谷川岳（西黒尾根は雪山でした）

2021年10月24日(日) [日帰り]

• GPS: 05:59
• 距離: 11.3km
• 登り: 1,435m
• 下り: 1,435m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:24
• 合計: 5:51

5:46 谷川岳インフォメーションセンター
5:52 5:54 谷川岳山岳資料館
5:57 6:03 西黒尾根登山口
7:44 7:44 ラクダの背(ラクダのコブ)
7:49 7:49 ラクダのコル
9:01 9:05 ザンゲ岩
9:17 9:18 谷川岳・肩の小屋
9:23 9:28 トマノ耳
9:39 9:40 谷川岳・肩の小屋
9:48 9:48 天神ザンゲ岩
10:01 10:02 天狗の留まり場
10:31 10:31 熊穴沢避難小屋
10:50 10:51 天神平・天神峠分岐点
10:58 10:59 天神尾根・田尻尾根分岐点
11:09 11:13 天神平
11:23 11:23 田尻尾根登山口
11:26 11:27 谷川岳山岳資料館
11:33 11:33 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
11:39 谷川岳インフォメーションセンター

天候

曇（ほとんどガス、下山時は晴れ)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　関越道水上ICから国道291号を北上します。駐車場は、谷川岳ベースプラザ（ロープウェイ乗り場）は、６時以降になります。その手前に広いスキー場用の駐車場があり、無料です。トイレもあります。

コース状況／危険箇所等

　西黒尾根コースは、尾根に出たあたりからほぼ雪山状態でした。軽アイゼンかチェーンスパイクが必要でした。（後述しますが、谷川岳登山指導センターのＨＰには、最低６本爪以上のアイゼン、ピッケル、完全冬山装備が必要とありました。）トレースが残っていたので助かりましたが、ところどころミスコースもありました。慣れていない人には、かなり厳しいコースになりました。
　下山時の天神尾根コースは、ロープウェイを使って手軽に登れるため、ハイシーズンは大混雑で行列ができます。今日も、軽装備で登っている人がたくさんいました。頂上近くの雪の状況では、難儀したことと思います。また、下山時は、天神平近くになると雪が溶けて、登山道はぬかるみになっていました。

その他周辺情報

　谷川岳ベースプラザ内では、ちょっとしたお土産が購入できます。
　行き帰りには、いつも道の駅みなかみ水紀行館に寄っています。

写真

10/24 5:41

　谷川岳インフォメーションセンターがあるスキー場用駐車場。朝の５時30分では、まだ若干余裕がありました。駐車可能台数は、約150台です。以前は全面駐車可能で、もっとたくさん駐車可能だったような･･･。

10/24 6:02

手前の谷川岳登山指導センターで登山届を提出し、ここからいよいよ西黒尾根コースがスタート。

10/24 6:19

ほどなく鉄塔。やっぱり下からパチリ。

10/24 6:32

谷川岳は、豪雪地帯。木も根元から曲がっています。

10/24 6:45

天神平には、雪が見えるなどとこの頃はのんきに考えていました。

10/24 7:02

登山道に初めてあらわれた雪。

10/24 7:17

もちろん、まだまだ序の口。

10/24 7:30

最初の鎖

10/24 7:36

だんだん雪も増え、ガスってきました。

10/24 7:43

ラクダの背の手前かな？

10/25 12:52

さらに進むと、雪は増えるばかり。

10/24 7:46

チェーンスパイクを装着。

10/24 7:52

ほぼ雪山状態。しかも、岩場が続きます。この辺から、コースを慎重に確認しないと危ないです。

10/24 8:11

まっ白で、雪も深くなっていきます。

10/24 9:17

頂上には近づいています。ますます雪は深くなっていきます。

10/24 9:25

頂上に到着。しかし、すぐに下山開始。

10/24 9:27

いかにも、寒そうです。

10/24 9:28

風も強かったようです。（今日は、風はありませんでした。）

10/24 9:39

頂上近くの肩の小屋です。休む人は、少なめでした。カップヌードルは止めて、りんごを食べて早々に下山しました。

10/24 9:47

天神のザンゲ岩

10/24 10:00

こんな所に雪だるま

10/24 10:02

10/24 10:07

ちょっと明るくなってきました。

10/24 10:55

天神平に近づいてきました。

10/24 11:14

遠くに見えるのは、朝日岳かなあ。

10/24 11:20

帰りは、ロープウェイです。途中でパチリ。

10/24 11:40

下山しました。満車になっていました。

撮影機器：

arrows Be F-04K docomo FCNT

感想

001User

　雪が残っているのは、想定内でしたが、西黒尾根コースは予想以上の雪でした。トレースを頼りに慎重に登っていましたが、ザンゲ岩手前で前の人が滑落！10mくらい滑り落ちて止まりはしたものの、危険で近づけず。滑落した人は、友人２人で登っていたので、もう一人の人が救助要請しました。
　下山してから、ケガもなく、無事であることが分かり、一安心しました。雪山だけではありませんが、やはり安全が第一であると改めて自覚しました。
　前日に雪の状況を調べたのですが、今ーつ分かりやすい情報が見つかりませんでした。帰ってからもう一度調べると、谷川岳登山指導センターの情報が一番実際の積雪状況に近かったようです。
　これまで、紅葉シーズンに何度も西黒尾根コースを登っていますが、雪は初めてでした。やはり、最悪の状況を想定した準備が大事なことを実感しました。
　ちなみに、谷川岳登山指導センターのホームページ内の「今日の谷川岳」によれば、「最低でも６本爪以上のアイゼンとピッケル」、「どんな状況にも対応できる完全冬山装備」、「登山届の提出」を推奨しています。まさしく、そのとおりでした。例年と違い、谷川岳は冬山でした。