沼津アルプス縦走 ↑黒瀬バス停↓原木駅

2021年10月21日(木) [日帰り]

• GPS: 10:11
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,301m
• 下り: 1,288m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:55
• 休憩: 2:15
• 合計: 10:10

7:22 黒瀬バス停
7:27 7:32 香貫山登口
7:40 7:40 香陵台
8:01 8:01 香貫山
8:13 8:15 香貫山公園展望台
8:27 8:27 四等三角点香貫山
8:57 9:00 八重坂峠
9:28 9:34 横山
9:50 9:55 横山峠
10:12 10:32 徳倉山
10:40 10:40 香貫台分岐
10:59 11:00 象の背
11:16 11:16 志下坂峠
11:28 11:28 志下山
11:37 11:38 馬込峠
11:49 11:51 志下峠
12:20 12:21 小鷲頭山
12:33 13:19 鷲頭山
13:29 13:31 多比峠
14:04 14:16 多比口峠
14:23 14:35 大平山
15:16 15:19 新城尾根分岐
15:44 15:44 見晴らし場
15:57 15:57 江間分岐
16:16 16:23 大嵐山
16:49 16:52 茶臼山
17:02 17:06 奥沼津アルプス石堂橋口
17:32 原木駅

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

前日陣馬山から下山後、さがみ湖温泉うるりで入浴と食事を済ませ、相模原ICから圏央道、小田原厚木道路を走り、国道1号線で箱根峠越えして函南町の道の駅伊豆ゲートウェイ函南で車中泊。
翌朝伊豆長岡駅のコインパーキングに車を置いて、電車・バスを乗り継いで登山口近くの黒瀬バス停へ。

コース状況／危険箇所等

標高は高くありませんが、一つ一つの山のアップダウンが急勾配で
体力を使いました。
後半、大平山を過ぎてからの奥沼津アルプスでは、ちょっと危険な瘠せ尾根の岩場歩きが出てきます。

