古道巡りは、風の音と落ち葉踏みしめる音が、響いていた（碓氷湖より）

2021年11月12日(金) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,175m
• 下り: 1,166m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:12
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:12

7:08 碓氷湖駐車場
11:06 11:06 陣場が原
13:20 ゴール地点

天候

晴れ、やや風強し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

碓氷湖畔駐車場（綺麗なトイレあり）

コース状況／危険箇所等

　今回2つの古道を歩いています（旧中山道を入れると3つ）。

　往路の童謡もみじの道（仮称）は、廃道であり、登山口が、観光地に直結する立ち入り禁止措置なので（ただし、立入禁止は鉄道遺産についてと表記がある）、今までは、ルート図は記載しませんでした。
　しかし、今回知ったのですが、すでにヤマレコマップにルート図があるので、載せなくても意味がなく、今回は記載しました。
　今回、初めてルート上に、赤テープを見ました。ただし、道はたぶん管理されていなくて、一部不明箇所・崩壊気味箇所あります。（あと、今回は登り始めから稜線までは、古道を辿らず、藪道を行っています）

　復路の明治天皇御巡幸道の後半は、行政上管理されていないルートを歩いています。何度も、崩壊気味の沢横断箇所があります。メガネ橋へ下る箇所も、目印はなく、道なしです。

　旧中山道とアプトの道は、一般道です。

写真

11/12 6:21

碓氷湖向かう途中、浅間が、ほのかにピンク色に染まる。電線が邪魔ですね・・

11/12 7:13

碓氷湖畔のモミジ、落葉の個体あるが、綺麗なのを選んで

11/12 7:16

ちょうど陽が当たり始めたが、
湖畔には、さざ波が立ち、リフレクションはなし。
いつもながら、美しい湖畔の風景！

11/12 7:17

今年はすでに終盤模様で、この辺だけがやや綺麗。
なおかつ、ボロを隠した撮り方で・・

11/12 7:40

アプトの道へ入り、めがね橋から、落葉多いかな・・

11/12 7:55

熊ノ平へ向かう道で、ダメと確信

11/12 7:59

知らない間に、古道（仮称　童謡もみじの道）が、ヤマレコマップにルートが載っていた。登山口の立ち入り禁止（ただ、実際は、鉄道遺産に関して立ち入り禁止と、表記がある）が、解かれたのかと思って、熊ノ平まで来たが、以前のままだった。

11/12 8:06

なので、いつもの如く裏口から入山。最初は古道向かわずに、藪斜面を登る。やはり、下部でも枯れ木が多い。

11/12 8:09

ドングリは、たくさん落ちていた

11/12 8:15

綺麗な一角を、切り取り。メグスリノキのピンクが良い感じ。

11/12 8:24

落ち葉の積もる、急斜面を休み休み行くが、最短距離ではなく、多少見映えのする方へ、向かいながら歩く

11/12 8:30

稜線に出ると、ほとんど落葉。本当は9日の火曜に歩きたかったが、本降りの雨だったので、仕方がない。でも晩秋の古道もいいじゃないかと、半分負け惜しみ、半分本心で進む。

11/12 8:35

風もやや強く、「ザー」という風の音と、「ザクッ、ザクッ」と落ち葉踏みしめる音だけが、響いている。それは、いつものことだが、今までは色彩が豊かだった。

11/12 8:36

ここのように、少し谷間に下ると、美しい森も見れたけど、他は葉が残っていても青々しかったり、くすんでいた。

11/12 8:45

稜線上の倒木が、落ち葉の道と同化している。左斜面はメグスリノキで、一帯が赤く染まるのだけど・・

11/12 8:47

まだ見頃の、メグスリノキの古木を見上げる。年季を感じさせる木肌と、パッチワークのような紅葉の対比が、美しい🍁

11/12 8:50

左山腹斜面には、ある程度の色は、ずっと続いている

11/12 9:19

稜線をトラバースする道が多いが、今回気付いたのは、ここまで落葉が多いと、いつも以上に道が分かりずらく、且つ歩きにくい。落ち葉で分かりずらいが、崩壊気味の箇所があり、そこは特に進みずらく、高度を余分に稼ぐが、稜線の方が歩きやすい。

