ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3787056
全員に公開
ハイキング
比良山系

雪の武奈ヶ岳(イン谷口〜荒川)

2021年11月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:38
距離
22.6km
登り
1,629m
下り
1,626m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:58
休憩
0:40
合計
6:38
8:24
24
8:48
8:48
4
8:52
8:52
5
9:05
9:05
20
9:25
9:34
20
9:54
9:58
3
10:01
10:01
16
10:17
10:17
17
10:34
10:42
12
10:54
10:57
5
11:02
11:09
5
11:14
11:14
23
11:37
11:37
10
11:47
11:49
8
11:57
11:57
4
12:01
12:01
5
12:06
12:06
13
12:19
12:21
17
12:38
12:40
4
12:49
12:49
5
12:54
12:54
14
13:08
13:08
18
13:26
13:26
15
13:41
13:42
36
14:18
14:19
11
14:30
14:30
31
15:01
15:01
1
15:02
ゴール地点
天候 曇り予報でしたがほぼ雨と雪。時折晴れ間有り。
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
湖西線比良駅からイン谷口へ。帰りは志賀駅から湖西線。
コース状況/
危険箇所等
いよいよ雪が積もりました!ウィンターシーズンですね。
その他周辺情報 荒川ルートからだと志賀駅までの間にローソンに寄ることが可能です。
本日は曇り予報なんですが、良い予感しかしません(^^)!
本日は曇り予報なんですが、良い予感しかしません(^^)!
と思いきや北上するにつれて天候悪化。まあまあの雨になってきました。ちゃんとしたレインコートを持ってこなかったのを後悔。
と思いきや北上するにつれて天候悪化。まあまあの雨になってきました。ちゃんとしたレインコートを持ってこなかったのを後悔。
比良駅より南を眺めると、比叡山はスカッと晴れてました。思わず坂本へ移動しようかという気にになります。
比良駅より南を眺めると、比叡山はスカッと晴れてました。思わず坂本へ移動しようかという気にになります。
今から向かう山。テンション上がりません!
今から向かう山。テンション上がりません!
準備している間に突然晴れ間に。山頂、白いじゃないですか!アイゼン忘れました(^^;)!今日の装備ではやばいかも。危険を感じたら撤退することにして出発しました。
準備している間に突然晴れ間に。山頂、白いじゃないですか!アイゼン忘れました(^^;)!今日の装備ではやばいかも。危険を感じたら撤退することにして出発しました。
イン谷口の登山口到着。雨次第ではイン谷口往復ランで終わるかもと思ってたので、せっかくいいタイミングでバスが止まっていたのに走ってきました。
1
イン谷口の登山口到着。雨次第ではイン谷口往復ランで終わるかもと思ってたので、せっかくいいタイミングでバスが止まっていたのに走ってきました。
雨が降ったり日差しが出たり。紅葉もほぼ落葉しております。しばらくは川沿いに左側を登っていきます。ちなみに一か所、迂回部分がヤマレコのGPXに反映されてないところがありますが、しっかりルートを見れば大丈夫です。
雨が降ったり日差しが出たり。紅葉もほぼ落葉しております。しばらくは川沿いに左側を登っていきます。ちなみに一か所、迂回部分がヤマレコのGPXに反映されてないところがありますが、しっかりルートを見れば大丈夫です。
早くも雪に変わってきました。雪のほうが濡れずに済むのでありがたかったりもします。今日はこんなつもりじゃなかったので装備が貧相で(^^;)。
早くも雪に変わってきました。雪のほうが濡れずに済むのでありがたかったりもします。今日はこんなつもりじゃなかったので装備が貧相で(^^;)。
青ガレを登っていきます。雪が付くとルートがわかりにくいですね。実際青ガレの取りつきでミスしてしまいました。渡渉して右側へ進むんですね。
青ガレを登っていきます。雪が付くとルートがわかりにくいですね。実際青ガレの取りつきでミスしてしまいました。渡渉して右側へ進むんですね。
素敵な峠に到着。この時点でこのまま荒川に行こうか迷っていましたが、とりあえず八雲ヶ原まで行ってみることにしました。
素敵な峠に到着。この時点でこのまま荒川に行こうか迷っていましたが、とりあえず八雲ヶ原まで行ってみることにしました。
怖くて渡れませんね(^^;)。雪が付いた平地のルートはどこがどこやらわかりにくいです。リボンも枝についた雪のせいで見えにくいです。足跡は一つもありません。
2
怖くて渡れませんね(^^;)。雪が付いた平地のルートはどこがどこやらわかりにくいです。リボンも枝についた雪のせいで見えにくいです。足跡は一つもありません。
