七面山・富士見山・滝戸山
- GPS
- 09:21
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,760m
- 下り
- 2,719m
コースタイム
- 山行
- 12:10
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 13:25
天候 | 晴れのち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨日、身延山から下山したあと七面山表参道の登山口へ。駐車場にはウォッシュレット付きのきれいなトイレがあり、寒くもなく、快適な車中泊を過ごした。
体力も回復したので午前3時に元気に出発。ヘッドランプを頼りにひたすら階段が続く参道を登って行くが、途中には売店もあり街灯も時々光っている。登山道で街灯を見たのは高尾山以来かも? 歩きやすいので調子に乗って5時前に敬慎院に着きそうになってしまい、途中の売店で少し長めの休憩を取って時間調整した。
敬慎院には5:23に到着。まだ暗いが境内では既に朝の活動が始まっていて、修行僧の方に声をかけていただいた。邪魔にならないように挨拶だけしてすぐに先へ進む。境内が広すぎて山頂への道がよくわからなかったが、何とか「七面山山頂」と書かれた標識を発見。
ここから先は普通の登山道で安心した。昨日より強い風が吹いているのでダウンを着て登る。明るくなるとナナイタガレの向こうに富士山が見えるが、低い雲が広がっていて山頂付近だけが頭を見せている。
眠くて少しペースが落ちてしまい、三角点がある山頂標識には6:23に到着。3時間半と予想したが時間調整したことなどを考えると3時間で登れただろう。最高地点までさらに5分ほど歩くが、三角点より奥には行く人が少ないのか荒れまくっていた。標識まで戻るとちょうど明るくなって、足元が霜で真っ白になっていることがわかった。
下りはさくさく降りて、山頂からちょうど2時間で本日最初の下山。登りでは敬慎院を除いて誰にも会わなかったが、下山時には多くの登山者や修験者とすれ違った。
続いて富士見山へ。どこから登るか迷ったが、せっかく早川町まで来たのでアクセスが面倒な十谷峠から登ることにする。すれ違い困難な狭い林道を登って行くと十谷集落を通過する。白峰三山登山口の奈良田や笊ヶ岳登山口の老平もそうだが、早川町内はよくこんな所に人が住んでるなと感心する場所ばかりだ。十谷峠には南アルプスフロントトレイルの標識があった。
十谷峠から富士見山までは稜線歩きとなる。アップダウンが何度かあるが巻き道もあったりしてそんなに大変ではない。昨日の三石山のような苦労はなかった。途中の富士見山展望台には山頂標識と鳥居があるが、ここは山頂ではないので注意が必要だ。さらに20分歩いて本当の山頂へ。山梨百名山と南アルプスフロントトレイルの山頂標はこちらに建てられている。写真を撮って富士山や赤石岳を見ながら少し休憩し、行きと同じ時間をかけて今日2回目の下山。
今日登る予定だった身延山を昨日のうちに登頂してしまったので、この後は予定がない。しかしGoogle先生に聞いてみると日没前に滝戸山へ登れそうなので行ってみることにする。十谷峠から2時間半ほどかけて滝戸山登山口に行ってみると3時半。日没時刻もGoogle先生が16:37と教えてくれた。普通は往復1時間半くらい? かかるようだがまあ何とかなるだろうと登ってみる。
登山道に入るとすぐ猟師が3人、猟犬を連れて下山してきた。こちらは急いでいるので挨拶だけして去ろうと思ったら、猟犬のうちの1頭がなぜか私に付いてきてしまった。しょうがないので立ち止まって振り返り、犬を説得して飼主と一緒に下山してもらう。猟師さん達は笑っていた。本当は猟師さんとも話したかったが、今は時間が貴重なのですぐ別れて先を急ぐ。ルートは特に難しいことはないが落葉で登山道が埋めつくされており、暗くなったらわかりにくいだろうなと思った。登山口から22分で山頂。写真を撮ったらダッシュで引き返す。下山も20分ほどで、日没には10分以上の十分な余裕を持って下山できた。本当はすぐ近くの春日山にも登りたかったが、どう考えても日没には間に合わないので断念した。それでも2日間で6回の下山は自己新記録だろうと思う。さすがに疲れたので、ガラガラの上九の湯で体を休めてから帰宅した。
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