m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所はなし。 |
その他周辺情報 | 護摩壇山から南へ30分ほど車を走らせると龍神温泉。 |
写真
感想
二百名山、伯母子岳に登ってきた。
素晴らしい展望と、熊野参詣道・小辺路が通る山として知られ、以前から行ってみたいと思っていた。今回、近くにある三百名山の護摩壇山と、日本三大美人の湯として知られる龍神温泉とのセットで山行が実現することとなった。
堺を5時半に出て和歌山へ。紀ノ川SAで朝メシ。六十谷水道橋の崩落による断水の影響でつい3日ほど前まで営業休止していたのだが、今日に間に合ってよかった。
かつらぎから高野山へ向かい、龍神スカイラインを爆走して道の駅ごまさんスカイタワーへ。ここでトイレを済ませ、奥千丈林道へ向かう。
眺めは最高だがガードレールもない尾根通しの林道をおっかなびっくり走って、伯母子岳遊歩道入口の林道わきに車を停め、8:45登山スタート。
登山道は小石が多く急坂などでは若干滑りやすいもいのの、道幅も広く危険箇所もない整備された道。30分ほどで口千丈山(1,331m)に到着。さらに進むと牛首の峰方面の展望が開ける。しかし牛首の峰へ登る分岐を見落としたか、いつの間にか巻き道へ進んでしまっており、そのままスルーしてしまった。まあええけど。早いし。ラクやし。
牛首の峰を過ぎるとようやく正面に伯母子岳の姿が見えてくる。今度は見落としようもない立派な標識の立つ分岐を右に進み、多少ガレはじめた急坂を登っていく。
直登のルートはところどころ踏み跡がわかりづらい場所があるものの、基本的に尾根通しに進んでいけば迷うことはない。山頂直下になると柔らかい粘土質の急登になり、若干登りにくい道となるが、距離はそんなにないのでここはぐっと我慢の子だ。
10:25、伯母子岳(1,344m)登頂。360度の大展望だ。
大展望はいいのだが、あまりにも開けすぎていて今日みたいな天気のいい日にはこの山頂で休憩するのはちとツラい。避難小屋まで行って休憩しようか。
そんな話を妻としていたら、先に山頂で休憩していた単独男性が「避難小屋があるんですか」と聞いてきた。てっきりシャッターを押してくれと言われるものと思っていたオレ、この男性が避難小屋の存在を知らないことに軽く驚く。ここから15分ほど下りた峠に避難小屋があることは地図を見るか少し下調べをすればわかることである。聞けば地図を持っていないというので、予備の地図を一枚差し上げる。
山頂から避難小屋のある伯母子峠に下りるべく山頂を後にする。しかし少し下りはじめるとなんか違和感を覚え、GPSを確認すると東へ向かうはずが南へ向かっている。慌てて山頂へ戻る。「迂回路」とデカデカ書かれた標識につられてこっちへ来てしまったが、伯母子峠へは「小辺路・熊野みち」と書かれた小さな標識に従って左折しなければならなかったのだ。てかわかりづれえ。早めに気づいてよかった。
11時前に伯母子峠の避難小屋に到着。ここで昼メシとする。静かでいいところだ。ベンチとテーブルがあれば最高なんだが。
1時間弱休憩して戻ることにする。伯母子峠から1時間40分ほどで登山口へ戻ってくる。ほぼ同じくらいの時間に戻ってきていた件の単独男性、堺ナンバーで笑ろた。またどっかの山で会えるといいですね。
林道を龍神スカイラインまで戻り、道の駅ごまさんスカイタワーまで帰ってくる。今日はこのあとさらに2座踏む予定である。
まずは三百名山の護摩壇山へ。ここは源平合戦から落ちのびた平維盛が護摩木を焚いて自らの命運を占ったとされる場所であり、スカイタワーも護摩木を組んだ形を模している。
10分ほどであっけなく護摩壇山に到着、続いて和歌山県最高峰・龍神岳へ向かう。
和歌山県の最高峰は2000年ごろまで護摩壇山と思われてきたが、詳細な調査の結果、護摩壇山の700m西にある名もない山が10mほど高いことが判明した。それがこの山であり、名称を公募した結果「龍神岳」と決まったのだそうな。
15分ほどでNHKの電波塔が立つ龍神岳に到着。ひとしきり南側の山々の展望を楽しんで林道へ下り、スカイタワーに戻ってごまソフトクリームを食う。護摩壇山だからごまソフトってか。いや美味いからええけど。
それから車で30分ほど南へ走り、日本三大美人の湯として知られる龍神温泉にて汗を流して帰る。
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