11/12 9:34

ヤマレコマップだと、中尾山三角点。ここの下りでちょっと迷走して、ログが乱れてます。

11/12 9:47

この辺は、自分が歩く時は、いつも冬景色

11/12 9:55

時々曇るが、おおむね晴れで、色合いが寂しくても、静かで、気持ちの良いのは確かです　　

11/12 9:58

小さな色合いも・・ムラサキシキブ

11/12 10:01

深い落ち葉の道、奥まで沈みちょっと歩きずらいが、「ザクッザクッ」と心地良い音でもあります

11/12 10:14

この辺りの紅葉期は歩いたことがなく、興味あるけど、他の場所に目が行ってしまうので・・

11/12 10:30

この大きな落ち葉が現れると、旧碓氷峠は近い

11/12 10:40

上信国境、熊野神社。観光地なので、多少の人出あり、すぐに退散。

11/12 11:07

旧中山道は、グングン下り、杉並木

11/12 11:32

いつもの紅葉スポットも、スカスカ

11/12 11:35

黄色の天井になる箇所も、寂しい

11/12 11:45

古道（明治天皇御巡幸道）へ入り、少し下った展望箇所。
霧積ダムや裏妙義が、望めます。

11/12 11:46

落葉が進んでいる。もっと下れば、少しは・・と淡く期待しながら、歩いていく。

11/12 11:57

岸壁と小滝と紅葉が美しい箇所だが・・

11/12 11:58

やっと、まずまずの美しさ(^_^)
左下に小さく、今日の2つの古道で、唯一会った二人の方がいます（後は、観光地以外では、旧中山道で1人のみ）

11/12 12:02

でも、こんな感じに・・明治天皇御巡幸道は、6年で8回位歩いているが、こんなに葉がスカスカなのは、初めてです

11/12 12:21

しばらくすると、谷側には、色彩が豊かな所も、出てくるようになる

11/12 12:24

両側に淡い紅葉あり、まずまず

11/12 12:28

紅葉の重厚な、いつもの休憩場所・・朝ほどではないが、少しだけ、風の冷たさ感じる・・今日は、色が今一つですが、

11/12 12:29

見渡すと、今日一のグラデーション

11/12 12:30

この周辺が、一番見頃だが、いつもよりは控え目です

11/12 12:41

小休止のみで、歩き出す。静かな古道歩きは、それ自体が魅力的で、プラス紅葉ありだと(^^♪

11/12 12:43

行政上の分岐箇所は、御巡幸道から離れて下りますが、自分は直進。沢横断箇所が何度もありますが、整備されていないので、もれなく崩壊気味です。

11/12 12:46

沢上部側。こんな沢の横断が何度もありますので、雨が降ると、どうしても道が崩壊しやすく、泥道にもなりやすい。明治天皇は、北陸御巡幸へ向かう途中、ここでは雨の影響で、実際に輿を降りて歩かれたそうです。

11/12 12:50

谷側を切り取れば、こんな感じだが・・

11/12 12:52

進む道の目に映る感じは、御巡幸道としては、やっぱり寂しい・・落ち葉は豊富で、ザクッザクッと進む

11/12 12:57

ここは紅葉のトンネル

11/12 13:02

御巡幸道を離れ、メガネ橋へ直接下る。一番綺麗な部分を切り取り。実際は、大部分が今一つです。下る所に目印はなく、道もありませんが、距離はわずかです。

11/12 13:06

陽に透かしたカエデのグラデーション

11/12 13:08

メガネ橋、今日は人も疎ら

11/12 13:16

碓氷湖着。紅葉終盤でしたが、晩秋の静かな1日を、楽しめました。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

感想

ben1966

　自分の好きな古道巡りをしたが、一部綺麗な箇所があったが、紅葉は今までで、一番残念だった。だけど、晴れの日の静かな古道巡りは、それはそれで気持ちが良かったです(^_^)

　今回は、アップしないつもりでしたが、変心しました。(^^;)　紅葉は、1週間後は、おそらくほぼ終了だと思われます。

コメント

タカ

遅コメ失礼します。
古道歩き良いですね〜
自分も地味な古道歩き最近しております😊

また…写真が素晴らしい👍
堪能致しましたm(_ _)m

ben1966

　takaさん、コメントありがとうございます

　ここは、アクセスが良ければ、紅葉最盛期にtakaさんにも、ぜひ歩いて欲しいルートです。たまには、遠征もしてみては・・とも思いますが、遠いですかね・・

　でもtakaさんの歩いているルートも、時期が合えば、かなりの紅葉が見られると思われますが・・

　紅葉終わると、里山の藪歩きメインになります。あまりアップはしませんが、そんな歩きも本当に好きです(^-^)　自分にはできない、takaさんの歩きも、楽しみです