快晴、無風、大展望! 源次郎岳・棚横手山で山梨百名山2座
- GPS
- 06:41
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,391m
- 下り
- 2,276m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:40
天候 | 快晴、無風、大展望 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
〈行き〉 塩山駅→甲斐大和駅→すずらん昆虫館BS 〈帰り〉 勝山ぶどう郷駅→塩山駅 |
写真
感想
ここを歩きたいという計画はもう5年ほど前から立てていた。しかも、甲州高尾山以降も一気通貫で歩いてしまおうという計画だった。各ポイントで○時になったら下山するというタイムリミットを決めていて、今回は勝沼ぶどう郷駅方面への分岐13時を超えていたので甲州高尾山方面には行かずに下山した。
しかし、意外とそこから勝沼ぶどう郷駅までも遠かった。後から思うと甲州高尾山方面に歩き切って下山した方が早かったかもしれない。でも、それも選択だ、次回は勝沼ぶどう郷駅に下った道を登り、甲州高尾山方面に向かおう。そんな計画を作り直そうと思っている。
甲斐大和駅から大菩薩方面に向かうバスは8時10分発が始発である。その時間であれば自宅からJRに乗り継いでいけば到着することができる。しかし、私は知っている。7時半ごろから臨時便が出るということを。その時間では自宅から乗り継いだのでは間に合わない。従って、談合坂サービスエリアで車中泊をして塩山駅に車を置き、電車で甲斐大和に向かった。(甲斐大和駅近辺に有料駐車場はない)
今回も7時半に1台目(上日川峠直通)が出た。私は途中で下車するために2台目に乗り込んだ。すずらん昆虫館では7人ほどが下車し、思い思いの方に向かって行ったが、私と同じ方向に向かった人はいなかった。自宅からの赤線はここで止まるが、ここから歩いたレコを見つければまた新しい展開が見つかるだろう。
バスの中から「←源次郎岳」という看板を見つけていた。そこまで下ってから林道を登り始める。空は快晴、そして無風、朝はまだ寒く汗はかかない。林越しに綺麗な富士山が見えているがなかなかシャッターチャンスは訪れない。そして、ようやく林が途切れた。そこには、スックと威張って立つような富士山が朝日を浴びていた。
アスファルト道は林の中の尾根道に変わり三叉路にたどり着いた。そう、ここから源次郎岳はピストンだ。距離は短かいがかなりのアップダウンがありそうな尾根道、地図を見ると結構キツそうだ。まずは一気に鞍部まで下っていくんですね、落ち葉で下が見えず滑る道です。木をつかまりながら下って行き、鞍部からは急な登りを経て広場に辿り着きました。どうやらここが山頂です。
広い山頂は、南アルプスや八ヶ岳、富士山の展望台だ。しかし、広い山頂の1箇所から全てを見られるわけではない。広い山頂を動き回ってそれぞれの山が見られるポイントが異なるわけだ。特に、甲斐駒ヶ岳を見られるポイントが見つからなかった。
尾根を戻る、今度は猛烈な登りだ。木をつかみながら登っていく、ホウホウノテイでまた三叉路にたどりついた、休憩も取らず下り基調の尾根道を快調に歩き始める。そして途中からは、舗装道路となった。山道を下るか舗装道路をゆくか、地図では舗装道路が正しく、山道を下ると温泉旅館に出てしまうのだそうだ。
コースタイム1時間半ほどの歩行の中で、一度大きく視界が開けた。遠望写真を撮影しようとストックをガードレールに立てかけて撮影、そのまま出発してしまったのである。それに気づくのに15分、戻ってストックを取ってまた歩き出す。30分2km程のロス、ここで時間を使ってしまった。「距離だけ損、距離だけ損です〜♪」と、何故か和田アキ子の曲の替え歌を口ずさんでしまう自分がいた。
また、大滝山登山口を発見できずに10分ほど佇み、歩き回った。そういう意味では無駄なロスが多かった。
大滝山へはあまり踏まれていない道をゆく。多少踏まれているところは硬いが、ちょっと外れると土や枯葉が沈むような感触を受ける。ストックを駆使し、木を掴みながら登って行った。
