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Yamareco

記録ID: 368675
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

夏道も楽しかった☆ 雪降る前の金峰山(ピストン)

2013年11月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:53
距離
11.2km
登り
1,188m
下り
1,177m

コースタイム

8:30 みずがき山荘
9:02 富士見平小屋
9:42 大日小屋
10:06 大日岩
10:50 砂払いの頭
11:27 五丈岩
11:30 山頂
 五丈岩で遊びタイム
11:47 五丈岩発
12:28 砂払いの頭
13:00 大日岩〜大日岩の岩峰
13:23 大日小屋
13:58 富士見平小屋
14:23 みずがき山荘
天候 晴れから曇りへ 山頂はガス
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
韮崎駅までJR
・往路は3人で小型タクシーでみずがき山荘まで 一人3000円
・復路はみずがき田園バス
 途中立ち寄り箇所があったのでその旨伝えると、1回で精算してくださいました。
 乗り継ぎ時にそれぞれ精算するよりも100円ですが安くなります。
 また、バス利用者は増富の湯が100円引きです
コース状況/
危険箇所等
大日小屋手前の一枚岩は結氷するまではロープ不要でした・・が時間の問題のように思います。
大日岩裏にはつららが、山頂付近には一部薄氷が張りついた場所(幸いにも登山道ではありませんでした)があったので、チェーンスパイクは必携

金峰山は「アルプス」と名がつかないものの2600m近くあるので、風が吹くとやはりそれなりに寒いです。今回は身体を持っていかれそうになったので12〜15mあったのではないでしょうか。それなりの装備はあったほうがいいようです。

