野手上山〜新田川〜比曽渓流周回(福島県飯館村)

2021年11月20日(土) [日帰り]

• GPS: 05:54
• 距離: 11.8km
• 登り: 779m
• 下り: 765m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:14
• 合計: 5:55

距離 11.8km 登り 779m 下り 781m

8:32 スタート地点
9:15 9:19 黄金山大神
9:50 10:00 野手上山
10:12 サワグルミの森・ケヤキの森分岐
10:27 新田川渓谷・サワグルミの森、シロヤシオの森分岐
12:04 新田川渓谷登山口
13:15 比曽川・新田川分岐
14:27 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

野手上山近くで道路補修工事で迂回路あり。
迂回路は細い林道、段差の大きい道を通るため車高の低い車は要注意

コース状況／危険箇所等

○新田川、比曽川コースは水害の影響で道が崩壊している所が数カ所ある
○新田川コースは渓流側が切れ落ちている、また登山道への落石も多いため足元、頭上も注意

写真

11/20 8:31

野手上山神社
大鳥居をくぐって登山道に入る

11/20 8:34

遊歩道案内板
今日は初めての新田川渓流コースを目指す

11/20 8:35

境内は砂利が敷かれていた
春に訪れた時は地面だったが整備されている

11/20 8:49

ツルリンドウの実
赤くツヤツヤした実に森が映ってる

11/20 9:12

しばらく続く急坂、ここが一番つらい

11/20 9:20

金華山　黄金山大神
裏には古い石碑が横たわっている

11/20 9:27

かわいい　
なんの花の綿毛だろう

11/20 9:35

枯れた風情も良いものです

11/20 9:38

綿毛が飛立とうとしてる

11/20 9:47

急坂を登り詰めると可愛い祠が出迎えてくれる

11/20 9:50

標高628メートル　野手上山山頂
野手上神社でお決まりの角度で1枚

11/20 10:03

山頂からサワグルミの森コースに下ると小枝が落ち倒木も多い。

11/20 10:08

明るい落葉の森、足元は低い笹藪

11/20 10:12

サワグルミの森、ケヤキの森分岐
左折しサワグルミの森方面へ

11/20 10:14

サワグルミの森に向う道に砂利が敷かれ整備されていた

11/20 10:21

廃屋の庭先を通る
昔お風呂だったのか

11/20 10:19

主のいない庭先にアジサイの紅葉が美しい

11/20 10:26

新田川渓谷、サワグルミの森・シロヤシオの森コース分岐
左折し新田川渓谷方面に進む

11/20 10:47

下から見上げる

11/20 10:56

アップ…きれいだな

11/20 11:08

少し進むとまた紅葉が見えて来た

11/20 11:10

落葉した森のあちこちにヤマモミジが赤色を放っている

11/20 11:17

赤色が降って来るようだ

11/20 11:33

新田川渓谷方面に下り始めるとなめこが！！！
でも誰も採らない…

11/20 11:48

シロヤシオも咲くらしい

11/20 11:50

倒木が多い

11/20 11:52

凄い巨木が倒れたあと

11/20 11:59

左側に下ると日当たりの悪い笹道になる

11/20 12:00

サワグルミの森コース分岐

11/20 12:01

右下に廃線新田川線が見えた

11/20 12:04

新田川渓谷登山口

11/20 12:06

この橋を渡る

11/20 12:06

橋の上から左側の景色

11/20 12:09

橋の上から右側の景色
水面に映る樹影が美しい

11/20 12:11

途中の道は水害により道が崩壊している

11/20 12:14

巨木が多い、この木は途中に穴が空いている

11/20 12:15

巨木の根張り
みごと！

11/20 12:16

左側斜面の僅かに残る紅葉と沢の流れが美しい

11/20 12:17

明るい斜面

11/20 12:20

流れも美しい

11/20 12:22

渓流沿いの道

11/20 12:25

穏やかだった流れが次第に姿を変えて来た

11/20 12:26

大岩の間を縫うように流れる

11/20 12:27

道には巨大な落石

11/20 12:27

岩を切り開いた道

11/20 12:29

素晴らしい

11/20 12:30

新田川渓谷は想像を超える美しさだ

11/20 12:29

岩のトンネル

11/20 12:31

トンネル内部
