ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 370914
全員に公開
沢登り
丹沢

表丹沢 塔ノ岳 モミソ沢より堀山を経て頂上へ

2013年11月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
YAMA555 その他2人
GPS
06:20
距離
15.1km
登り
1,332m
下り
1,322m

コースタイム

コースタイム:6時間20分 沢遡行2時間30分
大倉登山口8:00→8:30竜神の泉→9:05新茅荘→9:10沢下降点→9:15モミソ沢出合(準備)9:30→4m・6m滝→3×5m→5mチムニー・CS→10:40大滝11:30→12:05堀山(装備解除)
12:20→12:45花立山荘→13:05塔ノ岳山頂・尊仏山荘13:15→13:45堀山→13:50駒上茶屋→14:10観音茶屋→14:20大倉登山口

※堀山から塔ノ岳は小走りペースのため速いコースタイムです。
天候 晴れ
気温も温かで沢も冷たくなかったです(ほとんど水に触れることはありませんでしたが・・・)
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東名 渋沢ICで降りて下道で大倉駐車場へ
駐車場はバス停の裏100台以上駐車できます。500円。
トイレ、売店あります。
旬の生鮮野菜を売っていました。大根、人参、エシャロット購入100円と安い!
コース状況/
危険箇所等
●参考資料
山と渓谷地図 丹沢

●駐車場〜モミソ沢出合
大橋を渡ってからは林道歩きを1時間程。林道はそれほど荒れていないので新茅荘近くの駐車場まで普通車でも入れます。
途中に竜神の泉があり水が流れていますが、煮沸しないと飲めないとのこと。ここで水汲む人はいるんだろうか?
新茅荘から少し進んで、カーブに差し掛かったと箇所付近にピンクテープがあります。踏み跡もハッキリしているので下降点は分かりやすいです。
モミソ沢は水量が少ないので沢に下りたときに分かりづらいかも。
懸垂岩が目印です。

●モミソ沢(沢登り)
光が入りづらくゴルジュ帯があるなど暗い小さい沢です。水量が少ないので水に触れることもほとんど無く、秋のこの季節でも登れます。
ほとんどザイルも使わなくて良い箇所で、巻きもそれほど厳しい所はありません。最後の大棚だけは上部落ち口が厳しいです。全体的にみると1級の登りやすい沢でした。
大棚を越えて登山道へ抜ける尾根直登も藪漕ぎではないので楽チン(ちょっと急坂)。

●塔ノ岳
危険箇所はなし。階段、木道が多く整備され歩き易い(走りやすい)です。とにかくたくさんの登山者がいて、沢登りで堀山着が昼だったので下山してくる人がたくさん。随所に休憩できる山荘や茶屋があるので、大倉尾根長いですが良いですね。
山頂は360度の展望。残念ながら富士山見えませんでしたが海まで見える素晴らしい山です。
ここの近辺に出没する鹿は全く人を恐れません。