元比良スキー場のゲレンデが突然出現!なんと、八雲ヶ原を知らぬ間に突っ切っていました。
元比良スキー場のゲレンデが突然出現!なんと、八雲ヶ原を知らぬ間に突っ切っていました。
この見慣れた景色に気づかなかったとは、自分でも驚きでした。この道迷い感、しびれますね!世界に一人でいるみたいでした。この後一瞬晴れ間が出るという罠にはまり、山頂を目指してしまいます。細川越経由の予定でしたが、広谷まで行ったものの危険を感じてコバから直登に変更しました。
この見慣れた景色に気づかなかったとは、自分でも驚きでした。この道迷い感、しびれますね!世界に一人でいるみたいでした。この後一瞬晴れ間が出るという罠にはまり、山頂を目指してしまいます。細川越経由の予定でしたが、広谷まで行ったものの危険を感じてコバから直登に変更しました。
武奈ヶ岳山頂。吹雪でもちろん景色はありません。周囲を見てみましたが、足跡は見つかりませんでした。写真を撮るとすぐに下山したのですが、そのとき坊村かららしき薄くなった足跡を発見。誰かいたんだ!なんかほっとしました(^^)。
2
武奈ヶ岳山頂。吹雪でもちろん景色はありません。周囲を見てみましたが、足跡は見つかりませんでした。写真を撮るとすぐに下山したのですが、そのとき坊村かららしき薄くなった足跡を発見。誰かいたんだ!なんかほっとしました(^^)。
パノラマコース分岐ですね。トレイルはほぼ見えないので、めっちゃありがたいです。
パノラマコース分岐ですね。トレイルはほぼ見えないので、めっちゃありがたいです。
コヤマノ岳で、一瞬晴れ間が!左手に八雲ヶ原も見えます。このまま続いてほしいと願いましたが、やはり一瞬だけでした。
1
コヤマノ岳で、一瞬晴れ間が!左手に八雲ヶ原も見えます。このまま続いてほしいと願いましたが、やはり一瞬だけでした。
こういう道は歩きやすいですね。雪が降ると本当に静かになりますので、一人旅満喫できます。
こういう道は歩きやすいですね。雪が降ると本当に静かになりますので、一人旅満喫できます。
とはいえ橋は怖いです(^^;)。しかしこの橋には一人通られた跡があり、勇気をもらえました。
とはいえ橋は怖いです(^^;)。しかしこの橋には一人通られた跡があり、勇気をもらえました。
素敵な峠にリターン。ここからは荒川峠に向かいます。途中の急登、足が滑って進めなくなったので、木々の中に入り、四駆で登りました。
素敵な峠にリターン。ここからは荒川峠に向かいます。途中の急登、足が滑って進めなくなったので、木々の中に入り、四駆で登りました。
やっと荒川峠に到着。堂満岳への分岐で少し迷いましたが、そんな時はGPS。ですが、時計はなぜかコンパス不調で上下逆になるし、携帯は水没しないかとひやひやしました。
やっと荒川峠に到着。堂満岳への分岐で少し迷いましたが、そんな時はGPS。ですが、時計はなぜかコンパス不調で上下逆になるし、携帯は水没しないかとひやひやしました。
さて、ここから本日のメインでもある荒川への下山です。プレート、ここだけはと思い、雪を払いました。実は軍手なもんで、あんまり雪に触れたくないんですよね(^^;)。
1
さて、ここから本日のメインでもある荒川への下山です。プレート、ここだけはと思い、雪を払いました。実は軍手なもんで、あんまり雪に触れたくないんですよね(^^;)。
下り始めた途端、またしても一瞬琵琶湖が見えました。ありがとう!が、すぐにガスってしまいました。標高を下げると雪が雨に変わり、容赦なく染み込んでまいります。
1
下り始めた途端、またしても一瞬琵琶湖が見えました。ありがとう!が、すぐにガスってしまいました。標高を下げると雪が雨に変わり、容赦なく染み込んでまいります。
このルートは歩きにくいところはほぼなく、斜度もほぼ一定でとても良かったです。突然トレイルからロードになりました。周辺はトイレも何もありません。まずここに来るのが大変なようです。
このルートは歩きにくいところはほぼなく、斜度もほぼ一定でとても良かったです。突然トレイルからロードになりました。周辺はトイレも何もありません。まずここに来るのが大変なようです。
ロードに出てからは青空でした。いい感じに服も乾いてくれて、快適です。今日は下界はこんな感じだったのかなと想像します。
1
ロードに出てからは青空でした。いい感じに服も乾いてくれて、快適です。今日は下界はこんな感じだったのかなと想像します。
振り返って比良山。まだまだ降ってそうですね。今日山に入られた方すべてのご無事を願っております。
振り返って比良山。まだまだ降ってそうですね。今日山に入られた方すべてのご無事を願っております。
電車が来るまでホームで琵琶湖を撮影しようと登っている間に天気急変。今日は一日こんな感じだったのでしょうね。これからはウィンターシーズンですね。
電車が来るまでホームで琵琶湖を撮影しようと登っている間に天気急変。今日は一日こんな感じだったのでしょうね。これからはウィンターシーズンですね。
途中で新快速に乗り換えて帰りました。本日もありがとうございました。次回からは装備の衣替えです。
1
途中で新快速に乗り換えて帰りました。本日もありがとうございました。次回からは装備の衣替えです。