削った跡を見てトンネルを切り開いた方たちの苦労を偲ぶ

11/20 12:34

見通しが悪い左カーブで警笛を促す標識
廃線前の情景を想像させる

11/20 12:36

紅葉が輝く

11/20 12:43

珍しいクサギの実がこんなに実っている！

11/20 12:47

左側斜面の沢筋を見上げると、山が巨大な岩の塊で出来ていることがうかがえる

11/20 12:48

渓流側には足元注意の看板

11/20 12:52

ずーっとこんな道が続く

11/20 12:56

大木が折れて電線を押し倒している
でももう電線は使われていないので心配は要らない

11/20 13:00

車両通行止めの標識と車止めゲート
ここまで車が入れるの？？？

11/20 13:00

また橋を渡る

11/20 13:01

僅かに残る紅葉が水面に映る

11/20 13:03

右手の土手を見上げる
岩に沿うように伸びる木の根が面白い

11/20 13:04

所々斜面崩れでガードレールが押し倒されている

11/20 13:05

11/20 13:07

美しい流れだ

11/20 13:15

比曽川、新田川分岐

11/20 13:16

ここでヤマレコのルート外れ警告で道を間違えたことに気付く。分岐で右折し比曽川方面へ向かうところを真っすぐ橋を渡って新田川方面へ向かってしまった

11/20 13:20

分岐まで戻り比曽川方面へ進む

11/20 13:31

比曽川の渓流も美しい

11/20 13:32

僅かに残る緑と緑の水面も見ながら進む
長いコースだが景色が美しいので誘われるように前に進む

11/20 13:33

路肩注意って...道が崩壊し車入れませんけど！？
とツッコみたくなる看板です

11/20 13:38

右手山の斜面もすごい迫力

11/20 13:41

砂防ダムがある
この辺りは渓流との高度差が少ない

11/20 13:42

渓流の上に壊れた橋が見えた
向こう側に何かあったのだろう

11/20 13:47

キレイ

11/20 13:50

ダムの施設？

11/20 14:18

ケヤキの森コース入り口と助常林道入り口分岐に到着

11/20 14:18

風兼ダムは除染の工事中だった
震災から10年が経過してもまだ環境は戻っていないのだ。

撮影機器：

Canon EOS R Canon

感想

こみち

新田川渓谷ルートは、春に野手上山を訪れる度に気になっていた。調べてみると美しい渓谷沿いに戦前に木材の運搬に活躍した原町森林鉄道の路線中最も高規格な路線、新田川線が有ると知る。面白そうなので友人を誘って周回コースを計画した。
晩秋の野手上山は初めてだが落葉し見通しが良い森の中にヤマモミジが赤く輝き秋も楽しめる。来年は春だけでなく紅葉の残る時期にも訪れてみたい。
新田川渓谷、サワグルミの森コース分岐から渓谷方面に向かう程なく下りになり大木の森を拔けると渓流沿いの道に出る。
渓流沿いの道は予想以上の美しさだった。また廃線跡を偲びながら歩くルートは興味深く、誘われる様に前に足が進む。距離は長いがアップダウンが少ないので意外に時間はかからない。
※コースタイムは写真ばかり撮っていたので参考になりません。

飯館村公式 野手上山 遊歩道案内図
https://www.vill.iitate.fukushima.jp/uploaded/attachment/1273.pdf

また、新田川について検索すると、震災前にこの路線を最初に探索した「街道Web(管理人TUKA氏)」、起点〜助常区間を踏破した「山さ行がねが(管理人ヨッキれん氏)」、そして2016年「廃道日記(管理人MR氏)」など、廃線跡を辿った興味深い記事がある。
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新田川林道に関するレポートメモ

＜新田川廃線レポート＞https://yamaiga.com/rail/niida/main.html

＜ 街道Web ＞福島県内に残る江戸時代の街道の跡を辿り一里塚や道しるべを集めたHPhttp://kaido.the-orj.org/新田川線レポ(2005/04)http://kaido.the-orj.org/stop/nid-01.htm

＜廃道日記＞http://dtm-rt.o.oo7.jp/3.dtm/6.ObRoad-Diary/project-5/38.16Haramachi-N/16.haramachi-n01.html

＜林道日記＞
http://dtm-rt.o.oo7.jp/3.dtm/1.Rindou_File/32.nitutagawa-iitoi/rid_deta32nituta-iitoi.html