大滝山で休憩、ここから下る方向も最初間違うが、足の感触が違うことからGPSを見て、正しい方向に向かうことができた。道は良いがススキなどが刈り払われていない道、富士山はいつも見えている。下りながら富士山とススキで遊んでいるうちに棚横手山に到着した。
富士山は凛々しく、またそれを取り囲む御坂や天使山地も見えているが。山梨百名山であればあの中に何座あるだろうか。
勝沼ぶどう郷駅への分岐で13時5分。このまま甲州高尾山方面に向かうか下山するか、結局本日は下山することとした。16時台後半には日没、15時台には暗くなり始めて雰囲気が悪くなる。6月の日の長い時期だったらそのまま行ったであろう。
ここからの下りも長かった、トレイルで大瀧山不動尊まで下り、そこからは林道だ。そして、道路工事をやっていて下の方には「通行止め」と看板が出ていた。上から来たのだから仕方がない。
次回は、工事が終わったらここまでタクシーで来よう。そうすれば一気に尾根に登って甲州高尾山方面に行くことができる。そんなことを考えながら歩いていた。
ふと逆の方から2人組がやってきた、「工事現場は通れるか?」と聞かれ「私は通してもらった。」と話した。でも、14時ごろこの地点で今から甲州高尾山方面に向かうのは大丈夫なのだろうかとも思う。やはり、午前中に入山して午後早い時間帯に下山がいいと思うのだが。
そして、アスファルトでの一気下りで膝と脹脛、腰に負担がかかっている事も感じている。結構スローペースになりながら勝沼の街中を進んだ。
甲州市では、次の日が市議会議員選挙のようだ。たくさんの選挙カーが走っていた。ハイカーの私にも手を振る候補者やウグイス嬢も結構いた。まあ、私は選挙権はないんですがね。
ようやく駅でGPSを切った。結構なハイカーが電車を待っていた。皆さんどこに行ってきた人たちだろうか、結構気になる。
塩山駅で車を回収し、次の日の登山口に近い道の駅に向かうが次の日の登山は無理だろうと身体中の筋肉や骨が訴えている。
そりゃそうだ、登り1200m、下り2100m、距離24kmを6時間で歩いてきたのですから。道の駅で私は気持ちいい眠りについた。
コメント
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もう一つの懸案だった道志に行くことにしちゃいました
もし甲斐大和駅に行っていたらお会いできたかもしれませんね〜
棚横手・甲州高尾もそのうち行く予定です
晴れそうだったのと、大菩薩方面のバスももう少しで終わりだなあということで、行ってみました。
7時半過ぎの甲斐大和駅はもう、カオスでしたよ。みんな臨時バスが出るのを知っていて、電車から我先にと走ってくるのですから。電車の乗る位置などでバスの何台目かが変わるのですから、それは殺到しますよね。ぜひ、階段の位置などを確かめてから電車に乗られることをお勧めします。
尾根は紅葉も終わり、落ち葉の道+眺望がよくなっています。山歩きとしてはいい季節と思います。
aideieiでした。
私も同じ日、この辺りの(もう少し富士山より)から富士山をずーと眺めながら歩きました。
富士山きれいでしたよね。
tanamari
この日の富士山や南アルプスは良かったですねえ。まだ登っていない南アルプスの百名山5座、来年こそ登りたいという意欲が湧いてきます。
既に行ったところも懐かしいし、まだ行っていないところには意欲になりますね。
この日は、本当にいい日でした。
aideieiでした。
お久しぶりです
この辺 前からずっと 気になってた宿題です
今回 源次郎→大滝山→棚横手は つなげられるんだと
学びましたので
マネレコさせて戴きました
昆虫館から 上るのは結構あるな とおもい
平坦な 上日川からの 出発にしました
( ´艸`)
おかげさまで 長年の宿題を片付けることできました
また どこか あさかわ サン的なところで
皆さんと 情報交換&宴会したいものです
では 冬のいい山歩きを
tsui ♨
源次郎から棚横手、無事に行ってきたんですね。そして、私が諦めた甲州高尾山まで含めた尾根道一本下りですね。素晴らしいです。
このレコがtsui さんの参考になったことを嬉しく思います。
互いに少しずつ山梨百名山を進めていきましょう。
aideiei でした。
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