感想

青ガレを通るイン谷口から金糞峠へのルートは、迂回するようにと看板があるものの実際はメジャールートの一つであります。しかし歩いたことがなかったのでここを通ることと、荒川峠から荒川への下山をしたいというのがこのルートを計画した理由です。

さて、天気予報は曇りだったものの、比良駅に着いてみると雨。がーん。南を見ると、比叡山はスカッと晴れているじゃありませんか。しかしここまで来てしまったので、とりあえず登山中止も頭に置きつつイン谷口へ向かいます。装備が雨対策に万全ではなかったので、最悪イン谷口ピストンになってもと思い、バスを使わず歩いて向かいました。

イン谷口から小ぶり(中ぶり?)の雨の中、登山道を進みます。このルートは登りに見て川の左岸を上り続けます。女性二人の登山客を追い越す際、お互いのルートを話しました。そのうち雨は雪に。ただでさえ落ち葉でトレイルが見にくい中、雪が付くとわかりにくさが増します。青ガレの取りつきでは一度ルートを見失いました。正面左側にこれかと思うようなガレ場が2本ありますが、正解は小さな沢を渡渉した右側です。Suunto9のコンパスがバグって逆を向くので外してしまいました。ガレ場はそれなりにルートがちゃんとしているので通常ならば問題なし。しかし今日は雪のためモノクロワールド。ピンクリボンもわかりにくいです。

金糞峠に着くころにはすっかり白くなりました。北比良峠へ向かったであろう足跡が一本ありました。さて、装備の貧相さからこのまま荒川峠へ巻いて下山しようかと考えていましたが、なぜか一瞬晴れ間になり、下界が見えます。罠でしょうか。ならば八雲ヶ原まで行ってみようかと思いました。このルートも通ってみたかったんですよね。真っ白な中、木々の中を一人歩きます。雪がまた強くなりますが、何とも気持ちいいです。しかし雪が乗った木の橋を渡るのが怖いこと(^^;)。