その他周辺情報

下山後は伊豆長岡温泉・弘法の湯長岡店で汗を流して、奈良への帰路につきました。

写真

10/21 7:15

沼津駅7時05分発の大平行き東海バスで黒瀬バス停に7時12分に到着。
靴紐を締め直して出発。

10/21 7:24

県道沿いに東へ5分ほど歩いて、香貫山登山口。
いきなりの急登が始まりました。

10/21 7:38

急斜面を10分ほど巻きながら登って、戦没者慰霊五重塔やトイレ・駐車場のある香陵台に到着。

10/21 7:41

奥に見える登り口から再度山道に入ります。

10/21 7:53

ゆったりと緩斜面を登って行く途中に「夫婦岩」の案内表示。
振り返るとこんな形の岩がありました。どこが夫婦岩なんでしょうか？
変な想像もしてしまいました。

10/21 8:01

歩き出してから30分ほどで、山頂と思しき場所に到達。

10/21 8:01

フェンスの外に香貫山の標識柱。
案内表示をよく見てみると、展望台に行った方が良さそうなので、寄り道します。

10/21 8:07

一旦西へ下って登り返すと、高台の頂上にマイクロ波通信設備を囲んだ展望台がありました。

10/21 8:08

展望台からは360度の眺望。
まず西方向、駿河湾奥の向こうは静岡市清水区。
曇り空で霞んでいますが、ぼんやりと三保の松原や久能山。

10/21 8:09

時計回りに北方向、愛鷹山越しの富士山は雲隠れしています。

10/21 8:10

北東方向、箱根のお山。

10/21 8:10

東方向、香貫山山頂にはレーダードームがありました。

10/21 8:10

南南東方向、これから歩く沼津アルプスの山並み。

10/21 8:11

南南西方向、内浦湾の奥に達磨山から金冠山・真城山に続く山並み。

10/21 8:12

南西方向、狩野川河口に広がる街並みと牛臥山。
岬の突端は大瀬崎、これで一巡しました。

10/21 8:12

沼津アルプス核心部、盟主鷲頭山、アップで。

10/21 8:30

香貫山には戻らずに、八重坂峠に向かいました。
ちょっと舗装路を歩いて、八重象山に寄り道。桜の木が沢山ありました。
ここから道案内に従って遊歩道を下って行き、

10/21 8:57

交通量の多い車道に出ました。
路側帯をしばらく歩いて、

10/21 8:57

八重坂峠に来ました。
ここから、山道歩きの再開です。

10/21 9:04

いきなりの急登、お助けロープも出てきました。
一旦弛んで、再び登り上げると

10/21 9:30

横山山頂に到着。
この辺りから、段々脚が重くなってきました。
昨日の疲れが抜けきっていません。

10/21 9:51

標高差100m程下って、横山峠。
親切な案内板には沼津商業高校バス停まで5分と書いてあります。

10/21 10:08

徳倉山への登り返し。
途中から急斜面を登って、

10/21 10:17

傾斜が緩くなって、石の祠が二つ出てくると

10/21 10:18

山頂は直ぐそこでした。

10/21 10:19

徳倉山山頂標識256m。

10/21 10:19

草に埋もれた三角点にタッチ（二等三角点）

10/21 10:23

小休止してエネルギー補給。

10/21 10:44

香貫台分岐を過ぎて直ぐに、立て看板が出現。

10/21 10:44

落ちないように気を付けて、跡地の穴を覗き込みました。

10/21 10:49

今度は馬頭観音の立て看板。

10/21 10:50

「南無馬頭観世音」と刻まれた石碑。
横の説明板には、江戸時代1748年に建立されたと書いてありました。

10/21 11:02

「象の背」への入口を見落として、巻道を緩く進んでしまいました、残念！

10/21 11:10

志下坂峠へ下る途中の展望地から鷲頭山と駿河湾、パノラマで。

10/21 11:16

志下坂峠、麓の集落へエスケープできます。

10/21 11:23

志下山(しげやま)手前の展望地から、鷲頭山。

10/21 11:29

志下山のさざなみ展望台からパノラマで駿河湾。

10/21 11:33

少し下って、麓の集落を俯瞰。

10/21 11:34

こちらは鷲頭山、少しアップで。
手前の小鷲頭山中腹に少し岩肌が見えました。

10/21 11:49

緩く歩いて馬込峠を通過して、10分ほどで志下峠。
ここから鷲頭山への登りが始まります、

10/21 11:49

横の丸い大岩には「ぼたもち岩」の表示。

10/21 11:58

急な山腹を巻きながら上がって行くと岩壁が出現。
赤ペンキで中将岩と書いてありました。

10/21 12:01

岩壁が抉られてできた庇の下には説明板と格子囲い。

10/21 12:00

中将岩の由来の説明板。

10/21 12:00

格子囲いの中には石仏。
隙間から写しました。

10/21 12:08

急斜面を巻きながら上がって、岩尾根の直登が始まりました。

10/21 12:14

お助けロープの力も借りながら、標高差70m程を一気に上がって、

10/21 12:21

小鷲頭山山頂に到着。

10/21 12:21

木間から麓の海岸線。

10/21 12:30

