比良山/白滝谷から森山岳のお池めぐり☆久々再会で話し弾みすぎ〜♫


- GPS
- 09:27
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,420m
- 下り
- 1,427m
コースタイム
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 9:42
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
葛川市民センターの駐車場に |
コース状況/ 危険箇所等 |
○往路、明王谷林道序盤のヘアピンカーブ箇所をショートカットしています。地主神社裏からのバリルートとなります。 ○白滝谷ルートの一部でログが飛んでしまい直線になっていますが、実際は一般登山道を歩いています。 ○音羽池〜森山岳の間は緩やかな凹凸の丘陵地で複雑な地形です。道らしい道はありません。GPS等でのルートファインディングが必要です。 ○比良岳への上りは縦走路から逸れて源頭部を適当に詰めています。 |
写真
(u)鹿や猪が集まるのでしょうか。最近正面谷にも出没するというあの獣も…
(u)緩やかな丘陵地形をアップダウンしながらの楽しい散歩コースですね。
(u)HBさん、武奈ヶ岳100回まであと何回?
(H)あと一桁まで来ました。100回目祝いに来てもらえるんですか?
(u)行きますとも!日にちも決まってますものね。
(H)18センチってuriさんに教えてもらったような気が……
調べてみたら重さ何かも決まっているようですよ。小豆島の花崗岩を使っているそうです。
感想
一年半以上前にyamanekoさんのご紹介で山行をご一緒したことのあるHB1214さんとは、その後もレコのコメントやメッセージで色々と遣り取りをさせていただいており、たった一度しかお逢いしていないとは思えないくらいに兄貴のような親近感を勝手に持っておりました。
以前からまた山をご一緒致しましょうと言いながら、なかなか都合が合わずに実現しませんでしたが、ようやくこの日ご同行いただけることになりました。
当初、白滝・森山の池巡りをしたのち蓬莱から小女郎ヶ池を見てサカ谷道で下山する予定でしたので、葛川坊村で待ち合わせて車一台を葛川坂下町にデポしに行く約束でしたが、市民センターの駐車場で久々の再会を果たすと何となく気分が変わり、別案でご提示いただいていた「明王谷流域分水領ぐるり」をチャレンジしたくなりました。
体調は万全では無いので行けるところまで、ということでスタートします。
地主神社の裏から明王谷林道ヘアピンカーブをショートカットする道を生意気にもご案内させていただきましたが、意気込んで急坂を登ったために息切れを起こしました。HBさんを見ると涼しい顔をしておられます。さすがです。
白滝山のピークハントはやめておいて伊藤新道ではなく白滝谷ルートを辿ることにします。紅葉に期待出来ますし何より白滝谷の渓流や滝は素晴らしいですからね。
紅葉は残念ながら終わってるいるのか、色づく前に葉が落ちたのか。それでも谷は美しく、HBさんも写真撮影に余念がありません。特に白滝(白髭淵)は綺麗ですよね、とか言いながら、ぴょんぴょんと軽快に滝に向かって行かれるHBさんに付いて行こうと慌てて渡渉しましたら足を滑らせて両脚ドボン!大失態です。
色々な貴重なお話をお聞きしつつ、私のたわいもない話を聞いていただきながら、あっという間にオトワ池に。山上の池は神秘的ですね。
この辺りでも紅葉はお終い。池に写り込む黄色や紅の鮮やかな情景を期待していましたが、すこし残念でしたね。
森山岳へ向かうルートは、ルートはあって無いようなものです。大小いくつもの起伏が複雑に入り乱れた緩やかな丘陵地を、ある意味適当に辿ってゆきます。するとその凹部には次から次へと池や湿地が現れます。水が枯れて草原のようになっている長池が一番大きいのですが、それ以外にも名も無き池が幾つも。周囲の自然林の木立の風景と相まって、とても素敵な風景が味わえます。
雰囲気のいいこのエリアは入る人も少なく静かでお気に入りの場所でしたが、HBさんに知らなかった池の場所や名前、その名の言われなどを教えていただくと益々興味深く愉しむことが出来ました。
森山岳の西峰?のビュースポットで武奈ヶ岳の雄姿を見て、山頂から蓬莱山を目指します。20〜30頭もの鹿の群れが、NHKのドキュメンタリー番組で見たワンシーンのように斜面をトラバースしてゆく情景を眺めます。
蓬莱山頂の直下の草原に腰掛けてランチタイム。湯を沸かしてスープやコーヒーを淹れてのんびり話し込んでいると、知らない間にどんどん時間が経過していました。HBさん、すみませんが堂満、コヤマノ、武奈はゴメンなさい。烏谷まででご勘弁を〜
