【美濃】カクラ(1232m)島脇谷山(1325m)船山(1479m)
- GPS
- 09:55
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,346m
- 下り
- 1,333m
コースタイム
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 9:56
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
山王さんに頭を下げて一日の無事を祈る。
手始めにカクラを踏もう。カクラ洞に沿う林道をチェーン・ゲートまで歩く。カクラ林道は自然観察路になっている。カツラ、サワグルミ、ホオノキ、シナノキ、トチノキ、オヒョウの展示林と言っても良いくらい。
林道がカーブする場所が明るい皆伐地になっていた。作業道を辿って1156標高点の南側の鞍部へ。色づき始めた樹林帯。道はしっかり刈り込まれて快適だ。
二次林に混じって大木が興を添える。アスナロやヒノキの緑、色づき始めた広葉樹の赤や黄とのコントラスト。秋山の恵みを全身に浴びる。
稜線は小坂と萩原の境界だ。地味なアップダウンをたどるうち、真ノ俣林道に飛び出す。すぐ山道に入って高度を上げると、そこが(かつての)展望台だった。木々が育ってる。冠雪した御嶽と乗鞍がのぞくくらいだな。
陽だまりのウダウダは最高だ。怠け者の自分がいて、悪魔のささやきが聞こえる。しかし、そんなわけにはいかんだろう。私の応援団が黙っちゃいない(意味不明)。
林道に降り、再び『山火注意〜岐阜大学演習林』の看板で山道に入り直す。ミズナラやブナの林下で、キノコの撮影会という余興もあった。
で、島脇谷山だ。三角点にタッチ。休む間もなく船山へ。ヒノキ・カエデ・ブナ・ミズナラ。赤・黄・緑・青の四色の競演。
鳥脇谷山からのルートは刈り払いされてから数ヶ月とみた。ササの切り株がちくちくする。下って登って休憩舎に届いた。ここから山頂台地のお散歩ツアー。日本庭園を気ままにぶらり。
あっけなく船山の三角点広場。林立する電波塔群。あららぎから登ってみえた三人組さんに「船山展望台はどこですか?」と聞かれた。
さあ、下山。島脇谷山の西を走る真ノ俣林道を使いたかったが、この林道は展望台の南西が終了点だった。やむなく往路を戻り返し、頃合いを見はからって林班界からカラ谷林道へ降りた。
ほっと一息。船山・位山・川上岳に見守られながら歩く。チェーンソーの音がだんだん近づいてくる。作業現場には、飛騨ナンバーの山仕事の車が3台止まっていた。
間伐材の搬出中の作業員さんとあいさつ。日焼けした顔に、白い歯がまぶしかった。
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