周辺情報..
増富温泉峡の「山国食堂」が「猪ほうとう」を出してました。気になる!!
タクシー相乗りのお陰で、予定より30分早い出発です。お二人には感謝です^^
タクシー相乗りのお陰で、予定より30分早い出発です。お二人には感謝です^^
いつものポイント。みずがき山が見えます。
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いつものポイント。みずがき山が見えます。
富士見平湧水の近くは水が登山道にもしみて・・、でもゲイターは付けず様子見
富士見平湧水の近くは水が登山道にもしみて・・、でもゲイターは付けず様子見
結構沢山テント張ってありました。唐松の落ち葉がじゅうたんみたい
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結構沢山テント張ってありました。唐松の落ち葉がじゅうたんみたい
がっしりした松の木、おはよう!今日はよろしく。
がっしりした松の木、おはよう!今日はよろしく。
御機嫌トレイル♪
御機嫌トレイル♪
が、だんだん岩ミックスになってきて
が、だんだん岩ミックスになってきて
マルバダケブキの綿毛
マルバダケブキの綿毛
小さな箱庭のようです
小さな箱庭のようです
混ざっている岩が大きくなってくると大日小屋も近い
混ざっている岩が大きくなってくると大日小屋も近い
大日小屋
霜柱がそこかしこに・・
霜柱がそこかしこに・・
残雪期、ツルツルに凍っていて滑った場所その1
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残雪期、ツルツルに凍っていて滑った場所その1
噂の一枚岩。凍らなければスタスタ歩けます
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噂の一枚岩。凍らなければスタスタ歩けます
大日岩の基部。ツララ!!
大日岩の基部。ツララ!!
見えた〜!正面雪をかぶっているのが北岳、連なる山々がくっきり
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見えた〜!正面雪をかぶっているのが北岳、連なる山々がくっきり
大日岩と青空♪ 金峰ブルーです
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大日岩と青空♪ 金峰ブルーです
甲斐駒も見えたっ!
北岳手前に鳳凰も見えます
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甲斐駒も見えたっ!
北岳手前に鳳凰も見えます
残雪期、ツルツルに凍っていて滑った場所その2
残雪期、ツルツルに凍っていて滑った場所その2
砂払いノ頭から見る近隣の山々。iPhoneでは色がうまく出ていませんが、唐松の紅葉が綺麗です。
砂払いノ頭から見る近隣の山々。iPhoneでは色がうまく出ていませんが、唐松の紅葉が綺麗です。
八ヶ岳〜!こうしてみるとなるほど、赤岳と権現の間は「キレット」です
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八ヶ岳〜!こうしてみるとなるほど、赤岳と権現の間は「キレット」です
みずがきも入れてもう1ショット
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みずがきも入れてもう1ショット
南アルプスはおかくれになってしまいました・・
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南アルプスはおかくれになってしまいました・・
それでも、北アルプス方面がちらり。山座同定はできないけれど期待に胸が膨らみます。
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それでも、北アルプス方面がちらり。山座同定はできないけれど期待に胸が膨らみます。
みずがき、小川山
みずがき、小川山
千代の吹上
団体のどなたかが置いたのか、白い石が目印代わりにポン、ポンと
団体のどなたかが置いたのか、白い石が目印代わりにポン、ポンと
これから進む道、山頂は雲の中
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これから進む道、山頂は雲の中
ガレ場です。高所恐怖症の方は山梨県側を見てはいけません・・
ガレ場です。高所恐怖症の方は山梨県側を見てはいけません・・
金峰山小屋、小川山方面
金峰山小屋、小川山方面
冷たい空気の中、つぼみをつけているアズマシャクナゲ
冷たい空気の中、つぼみをつけているアズマシャクナゲ
山頂は・・ガスで見えません
山頂は・・ガスで見えません
あれ、もう五丈岩
あれ、もう五丈岩
前回は遠かった山頂、するっと着いちゃった!
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前回は遠かった山頂、するっと着いちゃった!
五丈岩はちょっと登ってみたけれど、風が強いし危険だから辞めましょうと、アドバイスあって素直に降りました。手を合わせて。
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五丈岩はちょっと登ってみたけれど、風が強いし危険だから辞めましょうと、アドバイスあって素直に降りました。手を合わせて。
ガスが晴れない><
ガスが晴れない><
八丁平経由の道でしょうか
八丁平経由の道でしょうか
砂払いノ頭方向。こうしてみると長野側と山梨側の違いが判ります。
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砂払いノ頭方向。こうしてみると長野側と山梨側の違いが判ります。
ここは長野県なんですね。少し行くと山梨県です
ここは長野県なんですね。少し行くと山梨県です
夏はどんな花がさいているんでしょうか(葉から同定できる植物はまだ少なくて)
夏はどんな花がさいているんでしょうか(葉から同定できる植物はまだ少なくて)
唐松に彩られた景色
唐松に彩られた景色
ありゃ、もう砂払いノ頭
ありゃ、もう砂払いノ頭
大日岩は来る時パスしたので行ってみましょう
大日岩は来る時パスしたので行ってみましょう
人がくぐれそうな岩 バッテンが二つしてあります
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人がくぐれそうな岩 バッテンが二つしてあります
赤いペンキマークが鮮やか 八丁平に抜ける道があるはずですが・・
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赤いペンキマークが鮮やか 八丁平に抜ける道があるはずですが・・
あれは? 大日岩の続き?
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あれは? 大日岩の続き?
黒平から金峰へ至る道はここを通るはず。なかなか面白そうです。大日岩より
黒平から金峰へ至る道はここを通るはず。なかなか面白そうです。大日岩より
大日岩から登山道に復帰する道はシャクナゲの藪を掻きわけて。テープを見失いましたが登山道まで距離がないのですぐ合流
大日岩から登山道に復帰する道はシャクナゲの藪を掻きわけて。テープを見失いましたが登山道まで距離がないのですぐ合流
ふむふむ
苔むしたこんな場所では思わず深呼吸
苔むしたこんな場所では思わず深呼吸
意識になかった唐松の紅葉
意識になかった唐松の紅葉
あれっ、富士見平小屋が
あれっ、富士見平小屋が
今日はご挨拶せず・・
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今日はご挨拶せず・・
テントもいっぱい!
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テントもいっぱい!
目的のひとつ、富士見平湧水。ペットボトルにしっかり詰めます
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目的のひとつ、富士見平湧水。ペットボトルにしっかり詰めます
姫シャラの紅葉・・かな
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姫シャラの紅葉・・かな
紅葉いろいろ
もうひとつ
バス出発2分前に到着!思わず「セーフ?」と運転手さんに尋ねる
バス出発2分前に到着!思わず「セーフ?」と運転手さんに尋ねる
バスを途中下車、増富の湯の命の径から見た紅葉
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バスを途中下車、増富の湯の命の径から見た紅葉
水のヒーリングで使わせていただく本谷川もとっても素晴らしい紅葉でした^^
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水のヒーリングで使わせていただく本谷川もとっても素晴らしい紅葉でした^^

感想

残雪の金峰山が感動的だったので、夏道は是非歩いてみたいと思いつつも早半年・・
八ヶ岳でも雪が舞う季節、これは急がなくては!
でも、前回のコースタイムを見るとバスで行ってギリギリかなぁと勇気が出ず。

最悪泊まってしまえばいいし、コンディション悪ければカンマンボロンでもいいかな、と決心がついたのはまたも前日のことでした。

幸いにも駅でタクシーに乗り合わせることが出来て予定より30分早く到着。
これは嬉しいです^^

富士見平小屋までの道はみずがき山に登るときに何度も通った道
でも、駐車場経由のほうがラク、と思いつつも
「どっちも一緒でしょ」と相乗りの方に声をかけて頂いて、登ってみたら・・
あれれ、こんなに楽な道だった!?

