恋の谷から烏ノ塒屋山〜竜門岳

2021年11月27日(土) [日帰り]

• GPS: 07:28
• 距離: 10.7km
• 登り: 850m
• 下り: 935m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:51
• 合計: 7:28

距離 10.7km 登り 850m 下り 935m

8:32 スタート地点
10:15 10:25 烏ノ塒屋山
13:16 13:44 竜門岳
14:52 15:05 竜門の滝
15:18 竜門岳山口登山口
16:00 ゴール地点

天候

曇り　時々晴れ　一時あられ降る
山行中、気温は7度くらい

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・道路が広くなったところに路駐
・吉野運動公園にデポしました。

写真

11/27 8:32

バス停近くのここから恋の谷に入りました。
車で入れそうですが、私が運転に自信ないので歩いて。

11/27 8:50

広い三差路。車1台くらいとめられそうです。

11/27 8:51

祠がふたつありました。

11/27 9:03

また三差路
右の林道がきれいすぎて少し悩みましたが、正解は真ん中の道でした。

11/27 9:04

左の道に行くと、斜面を上がったところに鳥居が。

11/27 9:04

鳥居をくぐると、祠がふたつ。ひとつはとても古そうな石の祠

11/27 9:15

民家が一軒。住んでる感じはないけれど、外に薪がたくさんありました。

11/27 9:17

お手製の道標がいい味だしてますね〜

11/27 9:29

林道が崩落してます。気をつけて山側を歩きました。

11/27 9:32

鉄塔が左に見えたら…

11/27 9:38

右側の急な斜面を登ります。
登り口にテープありました。

11/27 9:50

アンテナケーブルがずっと続いてます。

11/27 9:54

獣除けフェンスに沿ってぐんぐんぐんぐん登ります。

11/27 10:12

11/27 10:12

烏ノ塒屋山　に到着

11/27 10:13

ふくろうさんの山名板もあるよ。

11/27 10:13

マスプロアンテナもあるよ。

11/27 10:14

三等三角点
点名：柳
（南側の集落の名前ですね）

11/27 10:14

山頂はこんな感じ
もちろん展望はなし。
でも来たかったのよ〜

11/27 11:08

たまに黄葉があると、パッと明るくなりますね。

11/27 11:18

このへん倒木が多いです。
でも、通れるくらいには整備されててテープもあります。

11/27 11:21

ふたつめの鉄塔のところで

11/27 11:23

眺望あり！

11/27 11:26

先週歩いた鳥見山〜額井岳

11/27 11:28

額井岳と、真ん中に伊那佐山

11/27 11:29

三郎ヶ岳方面と思う

11/27 11:32

左から鳥見山〜額井岳、少し手前に伊那佐山
真ん中奥は三郎ヶ岳かな

11/27 11:32

ふもとの🍁きれいです。近くで見ると終わりかけなのかな。

11/27 11:44

673.1mのピークに四等三角点
点名：中竜門

11/27 12:13

🍁見頃は1週間ぐらい前やったのかな。
木々の向こうに変電所が見えました。

11/27 13:03

むちゃくちゃ急登
山容から予測はしてましたがしんどいー

11/27 13:09

あらら
道標が倒れてます。

11/27 13:11

ここのロープは覚えてるぞ。
山頂はもうすぐ。

11/27 13:15

風が冷たい(>_<)思ったら、あられが降ってきました。

11/27 13:16

龍門岳　到着
一等三角点
点名：竜門岳

11/27 13:17

なぜか戎長寺からの展望写真がありました。
落とし物かな

11/27 14:17

激下ります。
これ登るのはイヤやなぁ。

11/27 14:20

なんどか渡渉します。水は少ないです。

11/27 14:50

龍門寺塔跡の説明
今昔物語にも出てくる。吉野川右岸では比曽寺と並ぶ大寺だったと。

11/27 14:51

龍門寺塔の礎石

11/27 14:59

竜門の滝　上の二段
本居宣長が菅笠日記で「見たかったけれど、遠回りになって吉野の桜に間に合わない。残念だ」と書いてる滝です。

11/27 15:00

下にもう一段あるので、全部で三段の滝

11/27 15:11

なぜか突然、森林浴エリア現る。
ハンモックがいくつもかかってて奥にはベンチもありました。

11/27 15:17

登山口
バイオトイレがふたつあります。車も3台くらいとめられそう。

11/27 15:22

大きな木の横に小さな祠
昔むかし。人々の営みがあったのだなぁ。

11/27 15:28

里に出てきました。

11/27 15:33

山口神社の紅葉は見頃でした。

11/27 15:36

狛犬の尻尾がかわいい

11/27 15:40

ムクロジ。黒い実が羽根つきの羽の黒い玉に使われると、kazuminnさんから教わりました。へぇー。

11/27 15:41

山口神社から車をデポしてた吉野運動公園まで道を間違えて遠回りになったうえ、雨に降られちゃいました。

撮影機器：

arrowsM03 FUJITSU

FinePix XP90 XP91 XP95 FUJIFILM

感想

パピレオ

烏ノ塒屋山なんてへんな名前…
竜門岳と美人姉妹のように並ぶ美しい山容…
他の山からその稜線を見るたびに、歩きたいなぁ歩きたいなぁと思ってました。
車をデポしての縦走計画にkazuminnさんがおつきあいしてくれたので、やっと歩くことができました。

恋の谷は、その昔、恋に落ちた若い二人が山奥の開けた地に居をかまえたことから、その名前がついたそうです。
ロマンチック〜　だけど、今は薄暗い植林の中の林道を進むだけです。
棚田らしい跡があったり、いくつも祠があったりと、確かに人々の営みがあった痕跡があります。
烏ノ塒屋山は、あの八咫烏がねぐら(塒屋)としていたという言い伝えから名づけられたそうです。

龍門の滝は、最近雨が少なかったのか水量は多くなかったけれど、三段の美しい滝でした。本居宣長が「見たかった！」と残念がるほどですから、昔は有名だったのですね。

竜門岳の山頂ではアラレが降り、風も冷たく、祠の横で風をよけながら立ったままカップ麺をすすりました。ほんま寒かったー
でもやっと気になってた稜線を歩くことができ、大満足でした。

kazuminn528

竜門岳には何度か訪れているが…

恋の谷から行こうと提案された。
恋の谷!　なんかいい響き。
山口神社への下山も初めて。

田んぼや畑　祠も多く　集落跡を感じながら
烏の塒屋山に到着。

竜門岳山頂の祠で風を遮り食べたカップラーメンも　竜門の滝も　恋の谷の謂れといい　心に残る山歩きになりました。