蓬莱山の山頂は人が多いのですが、そのほとんどが登山者のように見えました。先日乗った(乗ってしまった)打見山からのリフトが動いてなかったからでしょうか。
それにしても人工物の多い蓬莱山は避けるようにしてきましたが、琵琶湖の眺めはなるほどこの山がピカイチかも知れません。好天のこの日、マザーレイク琵琶湖は穏やか。対岸の沖島・奥島山が今日も気になります。湖面には不思議なS字の紋様が。広がる青空に白く放射状に延びる雲。素晴らしい景色でした。
しかしまさかHBさんとの山行で蓬莱・打見の人と人工物が溢れる稜線を歩くとは!なんか違和感が…(笑)
比良岳を登山道から逸れて源流部に沿って適当に直登することはHBさんにとっても当然だったようです。素晴らしい場所ですからね。
比良岳山頂のシンボリックなブナの樹のそばに並んで2人で記念写真を撮りました。
HBさんに教えてもらい先日の山行で古道を辿って訪れた葛川越の峠。今日はそのHBさんと縦走路からやってきました。中ユリ道や大岩谷ルートのことなど、比良をよくご存知のHBさんからは本当に色んなことを教えてもらえます。
さすがにへばり気味の私は烏谷山への急登で青色吐息。途中の蓬莱山が見える好展望地の、慰霊碑だと思っていた石碑は、なんと裏から見たら石仏・お地蔵さんだったのです。no2さん、そういうことです、すみませんでした。
烏谷山からは摺鉢山へ行かずに南比良峠へ向かいます。
荒川峠では葉っぱが素敵な赤い実を付けたマムシグサの写真を撮りました。そばにあった葉っぱが素敵で無い(枯れた)マムシグサは無視されました。あっちが恨めしそうに見てますよウリさん、とHBさん。
南比良峠から奥の深谷・大橋へのルートはお気に入りのいい雰囲気の場所でカエデ類も多いのですが、この辺りでも紅葉は終わってました。
しかし大橋から次第に標高を下げていくにつれ黄色い輝きを放つ黄葉が目立つようになってきます。美しい奥の深谷の清流に彩りを添えて、あるいは暗い植林の中を照らす蛍光灯のように、または巨大な台杉に身を寄り添わせるかのように、シロモジの黄葉がとても素敵なデザインワークをしてくれているのでした。
長いこと遊びましたね、とか話しながら牛コバから明王谷林道をテクテクと歩いて駐車場を目指します。約19km、9時間近くも山に居たのに全くその長さを感じない楽しく充実した山行でした。
それは勿論いつ来ても期待を裏切らない比良の山々の魅力のお陰であるのですが、それよりも何よりも、HB1214さんが豊富な知識や経験を惜しみなく私に教えてくださり、まるで本当の兄さんのような温かい人柄と眼差しで接してくださったが故なのでした。
HBさん有難うございました。また今度もぜひ宜しくお願いします。
涼しくなったら、ご一緒しましょうと約束しておきながら、時はすでに11月。もう涼しいも何も、明日は立冬というこの時期になって、ようやくuriさんとの山行が実現しました。私の都合に合わせていただき長らくお待たせいたしました。
7時に坊村集合。すでに多くの車が駐っている。今日も登山日和、朝は寒いが日中は気温が上がる予報。
さて今日のルートはどうしましょう、というところから始まる。紅葉を期待して白滝山の池巡りをして森山岳、これだけは決まっていたが、蓬莱山から北に縦走して武奈ヶ岳に登って御殿山コースで下りるという、明王谷流域をぐるっと一回りロングコースなんかも魅力的ですね、と言いながら果たしてそんな体力があるのかどうか。
蓬莱山まで登ってからあとは臨機応変にいうことで、音羽池までは谷ルートの方が紅葉が期待できるかもと白滝谷から登ることにしてスタートです。
Uriさん先導の林道ショートカットでいきなりのきついウォーミングアップ。HBさんならへっちゃらとおっしゃいますが、早くも息が切れてしまいましたよ。
その後おしゃべりを交わしながら歩いていると、あっという間に林道終点。おしゃべりを楽しんでいたのでここまで写真はゼロです。
小滝に寄り道しながら白滝へ。谷に下りて滝の下へ。
滝の上の黄葉が映えていい感じ、久しぶりに白滝をゆっくり拝みました。
登山道に戻って夫婦滝上へ。滝には寄らず音羽池をめざします。
ようやく谷にも日が射し込むようになり、にわかに暖かくなるとともに、山の色も鮮やかになってきました。
でももうこの高さまで登ると紅葉はどうやら終わりのようです。紅葉が写り込む池を期待してたのですが、ちょっと遅かったようです。
花もないし、紅葉も終わり、キノコもあまり見かけませんが、冬を迎える準備のできた落ち着いた雰囲気もいいものです。
この冬は寒いとの予報が出てますが、雪は積もるでしょうか。昨今の池の乾燥化は積雪量にも関係あるように思うので、期待したいところです。
写真を撮りながらウロウロ進んでいるので、結構時間が経過してきましたねuriさん。大ループはちょっと無理そうです。烏谷か南比良峠から牛コバにおりましょうかね。