●温泉
車で行くと渋沢ICに乗る途中にある「湯花楽」にて汗を流しました。休日一般は900円也。
100円返却型ロッカー、シャンプー、ボディーソープ、ドライヤー、露天風呂あり。
サウナが3種あり、中でも冷たいサウナは面白い。
食事場所、売店、休憩所もあります。
海老名SAより真っ白な富士山が見えて天気は最高!
1
海老名SAより真っ白な富士山が見えて天気は最高!
大倉駐車場に到着。
バスハイカーもたくさんいました。
1
大倉駐車場に到着。
バスハイカーもたくさんいました。
駐車場から対岸に橋を渡っていきます。
1
駐車場から対岸に橋を渡っていきます。
新茅荘近くまで約1時間林道歩き。
新茅荘近くまで約1時間林道歩き。
途中に竜神の泉。
一口頂こうと思ったら煮沸しないと飲めないようなのでやめました。
途中に竜神の泉。
一口頂こうと思ったら煮沸しないと飲めないようなのでやめました。
ヤバビル注意!の看板。
もうこの時期はいないよね・・・たぶん
1
ヤバビル注意!の看板。
もうこの時期はいないよね・・・たぶん
新茅荘近くの駐車場。
遡行して同じ場所へ戻ってくるなら利用したいです。水無川、セドの沢あたりを登るなら使いますか。結構広いです。
新茅荘近くの駐車場。
遡行して同じ場所へ戻ってくるなら利用したいです。水無川、セドの沢あたりを登るなら使いますか。結構広いです。
新茅荘。今日は朝早いからか営業していませんでした。
1
新茅荘。今日は朝早いからか営業していませんでした。
新茅荘から少し進んだところ。沢への下降点は丁度カーブに差し掛かるところ。踏み跡あります。
1
新茅荘から少し進んだところ。沢への下降点は丁度カーブに差し掛かるところ。踏み跡あります。
沢に到着。
沢の出合にある懸垂岩です。
岩トレで使われているようで、残置ロープが木にかかってました。
1
沢の出合にある懸垂岩です。
岩トレで使われているようで、残置ロープが木にかかってました。
遡行開始。登り始めは水量ある感じですが水に入ることはほとんど無し。
5
遡行開始。登り始めは水量ある感じですが水に入ることはほとんど無し。
右側から。
ホールドスタンスがしっかりしている場所が多いので、沢登始めるにはちょうど良いと思います。
1
ホールドスタンスがしっかりしている場所が多いので、沢登始めるにはちょうど良いと思います。
三段。水に浸からずに登れます。
1
三段。水に浸からずに登れます。
結構突っ張りを多用しました。
2
結構突っ張りを多用しました。
ゴルジュ帯に入って5mチムニー。
両岩につっぱって登ります。
1
ゴルジュ帯に入って5mチムニー。
両岩につっぱって登ります。
チムニーは体を入れてぐいぐい登ります。
2
チムニーは体を入れてぐいぐい登ります。
ゴルジュの中は暗くて・・・上から見たところ。
ゴルジュの中は暗くて・・・上から見たところ。
チムニー直後のCS(チョットストーン)
1
チムニー直後のCS(チョットストーン)
CSを越えてゴルジュ帯を抜けます。
3
CSを越えてゴルジュ帯を抜けます。
ちょっと進むと見えてきました核心部12m大棚。
下にセルフとれる2箇所。
ちょっと進むと見えてきました核心部12m大棚。
下にセルフとれる2箇所。
大棚12m
最初の6m位は登りやすく、右から左に抜ける感じで登ります。右側ハーケン1箇所。
上部落ち口は逆層でホールドスタンスに乏しく、怖かった〜。左側上部ハーケン2箇所。
4
大棚12m
最初の6m位は登りやすく、右から左に抜ける感じで登ります。右側ハーケン1箇所。
上部落ち口は逆層でホールドスタンスに乏しく、怖かった〜。左側上部ハーケン2箇所。
ザイルのルート
大棚12m
リードで何とか登れました。上部はハーケンにカラビナかけて摑まりながら体引き上げましたが・・・
4
大棚12m
リードで何とか登れました。上部はハーケンにカラビナかけて摑まりながら体引き上げましたが・・・
大棚の上部に確保ようのピンがあります。
私たちは木を支点にしました。
大棚の上部に確保ようのピンがあります。
私たちは木を支点にしました。
大棚を他のメンバーが登っている所。
2
大棚を他のメンバーが登っている所。
大棚を越えたら左の尾根に向かって登ります。
大棚を越えたら左の尾根に向かって登ります。
登っていくと鹿避けのフェンスがあり、フェンス沿いに急登。
登っていくと鹿避けのフェンスがあり、フェンス沿いに急登。
堀山の登山道に到着。
堀山の登山道に到着。
ここからはリーダーにお願いして塔ノ岳をピストンさせてもらうことに。2人は降りるから急いで登ります。
2
ここからはリーダーにお願いして塔ノ岳をピストンさせてもらうことに。2人は降りるから急いで登ります。
空がとっても青いから展望が期待できる。
それにしても急いでいるので息が上がる。
空がとっても青いから展望が期待できる。
それにしても急いでいるので息が上がる。
花立山荘に到着。休まずに山頂を目指す。
花立山荘に到着。休まずに山頂を目指す。
山頂が見えてきた!
1
山頂が見えてきた!
山頂に到着です。立派な道標なので登り甲斐があります。
2
山頂に到着です。立派な道標なので登り甲斐があります。
山頂は登山者で一杯。残念ながら富士山は雲の中。塔ノ岳は何度も登っていますが、未だに富士山にお目にかかれない。
1
山頂は登山者で一杯。残念ながら富士山は雲の中。塔ノ岳は何度も登っていますが、未だに富士山にお目にかかれない。
太平洋側が見渡せる気持ちよい景色。
太平洋側が見渡せる気持ちよい景色。
鍋割山への分岐付近で、少し下に鹿2頭が草を食んでました。たくさんハイカーがいるのに怖がらないんですね〜。
3
鍋割山への分岐付近で、少し下に鹿2頭が草を食んでました。たくさんハイカーがいるのに怖がらないんですね〜。
学校の生徒でしょうか。大人数で下山中。でも、しっかりよけてくれました、ありがとう!
1
学校の生徒でしょうか。大人数で下山中。でも、しっかりよけてくれました、ありがとう!
大倉尾根は階段が多くって・・・
大倉尾根は階段が多くって・・・
大倉尾根はほとんどきれいな紅葉が見られませんでした。
1
大倉尾根はほとんどきれいな紅葉が見られませんでした。
分岐。さーもう一走り。
分岐。さーもう一走り。
観音茶屋も休まずに。
観音茶屋も休まずに。
登山口に到着。
大倉駐車場へ。途中野菜の無人販売所が数カ所ありました。美味しい野菜ありがとう。
1
大倉駐車場へ。途中野菜の無人販売所が数カ所ありました。美味しい野菜ありがとう。

