濁川→五色岳→熊野岳→刈田岳
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- GPS
- 04:12
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 670m
- 下り
- 662m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大黒天から濁川に下り、沢登り 最後の滝は登れないので、少し戻って水利施設からの踏み跡を登る。 五色岳へは崩れやすい砂礫の登り 五色岳から熊野岳へは踏み跡はしっかりしている 熊野岳避難小屋の東で県境の登山道の合流するとあとは遊歩道のような登山道 |
写真
感想
前日は、天童で宴会があり宿泊。大いに飲んで食べて、今日の朝のバイキングでもしっかり食べて帰宅した。この3連休は1日目のみ天気がいいという予報で、少々遅いスタートにはなるが近くの山に行くことにする。
蔵王は何十回も行っているが、山形市に住んでいる自分は、どうしても宮城側は少ない。まだ通っていないコースとして、大黒天から濁川に下り御釜に出るコースの情報を得ていたので、このコースで御釜から五色岳・熊野岳を周回することにする。
エコーラインの刈田駐車場やハイラインの方は混み合っている。県境の南蔵王登山口も満車のようだ。宮城側に下り大黒天に駐車する。沢用にスパイク長靴で出発。
大黒天の遊歩道入口から北側のかすかな踏み跡に入る。崩れやすい斜面だが危険個所もなく濁川に下る。沢登りをするのもしばらくぶりだが、それほど水量がなく、長靴でよかった。沢を何度か渡りながら登る。3m程度の滝があるが、右側を難なく登る。正面に岩峰が見えてくると、その下に建物がある。刈田山頂の建物の水利施設のようで、その管理のためと思われる踏み跡が上に向かっている。この踏み跡を登るらしいが、もう少し上まで沢沿いに行ってみよう。施設のすぐ上に右から湧水があり、滝もある。この湧水は御釜の伏流水らしいが、常に一定の水流があるらしく、緑の苔が生えている。さらに登ると、両岸が狭まり滝がある。どう見ても登れそうにないので引き返すつもりだったが、滝にロープが付いている。ロープを頼りに登れないか試してみよう。ところが、滝の下の釜が結構深い。何とかロープに手がかかったが、足元が崩れ、長靴の上まで水に入ってしまった。やっぱり登れない。少し戻って、長靴を脱ぎ、逆さにして排水し、靴下も脱いで絞る。絞っても水は残り、これ以降はぐじゅぐじゅの足下に悩まされながらの歩きになる。
水利施設まで戻り、踏み跡をたどる。尾根に出て少し登ると、馬の背から御釜に下りる道に合流した。ここからは通ったことのあるルートだ。下ると、先ほど戻った沢の上部を横切る。最後の100m程度が登れなかったようだ。少し登って御釜の縁に出て、右に五色岳に向かう。あまり御釜寄りでは心配なので右に行ってから崩れやすい斜面を登り、五色岳に着く。風が強いので通過して北側に下り、熊野岳との鞍部で休憩。軽く食事をとる。
鞍部から熊野岳への登りは、五色岳から見ると急な崖で登れるのかと思うが、行ってみるとしっかりした踏み跡がある。尾根筋を登ってから踏み跡は右にトラバースしている。たどるとロバの耳の尾根までトラバースしているので、途中から上を目指して登ると、御釜・五色岳の標識の所に出た。ここからはロバの耳尾根の登りで、左に御釜を見下ろしながら登り、県境の分岐に出る。今まで誰とも会わなかったが、ここからは多くの人がいる。避難小屋は通過し、熊野岳神社に行く。石垣の外側で食事をしている人がいるので、石垣の中は人が多いのかと思ったが、誰もいない。前に屋根が壊れた社殿は屋根の上にネットが掛けられ飛ばないようにしているようだ。お参りしてから昼食にする。
熊野岳からの下りでは、多くの人とすれ違い、追い越す。天気も良いので手ぶらで熊野岳まで行く人も多い。スパイク長靴はちょっと異様かもしれない。馬の背から刈田岳に向かうと御釜見物の観光客でにぎわっている。刈田岳に登り、神社にお参りしてから避難小屋の脇を通り、木の段や石組みで整備された遊歩道を下る。大黒天近くから濁川を見下ろすと、水利施設が見えていた。あとは大黒天の遊歩道からエコーラインを横断して車に戻る。
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