燕岳(燕山荘最終営業日)
- GPS
- 07:32
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,480m
- 下り
- 1,468m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 7:30
天候 | AMは快晴、雲量ほぼ0、PMは時々雲 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝:第2ベンチ上くらいから徐々に凍結箇所が出てきて、富士見ベンチでチェーンスパイクを履きました。夏道沿いではあるものの、そこから上はずっと雪道。燕山荘へは夏道からでも冬道からでも可能。 昼:デロデロ。第3ベンチでチェーンスパイクを外しました。その下も少し雪があったものの、凍結はほぼなし。 ハードシェルは持参したものの、気温が高かったので使用しませんでした。 靴も冬靴でしたが、ちょっとオーバースペックでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
サブザック
アイゼン
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
|
---|
感想
昨年は小屋最終営業日の翌日、小屋締めが始まった日に登り、今年は小屋最終営業日当日に登った燕岳。
昨年に登ったのが約四半世紀ぶりでしたが、それから1年で計3回も登りました。
人気のお山ですからある程度の混雑は予想していましたし、昨年の同時期よりもコロナ禍が大きく縮小していたことから、一層人が多いだろうと思っていました。
そして実際に登ってみて人々をみて、やっぱりみんなこのお山が大好きなんだなあと思いました。
それにしても、燕山荘は本当に素晴らしいところです。屋内が清潔であることはもちろん、隅々までサービスや配慮が行き届いているし、何よりスタッフの方々の接遇が素晴らしい。幾多の山小屋あれど、これほどスタッフ全員が共通して礼儀正しい山小屋は他に知りません。
「北の燕山荘、南の白根御池小屋」と並び称されましたが、双方ともその付加価値が単に良好なロケーションだけではなく、心地よく滞在するための配慮が隅々まで行き渡っている点で共通しています。
山小屋という資源や人材が限られた場所で、長い間こうした付加価値を維持し続けるために、管理者の不断の努力があったことでしょう。
一方、登山者側の観点として、「山小屋のスタンダード」が燕山荘や白根御池小屋のような場所だと考えることはなかなか厳しいと思います。「そうしてもらうことが当たり前」と思うと、様々な不平不満が出てくるものです。
けれど、あくまで街から遠く離れたお山の上にある設備ですから、街のホテルと同じ水準を求めることはそもそも無理があるのです。その中で、燕山荘とその関係者の皆さんが有形無形のものを登山者に提供し続けようとする姿勢に対し敬意を払わないわけには行きません。それを改めて感じさせてくれました。
個人的には、お山は日常世界から離れた場所であるという前提が存在していると思っています。つまり、手を伸ばせば何でも手に入るわけではありません。というよりも、自分で必要なものを考え、持参しなければなりません。積雪期になればなおさらのことです。
そのことを忘れないように心がけつつ、これからもお山を楽しんでいきたいものだと思った今回の燕岳登山でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する