感想

東丹沢の沢は蛭がいるということでなかなか足を踏み入れませんでしたが、秋になりもうヤマビルもお眠りになっただろうということで沢に入りました。寒くなってきているので水になるべく浸からない、簡単な沢ということで水無川のモミソ沢を遡行しました。

紅葉が良い季節かと思ってましたが、大倉尾根はほとんど紅葉していなくて残念。逆に塔ノ岳直下は全て葉が落ちていてギャップがあった。
沢自体はトップを歩かせてもらったが、ほとんど涸れていてクライミングといった感じ。1級と言うことでサクサクと登りやすい沢だが、ゴルジュではチムニーあり、CSありと結構面白かった。
最後の大棚の上部は実力不足で悪戦苦闘したが、残置ハーケンにかけたカラビナに摑まってなんとか突破でき充実感があった。

沢登りにしては短いコースで堀山の登山道に昼に飛び出したので、若干物足りない私はリーダーにお願いして塔ノ岳をピストンさせてもらうことに。2人は下山するとのことでトレランもどきで頑張って登り、降り。登山道がしっかりしているので軽快にいけるかと思いきや、この時間下山者が多く息が上がっている上に挨拶ラッシュで大変。
ようやく山頂に到着したが、お目当ての富士山は雲の中。何度もきている山頂だが未だに富士山を見れないのが残念。気を取り直して軽快に下山して今回の山も無事終了。
麓で調達した表丹沢ガイド&マップには沢が4本紹介されていた。新茅ノ沢、源次郎、勘七ノ沢、水無川本谷。いずれも面白そうな沢なので、来年はヤマビル覚悟で表丹沢も登ろうかと思う。

沢からピークを踏めるのはとっても充実感があります。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:875人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳(大倉尾根往復)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
大倉尾根から丹沢山往復
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
大倉〜塔ノ岳〜不動ノ峰ピストン
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳(大倉尾根往復)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳周回ルート 三ノ塔尾根からあがって主脈を堪能、バカ尾根下り
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳〜丹沢山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
鍋割山-塔ノ岳-大倉尾根
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら