御池岳から茶屋川を杠葉尾まで
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- GPS
- 09:28
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 1,027m
- 下り
- 1,224m
コースタイム
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 3:58
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 5:23
天候 | 両日晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
ファイル |
(更新時刻:2021/11/16 05:26)
|
写真
装備
個人装備 |
地下足袋+脚絆
焚き火セット
ノコギリ
弁当
水筒
軍手
ラテルネ
地図磁石
防寒具
雨具
寝袋+カバー
マット
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---|---|
共同装備 |
ツエルト
鍋
|
感想
昨年の今頃霊仙山から藤原岳まで歩いたとき、とても気に入った茶屋川源流部にもう一回泊まりに行った。杣人の痕跡、落ち葉のラッセル、緩やかな谷、石灰岩の清水、苔の森、ほのかな紅葉、喧騒無き渓谷を満喫した。
谷には小さな滝と大きな滝が一つずつ。水は泊まり場にのみあり。ここは三本杉の下に炭焼きの窯跡があり、自動車道のない時代は人々が通ったのだろうと思う。茶屋谷は古い地図には登山路も描かれたようだが、今はなにもない。
茨川という集落は昭和40年、林道が通じた直後に廃村になったという。ここは治田(はった)峠への東西横断路の渡渉点という理由で集落ができたのだと思う。多分茶屋川の下流からではなく、尾根超えのオアシスだったのではないか。特に集落を作るのに最適な地形というわけではないから、多分それが立地の理由だろうと推測する。八幡工業高校と名古屋大学ワンゲルの山岳部室の看板のある古民家が二軒と、お宮がある。河原の鳥居も立っている。
静かな廃村跡を想像して降りて来たら、ここまで伸びて来ている林道を使って車が何台も横付けしてあって、オートキャンプの人たちでわんさかだった。ここから杠葉尾までの林道も内燃機関のオートモービルがたくさん行ったり来たりしていた。林道はなかなかのんきに歩ける良い道だった。側壁もそれほど険しくないから、あまり土砂崩れもなく、通行止めも無いのだろう。
杠葉尾まで歩行軌跡がつながり、ヤマレコの赤線が鈴鹿山脈でズババッとつながった。お見事なり。20年ほど前、雨乞岳から神崎川を下って杠葉尾(ゆずりお)に下山して近江八幡行きの路線バスに乗った時は、石榑トンネル(2011年開通とのこと)もなく、杠葉尾は静かな最終集落だった。そういえば道路工事をドカドカしていたなあ。
2020年
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2755498.html
2000年
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-21268.html
昨年の山行で伸ばせなかった御在所までの赤線を、我々共に赤線あった神崎川にジョイントして伸ばすべく、今回の繋ぎ山行をしてきた。ゆっくり出で国道から登り始め、のんびりと二度目の鈴鹿最高峰に立った。昨秋、好印象を残した泊地に下降して、一日目を終えた。
明けて引き続き下降した茶屋川源頭真ノ沢は、石灰岩地特有の沢らしく伏流が続き、地図上に破線が引かれているように沢がそもそも自然の道だったことを伝える。周辺の落葉広葉樹の疎林に、晩秋の弱い光が降り注ぐ中、我々は無言で下降を繰り返した。三筋滝の上手に少々注意の要る高巻きがあったが、三筋滝の右岸にはロープが設置してあり無難に下降できた。滝らしい滝はこれらのみ、後は平流へと転じて気持ちの浮き立つような河原歩きが続いた。鮮やかな楓を両岸にチラホラ見遣り、何とか足を濡らすことなく茨木の旧集落まで。ピカピカのRV車と大きなテントを横付けしたキャンパー連を見るに至って旅の終わりを知らされた。あとは、米山さんの講釈を受けつつ8劼領啼擦鬟離鵐咼蠅伐爾辰拭0貉、桂が香った。最後の神崎橋までの繋ぎ国道を走ってみたが、やはり私には走るのは向いていないようだ。
米山さんをもう一つの三岐鉄道路線である北勢線終点「阿下喜駅」に見送った。山の紅葉黄葉も良かったが帰途、偶々見掛けたその車体の黄色が里山に映えていた。月と岐阜城の写真を収めて、帰宅した。帰宅後に下痢したが何故だろう?
柏原駅から御在所岳、そして柘植駅から奈良は東大寺まで引いてある赤戦を、また繋ぎに行きたい。
コメント
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憩い・・・被写体が?腕が?両方いいね!なんなのか?二人だけの世界観があるんでしょうね^^
役者の顔の年輪がいいですね
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