奥武蔵から奥多摩を行く：熊倉山・酉谷山 IN白久駅 OUT東日原

2021年11月21日(日) [日帰り]

• GPS: 10:02
• 距離: 22.3km
• 登り: 2,154m
• 下り: 1,838m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:48
• 休憩: 1:09
• 合計: 9:57

6:59 スタート地点
7:54 8:02 城山コース登山口
10:10 10:10 日野NO.11
10:23 10:30 熊倉山
10:56 10:56 蝉笹山
11:06 11:11 シラカケ岩
11:30 11:31 檜岳
11:56 11:57 1452ｍピーク点
12:13 12:13 東谷演習林分岐
12:40 12:43 小黒
13:07 13:24 酉谷山
13:35 13:38 酉谷峠
13:38 13:48 酉谷山避難小屋
13:50 13:50 酉谷峠
14:08 14:08 坊主山
14:34 14:34 七跳尾根分岐
14:53 14:54 大栗山
15:00 15:00 ハナド岩
15:08 15:09 ハンギョウノ頭
15:27 15:39 一杯水避難小屋
15:59 15:59 横篶山
16:56 東日原バス停

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】秩父駅06:27→白久駅06:49　※始発
【復路】東日原バス停→奥多摩駅
��16:17→16:44　��17:22→17:49　��18:52→19:19

コース状況／危険箇所等

・ヤマレコアプリの地図を見ると、2カ所不明瞭ポイントが明記されている。その場所は確かに分かり辛かった。
��1452m手前の不明瞭ポイント：尾根をそのまま直進しそうになったが、右手側へと下るようになっていた。ピンクテープや木に行先を記載したテープが目に入り、道を間違えずに済んだ。
�⊂�黒手前の不明瞭ポイント：正面に大きな岩が出てきてそちらに気を取られるが…右手側に視線を流せばマークが付いている。マークを追って行けば、小黒まですんなり到達できた。

写真

11/21 6:55

秩父駅近くの宿で宿泊し、始発電車に乗って「白久駅」に到着。

11/21 6:59

下車したのは私達2人だけ。ここから登山口まで、1時間程歩くので気合を入れる。

11/21 7:09

駅を出て暫くすると「谷津川旅館」という宿あり。旅館一帯は、ちょうど紅葉が綺麗だった( *´艸｀)

11/21 7:10

11/21 7:53

一人だと退屈な林道歩きも、山友のお陰で楽しく歩けた＾＾

11/21 8:03

登山口に到着。車を5-6台は停められそうな、駐車スペースがあった。

11/21 8:05

展望が無さそうなコースなので（苦笑）拓けた場所でとりあえずパチリ。

11/21 8:11

初っ端から急な登り。落ち葉に足を取られそうになりながら、登った。

11/21 8:21

山頂まで標識が結構立っていたのは、心強かった。

11/21 9:12

登山口から歩き始めて約1時間。思い返すとこの辺りの登りが、一番きつかったような…(*´Д｀)

11/21 9:29

振り返ってパチリ。登る際にも落ち葉で滑ったので、下る時にはどうなるのだろう…と思った次第。

11/21 9:59

静かな山だが、よく見るとテープも多い登山道だった。

11/21 10:10

城山コースと日野コースとの分岐地点。あと少しで熊倉山山頂なのだろうが…足が止まってたね（苦笑）

11/21 10:16

熊倉山に到着！大きな岩があり、ここで休憩。

11/21 10:32

山頂標識の奥には、祠があった。無事に山行を終える事を祈念し出発。

11/21 10:33

酉谷山へと続く道には「この先道迷い遭難が発生！自粛してください」の注意書きが。緊張しながら前進。

11/21 10:39

蝉笹山直前も、登らされた( ゜Д゜)

