【過去レコ】両神山 初めてのレンタカー登山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,310m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 嵐山渓谷温泉健康センター「平成楼」に前泊(現在は閉館) 下山後は両神温泉「薬師の湯」 http://www.kanko-ogano.jp/archives/1503/ |
写真
感想
今回は東京で開催されたセミナーにからめての山行.両神山登山口へは交通アクセスが悪いので,初めてレンタカーを借りての登山である.池袋から東松山まで東武東上線に乗り,駅近くのトヨタレンタカーでポルテを借りる(24時間で8000円余り).大学の卒業旅行以来のレンタカーだが,現在は全ての車にナビが装着されており,大変助かる.
登山口近くには安宿がないので,東松山駅から10kmほどの平成楼という健康ランドで仮眠をとることにする.建物は決して新しくないが,2100円で出発まで過ごせるとなると文句は言えない.到着早々に風呂と夕食を済ませ,仮眠室に入る.なかなか眠れず,何度も目が覚めてしまった.
平成楼を2時に出発.近くのファミリーマートで買出しをし,登山口へと向かう.約60kmの道のりで3時半に登山口に到着する.眠たくてたまらないのでシートを倒して仮眠をとる.ケータイの目覚ましで4時半に起床し,5時にスタート.まずまず晴れているが,空気はひんやりしている.
最初のチェックポイントである会所までは,ほぼ平らな道であり,鬱蒼とした林の中を行く.少し腹も減ってきたので,七滝沢を木橋で渡る手前のベンチでサンドイッチの朝食とする.ここから何度か徒渉を繰り返し,高度を上げていく.展望もなく単調な登りに少し滅入ってしまう.いかめしい形相の石像が立つ八海山を過ぎ,なおも急登をこなしていくと,このルート唯一の山小屋である清滝小屋が現れる.ここでピンバッジを購入する予定であったが,「売り切れ」の札がかかっているので,バッジは麓の民宿・両神山荘で買うことにしよう.
小屋から少し上で,産泰尾根へと出る.ここでようやく両神山の山頂部が顔を出してくれる.3ヶ所連続した鎖場があるが,ここは鎖に頼らなくても良いほどで全く問題ない.その後の鎖場では少し神経を使うが,ここも落ち着いて登れば大丈夫だ.両神山は「鎖と岩の山」のイメージがあったが,危ないところはなく,ひたすら体力を要するパワー系の山である.
やがて両神神社本社に着くと,このやや奥に御嶽神社本社も建つ.どちらにもオオカミの狛犬があるのが珍しい.山頂東面の山塊が見えると頂上は近い.直下の鎖をこなすといよいよ頂上である.山頂は案外狭いが,先にいたのはひと組のご夫婦だけなので休憩するには困らない.天気が良ければ富士山まで見える山頂であるが,雲が広がっており,近辺の山の同定も困難である.
おにぎりを2個頬張って下山にかかる.1000辰鯆兇紘弦盧垢任△辰燭,膝も問題なし,ほぼコースタイム通りに登山口まで戻り着いた.展望も花も今ひとつの山行ではあったが,大きい山に登った,という達成感は十分である.
道の駅に隣接する両神温泉「薬師の湯」で汗を流し,最寄りの新幹線駅である熊谷へと車を走らせる.駅の近くでラーメンを食べ,レンタカーを返却.予定よりも早く15時32分の新幹線に乗ることができた.越後湯沢からのはくたかは指定席が取れなかったが,自由席に座ることができ,無事に高岡へと帰る.
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