那須岳 朝日岳と茶臼岳 ガスと爆風ハイキング
- GPS
- 03:16
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 698m
- 下り
- 700m
コースタイム
- 山行
- 2:23
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 3:16
天候 | 登山口晴れ、入山すると雨交じりのガス、稜線に出ると爆風トッピング |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩々していますが、天気が良ければ特に危険なしです。悪天候の場合、雨により滑りやすい岩、木段、強風による転倒、低体温症、ガスによる視界不良によるルートロスに注意です。 |
その他周辺情報 | チーズガーデン五峰館で、ついつい御用邸チーズケーキを買ってしまう。TESSAのTea Bagもやはり御用邸がチーズケーキにベストマッチ。 |
写真
感想
最近アルパインのマルチピッチが続き、まともに山頂に立っていない山行が続き、いい加減に山に登りたい気分になりました。そう、岩を攀じるんじゃなくて、山を登りたい!
ピリピリした空気の中、ビレイ解除のコールが響く岩場でなくて、ガチャの金属音とかじゃなくて、熊鈴ちりんチリンであははウフフな登山客に紛れて、まったりした山の空気を呼吸したい。
そんなわけで那須岳にやって来たんだ。
強い寒気が入っていたんだ、判っていたさ。
でも希望はすてないよ、山を登りに来たんだから。
風花は霧雨に変わり、強風に舞っていたね。僕らの運命を弄ぶように。
ガスに隠された登山道は、まるで僕らの未来のようさ。
辿り着いた山頂は、真っ白な闇に隠されて、答えなど見つかりはしないのさ。
そして一人山頂を後にしたのさ、Mountain trip frozen in strong winds
アホ詩作はともかく、たまにはこんな天気の山もアリといえばアリだと思いますが、流石に元々予定していた牛ヶ首経由からのぐるっと茶臼岳まではとてもヤル気にならず、最短距離で2つのピークに立って帰りました。
翌日はジム練だし、週末はアルパインが入っているので、短めでも良いといえば良いのですが、景色は見たかったなぁ。
お土産は家族に喜んでもらえました。平和が一番。
以下、再度爆風を食らった場合に備えた備忘録です。
●上半身
TNFロンT、ミレー半袖T、アルパインスタートフーディS、アルパインスタートフーディM、ニュウモラップフーディ、クライメイトレインスーツ
(ずっとこれで行動した、霧雨が強くなったりしたのでカッパで良かった。フードはニュウモラップのフードを被ったが、クライメイトよりもフードがタイトなので強風下で良好だった)
レッドポイントベリーライトジャケット(避難小屋で休憩中使用)
ナノパフベスト(今回は使用せず)
●下半身
下着の上にダブルドラゴンアルパインパンツ
(時期的に暑いかもと思ったが快適。これ位の雨なら撥水性も申し分なし)
●頭
ミレーティアック II ビーニー、バフ
(首のバフを引き上げればバラクラバ風になるので良かった)
カリマーベンチレーションキャップ(今回は使用せず)
(ちなみにマムートの厚めニットキャップはパッションビーニー)
●手
コメリの黒軍手、モンベルウインドシェルグローブ
(軍手の上に着用するのでXXL。さらに上から着用できるオーバーグローブも持ったが不使用)
●お守り
ダブルストック、チェーンスパイク、ゲーター(全て不使用)
そういえば私と那須岳は
暴風雪に飛ばされそうになって撤退したり、リベンジの無雪期はガスと雨と風で降りてきたら快晴とか、
良い思い出がナス岳なんですよね…
ジムからスタートしたり等、アルパインやアイスには色々な入口が有りますが、改めて自分の入口は登山からだと再認識しました。
その一方で、昔なら余裕が無くなりそうな気象条件でも平気な位にメンタルが鍛えられたのは、クライミングのおかげだったりで、良い相互作用になっていると思います。
あと、朝日岳東南稜はなかなか楽しいので、冬季チャンスが有れば行きましょう!
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