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記録ID: 366349
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ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

毛無峠から〜土鍋山〜浦倉山  往復

2013年11月02日(土) [日帰り]
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GPS
08:50
距離
14.2km
登り
879m
下り
879m

コースタイム

毛無峠(6:00)−破風岳分岐(6:25〜30)五味池分岐(6:45)−土鍋山(7:20〜35)−最低鞍部・アルプス展望台(8:30)−沢(8:50)−米子分岐(9:50)−浦倉山(10:05〜11:25)−米子分岐(11:35)−沢(12:05〜10)−最低鞍部(12:25〜35)−土鍋山(13:40〜14:00)−五味池分岐(14:20)−破風岳分岐(14:30)−毛無峠(14:50)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
当日0時過ぎに自宅を出立。高速で関越道渋川伊香保ICへ。
ここから一般道で万座温泉に向かい、万座温泉駐車場で1時間ほど仮眠後登山口の毛無峠へ。

毛無峠は15台程度の駐車スペースがあるが、ここはラジコン飛行機のメッカで好天の休日はラジコンマニアの車で一杯になる。
コース状況/
危険箇所等
特に危険な場所はない。
土鍋山〜浦倉山はアプローチが不便なため歩く人は少ないようで道標も全くない。山と高原地図でも破線になっているが、実際にはきれいに刈り払いが行われ、紛らわしい枝道などもなく、普通に歩けばまず迷うことのない一本道。
折に触れて現れる笹原では視界も開け素晴らしい展望が望める。
破風岳への登りで御来光
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破風岳への登りで御来光
もう一枚
毛無峠を見下ろす
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毛無峠を見下ろす
破風岳への登り
振り返れば草津白根
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振り返れば草津白根
左が土鍋山
中央は四阿山、右手は根子岳
冷え込みが厳しく霜が降りている
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左が土鍋山
中央は四阿山、右手は根子岳
冷え込みが厳しく霜が降りている
嫁のリボン
土鍋山への登り返し
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土鍋山への登り返し
山頂直下は厳しい登り
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山頂直下は厳しい登り
一か月ぶりの土鍋山
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一か月ぶりの土鍋山
土鍋山頂から御飯山、背後は横手山と草津白根
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土鍋山頂から御飯山、背後は横手山と草津白根
前回未達の三角点到達
前回未達の三角点到達
笹の葉の霜をマクロでアップ
サボテンみたいになった
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笹の葉の霜をマクロでアップ
サボテンみたいになった
土鍋山の先は天上のプロムナード
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土鍋山の先は天上のプロムナード
四阿山に向かって笹原の楽しい道が続く
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四阿山に向かって笹原の楽しい道が続く
左手には浅間山
四阿山と根子岳
北アルプスも見える
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北アルプスも見える
ダケカンバと青空
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ダケカンバと青空
今秋初の霜柱
マクロで
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今秋初の霜柱
マクロで
樹間から浅間山
笹原が繰り返す
左が目指す浦倉山
なだらかなスロープは八甲田や乳頭山を彷彿とさせる
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左が目指す浦倉山
なだらかなスロープは八甲田や乳頭山を彷彿とさせる
とにかく気持ちのいい道が続く
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とにかく気持ちのいい道が続く
標高1779メートルの鞍部
西側が開け北アルプスが一望できる
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標高1779メートルの鞍部
西側が開け北アルプスが一望できる
爺ヶ岳の背後には立山
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爺ヶ岳の背後には立山
鹿島槍から白馬
万座川支流赤沢の源流を渡る
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万座川支流赤沢の源流を渡る
浦倉山へは樹林の登り返し
浦倉山へは樹林の登り返し
米子分岐
標識はない
米子分岐
標識はない
浦倉山頂手前に残雪
今秋初めて見る雪
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浦倉山頂手前に残雪
今秋初めて見る雪
振り返れば土鍋山がかなり遠くに
振り返れば土鍋山がかなり遠くに
横手山
左奥の三角は岩菅山
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横手山
左奥の三角は岩菅山
山頂にはでっかい標識
展望はない
山頂にはでっかい標識
展望はない
お昼はハンバーグカレーうどん
今回はリッチにデミグラスソースハンバーグ
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お昼はハンバーグカレーうどん
今回はリッチにデミグラスソースハンバーグ
志賀の山々を見ながら往路を下る
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志賀の山々を見ながら往路を下る
土鍋山への登り返し
帰りも気持ちいい!!
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土鍋山への登り返し
帰りも気持ちいい!!
破風岳と御飯山
小串硫黄鉱山跡
毛無峠への最後の下り
斜度はすごいが登山道は九十九折れで楽ちん
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毛無峠への最後の下り
斜度はすごいが登山道は九十九折れで楽ちん
たーだいま♪

感想

文化の日の三連休も山へ。
更埴のルートインと松代ロイヤルホテルを予約して、晴れならば山歩き、天気が悪ければ温泉巡りに変更できるプランとした。
2日は長野の天気予報は晴れとなったので事前の計画通り毛無峠〜浦倉山を結ぶルートへ。

