三方岳 《九州百名山》
- GPS
- 06:02
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,175m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急登もあるが略整備された道 馬酔木の森が煩い |
その他周辺情報 | 南郷温泉山霧(入浴料520円) |
写真
感想
昨日、白鳥山に登った後、椎葉越から飯干峠など1,000mを越える山道を走り、大河内越の登山口で車中泊をした。明るくなり出した6:10に歩き出すと折しも朝日が周りの山を照らしモルゲンロートに輝く九州脊梁の山々が素晴らしかった。此処は九州大学の演習林で事前に許可がないと入れないようだが知らずに来たので御免なさいをして入らせてもらった。丸笹山までの完全ピストンで味気がない。先ずは急登でP1318を目指すが、登山道が整備された杭と思しき丸太が散乱していた。登山道が崩壊したためだろうか。樹林の切れ目から所々展望がありいい感じだ。市房山(1,722m)や国見岳(1,739m)が確認できた。大河内越は、標高1,138mあり標高差はあまりなく、P1318で傾斜は落ち着いた。
次のピークの先端に3等三角点「野々首」と云うおどろ恐ろしい名前の三角点があり山名を期待したが九州大学の指導標があるだけだった。地形図を見ると三角点の地点より東側にもう一本等高線の入った箇所があり、その地点も地籍測量の図根三角点があるだけだった。此の稜線は陥没地形や二重稜線が見られ地下には空洞が多いのだろうか。2つの顕著なピークを越えると1,242mまで標高を下げ、三方岳への登りとなった。稜線の北端に達すると九州大学の看板があり入林に許可がいること登山道以外に入ってはいけないことの注意看板があり後者だけはしっかり守りたい。指導標には「←三方岳314m (20分) 大河内峠2965m(130分)→」とメートル単位まで案内されていた。
三方岳(1,479m)山頂は、展望は良くない。図根三角点と山頂標識はあるが、4等三角点「三方岳」は少し下がった所にあり標高は1,474mと5m低い。丸笹山への道かと思い辿って行くと西の尾根に続いていて回り込むように東尾根道に入った。馬酔木の群落で稜線にはビッシリ繁茂し登山道は主に東側を迂回するように付けられていた。山頂付近は急斜面の難路で慎重に下って鞍部に達した。登り返すとP1328でこの付近凹地の縁に小屋があり倉庫かと見紛うたがどうやら祠のようだった。鞍部からテープの数が半分以下になったが稜線を外さなければ全く問題はない。
東尾根は椎葉村と美郷町の町村界を進んできたが前衛ピーク(1,371m’)で町村界は北に向かい、登山道は美郷町の単独エリアとなった。急登で丸笹山(1,374m)に乗り上がると2等三角点「丸笹山」が置かれていたが展望の利かない山頂だった。来た道を引き返し三方岳に戻ると未だ10時過ぎだが昼食休憩を取った。疲れのせいか固形物が入り難く、パン1個の他はウィダーインゼリーにした。往路で撮り忘れた4等三角点を写真に収め下山に掛かった。
登山口に戻り、登山BOXに下山時刻を記帳すると今日は谷登山者はなく昨日は一人登ったようだった。大河内越を美郷町へと下り、南郷の道の駅ならぬ「森の駅きじの」に立ち寄ると近くに案内図に「南郷温泉」と書かれていたので立ち寄って2日分の汗を流した。
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