ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 371405
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南アルプス 茶臼岳で雪山初体験

2013年11月16日(土) ~ 2013年11月17日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
15:40
距離
20.1km
登り
2,228m
下り
2,233m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
沼平ゲート(6:15)→畑薙大吊橋(6:54)→ヤレヤレ峠(7:23-7:28)→ウソッコ沢小屋(8:19-8:32)→中の段(9:18)→横窪沢小屋(10:06-10:40)→大無間展望所(11:35-11:40)→倒木ベンチ(11:58-12:00)→樺段(12:43-12:51)→茶臼小屋(13:53)

所要時間 7時間38分
歩行時間 6時間31分
歩行距離 8.9km
標高差 1468m
累積標高 1758m

2日目
茶臼小屋(6:27)→茶臼岳山頂(7:12-7:35)→茶臼小屋(8:05-8:52)→樺段(9:18)→倒木ベンチ(9:42-9:46)→大無間展望所(9:53)→横窪沢小屋(10:23-10:38)→中の段(11:00)→ウソッコ沢小屋(11:35-11:48)→ヤレヤレ峠分岐(12:22)→沢ルート岩場(12:30-12:35)→ヤレヤレ峠分岐(12:38)→ヤレヤレ峠(12:56-12:59)→畑薙大吊橋(13:21)→沼平ゲート(13:59)


山頂アタック
所要時間 1時間38分
歩行時間 1時間15分
歩行距離 1.1km
標高差  204m
累積標高 228m

下山
所要時間 5時間07分
歩行時間 4時間27分
歩行距離 10.1km
標高差  -1468m
累積標高 -1758m

TOTAL
所要時間 15時間10分
歩行時間 12時間13分
歩行距離 20.1km
標高差  1646m
累積標高 2446m
天候 1日目:晴
2日目:晴のち曇
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
畑薙第一ダム奥の沼平ゲート前に10台程度駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
沼平ゲートに登山ポストあり。
ゲート周辺は携帯の電波は各社圏外。
横窪沢小屋から少し上がるとdocomoは電波あり。
茶臼小屋でもOKでした。