GPSを頼りに歩いてましたが、突然見覚えのある建物が出現。あっと思うと、すでに八雲ヶ原を通過していました。振り返ると夏場に何度も見た光景が!雪のため、わからず過ぎていたとは。信じられなくて、周辺をうろうろしてみます。ついさっきカレーパンを食べたのは、勝手知ったる場所だったと知って驚き。むしろこういう開けた場所こそ危険なのかもですね。

ここから帰路に着くか迷ったその時、また一瞬晴れ間が。山の罠でしょうか、イブルキノコバへ進むことにしました。予定ルートだった広谷まで回ったものの、確か渡渉が何度かあったはず。この気温だとはまったらまずいかと思い、イブルキノコバに戻りリルート。ここから直で武奈ヶ岳に向かいます。あちこちでGPS確認してはリスクを考え直すためタイムロスしてしまいますが、体力、装備、時間、リスクを天秤にかけるのは山の醍醐味の一つですね(^^;)。

何とか無人の山頂に到着。周囲一回りしましたが足跡なし。なかなかの吹雪でしたので消えたのか、そもそも無かったのか。とりあえず写真1枚撮ってすぐ下山へ。そのとき、おそらく坊村からかと思われる足跡がうっすら見えました。この状況の中、同じく歩いた人がいたと思うと、嬉しくなりますね。

自分の足跡を辿って下山へ。イブルキノコバ方面へピストン下山するか、元の予定の中峠ルートへ向かうか迷ったとき、またしても一瞬晴れ間が(^^;)。ここまで来たら罠にはまるか。コヤマノ岳方面へ向かいます。中峠経由も初めてなのですが、結局白い中歩いただけになりました。中峠からは渡渉ポイントが多く、雪が乗るとわかりにくいですね。

金糞峠に戻ると、なんと足跡が増えてました。この足跡はこのあとどこへ向かったのでしょうか。そういえば八雲ヶ原への足跡も増えてましたね。私の足跡が役に立てば幸いです。皆さんご無事で!私は荒川峠へ向かいます。

荒川峠への最後の激登りは雪のためルート右側の木々の中を四駆で登りました。谷底になっているルートは雪が深い上、落ち葉が下に積もっていて進めません。不思議なことに登りきると、うっすら先達者の足跡があるじゃありませんか。この方はどこを通られたのでしょうか。と思っているといよいよ荒川峠。やっとスタート地点に立った気分です。そのときまたしても一瞬晴れ間が(^^)。下界が見えました!ありがとう。

荒川ルートは比良山系にありがちな急登や段差が少なく、体の負担が少なくとても歩きやすいです。そのうち雪が雨に変わり、さらに杉林が出てくると、白黒の世界が緑と赤の世界に変わります。なんということでしょう!嗅覚も目覚めました。長いけど歩きやすい道を進むと、突然ロードに合流しました。特に駐車場やトイレなどの整備はありません。なるほど、歩きやすいのにメジャーではない理由がわかりました。アクセスですね。公共交通機関もありませんし。

気が付けば晴天に。振り返るとガスってますが、ありがたいことに青空に向かってロードを進めます。おかげで服も見た目乾いてくれそうなのでありがたいです。無事志賀駅に到着。駅のホームから晴天の琵琶湖と山を撮ろうと思っていたら、また天気急変。いいタイミングでロードを進めてたんですね。これでほぼすべての登山道は行けたかな?朝は天気に気分が盛り上がりませんでしたが、終わってみればめったにないタイミングでめったに見られない景色を見られたんだと、とても満足感でいっぱいです。晴れだけじゃないんですね。またしても比良山系の山々に感謝です。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:226人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 比良山系 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら