多紀アルプス縦走『三嶽』『西ヶ嶽』『小金ヶ嶽』
- GPS
- 06:58
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,152m
- 下り
- 1,153m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:58
天候 | 曇り時々晴れ一時小雨 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
|
---|
感想
【強風の中で岩と戯れた多紀連山】
去年の同時期に丹場篠山に来た時に決めていた
多紀アルプス縦走に行ってきました
AM7:30にJR加古川駅でamaさんをピックアップして
車を順調に走らせ約1時間半で多紀連山登山者駐車場に到着
駐車場は土曜日ですが数台しか停まっていませんでした
各自身支度を済ませAM9:15に出発
車で来た道を少し戻り民家の間をすり抜けると
獣除けのフェンスがありそこから山に入ります
歩き始めは高い杉林の森の中を進みます
約30分ほど歩くと分岐に出てそこから稜線歩きになります
鳥居堂跡、大岳寺跡を過ぎ40分ほどで岩稜地帯に出て
稜線歩きになり大展望が楽しめます
その後森の中を少し歩き東屋を抜けると稜線上に
石で建てられた神社があります
そのまま稜線上を歩くと御嶽山頂に到着しました
参考にしたレコはここから引き返して周回するのですが
色々調べていたら西ヶ嶽をピストンしている人がいたので
せっかくここまで来たので足をのばす計画にしました
気楽に考えていたのですがここからのピストンが一番ハードでした💦
強風の中小さい急な上り下りを往復10回くらいしなければならず
プラスした約1時間半の工程で体力を奪われました
途中、岩の風裏で昼食を済ませ御嶽まで戻ると風も弱まり
日差しも青空も雲の隙間から現れるようになりホッとしました
周回コースはおおたわ駐車場まで丸太階段を激下りして
小金ケ嶽に登り返すコースになります
おおたわ駐車場はトイレも整備されていて道路沿いにあり
アクセスがいいので多くの登山者はこちらを利用していました
小金ケ嶽登山口はフィールドアスレチックと同じ場所にあり
森の中に入るとフィールドアスレチックの施設の中を通り
みなさんが楽しんでいる様子を見ながら進んでいきます
小金が嶽は山頂に近づくと鎖場の連続で岩のアスレチックでした
下山は沢沿いを下るコースで倒木の森の中を
渡渉しなければならず何度も石で滑りそうになりながら歩きました
最後は舗装路を駐車場まで登り返してPM4:15頃下山しました
身支度を済ませ急いでもう一つの目的の
黒枝豆と焼き栗を買いに市街地に移動しました
何とか閉店までに間に合いお目当てのお土産をゲットしました
お疲れ様でした!
□■□■ 楽しい岩登りの後は秋の味覚に大満足
多紀アルプス、低山ですが変化に富んだ登山道(植林帯・自然林・丸太階段・岩場・鎖場・沢筋・渡渉・大展望等)で十分楽しめました。
駐車場から歩き始めて民家の横から登山口に・・
獣除け柵の扉を開けて進みました。
しばらく登って、稜線に出て右折すると歩きやすい道幅の広い登山道になります。
次のポイント、鳥居堂跡に出てから大岳寺跡を目指しました。
大岳寺跡は山岳仏教が盛んであった頃(平安末期から室町末期)新金峰山寺大岳寺と称し丹波修験道の中心で、
一時は吉野大峰山(奈良県)よりも栄えたと言われています。
文明4年(1482年)の始め、本山の大峰からの登山の催促があったにもかかわらず応じなかったため、
怒った吉野の山伏ら300人によって滅亡させられました。
大岳寺もこの時、消失しましたが、付近の藪の中には、かずら石らしいものと径60cm位の礎石が約20個あり、
互いに2m間隔で二列に平行していることから、ここが大岳寺跡であることが確認されました。
大岳寺は「みたけじ」と読みます。
山頂に向かうと石佛がある岩場の鎖場等が出てきて、やがて分岐の神社から三嶽の頂上に。
頂上からの展望は素晴らしいと思いました。
・・みたけの漢字は御嶽と三嶽の二種類で表記されていますが、多紀連山が西ヶ嶽・御嶽・小金ヶ嶽の三つの高峰で構成されているので最高峰の表記を三嶽としたのかも知れません。
ここから時計回りに周回を続けるのも良いのですが、今回は西ヶ嶽までピストンすることに・・
このピストンは小さなピークを何度も登って下りるを繰り返すことになります。
それに、強風をまともに受けて厳しい歩きとなりました。
なんとか西ヶ嶽にたどり着いて、折り返しました。
昼食は分岐を過ぎたところの大きな岩陰にて強風を避けて食べることが出来ました。
やはり、食事を食べると元気が出ます。
三嶽まで戻り、周回コースに入りました。
ここから大タワまでは激下りとなります・・
大タワには駐車場があり、ここを起点に登山する人も多いみたいです。
確かに三嶽や小金ヶ嶽に登るだけであれば、かなり楽な行程を組めると思います。
フィールドアスレチックのある登山口から小金ヶ嶽を目指しました。
山頂に近づくと次々に鎖場が現れて岩好きには絶好の山登りと化します・・
小金ヶ嶽に登り、本日予定の山頂を三座ゲットしました。
後は下山のみ。
激下りと沢筋で渡渉を何度も繰り返しながら高度を下げました。
下山ルートには福泉寺という大峰山の竜泉寺に対抗して命名された建物があったのですが、
大岳寺と同じように大峰山の僧兵によって全て焼かれてしまったようです。
下山の最終には獣除けの柵が有り、そこを通過すると小金ヶ嶽登山口につきます。
舗装道路を歩いて駐車場まで戻り、無事、登山を終えることが出来ました。
それから本日の主目的。
焼き栗と黒枝豆をゲットし帰路につきました。
丹波の栗は最高♪
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