2年越しの御嶽山山頂を目指す
- GPS
- 08:17
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,324m
- 下り
- 1,317m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 8:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
過去山行記録となります。
2020年8月15日
2年前の8月13日。僕ら夫婦は御嶽山に登りました。
その時は2014年に沢山の犠牲者を出した噴火活動の影響で9合目から上へは立入禁止になっていました。
その時の僕らは再建している二の池小屋の脇を通って摩利支天を登って折り返して下山しました。
9合目から山頂までの区間の規制解除が夏山シーズンにのみ行われるようになって2年目ですが、改めて本当の山頂を目指したいと今回再び御嶽山の登山口へ足を運ぶことになりました。
向かったのは2年前と同じく黒沢口(中の湯)の駐車場。
暗くなる直前の18時40分に到着。車の入りは3割程度。
明け方までに駐車場は満車。下の段からも歩いてくる人が多いためそちらもどんどん埋まっていってるのでしょう。
トイレ脇には休憩所兼登山案内所があり、そこで登山届の提出と住所氏名の記入、検温の実施が行われます。
無事平温のため登山許可でした。
ヘルメットの準備をして登山開始です。
この日はものすごく良い天気で、登りはじめの時間から気温がガンガン上がってきて暑かったです。
8合目の女人堂に着くまでに相当な体力削られました。
実際はここからが本番とも言える区間のため、ここでしっかりと休憩を摂って体力回復を図りました。
女人堂からは覚悟を決めて歩くわけですが、やっぱり標高があるからなのか、体力不足なのかわかりませんが少し歩くとヘロヘロなのです。
この日ほど自分の太った体を恨んだことはありません。
石室山荘までが本当につらかった。
目の前に見えてるんですよね。山荘が。
なのにちっとも近づかない。何人も抜かれました。
山頂までで100人は抜かれたのではないかと。
何とか石室山荘辿り着きベンチで小休止させてもらいました。年々体力落ちてる?
ここから廃業した覚明堂までほんの100mってところなんです。なのに足が上がらない。何か情けないやら悔しいやら。
覚明堂でヘルメット装備していよいよ歩いたことのない山頂までの区間。
普通の人なら30分程度と書いてあるのに55分かかりました。情けないですが足が上がらないわけです。
それでも初めて見る山頂までの区間を一歩一歩噛みしめながら登りました。
新設されたシェルター脇を通り最後の階段。
50段くらいあるでしょうか?もうキツいとか言ってられないのでがんばりました。
山頂は御嶽神社になってました。3000m峰はやっぱり凄い。舐めてた訳でもないですが、もっと精進しないとダメだと実感しました。
山頂は物凄い爆風でした。
ここから見えた景色。一の池跡や2014年の噴火口。
こんなところで噴火に遭遇してしまったら逃げ切れるものじゃない。この災害のことは絶対に風化させてはいけないことだと改めて思いました。
でも自分らも含めて当日のヘルメット装備率を見るとしっかりと教訓は根付いているとも感じました。
山頂の風景をしっかりと目に焼き付けて下山開始です。
下山は同じルートをピストンで。
帰りには小屋の中が登山道になっている石室山荘で飲み物を購入して休憩させていただきました。
とても親切な小屋番さんで色々なことを話していただきました。
女人堂まで降りてきて昼食。振り返ると御嶽山にガスが出始めてました。1日素晴らしい青空で過ごさせてもらい感謝しながらの下山となりました。
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