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Yamareco

記録ID: 3733906
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

滝子山 (寂惝尾根→浜立尾根)

2021年11月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:15
距離
12.8km
登り
1,120m
下り
1,137m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
0:25
合計
6:15
距離 12.8km 登り 1,137m 下り 1,137m
6:45
4
6:49
10
6:59
7:00
12
7:12
4
7:16
7:17
21
8:27
8:28
63
9:47
10:00
16
10:35
33
11:08
38
11:46
11:50
9
11:59
12:00
11
12:21
12:22
14
12:36
12:37
14
12:51
9
13:00
天候 快晴、西のやや冷たい風3m/sくらい。山頂部には霜柱あり。
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往復ともJR中央本線笹子駅。suica使えます。駅付近にコンビニはありません。
コース状況/
危険箇所等
●寂惝(ジャクショウ)尾根 (上り) 破線ルート
上部が岩の痩せ尾根になっています。岩は滑りにくくホールドもスタンスもあり、壁みたいな斜度ではまったくありませんが、ロープなし梯子なしテープなしペンキほとんどなし(鎖は一本だけ短いのがあります)の岩場を、どこから越えようかそれとも巻こうかなどと考えながら攀じ登るのはアスレチック的な楽しさがあります。岩場慣れした人向き。踏み跡はおおむね明瞭です。急斜面に落ち葉が積もってスリップしやすいので、足運びには慎重さを要しました。
●浜立尾根 (下り) バリエーションルート
ほぼ一貫して尾根通しのルートで、要所にはテープも巻いてありますので、三ヶ所ある尾根の分岐(特に標高1200m地点の)を外さなければルート維持は難しくないと思います。急斜面が落ち葉でスリップしやすいのにはこちらでも気を遣いました。岩場はほとんどありません。
●念のため、どちらのルートも一般登山道ではなく、整備はほとんどされていません。通行は自己責任です。
その他周辺情報 寄ってませんが、駅近くの笹一酒造で新酒フェアやってました。13、14の両日だそうです。
笹子駅前スタートです。国道から脇道へと分け入って登山口を目指しますが、要所に道標や看板があって助かります。
2021年11月13日 06:43撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 6:43
笹子駅前スタートです。国道から脇道へと分け入って登山口を目指しますが、要所に道標や看板があって助かります。
目指す滝子山が正面に鎮座しています。深田久弥がどこかで書いていたことの受け売りですが、山裾から歩いてアプローチすると、少しずつ近づいてくる山をじっくり眺める楽しみがありますね。
2021年11月13日 07:06撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 7:06
目指す滝子山が正面に鎮座しています。深田久弥がどこかで書いていたことの受け売りですが、山裾から歩いてアプローチすると、少しずつ近づいてくる山をじっくり眺める楽しみがありますね。
中央高速をまたいだ先に、以前はなかったゲートができていました。害獣除けらしく、上部に電線が張られています。
2021年11月13日 07:10撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 7:10
中央高速をまたいだ先に、以前はなかったゲートができていました。害獣除けらしく、上部に電線が張られています。
寂惝尾根(または南稜)入口。小さな看板を目印に、舗装路から右折して砂利道に入ります。
2021年11月13日 07:16撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 7:16
寂惝尾根(または南稜)入口。小さな看板を目印に、舗装路から右折して砂利道に入ります。
道は寂惝苑の建物脇を通り、森の奥へと続きます。人工林内の作業道に惑わされず道なりにまっすぐ進み続けると、右上の尾根上に送電鉄塔がチラホラ見えるあたりでヘアピンカーブして上がっていきます。
2021年11月13日 07:18撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 7:18
道は寂惝苑の建物脇を通り、森の奥へと続きます。人工林内の作業道に惑わされず道なりにまっすぐ進み続けると、右上の尾根上に送電鉄塔がチラホラ見えるあたりでヘアピンカーブして上がっていきます。
東電の送電鉄塔に着きました。ここからはほぼずっと尾根通しです。
2021年11月13日 07:37撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 7:37
東電の送電鉄塔に着きました。ここからはほぼずっと尾根通しです。
林道と交差します。画面奥の道標を左に折れ、スリップしそうな急斜面をぐいぐい上がります(トラロープあり)。
2021年11月13日 07:45撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 7:45
林道と交差します。画面奥の道標を左に折れ、スリップしそうな急斜面をぐいぐい上がります(トラロープあり)。
尾根に乗ると、みごとな紅葉でした。
