西峰山―丸山―蛇峠山―長根山
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,473m
- 下り
- 1,471m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹ヤブです。マネしないでください。 |
写真
感想
この4山どうしの間の情報は見たことがない。情報が無いというのはワクワクする。笹ヤブなんだろうな。夕暮れ前には畑仕事を少しでもやろうと、7.5時間の予定でのぞんだ。結果は3時間近くオーバーで、計画の甘さが露呈した。
《登り口―西峰山》1時間25分(計画は1時間)
西峰山に直登するような尾根をたどりたかったが、橋の状況などがわからないので、25000図にある道を歩いた。前半は良い道だったが、後半はややヤブっぽかった。頂上には忘れられたような展望台があり。
《西峰山―丸山》2時間7分(計画は1時間半)
西峰山から道をすすむと右手からきた林道に合流し、しばらくは稜線上の林道をすすむ。前方からガンガンガンガンと鑿岩機の音、林道工事をやっているのだろう。その現場を通るのかと思ったら、その手前から尾根上の山道をたどる。
まあまあ良い道が続いていたが、半ばより、あっという間に道が無くなり、笹ヤブに覆われることになった。今日の笹の特徴は、次の蛇峠までの区間も共通することだが、密度はあまり濃くはないこと、一方でシカが少ないのかケモノの通る跡がしばしば途切れることである。丸山に近づいた頃、笹が薄くなり人も歩くような道(細いけど)になった。三角点直前に道を見失ったが、その周辺は半坪ほど笹が刈ってあったのですぐに分かった。
《丸山―蛇峠山》3時間40分(計画は2時間・・・この差たるや!)
三角点の北西のコブは切り開かれた草原で、かつてはお宮があったと言う。いくつかの看板などがあるが、どこから登山道が登ってきているのか、どんな様子はよく見渡さなかったので分からない。
蛇峠山に向かって西に向かう。はじめは道が明らかだったが、それも束の間で先ほどのように一面の笹ヤブとなる。2度尾根を外れたものの早目に気づいたと喜んだり、ケモノ跡をたどることに集中したり、笹ヤブこぎを満喫した。なお、途中から五座小屋峠を経て千本立―遠くは茶臼山に至る尾根への分岐点は全く分からなかったので(それどころではない)、そちらを狙っている人は注意して欲しい。
さて、蛇峠山のアンテナも近づいた頃、足元の尾根が続いていない。5mくらいパックリ切れていて進めない。左右ともガケっぽい。少し戻って右のガレ地をトラバースして通過できた。ついに展望台に到着。三角点は?と思う間もなく、展望台のすぐこちらにあった。時間がとてもオーバーしているので、360度の展望をさっと眺めて足をすすめた。
《蛇峠山―長根山》1時間28分(計画は1時間半)
展望台から50歩ほどで右への尾根へ折れる。笹に覆われているが立派な踏み跡だ。ああ、これで今日の山行も誰とも会わないこと確定的だ。笹があったり無かったり、尾根の分岐が不明瞭な所もあるが、たまにプラ杭があるのでその都度正しい道程であることが確認できる。ほぼ下り一辺倒だけど疲れを感じる。さっきまでの藪こぎが大変だったということだろう。足の上がりが悪かったのか、林業用ワイヤの残骸で派手に転ぶ。そのついでに最後の休憩をとる。北向きに下るので、もう日影になるところも多い。2m以上の笹を分けていくと三角点に出た。山名表示無し、展望無し。
《長根山―下山―車まで》1時間43分(計画は1時間半)
三角点から1分もしない所から、笹尾根の中に立派な道が切り開かれていた。さあこれであとは下るだけだ。また数分で林の皆伐跡となり、南アルプスとその前景に亀沢山―八尺山あたりの下條山脈を見ながらの下山となった。里からは自転車で下りるつもりだったが、前夜パンクしていることが発覚して持ってこれなかったので車道を1時間ほど歩いた。
これほどの笹ヤブとは思っていなかったので、時間はオーバーするし、たいへんな思いをした。こういうことを予想して計画にも幅を持たせておくと、もっと気楽だったと思う。いや〜今日は良くやった〜と満足いたしました。
コメント
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お疲れ様でした。
こんな大快晴の日に薮山とは物好きですね!
と言いたい所ですが、ちゃんと蛇峠からの展望も楽しめたようで。
やはり蛇峠山近くは切れ落ちていましたか。
西の国道から通勤の度に眺めて心配してました。
行くときはロープ持って行きます
あ、私は五座小屋峠から境界線を辿る予定
いつも樹林帯で展望が無いので、ゆっくり眺める習慣が無いというか・・・・照れちゃうのかナ ・・・・それほど見ていませんでした。
いつも時間に追われるように歩いているのは、ちょっと改めたいと思います。
yama-takeさんらしい藪weyでしたね
しかし・・『シカの踏み跡があるので苦労しない』『プラ杭が多く、安心して進める』
大変さを伝えるより、容易さを伝えている写真のコメントほうに
道なき藪山のハードルの高さが、思わず散りばめられていますね
でも前述コメント『照れちゃうのかナ・・・・ 』何に対してっ!?
マウンテンバイクでも使ってない!?・・・
って思うような距離・・ましてヤブ掻き分けながらのの・・・
いつもながらどんな?歩き方してるのだろう??と
首かしげながら見てます。
写真もバッチリ撮ってるし・・・最後から3枚目の写真、いいですね・・・
あの辺りも、もう雪の季節に突入なのですね・・・
そんなに早くないですよ。地味に10時間とか12時間歩いているだけ あまり休まないのとメシ食うのも早いくらい。日帰りの荷物は無いのと同じだし
そう言えばletsさんのお住まい・・・・・なかなか素敵な所ですね
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