蓬莱山が近くなってきたところで一つ東の尾根に移動し、景色のいいところでランチタイムです。温かいスープとコーヒーはサイコーですね。uriさんありがとうございます。
今日は望遠を持ってきてませんが、武奈ヶ岳山頂には大勢の人なのでしょうね。知っている人もいるかも。
25頭ほどの鹿の群れが尾根の上方を横切っていきます。最後尾は立派な角を持った大きなオス。この辺りはササも多いので鹿の数は多そうです。
蓬莱山はやっぱり大勢の人。びわこテラスはスキーシーズンに備えて解体作業中です。
途中の設置されている琵琶湖を借景にした巨大なフレーム(写真枠)内でジャンプしてくださいよ写真撮るからとuriさんからリクエスト。いやいやジャンプなんて無理無理と言いつつも、どんなポーズを取ろうかと考えていましたが、あれあれ知らぬ間に通過してしまいましたね。
打見山までの間も人がいっぱい。登山者も結構いるようです。見分けはマスク。マスクなしが登山者、ありは観光客とuriさん。なるほどなるほど。
いよいよ雑踏から逃れて汁谷に下っていきます。ルート入り口には「この先、登山者のみお入りいただけます。」という立て看板が。「お入りいただける」そうなので入ります。
立派なブナの木を見ながら比良岳へ。一旦下って烏谷山へ。山上での紅葉は諦めていたのですが、この先案外鮮やか。登山道脇のアジサイやシロモジの黄葉を楽しめました。
南比良峠から大橋へ。ここ数年でナメコをめっきり見かけないようになりましたね、と言っていると倒木にキノコが密生。近づくとナメコに近い種なのですが、ヌメリスギタケモドキorヌメリスギタケ。これも食菌だがちょっと食べごろには遅かったようです。
大橋に近づくと紅葉がいい雰囲気に。登りの白滝谷では鮮やかな紅葉は見られなかったので、奥の深谷流域でも同じことだろうと思っていたところ、こちらはそこそこではないですか。
自然と写真を撮るために立ち止まる回数も増えます。大橋でエネルギー補給をして日が傾き始めた中、牛コバへ続く登山道を下ります。
あとはまた往路と同じくおしゃべりしながら坊村へと下っていきました。
そこそこの距離と時間の山行でしたが、疲れをあまり感じることもなく、えっ!もうそんな時間なの?という感じで楽しく山歩きができました。
Uriさん、ありがとうございました。ぜひまたご一緒しましょう。
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知らない場所の写真が盛り沢山。さすが比良をよく知っておられるお二人ですこと。
名のない池とか「ジュウノバンバ」なんて初めて聞きました。他にも沢山。キリンさんみたいな木もあるんですね。
あれ?? 白髭渕ってこんな感じなんですか? うわっ、奥まで行くのが危なっかしそうだったみたいで行っていない。手前からしか見たことが無かったです。
鹿の群れも30頭もいると、ちょっとビビりますね。多分逃げてくれるんだろうけど、メスを守る屈強のオスがいたら…
黒谷でサルの群れに遇った時はビビりました。一頭が吠えて皆が逃げてくれたのでよかったですけどね。
HB1214さんのお顔が解ったので、比良でお逢いしたらお声がけ出来そうです。
HBさんはホントに比良のことは何でもご存知!今回いっぱいお話しさせてもらって、つくづくそれを実感しました。
白滝谷に以前はナツエビネが沢山咲いてたなんていう驚くべき過去の事実。最近の悲惨な遭難事故の話も詳しかったり。ジュウノバンバのこともしかり。
写真の撮影のコツなんかも色々教えていただいて勉強になりました。
白髭淵は以前には何度も奥の滝壺付近まで行ったことあるんですけどね、この日はそこに至るまでに失態を犯したもので…あとは足がすくんでしまいました。
しかしHBさんは、ピョンピョンっと跳ねるようにあっという間に渡渉されるんですよ。さすがです!
ののさん、レコ中の写真でもご紹介させてもらったんですが、烏谷山への急登の途中で休憩するポイント。遭難者の慰霊碑だと申しておりましたが、初めて反対側から見ましたら、何とお地蔵さん(石仏)でしたわ。ガセ情報ですみませんでした😅
顔のバレたHB1214です。ひょろっとして首からカメラぶら下げてるおっさんがいたら私です。声かけてください。
白滝山にはまだ知らない池がもっとあるかもしれません。一度隈なく歩き回って池地図を作りたいなと思っています。
ジュウノバンバ、台場、毘沙門滝、など今ではほとんど呼ばれなくなった地名がたくさんあります。カシラコ池もほとんど池の形態を成していないので、そのうち名は廃れそうです。
白髭渕(白滝)ってあんまり落差はないんですが、綺麗ですよ。ぜひ近づいてみてください。
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