以前から毛無峠〜浦倉山を経て四阿山に至るルートには興味を持っていたが、山と高原地図では破線ルートとなっており、ヤマレコでこのルートを検索しても2件しかヒットせず、しかもいずれのオフシーズンのもので参考にはならなかった。
9月29日にに毛無峠から土鍋山を歩いた際、土鍋山から先浦倉山へと続く登山道がきれいに刈り払いされており、嬬恋村役場にこのルートについて確認したところ、全ルート刈り払いが行われ歩くには支障がないことが確認できた。
さらにマレコ以外の記録をネットで検索したところ、今年の夏に毛無峠から往復された方の記録を見つけ、コースを通じて素晴らしい展望が続く上に、静かな山歩きを堪能できるという、いかにも我が家向きのコースであることが分かった次第。

2日0時過ぎに自宅を出立。高速で渋川伊香保に向かい一般道で万座温泉へ。ここで1時間ほど仮眠して午前5時半に登山口の毛無峠に。
もちろんこんな時間に止まっている車はいない。
気温は氷点下2.5度だけど風はなくそれほど寒くは感じない。
群馬側が日の出前の鮮やかな空に替わりつつある午前6時に出立。
土鍋山まではほぼ一月前の9月29日に歩いたばかりで、3週間ぶりの山歩き。
今日も出だしから腰痛の症状。腰が痛むほか歩くたびに両足につったような痛みが走る。
破風岳への九十九折を登ると徐々に痛みに慣れてくる。
登りの途中で草津白根の右手から御来光。

今回は破風岳へは寄らずそのまま土鍋山へ。
80メートル下り80メートル登り返すが、登り返し始めたところで嫁さんがカメラのキャップを落としたと騒ぎ出し、キャップ捜索。
100メートルほど引き返したところで無事発見し、もう一度土鍋に登り返し。

山頂で小休止、軽く食事をとっていよいよ浦倉山へと向かう。
山頂からすぐに前回見つからなかった三角点を発見。
きれいに仮払われた道を少し下ると、すぐに笹原に飛び出す。
正面が大きく開けこれから向かう浦倉山から四阿山への緩やかな山裾が大きく広がる。まるで八甲田や秋田の乳頭山を思わせる雄大な眺め。
『ひゃっほー!!』
樹林帯を緩やかに下りながら土鍋から1時間ほどで標高1779メートルの最低鞍部に。

別に目印はないが、西側が笹原になって展望が開け、槍穂から白馬までの北アルプスが一望できる。
ここから軽く登ると小さな沢に出る。これは万座川支流の赤沢の源流で、吾妻川を経て利根川に注いでゆくようだ。

ここからは樹林帯の中を緩やかに登ってゆくが、下った後の登り返しは腰痛に響き10分歩いては痛みが引くまでしゃがみ、また歩き出すの繰り返し。
2002メートルのピークを巻き、米子からの道を合わせると一登りで浦倉山。
山頂の手前には28日に降った雪が残っている。
この秋初めて見る雪。

山頂はパルコールからのコースとの合流点になっており、立派な標識が立っているが、樹林に遮られ四阿山方面以外の展望はない。
ここで昼食大休止、定番のカレーハンバーグうどんを食べながら1時間強休憩。
土鍋に引き返そうかというときに四阿方面からソロの男性が下って来られた。
お話を伺うと、パルコールからの往復だそうで、こちら側の静寂とは対照的に四阿山頂は大混雑らしい。

帰りは往路を引き返すが、相変わらず腰痛がひどくなりしゃがんでは歩きしゃがんでは歩きの繰り返し。
土鍋に戻ると男性二人組が休憩中。
少し話を交わした後、峠に下るが、やはりラジコンやさんで大盛況。
ラジコン飛行機が何機もぶんぶん飛び交っていた。

腰痛は辛かったけど、土鍋と浦倉山のルートは想像をはるかに超える素晴らしさ。
アプローチは不便だけど、なんでこんな素晴らしいルートに人が来ないのか不思議。
車を2台準備して1台を菅平か鳥居峠にデポして縦走すればこの上なく楽しい山歩きができること請け合い。

下山後は万座ハイウエイで三原に出て国道144号で鳥居峠を越えて上田へ。
上田から高速で更埴に向かい、予約していたルートイン更埴にチェックインした。
ここは古いタイプのルートインで、じゃらんの口コミもあまり良くなかったけど、別に不都合もなかった。

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コメント

match1128さん、初積雪はこちらでしたか!
matchさんらしいルート取りですねぇ
深夜出立の早朝歩き始め
2000米に至らずとも周囲の展望があるのが好いですね

1号隊員の苦情はなさそうなコースかも

二日目はどちらでしょうか?
更埴の近くで、松代の近くで・・・う〜ん

隊長
2013/11/6 21:10
隊長コメントありがとうございます
天気が良ければ次はここと狙っていたルートです。
期待にたがわず、いや期待以上の素晴らしいルートです。
アプローチが不便ですがぜひ機会があれば??

二日目は天気がいまいちだったのと、腰痛が芳しくなかったので、手ごろなところで手を打っておきました。
2013/11/7 12:15
ご来光すごい!
日の出の景色が素晴らしいですねぇ〜

「想像をはるかに超える素晴らしさ」が写真からばっちり伝わってきました。

こういう景色を見ると行きたくなってウズウズしちゃいます。

娘さんのリボンがまた
2013/11/7 20:54
マコトさんコメントありがとうございます
毛無峠は登山の雑誌にはほとんど登場しないんですが、ライダーさんの雑誌ではたびたび登場する御来光スポットです。
群馬側にはちょくちょく雲海が出るので、その時は本当に素晴らしい御来光が拝めます。
2013/11/8 10:23
プロフィール画像
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