両神山
- GPS
- 09:00
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,460m
- 下り
- 1,457m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・両神山荘の駐車場は1日500円。その他は無料。 ・日向大谷口に登山ポストとカウンター有り。 ・登山道は難所はないが滑りやすい所が多かった。 ・清滝小屋は現在避難小屋になっていて無人だが、小屋内はキレイ。 ・山頂は狭いが、360度見渡せる。 ・山頂手前にテーブルとベンチ有り。 ・登山口から車で15分程の所に道の駅、両神温泉薬師の湯(入場料600円)がある。 |
写真
感想
今年に入って2回目。先週に続いての登山。
一緒に行くメンバーは今年初の登山ってこともあり、
ゆっくりのんびり歩いてみた。
18日は両神山の開山祭ってこともあり、駐車場確保のため、
登山口である日向大谷には、6時に着くようにした。
6時前に到着した時点では2、3台しか車が止まっておらず一安心。
山荘で駐車料金を払い、入念に準備体操をして出発。
登山道は基本的に迷いようのない一本道。
しかしどこも道は細く、片側は崖ですれ違いには注意が必要。
そんなに危険じゃないけど、気を抜くと危険な程度。
朝靄の中、新緑に囲まれて、沢の流れる音、野鳥のさえずりを聴きながら進む。
最高にリラックスできます。
会所から清滝小屋まではやや傾斜もきつくなる。
白藤の滝に寄り道するも、ルートを間違え引き返す。
上から覗いて見たが、わざわざ降りて見るほどではなさそうだったので断念。
現在は無人の清滝小屋で休憩。
避難小屋のわりにすごくキレイ。
日光白根山の避難小屋とかヒドイもんです。真っ暗で物置みたいですから…。
それに比べると、元々は期間営業の山小屋。キレイなのは当たり前か。
ここで1泊する人も少なくないようです。
既に下山してきたハイカーの人に、山頂の様子を聞いてみると、
『上は晴れていて、富士山も見えますよ』とのことでテンションも上がる。
清滝小屋からは急坂になり、鎖場もチョイチョイ出てきます。
三点確保で登れるレベルで、特に鎖がある必要はなさそうでしたが…。
雲の中に入り、周りは全く見えません。
ホントに上晴れてんのかなと思いながら登ります。
急速に温度も上がり、地面から水蒸気も立ち上っています。
両神神社手前で剣ヶ峰が顔を出し、雲取山方面の山並みが見え、
雲の上に出たことで山頂の展望にも期待が持ててきた。
山頂付近は鎖場の連続だと思っていたため、両神神社で一休み。
せっかく気合を入れたにも係わらず、特に難所もなく、
鎖場も少なく拍子抜けの山頂到着。
しかし展望は文句なしの絶景。
南は雲取、富士山、西は奥秩父から八ヶ岳連峰に北アルプス、
北には大きな浅間山、そして谷川岳その他の山々も見渡せた。
ほぼ360度の絶景。東京方面は雲海だったため、
実際は300度くらいでしたが大満足。
山頂手前のテーブルでティータイム&軽食。
結局1時間半ぐらいゆっくり過ごしてしまった…。
そして下山。
下山時は清滝に寄って、滝の上にも登ってみた。
石碑が立っていたが、特に登らなくても良かったカンジです。
ちょっとしたボルダリング体験。
清滝小屋を13時に出発しましたが、
まだまだ登ってくるグループがいました。
おそらくはなから避難小屋に泊る計画なのだろう。
みんなの装備を見ると軽装備だったが登山経験豊富そうだったので、
日帰り登山とは思えなかったし。
帰りに沢沿いを歩いていると、対岸の崖から大きな音が。
そう、落石です。その前にも拳大の石が落石してきたのを目撃し、
直撃したら無事じゃ済まないねと話していた直後だっただけに、
衝撃的でした。どこで崩落したのかはわかりませんでしたが、
かなりの大きさのようでした。
やはり岩山は気をつけねばならないと実感した。
両神山荘へ到着し、有名なワンちゃんに会ってきた。
山荘の宿泊者限定らしいが、この犬に気に入られると、
山頂まで案内してくれるそうです。
そして下山すると後半は山荘へ先回りし、登山客の無事を知らせるそうです。
色々なガイドブック等を見ると、両神山は中級だとか健脚向きと書かれていますが、
気をつけてさえいれば特に難所のないお手軽な山というイメージだった。
山頂の景色は最高。また登ってみたいと思わせてくれる山でした。
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