ルートはさすが南アルプスの人気ルート。
よく歩かれていて道迷いの心配はないでしょう。

下山後は白樺荘で入浴&食事可。
ただし食堂は15時まで。
ソロテン泊を想定して購入したグレゴリー・コントゥア60。
今日がデビューです。
3
ソロテン泊を想定して購入したグレゴリー・コントゥア60。
今日がデビューです。
畑薙第一ダム奥の沼平ゲートからスタート。
3
畑薙第一ダム奥の沼平ゲートからスタート。
登山届を提出。
さあ、ゲート出発です。
さあ、ゲート出発です。
山が朝日に染まってきました。
5
山が朝日に染まってきました。
しばらく林道歩き。
1
しばらく林道歩き。
こんな景色を眺めながらなので足取りは軽いです。
2
こんな景色を眺めながらなので足取りは軽いです。
長さ181.7m、高さ30mの畑薙大吊橋。
2
長さ181.7m、高さ30mの畑薙大吊橋。
この橋は怖かった〜。(・。・;
16
この橋は怖かった〜。(・。・;
吊橋を渡ったらヤレヤレ峠への激坂を登ります。
吊橋を渡ったらヤレヤレ峠への激坂を登ります。
急な登りが終わって巻道になりした。
急な登りが終わって巻道になりした。
ヤレヤレ峠到着。
往路ではそれほどヤレヤレしません。
2
ヤレヤレ峠到着。
往路ではそれほどヤレヤレしません。
紅葉が綺麗です。
2
紅葉が綺麗です。
峠を過ぎたら今度は激下り。
1
峠を過ぎたら今度は激下り。
沢まで下ってきました。
沢まで下ってきました。
逆から来た場合はこの表示が目印。
1
逆から来た場合はこの表示が目印。
ウソッコ沢小屋に向けて最初の吊橋。
ウソッコ沢小屋に向けて最初の吊橋。
ツルッツルに凍ってます。
最初に渡ったトオルさんが滑ってコケそうになったのを見て慎重に渡りました。
1
ツルッツルに凍ってます。
最初に渡ったトオルさんが滑ってコケそうになったのを見て慎重に渡りました。
ここから再び高度を上げていきます。
ここから再び高度を上げていきます。
この木の橋も凍ってた。
ここが一番怖かった〜。
この木の橋も凍ってた。
ここが一番怖かった〜。
ウソッコ沢小屋。
3
ウソッコ沢小屋。
綺麗そうに見えますが、ここはネズミが出るらしいです。
1
綺麗そうに見えますが、ここはネズミが出るらしいです。
完全に夜が明け、雲ひとつない快晴。
1
完全に夜が明け、雲ひとつない快晴。
さあ、出発。
次の目的地は横窪沢小屋です。
さあ、出発。
次の目的地は横窪沢小屋です。
ここから急な登りが始まります。
ここから急な登りが始まります。
長いジグザグの鉄階段を登ります。
滑りそうで途中で写真を撮る余裕はありませんでした。
1
長いジグザグの鉄階段を登ります。
滑りそうで途中で写真を撮る余裕はありませんでした。
さらに急登を登り・・・。
1
さらに急登を登り・・・。
中の段通過。
いよいよ白く雪をかぶった上河内岳が見えてきました。
テンションアゲアゲ。
6
いよいよ白く雪をかぶった上河内岳が見えてきました。
テンションアゲアゲ。
ガシガシ登って。
1
ガシガシ登って。
横窪峠。
この先が横窪沢小屋です。
横窪峠。
この先が横窪沢小屋です。
せっかく登ったのに今度は激下り。
1
せっかく登ったのに今度は激下り。
片側が崩落しかけているので慎重に歩きます。
片側が崩落しかけているので慎重に歩きます。
横窪沢小屋が見えました。
2
横窪沢小屋が見えました。
綺麗な小屋ですね。
1
綺麗な小屋ですね。
一期一会の看板もまだ新しい。
2
一期一会の看板もまだ新しい。
ここが冬期解放スペース。
ウソッコ沢小屋に比べたらかなり綺麗です。
2
ここが冬期解放スペース。
ウソッコ沢小屋に比べたらかなり綺麗です。
天気が良くて日向ぼっこしながら30分以上休憩しちゃいました。
1
天気が良くて日向ぼっこしながら30分以上休憩しちゃいました。
小屋の下のほうにあるトイレ。
これは夏用。
この左奥に冬期用トイレあり。
1
小屋の下のほうにあるトイレ。
これは夏用。
この左奥に冬期用トイレあり。
横窪沢小屋で休憩してい二人連れの靴を見ると、「特価品」の札が付いたまま。
面白い人だなと思って声をかけました。
この後、茶臼小屋で一緒になった時に聞いてみたら、高校生の息子さんとお父さんの二人連れでした。
すごく面白いお父さんで、ずいぶん昔からいろんな山を登っているそうです。