いつものみずがきがバーン!と迫ってくる休憩ポイントまであっという間。



森林限界までの道は気持ちいい。
コメツガ、カラマツ、そして場所によってはハイマツも混ざっていて
αピネンのいい香り〜!

でも・・まだ?まだ?と気がせいてしまってマイペース、と自戒しつつも足が逸る。
お花の時期でもないのが幸いしたのか(笑)
いい感じのペースで大日岩ふもとへ。

やったね〜!
南アルプスビューだ!!

到着した時は姿を隠していた甲斐駒も「もう少しだよ」とお声かけていただいて
それならばもう少し高いところから!と登山道よりも大日岩寄りに駆け上がる(気持ちだけ)

砂払いノ頭からはしっかり姿を出した南アルプス!嬉しい^^
いつも感動するけれど、やっぱり感動♪
八ヶ岳も見えます。
赤岳、迫力あるなぁ。こうやってみると「キレット」が判る。なるほどっ。

そして、北アルプスもほんのちょっと見えました。

この景色を堪能したくて、それなら前日泊の早立ちだよな〜、と煮え切れなかったのが嘘のようです。

登っていくと「頂上は素晴らしかったですよ!」とハッパを掛けていただいて
急いで急いで・・でもガスがどんどん湧きあがってくる・・

ここから先の岩の道はもう大好き♪
トントン飛んだりよじ登ったり。嬉しい^^
そういえば冬道でもあったけれど、
あの時はそれどころじゃなかったのでした。バテバテで。


まだか、まだかと本当にキツかった道が夏道だと本当に楽。
ただし、今回の稜線は山梨側から吹き上げる強風がおまけです。

でも、この風も鳳凰・北岳・唐松・爺ヶ岳で大分慣れた気がします。
・・と頂上から五丈岩に向かう時に風で尻もちをついた人のセリフじゃないか(笑)

五丈岩は今回も登れませんでした〜。
私の後から登ってこられた方が「風が強いから辞めましょう」とおっしゃり
そしてその通り、と実感したので降りました。
次回は登れるようにきちんと練習しよう。

寒風吹きすさぶ中、みなさん岩陰でお昼。
私は歩きながら食べられるおにぎりなので、下山です。

大日岩は八丁平への分岐部分が見つからず、そのまま元の登山道へ復帰しました。
復帰した道では、高齢のご夫婦が道半ばで降りられずにいらしたのですが
先に降りたどなたかがレスキューを頼んだようで救助に二人向かっていました。

無事、降りたのかな・・


そして、富士見平湧水で水を汲んだ後は
増富温泉郷の紅葉と本谷川の景色を見に行ける!と走り降りてしまい
ついでにスッテン!と転んだのは内緒です。

なんとなんと、16時どころか14時台のバスに間に合い
紅葉とエメラルドグリーンの本谷川とのコントラストを2時間ほど楽しみました。



☆歩荷 6kg(シュラフ・エアマット・テントマットなし・ボトムのミドルウェアなし)
ザックもトレラン用の700gのもの
☆冬道時とできるだけ条件を合わせたく、ストックはザックの中


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コメント

いいな~
100拍手位したい気分です
つい先日行った金峰山なのに羨ましい(*^-^*)

さすが、コースタイム早いですね
なんか一分一秒、一歩一歩、全て楽しんでる感じが伝わりました

それにしても pokoroさん、山詳しいですね
私は富士山以外の山が分かりませんでした^^;

素敵なレコ、ありがとうございます
2013/11/11 2:49
ehimeさん、楽しかった!
コメントありがとうございます(≧∇≦)
そして、100拍手、嬉しい♪
しっかり受取りました(^-^)/

去年は5月からずっと2000m切るか、そこそこか、な場所を歩いていて
忘れもしない11月23日に思い切って瑞牆に登りました。その時もしんどくて、しんどくて。心肺機能上げないとダメだな、と痛感した後に発覚した症状。

すこーしずつ、食事を変えたり筋トレして(でもまだまだ)、ピヨながらもこんなにも楽しめるなんて本当に嬉しいです^ ^

山は… 前回、一緒に登って下さったベテランさんたちから教えて頂いたのをうっすら覚えてました。あと、自分が登った山は思い入れがあって。

富士山も見たかったなー!
冬もまた来たいな、と思う山です♪
2013/11/11 8:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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