2021年11月13日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 7:54
尾根に乗ると、みごとな紅葉でした。
道は緩急を繰り返しながら尾根をひたすら上がっていきます。このへんはいささか単調でした。。
2021年11月13日 07:58撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
11/13 7:58
道は緩急を繰り返しながら尾根をひたすら上がっていきます。このへんはいささか単調でした。。
標高1280m、鳥獣保護区の赤い看板があります。ここからが岩場の本番です。小休止してヘルメットをかぶりました。
2021年11月13日 08:40撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 8:40
標高1280m、鳥獣保護区の赤い看板があります。ここからが岩場の本番です。小休止してヘルメットをかぶりました。
こんな感じの岩場が次から次へと現れます。
2021年11月13日 09:00撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 9:00
こんな感じの岩場が次から次へと現れます。
光線の具合で見えにくくなっていますが、唯一の鎖です。さわらなくても通過できますが、右上のホールドがちょっとあやしいのでわざわざ設置したのかな?と想像しました。
2021年11月13日 09:01撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 9:01
光線の具合で見えにくくなっていますが、唯一の鎖です。さわらなくても通過できますが、右上のホールドがちょっとあやしいのでわざわざ設置したのかな?と想像しました。
まだまだ岩場。
2021年11月13日 09:09撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 9:09
まだまだ岩場。
主稜線が見えてきました。スラブ状の岩の上を踏んで進みます。
2021年11月13日 09:18撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 9:18
主稜線が見えてきました。スラブ状の岩の上を踏んで進みます。
主稜線に着きました。でも岩場は山頂直下まで、まだ続きます。
2021年11月13日 09:30撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
11/13 9:30
主稜線に着きました。でも岩場は山頂直下まで、まだ続きます。
山頂直前で富士山がきれいに見えました。今日も美しいですね。手前のピークは三ツ峠。
2021年11月13日 09:41撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3
11/13 9:41
山頂直前で富士山がきれいに見えました。今日も美しいですね。手前のピークは三ツ峠。
滝子山頂上広場に到着。
2021年11月13日 09:47撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 9:47
滝子山頂上広場に到着。
南側の眺めです。見事に晴れてくれました。
2021年11月13日 09:58撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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11/13 9:58
南側の眺めです。見事に晴れてくれました。
これは北側の眺め。小金沢連嶺と、その右は雁ヶ腹摺山でしょうか。
2021年11月13日 09:59撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
11/13 9:59
これは北側の眺め。小金沢連嶺と、その右は雁ヶ腹摺山でしょうか。
山頂を後に、寂惝尾根の終点まで戻ってきました。今度は浜立山方面へ直進します。ここからバリルートです。
2021年11月13日 10:16撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 10:16
山頂を後に、寂惝尾根の終点まで戻ってきました。今度は浜立山方面へ直進します。ここからバリルートです。
浜立山頂上です。小さな標識がありました。
2021年11月13日 10:34撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 10:34
浜立山頂上です。小さな標識がありました。
標高1450mの尾根分岐です。これは北西に延びる騙しの尾根。倒木で塞いであります。
2021年11月13日 10:40撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 10:40
標高1450mの尾根分岐です。これは北西に延びる騙しの尾根。倒木で塞いであります。
こちらの尾根を、西南西の方向へ進みます。ピンクテープが巻いてありました。
2021年11月13日 10:40撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 10:40
こちらの尾根を、西南西の方向へ進みます。ピンクテープが巻いてありました。
途中このような岩場がいくつか出てきますが、基本右側を巻いていきました。かなりの急斜面で、しかも落ち葉がたっぷり積もっています。スリップの恐怖を感じながらソロリソロリと。
2021年11月13日 10:52撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
11/13 10:52