そういう中で靴だけが最新装備で、その他の装備はずいぶん年季が入ってました。
奥に写っている竹はなんとお手製のストックです。
8
横窪沢小屋で休憩してい二人連れの靴を見ると、「特価品」の札が付いたまま。
面白い人だなと思って声をかけました。
この後、茶臼小屋で一緒になった時に聞いてみたら、高校生の息子さんとお父さんの二人連れでした。
すごく面白いお父さんで、ずいぶん昔からいろんな山を登っているそうです。
そういう中で靴だけが最新装備で、その他の装備はずいぶん年季が入ってました。
奥に写っている竹はなんとお手製のストックです。
さて、茶臼小屋に向けて出発。
さて、茶臼小屋に向けて出発。
再び急登りの始まりです。
ところが歩きだして10分くらいのところでnanaboopapaさんに異変が・・・。
足がピタリと止まってしまいました。
しばらく休憩しましたが復活の兆しなし。
一人で横窪沢小屋へ戻る事になりました。
その後、様子をみて復活できそうなら後を追うという事でしたが、結局この日の登頂は断念。
しばらく休憩した後沼平ゲートまで下山したとの事です。
再び急登りの始まりです。
ところが歩きだして10分くらいのところでnanaboopapaさんに異変が・・・。
足がピタリと止まってしまいました。
しばらく休憩しましたが復活の兆しなし。
一人で横窪沢小屋へ戻る事になりました。
その後、様子をみて復活できそうなら後を追うという事でしたが、結局この日の登頂は断念。
しばらく休憩した後沼平ゲートまで下山したとの事です。
三人のパーティになり、ちょっと寂しいですが茶臼小屋を目指します。
高度が上が登山道に雪が現れました。
三人のパーティになり、ちょっと寂しいですが茶臼小屋を目指します。
高度が上が登山道に雪が現れました。
大無間展望所。
大無間、小無間が見えましたよ。
4
大無間、小無間が見えましたよ。
上のほうには白い雪山が見えます。
茶臼小屋はまだ遠いなあ。
6
上のほうには白い雪山が見えます。
茶臼小屋はまだ遠いなあ。
倒木ベンチ。
雪が積もっていて座れませんでした。
1
倒木ベンチ。
雪が積もっていて座れませんでした。
気温はプラス5℃。
歩くには丁度いい気温です。
とーとにはちょっと暑いくらいですが。
1
気温はプラス5℃。
歩くには丁度いい気温です。
とーとにはちょっと暑いくらいですが。
樺段の表示は雪に埋もれてました。
1
樺段の表示は雪に埋もれてました。
高度が上がるにつれ雪が深くなってきました。
でもアイゼンを装着する必要はありません。
3
高度が上がるにつれ雪が深くなってきました。
でもアイゼンを装着する必要はありません。
森林限界が近づき、見通しが良くなってきました。
1
森林限界が近づき、見通しが良くなってきました。
やっと茶臼小屋が見えてきました。
2
やっと茶臼小屋が見えてきました。
長かった〜。
茶臼小屋到着。
もちろんこの時期は営業していないので冬期解放です。
3
茶臼小屋到着。
もちろんこの時期は営業していないので冬期解放です。
心配していた水場は凍っていませんでした。
2
心配していた水場は凍っていませんでした。
トイレは小屋の下の方。
トイレは小屋の下の方。
一番左側が冬期用です。
1
一番左側が冬期用です。
山小屋到着後、トオルさんだけが稜線まで歩きに行っていたので、その帰りを待って乾杯。
11
山小屋到着後、トオルさんだけが稜線まで歩きに行っていたので、その帰りを待って乾杯。
玄関の土間で宴会です。
6
玄関の土間で宴会です。
あまり酒が強くないとーとに対し、酒好きなトオルさんとくわさんはつまみとしていろんな食材を担いできてます。
どちらかというとアルコールがトオルさん、食材がくさわん担当って感じです。
とーとは食べる担当。(^^ゞ
6
あまり酒が強くないとーとに対し、酒好きなトオルさんとくわさんはつまみとしていろんな食材を担いできてます。
どちらかというとアルコールがトオルさん、食材がくさわん担当って感じです。
とーとは食べる担当。(^^ゞ
くわさん提供の鍋料理。
やっぱ寒いときは鍋だね〜。
7
くわさん提供の鍋料理。
やっぱ寒いときは鍋だね〜。
ラーメンで〆。
とーとはリフィル。
2
ラーメンで〆。
とーとはリフィル。
トオルさんは普通のインスタント麺ですが・・・。