11/21 10:56

蝉笹山

11/21 11:05

蝉笹山から10分程すると「シラカケ岩」という好展望地に至る。

11/21 11:04

景色が良さそうな場所だったが…頑張ってこの程度の写真しか撮れなかった（涙）

11/21 11:05

これから向かう方角に向かってパチリ。先は長い。

11/21 11:22

シラカケ岩を後にしてから、登りが少なくなり山友と喜び合うw

11/21 11:28

見事な程に左手側は針葉樹、右手側は広葉樹に別れている。

11/21 11:31

檜岳に到着。参考にさせていただいたレコに「檜岳で少し迷う」とあったので、注意して歩く。

11/21 11:34

その方が「原則は左に杉林、右に広葉樹林」とアドバイスして下さったので、これを守って突き進んだ。テープも後押ししてくれて、心強かった。

11/24 18:00

檜岳から20分程歩くと、不明瞭ポイント（地図？マーク部分）に到達。

11/21 11:53

右手側にあった木に「酉谷山」と書かれたテープが貼ってあることに気が付く。

11/21 11:53

テープを追い、GPSで確認しながら突き進む。

11/21 12:24

写真を撮り忘れたが…トラロープが出てきて、目の前に大きな岩が出現し「小黒」に近づいた事を知る。

11/21 12:34

小黒手前が迷いやすいと地図にもあったが、岩を正面に見て右側を意識するとテープが適宜あった。それを追えば、問題なく通過できる。

11/21 12:44

「小黒」に到着。この標識の文字は、彫刻刀で彫られたものだった。

11/21 12:44

小黒を通過すると、苔が目に付いたような気がした。

11/21 12:58

11/21 13:09

そしてようやく、酉谷山に到着！ガスガスで何も見えなかったが、かなりの達成感( *´艸｀)

11/21 13:38

酉谷避難小屋に立ち寄る。

11/21 13:49

噂には聞いていたが、驚く程に華麗だった！

11/21 13:53

長沢背稜を行く。

11/21 14:03

振り返りパチリ。落ち葉で滑りそうで、注意して歩いた。

11/21 15:09

ガスが出てきて、殆ど写真を撮ることもなく黙々と歩き続けた。暗くなる前に東日原に着けるか・・・。

11/21 15:29

一杯水避難小屋まで来た。ここからは歩いたことがある道。

11/21 15:58

ヨコスズ尾根は前回歩いた時にかなり歩き易かったので、ちょっと早足で下山。

11/21 16:25

途中で小雨が降り始めるも、木々のお陰で雨具を出さすに歩き通すことができた。

11/21 16:42

標高が下がると紅葉が綺麗だったが…暗くて手ブレ起こしてる(^^;)

11/21 16:59

登りでヘッドランプ使うことはあっても、下りで使うのは初めてだねぇーと言いながら、無事に東日原に到着することができた。

撮影機器：

EOS 70D CANON

感想

よしゑ

今年の春、蕨山で見たアカヤシオとイワウチハに魅了された。特にイワウチハ。可憐で可愛い！来年はもっと違う場所で見てみたいと、早速色々なレコを見ていたら「熊倉山」がヒットした。全くノーマークの山。聞いたこともない。
皆さんよく知ってるなぁ〜と思いながらレコを読み進めていたら、熊倉山から東日原へと縦走している方のレコに辿り着いた。

ちょっと長い。歩き通せるだろうか。でも、すごく楽しそう。
これは来年春にチャレンジしてみよう！と思っていたのに、日が短いこの時期に決行することとなった。挑戦か無謀か…はてさて。

前日は名郷からウノタワ〜武甲山と縦走し、秩父駅前で前泊。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3762387.html
翌朝始発列車に乗り、白久駅からスタート。始発だから朝日と共に出発できるのかと思いきや、これが7時というのがチト残念だった（苦笑）
白久駅で下車したのは、私と山友の二人だけ。人の気配はほぼ皆無。1時間程かけて林道を頑張って歩いたが、途中で車が一台スイッと過ぎ去った。嗚呼、羨ましい(;´Д｀)

紅葉は終わり、花シーズンでもないからか、登山者は少なかった。擦れ違ったのは車で抜かされた方と、東日原から来た方の計二名だけだった。
静かで、展望もあまりないコース。一言で言うなら、地味。でも道に迷わぬよう地図やGPSを見ながら丁寧にテープを追って、延々と続く急坂を登って登って…埼玉から東京へと移動できた達成感は、なかなかだった。
「このコース楽しい！」と、山友が見せてくれた笑顔が最高の光景だったかも。

そうそう。酉谷山避難小屋をようやく訪れることができた。
2017年秋に雲取山を訪れ鴨沢へと向かっている時、一緒に下山し青梅駅まで送ってもらったこ男性がいた。その方が「酉谷山避難小屋は良いですよ。あそこへ行ってノンビリするのが今一番楽しみな時間」と熱く語って下さり…何時か行きたいと思っていた。4年かかったが、訪れることができ満足。今度は訪れるだけではなく、泊まったみたいものである。

予定では16時半頃には東日原に到着する予定だったが、バス停に到着したのは17時。30分程遅れてしまい、夫に心配させてしまったのは反省。
これは春先、アカヤシオやイワウチハ咲き乱れる時期にリベンジするしかないかな＾＾天気はイマイチだったが、楽しい登山となった。