途中このような岩場がいくつか出てきますが、基本右側を巻いていきました。かなりの急斜面で、しかも落ち葉がたっぷり積もっています。スリップの恐怖を感じながらソロリソロリと。
標高1200m、二つ目の尾根分岐です。右ななめ前に進むんだよという赤いペンキ印が木の幹に書いてありますが、実際に右へ折れるのは画面奥の明るくなったあたりでして、ここでは曲がりません。
2021年11月13日 11:12撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 11:12
標高1200m、二つ目の尾根分岐です。右ななめ前に進むんだよという赤いペンキ印が木の幹に書いてありますが、実際に右へ折れるのは画面奥の明るくなったあたりでして、ここでは曲がりません。
南東の尾根。これをたどっても下りられるようですが・・・
2021年11月13日 11:14撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 11:14
南東の尾根。これをたどっても下りられるようですが・・・
南西に延びるこちらの尾根に乗って進みました。
2021年11月13日 11:16撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 11:16
南西に延びるこちらの尾根に乗って進みました。
標高1050mで三つ目の尾根分岐が出てきました。これは南に延びる尾根。これではなくて・・・
2021年11月13日 11:32撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 11:32
標高1050mで三つ目の尾根分岐が出てきました。これは南に延びる尾根。これではなくて・・・
こちらの尾根が西南西に延びています。これが本道。
2021年11月13日 11:33撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 11:33
こちらの尾根が西南西に延びています。これが本道。
もうすぐ一般登山道、というところで尾根道が途絶えました。来し方を振り返ったところです。
2021年11月13日 11:46撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 11:46
もうすぐ一般登山道、というところで尾根道が途絶えました。来し方を振り返ったところです。
道は右へ直角に折れ、ゆるい斜面をトラバースして続いていましたのでそれをたどったのですが、やがて踏み跡はフェードアウト。もう一般登山道が見えるところまで来ているので、適当なところで各自斜面を踏んで下りなさいよ、ということなんでしょうか?先達の皆様のレコに、浜立尾根を上りに使う場合の取り付きがわかりにくいと書かれていたのはこういうことなんですね。現場を見て理解できました。
2021年11月13日 11:46撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 11:46
道は右へ直角に折れ、ゆるい斜面をトラバースして続いていましたのでそれをたどったのですが、やがて踏み跡はフェードアウト。もう一般登山道が見えるところまで来ているので、適当なところで各自斜面を踏んで下りなさいよ、ということなんでしょうか?先達の皆様のレコに、浜立尾根を上りに使う場合の取り付きがわかりにくいと書かれていたのはこういうことなんですね。現場を見て理解できました。
自分は斜面をまっすぐ下りずにトラバース道のラインを歩き続け(左奥から)、ここで一般登山道(右下)に出ました。
2021年11月13日 11:48撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
11/13 11:48
自分は斜面をまっすぐ下りずにトラバース道のラインを歩き続け(左奥から)、ここで一般登山道(右下)に出ました。
道証地蔵のところで林道にぶつかりました。ここから駅まで1時間の車道歩きです。
2021年11月13日 12:00撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
11/13 12:00
道証地蔵のところで林道にぶつかりました。ここから駅まで1時間の車道歩きです。
中央高速を超えたあたりで振り返ると、登ってきた滝子山がきれいに見えました。このあたりに高速バスのバス停もあります。
2021年11月13日 12:31撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3
11/13 12:31
中央高速を超えたあたりで振り返ると、登ってきた滝子山がきれいに見えました。このあたりに高速バスのバス停もあります。
笹子餅の5個入りを買いました。下山後の楽しみです♪
2021年11月13日 12:59撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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11/13 12:59
笹子餅の5個入りを買いました。下山後の楽しみです♪

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ ヘルメット ロープ ハーネス ロックカラビナ カラビナ スリング
備考 ロープ, ハーネス, カラビナ, スリング, ロープ操作用のグローブ。ソロでバリエーションに突っ込むので道迷いを起こしたときのためのお守りとしてザックに入れておきましたが, お守りにしてはちと面倒です。。

感想

この季節は晴れる日が多く空気も澄んでいて、富士山がきれいに見えますね。先月の三ツ峠に続いて、また大月付近の山に足が向いてしまいました。

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