最近のインスタント麺は美味いっすね〜
ラ王とか頂とか・・・(byトオル)
2
トオルさんは普通のインスタント麺ですが・・・。


最近のインスタント麺は美味いっすね〜
ラ王とか頂とか・・・(byトオル)
麺を散らかしてました。(^^ゞ
麺を散らかしてました。(^^ゞ
最大13人のスペースを3人で贅沢に使用。
冬期解放時ならではの贅沢ですよ。
3
最大13人のスペースを3人で贅沢に使用。
冬期解放時ならではの贅沢ですよ。
翌朝、5時に起きて食事。
1
翌朝、5時に起きて食事。
とーとは朝からカップカレーライス。
3
とーとは朝からカップカレーライス。
もちろんビッグカツ投入。
2
もちろんビッグカツ投入。
稜線でご来光を拝もうという計画でしたが、準備に手間取り、アイゼンを装着して小屋を出発したところで東の空が赤く染まってきちゃいました。
14
稜線でご来光を拝もうという計画でしたが、準備に手間取り、アイゼンを装着して小屋を出発したところで東の空が赤く染まってきちゃいました。
小屋から10mほど歩いたところでご来光。
9
小屋から10mほど歩いたところでご来光。
富士山とご来光と茶臼小屋のコラボです。
14
富士山とご来光と茶臼小屋のコラボです。
雪の斜面も赤く染まってきました。
7
雪の斜面も赤く染まってきました。
稜線に向かって登っていきます。
3
稜線に向かって登っていきます。
稜線に近づくにつれて風が強くなてきました。
2
稜線に近づくにつれて風が強くなてきました。
サラサラの新雪にできた風紋。
4
サラサラの新雪にできた風紋。
茶臼岳方面、上河内岳方面の分岐がある稜線に出ました。
予定では上河内岳をピストンし、その後茶臼岳に登り茶臼小屋に戻る予定でしたが、稜線のあまりの風の強さに上河内岳は断念。
5
茶臼岳方面、上河内岳方面の分岐がある稜線に出ました。
予定では上河内岳をピストンし、その後茶臼岳に登り茶臼小屋に戻る予定でしたが、稜線のあまりの風の強さに上河内岳は断念。
雪があるので夏道を通らずにショートカット。
2
雪があるので夏道を通らずにショートカット。
さらに風が強まり寒さが増し、顔面が凍りつきそうです。
トオルさんとくわさんの泣きが入り、小屋に引き返そうという意見が出ましたが、とーとが一蹴。
そのまま全員で茶臼岳山頂を目指します。


だって顔メチャクチャ冷たいんだもん
寒さに弱い静岡県人だし(byトオル)
2
さらに風が強まり寒さが増し、顔面が凍りつきそうです。
トオルさんとくわさんの泣きが入り、小屋に引き返そうという意見が出ましたが、とーとが一蹴。
そのまま全員で茶臼岳山頂を目指します。