一旦下って、登り上げて行くと、

10/21 12:35

石の祠のある鷲頭山に到着。
先客二組がベンチで昼食休憩中でした。

10/21 12:36

鷲頭山山頂標識392m。

10/21 12:49

先客と入れ替わって、ベンチでお昼ご飯。

10/21 13:09

山頂は小広場ですが、展望は殆どありません。
桜の木がありますので、春は綺麗でしょう。

10/21 13:20

昼食休憩を終わって再出発。
急坂を慎重に下って行くと

10/21 13:26

木間から大平山が見えました。
テンションアップ。

10/21 13:30

多比峠を通過。東に進んで、

10/21 13:39

大平山への縦走路に入りました。

10/21 13:41

途中の展望地から箱根山方向の眺め。

10/21 13:53

痩せた岩尾根歩きが延々と続きます。

10/21 14:10

多比口峠を通過。
海岸側(南)と陸側(北)にエスケープルートがあります。

10/21 14:15

大平山山腹の急斜面を登り上げて、

10/21 14:22

大平山に到着。

10/21 14:23

大平山山頂標識356m。

10/21 14:24

三角点にタッチ（三等三角点）。

10/21 14:31

地元の山岳会の方がルート整備してくれているのでしょう。ご意見箱もありました。

10/21 14:34

小休止して奥の細道（奥沼津アルプス）に入ります。

10/21 14:36

綺麗なトリカブトがお出迎えしてくれました。

10/21 14:51

暫く歩いて、私の大好きな岩場歩きが始まりました。

10/21 14:55

この大岩を直登した先に、絶好の展望地。

10/21 14:56

北方向には愛鷹山。
富士山はまだ雲隠れ。

10/21 14:57

南方向には幾重にも重なる伊豆の山並み。
最奥は天城山地でしょう。

10/21 15:04

巻道もありましたが、岩稜を直進します。

10/21 15:05

岩稜が続いて、

10/21 15:06

注意喚起！
ごもっともです。

10/21 15:08

梯子場も出てきました。

10/21 15:09

登った上からは、天城山の眺め。

10/21 15:09

次は激下り、慎重に！

10/21 15:17

しばらく歩いて、手作りの地名表示板。

10/21 15:19

直ぐに新城尾根分岐に出ました。

10/21 15:20

手作りの案内板、右方向に進みます。

10/21 15:31

岩尾根が続きます。

10/21 15:41

尾根上にトリカブトの群生地、不思議な感じです。

10/21 15:58

岩尾根が終わって、江間分岐。
左方向の大嵐山に進みます。

10/21 16:04

山腹を直線的に登って、

10/21 16:12

コンクリートの柵が出現。
日守公園との境界柵でした。

10/21 16:13

緩く進んで大嵐山（日守山）に到着。

10/21 16:16

山頂標識と三角点を囲んで、展望デッキ。
先客が一人。

10/21 16:16

山頂標識。

10/21 16:16

三角点にタッチ。

10/21 16:17

西方向の夕景。
大平山と鷲頭山。

10/21 16:19

北方向、愛鷹山越しにチョッピリ富士山。

10/21 16:20

時計回りに、箱根山から南に続く山並み。

10/21 16:23

こちらにも山頂標識、日守山192m。

10/21 16:25

時間も押してきました。
境界柵を潜って、茶臼山に急ぎます。

10/21 16:50

茶臼山の展望地から東方向の眺め。
足元が明るいうちに下山を急ぎます。

10/21 17:04

登山口に続くコンクリート道まで下りました。
これで一安心😀

10/21 17:06

奥沼津アルプス石堂橋口に到着。
ここからは道路歩き。

10/21 17:18

歩道の無い石堂橋を車に注意して歩きました。
原木駅まで後少し、今日の山歩きはこれで終わりです。

撮影機器：

LUMIX DMC-TX1 パナソニック

感想

kazusan

前日の高尾山〜陣馬山縦走に続いて、本日は沼津アルプスを全山縦走しました。
天候は高気圧の後ろに入って終日曇り空、寒くもなく暑くもないまずまずのハイキング日和でしたが、富士山が雲隠れしていたのがちょっと残念です。
ルートは明瞭で、要所に丁寧な案内道標があり、路面も良く整備されていましたが、前日の疲れが残っていてなかなかベースが上がらず、想定以上の時間がかかってしまいました。
それでも、各所の展望地で駿河湾や伊豆・箱根の山々の眺めを楽しみ、特に後半の奥沼津アルプスでは、私の大好きな岩場歩きが沢山出てきて、秋の一日を楽しく過ごすことができました。
本日の山歩きで、ヤマレコ30選の山は残り1座、鎌倉アルプスの大平山を残すのみとなりました。
来春までには関東在住の友人を誘って、鎌倉観光がてらに歩きたいと思っています。

前日のレコはこちら
2021.10.20　晴天の高尾山〜陣馬山　↑6号路↓一の尾根
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3648704.html