だって顔メチャクチャ冷たいんだもん
寒さに弱い静岡県人だし(byトオル)
山頂手前の稜線から少し南側に降りた場所は風がなく、とても快適です。
2
山頂手前の稜線から少し南側に降りた場所は風がなく、とても快適です。
そしてついに山頂。
こちらは墓石のような標識。
3
そしてついに山頂。
こちらは墓石のような標識。
少し先に進むと。
1
少し先に進むと。
おなじみ団子型の標識が。
13
おなじみ団子型の標識が。
最初はガスガスで景色が見えませんでしたが、そのうちにガスが抜けて絶景が目の前に現れました。
12
最初はガスガスで景色が見えませんでしたが、そのうちにガスが抜けて絶景が目の前に現れました。
南アルプスの山々。
5
南アルプスの山々。
上河内岳
こりゃたまらんねぇ。
6
こりゃたまらんねぇ。
ブロッケン現象も初体験。
10
ブロッケン現象も初体験。
北アルプスも見えました。
4
北アルプスも見えました。
いつまでも景色を眺めていたくなっちゃいますよ。
2
いつまでも景色を眺めていたくなっちゃいますよ。
山頂からの眺望を名残惜しむトオルさん。
3
山頂からの眺望を名残惜しむトオルさん。
山頂は思ったよりも風が強くなく、ゆっくり景色を見られました。
2
山頂は思ったよりも風が強くなく、ゆっくり景色を見られました。
ところが山頂を離れ、鞍部に下ると再び強風が。
やっぱ鞍部は風の通り道なんですね。
ところが山頂を離れ、鞍部に下ると再び強風が。
やっぱ鞍部は風の通り道なんですね。
分岐を過ぎて少し下るだけで風がおさまりました。
1
分岐を過ぎて少し下るだけで風がおさまりました。
ここからの景色も絶景。
1
ここからの景色も絶景。
今日も誰か登ってるかな〜?
6
今日も誰か登ってるかな〜?
小屋に戻り荷物をまとめ、最後に綺麗に掃除をします。
玄関に散らかしたラーメンも綺麗にしました。
3
小屋に戻り荷物をまとめ、最後に綺麗に掃除をします。
玄関に散らかしたラーメンも綺麗にしました。
さあ下山です。
登りはアイゼン無しでしたが、下山は装着しました。
1
登りはアイゼン無しでしたが、下山は装着しました。
樺段通過。
この雪の量で12本爪のトオルさんとくわさんは歩きにくそう。
この雪の量で12本爪のトオルさんとくわさんは歩きにくそう。
倒木ベンチ通過。
倒木ベンチ通過。
大無間、小無間展望所でアイゼンを外します。
大無間、小無間展望所でアイゼンを外します。
横窪沢小屋。
nanaboopapaさんが居るかな?と覗いてみましたが誰もいません。
昨日ひと眠りした後下山し、沼平ゲートに着いた時には暗くなっていたらしいです。
1
横窪沢小屋。
nanaboopapaさんが居るかな?と覗いてみましたが誰もいません。
昨日ひと眠りした後下山し、沼平ゲートに着いた時には暗くなっていたらしいです。
我々も先を急ぎましょう。
我々も先を急ぎましょう。
横窪峠への登り返し。
横窪峠への登り返し。
こういうのはキツイねぇ。
1
こういうのはキツイねぇ。
横窪峠。
でもとーとはこのあたりで下山に使う筋肉に限界が近づいていました。
でもとーとはこのあたりで下山に使う筋肉に限界が近づいていました。
中の段通過。
それに対し、健脚のトオルさんとくわさんは全くペースが落ちず・・・。
やっとの思いで付いていきます。
それに対し、健脚のトオルさんとくわさんは全くペースが落ちず・・・。
やっとの思いで付いていきます。
でもまだ紅葉を楽しむ余裕あり。(^^ゞ
1
でもまだ紅葉を楽しむ余裕あり。(^^ゞ
この鉄の階段は太ももの筋肉がプルプルしてキツかった〜。
1
この鉄の階段は太ももの筋肉がプルプルしてキツかった〜。
吊橋が現れ。
やっとの事でウソッコ沢小屋に到着。
やっとの事でウソッコ沢小屋に到着。
ここまで下ると紅葉もだいぶ綺麗です。
2
ここまで下ると紅葉もだいぶ綺麗です。
こういう場所は慎重に。
登りの時より疲れている下山時のほうが怖いです。
1
こういう場所は慎重に。
登りの時より疲れている下山時のほうが怖いです。
吊橋をいくつか渡り
吊橋をいくつか渡り
沢沿いを歩きます。
沢沿いを歩きます。
ここを登っていくとヤレヤレ峠。
1
ここを登っていくとヤレヤレ峠。
でもトオルさんとくわさんはヤレヤレ峠越えは嫌だから、沢伝いに進んで川を渡るルートを行ってみると言い出しました。
でもトオルさんとくわさんはヤレヤレ峠越えは嫌だから、沢伝いに進んで川を渡るルートを行ってみると言い出しました。
するといきなりこの岩場。
3
するといきなりこの岩場。
二人ともヒョイヒョイ蟹の横這いのように向こうへ行ってしまいました。
写真で見ると簡単そうですが、実物はかなり厄介です。
疲れた体に20kg近いザックを背負ったままではとても渡る自信はありません。
1
二人ともヒョイヒョイ蟹の横這いのように向こうへ行ってしまいました。
写真で見ると簡単そうですが、実物はかなり厄介です。
疲れた体に20kg近いザックを背負ったままではとても渡る自信はありません。
結局とーと一人だけヤレヤレ峠越えする事にしました。
結局とーと一人だけヤレヤレ峠越えする事にしました。
ヤレヤレ峠。
ヤレヤレ峠の紅葉は綺麗だったなあ。
5
ヤレヤレ峠の紅葉は綺麗だったなあ。
峠までの登りは全く問題ありませんでしたが、吊橋に向かっての下りが最高にキツかった。
ストック無しではちょっとした段差も下れませんしたよ。
峠までの登りは全く問題ありませんでしたが、吊橋に向かっての下りが最高にキツかった。
ストック無しではちょっとした段差も下れませんしたよ。
畑薙大吊橋。
ここも紅葉が綺麗だったな。
8
畑薙大吊橋。
ここも紅葉が綺麗だったな。
沢沿いのルートを歩けばヤレヤレ峠越えよりも20分くらい早いと言っていたから、トオルさんとくわさんはもうずいぶん先を歩いているんだろうなと思いながら、ひとりで林道をトボトボ歩きます。
1
沢沿いのルートを歩けばヤレヤレ峠越えよりも20分くらい早いと言っていたから、トオルさんとくわさんはもうずいぶん先を歩いているんだろうなと思いながら、ひとりで林道をトボトボ歩きます。
でも紅葉の見ごろを迎えているこの時期、何人か観光客が吊橋まで歩いていました。
その観光客とすれ違う時に、珍しい物を見るような眼でジロジロ見られました。
中には「どこに登ってきたんですか?」と声をかけてくる人もいて、「あの上です」と指を指すと、「ご苦労様です・・・」と呆れてました。
やっぱこんな時に山登ってる人って普通じゃないですよね。^_^;
1
でも紅葉の見ごろを迎えているこの時期、何人か観光客が吊橋まで歩いていました。
その観光客とすれ違う時に、珍しい物を見るような眼でジロジロ見られました。
中には「どこに登ってきたんですか?」と声をかけてくる人もいて、「あの上です」と指を指すと、「ご苦労様です・・・」と呆れてました。
やっぱこんな時に山登ってる人って普通じゃないですよね。^_^;
ようやく沼平ゲートに到着。
きっと二人がゲート前でカメラを構えて出迎えてくれるはず。
どんなポーズをしようかなと考えながら歩いてました。
ところが二人の姿が見えません。
ようやく沼平ゲートに到着。
きっと二人がゲート前でカメラを構えて出迎えてくれるはず。
どんなポーズをしようかなと考えながら歩いてました。
ところが二人の姿が見えません。
待ちくたびれて車の中で寝てるのかと思い、覗いてみましたが二人ともいません。
1
待ちくたびれて車の中で寝てるのかと思い、覗いてみましたが二人ともいません。
すると遅れること20分、二人が戻ってきました。
すると遅れること20分、二人が戻ってきました。
川を何箇所か渡る時に靴を脱いだり、水が流れていなくても沼のようになった所に足がはまったりして、手間取ったそうです。
最後は膝近くまでの川を靴を履いたまま渡ったので、靴の中は水だらけになってました。
ヤレヤレ峠越えして良かった〜。(*^^)v
でも二人は今度はもっとまともなルートを見つけると張り切ってました。
やっぱ変な人たちです。(笑)
1
川を何箇所か渡る時に靴を脱いだり、水が流れていなくても沼のようになった所に足がはまったりして、手間取ったそうです。
最後は膝近くまでの川を靴を履いたまま渡ったので、靴の中は水だらけになってました。
ヤレヤレ峠越えして良かった〜。(*^^)v
でも二人は今度はもっとまともなルートを見つけると張り切ってました。
やっぱ変な人たちです。(笑)
帰りは日帰り温泉、白樺荘に寄りました。
2
帰りは日帰り温泉、白樺荘に寄りました。
新しくて綺麗な建物です。
新しくて綺麗な建物です。
食堂は3時までなので温泉の前に腹ごしらえ。
1
食堂は3時までなので温泉の前に腹ごしらえ。
3人ともキノコそばを注文。
2
3人ともキノコそばを注文。
風呂はヌルッとしたお湯でとても気持ちよかったです。
1
風呂はヌルッとしたお湯でとても気持ちよかったです。
コーラを探しながら車を走らせ、ようやくコカコーラの自販機を発見。
なぜか山間部にはコーラの自販機が少ないんですよ。
白樺荘にも自販機はあったけど炭酸飲料はビールしか売ってませんでした。
コーラを探しながら車を走らせ、ようやくコカコーラの自販機を発見。
なぜか山間部にはコーラの自販機が少ないんですよ。
白樺荘にも自販機はあったけど炭酸飲料はビールしか売ってませんでした。
やっと風呂上がりの一杯です。(^。^)
3
やっと風呂上がりの一杯です。(^。^)

感想

恒例になっている我が家の山の師匠、くわさんとnanaboopapaさんと自分の三人での11月の山行。
昨年、一昨年と南アルプス深南部の山に登りましたが、今年はその登山口への林道が崩壊により通行止めになっていました。
なので今年は南ア深南部から南ア南部に進出。
もともとこの時期にくわさんとトオルさんでどこかに登ろうかと計画していたそうなので、nanaboopapaさんと自分がそれに便乗する事にしました。

当初は沼平ゲートから入山し、畑薙大吊橋、ウソッコ沢小屋、横窪沢小屋、茶臼岳を経由して光岳まで歩き、光小屋に一泊してピストンするという、とーとの脚力では到底無理な計画。
なので自分は最初から光岳を目指さず、茶臼小屋に泊まり、上河内岳&茶臼岳あたりにしておき、帰りにくわさん、トオルさんと合流して下山というつもりでいました。
ところが予定日の前日天気が大きく崩れ山の上ではかなりの雪が積もったようです。
雪があってもあまりハードでない八ヶ岳あたりに行き先を変更する案もでましたが、予定通り出発。
ただし、雪が積もってしまったので光岳への縦走はくさわんもトオルさんもあきらめていたそうです。
なので茶臼小屋泊まりで上河内岳&茶臼岳アタックの予定で登りました。

ところが二日目は風が強くなり、稜線に出たら顔がちぎれそうに冷たくて、あっさり上河内岳ピストンは中止。
茶臼岳さえも「やめようか?」なんて案が出ましたが、ピークハントしたかった自分の意見を押し通し、茶臼岳だけは山頂を踏んできました。
山頂では最初はホワイトアウトだったのですがしばらくするとガスが抜けて絶景が見れられました。
山頂まで行って良かった〜。

自分にとって想定外の雪山登山初体験になりましたが、危険個所も無く雪山を堪能できました。
癖になりそう。(^。^)

今回は4人のパーティが途中で3人になってしまい残念でした。
次回はぜひ全員で登頂しましょう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2030人

コメント

下山時がヤレヤレですよね!
-to-to-さん、皆さん、この時期の茶臼お疲れ様でした

つい一ヶ月前に登ったばかりなので全部の写真が非常にリアルに判ります
 
下りは本当に大変ですよね!登り以上に筋力が必要な気がします
特に最後のヤレヤレ峠への登り返しはきつかったです。
 
ヤレヤレ峠の謂れは帰りですよね
2013/11/18 20:51
やられた〜
連続のキャンプでだらけている自分と引き換え、良いですね〜
ボクも行って来ようかなあ〜
2013/11/18 22:19
お疲れでーす。
希望峰から呼んでみた!
つもりでしたが、時間的に茶臼小屋より手前だったようで、聞こえなかったですかね。

ヤレヤレ回避ルート、自分も興味あったのですが、
無難に登り返したほうが、良いみたいですね。
2013/11/18 23:20
daishohさん
今月の初めに上河内岳まで行ってるんですよね。
稜線がもうすこし穏やかなら登りたかったんですが・・・。
残念でした。

ヤレヤレ峠は本当にヤレヤレでした。
自分の場合、最後の下りもかなりヤレヤレでしたが。^^;
2013/11/20 19:43
naiさん
雪山に登る予定じゃなかったんですが、結果的に嬉しい誤算でした。
雪山は癖になりそうです。
次回はご一緒しましょう。
2013/11/20 19:46
yamayoさん
独りで稜線まで登っていったトオルさんなら聞こえてたかも。

ヤレヤレ回避ルートはなかなか大変みたいです。
トオルさんとくわさんは楽しかったって言ってましたから、Mな人にはいいみたいです。
2013/11/20 19:49
大好きなルートです(^―^)
はじめまして。
上河内岳や茶臼岳が好きで年に何回かこのルートを歩いています。登り応えも登山道の変化もあって面白いし稜線の眺めは素晴らしいですね♪
冬は伊那からの風がかなり強く真っ直ぐ歩くのが大変な事もありますが稜線広くて落ちるようなところは無いので慎重に歩けば大丈夫
もうちょっと雪が増えたら行こうかなぁと思っていますが都合が付くかどうか・・・。

ヤレヤレ回避の近道は水の量と歩く場所によってだいぶ短縮できる場合もあれば、普通にヤレヤレ経由の方が楽な場合もあります。
機会があれば是非。

毎回下山時コーラの自販機まで遠くて涙します
2013/11/28 1:52
mamepyonさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。

mamepyonさんはこのルートは何度も歩いてるんですね。
未熟な自分には結構ハードでした。
でも上河内岳に行けなかったのでリベンジしたいと思ってます。
雪のある時期に行けたらいいなって思ってますがハードル高そうですよね。

ヤレヤレ回避の自分にとっての一番の難関は最初の岩場の水平移動なんですよぉ。
あそこで川に転落しちゃいそうです。

ホント、コーラの自販機が遠いですよね。
今度行くときは事前に買っておかなくっちゃ。
2013/11/30 20:32
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 塩見・赤石・聖 [日帰り]
茶臼岳(沼平より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら